【Gadget】Xperia Ray購入
◎久しぶりの更新ネタ。ドコモ携帯電話をSH-04A→Xperia Ray(SC-03C)に買い替えた。わざわざ1年落ちの端末を新品購入したのだが、値崩れしてたりポイントつけたりでなんだかんだで3万円していない。この機種に落ち着くまでにはいろいろと紆余曲折があったのだ…
◎普段iPhoneを通信+プライベート電話で使っている私にとって、ドコモの回線は仕事用回線(仕事場にはドコモの電話番号は公表している)と、東日本大震災の教訓としての回線信頼性確保(緊急地震速報含む)である。そのためiPhone購入以後は一切のパケット通信用途を封印し、パケホーダイダブル最低金額390円での運用を続けてきた。要するに「携帯する電話」への先祖帰りをさせたのだが、その用途で使うにはSH-04Aは重過ぎた。iPhoneを買った冬から春にかけては気にならなかったが、薄着になる夏場に大型端末の2台持ちはしんどい。携帯電話の重みでカーゴパンツがズリ落ちて来る位だ。
◎そこへ来て、2012年夏モデルのXperia SXの登場。かねてより「小型・シンプルデザインのワンボディ端末こそが携帯端末の理想型」と力説している私にとっては限りなく理想型に近い端末だったのだが、残念ながらSXはXi端末。3Gでの購入・契約も出来なくはないが、その場合は一切の割引を外されて正価で買わされる羽目になる。 電話としてしか使わない端末に6万円も出せるかヴォケ! ということでSXはあえなく選外。
その他SH-07Dや、古いところでP-01Dまで候補に入れたがコレといって欲しいという意欲が湧かず、結局デザインの良さと軽量さでXperia Rayを選択した、というわけだ。
◎で、Ray。そもそもスマホとしての使い勝手を全く考慮しないで、ガラケとかスマホとか関係なく「持ち歩く電話」として考えた場合、これほど良い端末も無いと思う。とにかく小さくて薄くて軽いので全く邪魔にならず、手のひらにすっぽり収まってむしろ使っていて小気味良い。あと、電池が異様に保つ。 大半の時間が待ち受けでちょこちょこ電話したり寝る前にtwitterをちょっとやったり家事の合間にネトラジを(Wi-Fiで)かけたりしている分には、3日ぐらい電池が保ってしまうw SH-04Aでも電話以外の用途を全部殺したら1週間程電池が保ったが、まさかスマホでここまで保つとは思わなかった。iPhoneだと1日かそこらで電池が尽きる事を考えると驚異的。
◎ただ一方でスマートフォンとして見た場合は不満点がいっぱいある、というか私の場合スマホのリファレンスがiPhoneなので、劣る部分ばかり目立つ。画面の小ささ故の文字入力のやりづらさ(特にqwerty配列は苦行に近い)もそうだが、最大はプロセサ及ワークRAMの少なさに起因する動作の遅さ。カメラの起動で5秒位待たされたり、SPモードの切替でウンともスンとも言わなくなるのは日常茶飯事。設定アプリが過負荷でクラッシュしたのは笑うしか無かった。
◎あとは内臓ストレージの少なさと、その割に外す事が出来ないプリインストアプリの多さも気になった。他のスマホに比べればかなりプリインストアプリの量は良心的なのだが、それでもまずやる事は絶対使わないプリインストアプリの削除祭りだ。というか削除出来るものはまだ良いが、root取らないと削除もSDカードへの移動も出来ないアプリも非常に多い、くせに初期状態で200M近くストレージを食われている。300Mしか無いのに…まだ、「Xperiaとしての独自性」を出す為のソニー関連アプリは許せるが、マクドナルドとかミクシーとかフェイスブックとか、意味が判らない。このあたりの「端末にぶち込まれた機能でユーザーの目線を誘導しようとする」国産IT機器の悪癖はいつ解消されるのだろうか。
◎総じて言うと、持ち歩く「アイテム」として考えるならiPhoneが最高峰だろうが、電話という「ツール」として考えるならiPhone以上の端末かもしれない。服を着飾ったり美味しいものを食べたりする「楽しみ」…「ハレ」の為にはiPhoneを選ぶが、日常の生活と言う「ケ」の側面で、可搬性や信頼性(回線品質や連続稼働時間)、使い勝手といった「ツールとしての要求項目」をきっちり満たしているし、それがたまたまガラケでなくスマホだったから「日常の延長で必要とするアプリも動かせる」「日常の延長に必要無い機能は省ける」という付加価値もある。そういう意味では非常に満足の行く端末である。
◎普段iPhoneを通信+プライベート電話で使っている私にとって、ドコモの回線は仕事用回線(仕事場にはドコモの電話番号は公表している)と、東日本大震災の教訓としての回線信頼性確保(緊急地震速報含む)である。そのためiPhone購入以後は一切のパケット通信用途を封印し、パケホーダイダブル最低金額390円での運用を続けてきた。要するに「携帯する電話」への先祖帰りをさせたのだが、その用途で使うにはSH-04Aは重過ぎた。iPhoneを買った冬から春にかけては気にならなかったが、薄着になる夏場に大型端末の2台持ちはしんどい。携帯電話の重みでカーゴパンツがズリ落ちて来る位だ。
◎そこへ来て、2012年夏モデルのXperia SXの登場。かねてより「小型・シンプルデザインのワンボディ端末こそが携帯端末の理想型」と力説している私にとっては限りなく理想型に近い端末だったのだが、残念ながらSXはXi端末。3Gでの購入・契約も出来なくはないが、その場合は一切の割引を外されて正価で買わされる羽目になる。 電話としてしか使わない端末に6万円も出せるかヴォケ! ということでSXはあえなく選外。
その他SH-07Dや、古いところでP-01Dまで候補に入れたがコレといって欲しいという意欲が湧かず、結局デザインの良さと軽量さでXperia Rayを選択した、というわけだ。
◎で、Ray。そもそもスマホとしての使い勝手を全く考慮しないで、ガラケとかスマホとか関係なく「持ち歩く電話」として考えた場合、これほど良い端末も無いと思う。とにかく小さくて薄くて軽いので全く邪魔にならず、手のひらにすっぽり収まってむしろ使っていて小気味良い。あと、電池が異様に保つ。 大半の時間が待ち受けでちょこちょこ電話したり寝る前にtwitterをちょっとやったり家事の合間にネトラジを(Wi-Fiで)かけたりしている分には、3日ぐらい電池が保ってしまうw SH-04Aでも電話以外の用途を全部殺したら1週間程電池が保ったが、まさかスマホでここまで保つとは思わなかった。iPhoneだと1日かそこらで電池が尽きる事を考えると驚異的。
◎ただ一方でスマートフォンとして見た場合は不満点がいっぱいある、というか私の場合スマホのリファレンスがiPhoneなので、劣る部分ばかり目立つ。画面の小ささ故の文字入力のやりづらさ(特にqwerty配列は苦行に近い)もそうだが、最大はプロセサ及ワークRAMの少なさに起因する動作の遅さ。カメラの起動で5秒位待たされたり、SPモードの切替でウンともスンとも言わなくなるのは日常茶飯事。設定アプリが過負荷でクラッシュしたのは笑うしか無かった。
◎あとは内臓ストレージの少なさと、その割に外す事が出来ないプリインストアプリの多さも気になった。他のスマホに比べればかなりプリインストアプリの量は良心的なのだが、それでもまずやる事は絶対使わないプリインストアプリの削除祭りだ。というか削除出来るものはまだ良いが、root取らないと削除もSDカードへの移動も出来ないアプリも非常に多い、くせに初期状態で200M近くストレージを食われている。300Mしか無いのに…まだ、「Xperiaとしての独自性」を出す為のソニー関連アプリは許せるが、マクドナルドとかミクシーとかフェイスブックとか、意味が判らない。このあたりの「端末にぶち込まれた機能でユーザーの目線を誘導しようとする」国産IT機器の悪癖はいつ解消されるのだろうか。
◎総じて言うと、持ち歩く「アイテム」として考えるならiPhoneが最高峰だろうが、電話という「ツール」として考えるならiPhone以上の端末かもしれない。服を着飾ったり美味しいものを食べたりする「楽しみ」…「ハレ」の為にはiPhoneを選ぶが、日常の生活と言う「ケ」の側面で、可搬性や信頼性(回線品質や連続稼働時間)、使い勝手といった「ツールとしての要求項目」をきっちり満たしているし、それがたまたまガラケでなくスマホだったから「日常の延長で必要とするアプリも動かせる」「日常の延長に必要無い機能は省ける」という付加価値もある。そういう意味では非常に満足の行く端末である。
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