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2010/06/19

【Car】RX-8再び入院

◎それは6/6のことであった。 都内某所の荷物搬送を手伝って、さあ帰宅しようかと思った矢先、エンジンをかけた所ふと見るとエンジンチェックランプが点灯。ありゃおかしいなと思いつつエンジンを再始動してみたが消えやしない。 去年の入院騒動でクラッチから後ろは全部交換されてるから、いよいよエンジンか?
兆候が無かった訳ではない。去年位から真夏の時期になってくると排気温センサの警告灯が時々点くようにはなっていた。ただ高負荷走行しない限り点灯しないし、すぐ消えるし、点検で2回ほど見てもらったが異常がないので放っておいたらこんななってしまった。

◎アイドリング安定、水温正常、アクセル反応も悪くなく、これといっておかしい感じはしないのだが、ともかく車屋にTEL。するとすぐ持って来いという。 おいおいここ都内だよ。 アンタ横浜じゃないか。 また空恐ろしい思いをしながら横羽線を走れというのか。

◎行きましたよええ。 横羽線。 まあ前回よりは気が楽だったけど、電気系統異常と言うコトで真っ先に思い浮かんだのが冷却ファンの故障(8にはタイベルという考え方が無いのでファンは独立駆動)かフライバイワイヤの信号系の故障。 特に後者はヤバい。いつでも止まれる様、周囲には少々迷惑ながら低速走行をさせて頂いた。 下道で行けばいいじゃんと思われるかも知れないが、逆に冷却ファン異常だとストップアンドゴーは危ない。低速ででも走り続けたほうが良いと判断したのだ。

◎ともかくその日は8を預けて、急遽用意していただいたビスタアルデオを代車に帰宅。 すると翌日車屋からTEL。 イグニッションコイルの故障らしい。そんなもん壊れるものなのか。 単なる変圧器じゃないか。 この時点では週内には帰ってくるとの事だった。 うん。 早くしてくれ。 何しろ借りといて文句言うのもどうかとは思うが、アルデオ、下り坂のアクセルオフでシフトが落ちるというステキ仕様のAT(※1)で、怖くて仕方が無いのだ。

◎で、いざ本日納車!! という時点になって車屋からTEL。
「あのー、申し上げにくいんですが、ナンバープレートの封印が外されてまして…」
なんだそりゃあああああ!! 何者かに盗まれたのだろうか。 間が悪い事にこの電話があったのが金曜日の夕方で、陸運局は閉まっている。 最速でも月曜夜にならないと戻って来れない。 しかしまあこの状態では公道は走れないのでともかく対応してもらうしか無い。 週末は車を使う予定があったのに…

◎そして不運はまだ続く。 今度は月曜昼過ぎに車屋からTEL。
「なんか今度はラジエータの警告灯が付いたんですけど…」
おい!! なんかだんだん展開が去年の「1ヶ月半帰ってこなかった事件」に似てきたぞ。
もうここまで来ると何者かが私の髪の毛を入手して藁人形を打ち込んでいるとしか思えないw とはいえラジエータの点検は先日定期点検でやったばっかで、LLCの水漏れは考えにくい。 ともかく原因を探ってくれと指示すると、直ぐに答えが。
「冷却水サブタンクのセンサーが死んだそうです」
まあセンサ交換で済むならいいか…と思ってたらサブタンク埋め込みでサブタンクごと交換になるそうな。 また手間がかかるなぁ…今度の修理完了予定は木曜日。 速攻でやってくれ!!

◎そして木曜日。 またどっか壊れやしないかと内心ビクビクしてたが不穏な電話は掛かってこず、結局その日の夜に8は無事帰ってきた。整備担当が言うには、8の部品交換で特に頻度が高いのが今回交換したイグニッションコイルと冷却水センサらしい。 あとはO2センサが時々出庫されるんだとか。 どれもエンジンルームの熱でやられてしまうらしい。
私の8の排気温センサに関しても、結局イグニッションの不調(2個死んでたらしい)で失火が起こり、生ガスが抜けてエキマニで燃えて排気温が高くなっていたらしい。アイドリングが安定してるしパワー抜けしてる感じが無かったのでまさか失火してるとは思わなかったが、そういうこともあるんだなぁ。

◎と言う訳で足掛け2週間ヨソの車に浮気して、やっぱり自分の車が死ぬ程乗りにくい車だと言う事を改めて実感w まあ乗りにくいっつーか、操縦特性がやたらとピーキーだってことなんだけどね。
ロータリーエンジンの実用寿命は8万kmなんて言われてるが、私の8はもうそろそろ9万kmに突入しようとしている。 とはいえ整備士が言うには8万も走った個体にしては状態が非常に良い(圧縮も殆ど抜けてない)らしく、まだまだイケるとの事。 まあ欲しい(魅力的な)車も無いし、とりあえず本気でブッ壊れるまで走り続けてもらおう。 頑張れRX-8。

(※1)おそらく、トルコンロックアップ&エンジン燃料カット時間を少しでも長く取る為にこういう仕様なんだろうが、下り坂でいきなり減速モーションに入るので怖いの何の。 追突されたら同寸念。

2009/07/18

【Car】RX=8が帰ってキタ━━(゚∀゚)━━!!

◎6月頭からの長期入院を経て、やっとRX-8が帰ってきた。
駆動系をあれこれといじくり回され、最終的にはデフの交換で直ったのだが、デフにたどり着く迄に
・ミッション
・クラッチ
・プロペラシャフト
・フロントハブ
・工藤輪ハブのオーバーホール
・ドライブシャフト
…が交換され,さらにマフラー及びミッションマウントの位置調整まで行われた。
要するに駆動系全交換である。 わあ。
それと言うのもディーラーのメカニック…と言うよりチェンジニアが無能だったから、としか言いようが無いのだが。
(最初はタイヤ交換しましょうかとか言い出したしなぁ。)

◎と言う訳で1ヶ月半ぶりの自分の車である。 何せ代車がカローラでそれにすっかり慣れてしまっていたので、キャビンは狭いわハンドルは重いわ視界は悪いわ、こんな試練みたいな車に乗っていたのかと唖然w
そいでもってミッションが交換されているのでシフトフィールが重い重い。 クラッチ交換されてるのでミートポイントも凄く遠い。
なんか別の車に乗り換えたみたいw

◎ただ地面にベターッと張り付く様な足回りと、どんな速度域でも「まっすぐ走り」、軽くモーションを起こせば「すぐに曲がる」コントロール性は、「ああ、やっぱりこの車だよ」と安堵を憶える。
カローラみたいにボケーっとしてても走れてしまう車も悪くないけど、やっぱり私は「ちゃんと走る車」がいいなぁ。

◎さて、駆動系が変わったので暫くは3000rpm縛りのナラシ運転だ… 高速が辛いんだよなぁ…

2009/07/04

【Car】チェンジニア

◎RX-8の続報…と言うか、未だに帰ってこない…
とりあえず前回からの進捗は、ミッションマウント、デフマウント、プロペラシャフト、ミッション本体(!!)まで交換しても音が消えないという状態。
ミッションの乗せ換えで大分音は小さくなったらしいがまだ鳴っている。 つまり類は駆動系全体に及んでいる可能性があるというのだ。
一応補償期間内のクレーム対応なので何を換えてもらっても構いはしないのだが、それにしても時間がかかりすぎだ。

◎修理を担当するディーラーと私は直接パイプを持たず、仲介の車屋さんを通して報告を聞いている。 勿論車屋さんも自分の信用に関わる話なので(まあ、車屋さんに罪は無いんだけど)、かなり強い調子でディーラーのメカニックと戦っているらしい。
お手数をおかけしております。
で、その話を聞く限り、ディーラーのほうもかなり手詰まりらしく、次にどの部品に当たれば良いのかが判らない状態だ、と言うので
ふと私が質問。
「ところで、音源がどこかって耳で聞いてみたんですか? 棒を当てるとかして」
「…あっ!!」

◎そうなのである。 どうやらディーラーのエンジニア共、どいつもこいつも「音源調査」をやらずに部品を変えまくっていた様なのだ。
一応職業柄製品の異音源調査等をやる私は、聴診器の代わりにドライバーの柄を耳に当て、先っぽを部品に当てながら骨伝導で音を聞いて音源を調べる(音源から遠い部品ほど、反響音がでかくなる)のだが、誰もそれをやらなかったらしい…
こんなもん、技術者の基礎の基礎だろ…
とりあえずトラブったら部品を変えまくるチェンジニア根性に、かなり辟易とさせられた。

◎実際この車屋さんも、エンジンの異音ではよくやっていたらしいのだが、今回そこには考えが回らなかったらしい。 まあ確かに駆動系部品だとちょっと躊躇するかも知れないが、ドライバーの先端と部品との摺擦音をちゃんと認識していれば、回転体だろうが何だろうがこの方法で音は聞けるのだ。
ディーラーはとにかくアタリをつけて部品発注をしようとしてたらしいので、「そんな事する前にちゃんと音源を調べろと伝えておいてくれ」と車屋に伝えて電話を切ったが、はてさて,どうなることやら…

◎そういえばついに代車の走行距離が1000kmを上回った…普通,こんなに乗らんぞ。 代車。

2009/06/19

【Car】RX-8、いまだ帰還せず

◎突然のRX-8の入院から3週間が経過したが、未だに帰ってこない。
と言うのも「エアを吹いたら直った」と聞いていたのが、実は直っておらず車屋が自分の事務所まで乗って帰る途中で音が再発し、そのまま長期入院となってしまったのだ。

◎ところが厄介な事に再現条件がかなり厳しかったらしく、ディーラーは「発生しない」の一点張り。
車屋がが業を煮やして営業・メカニック同乗で走り回ってやっと現象が再現。 ところが条件が判らない。
しまいには当てずっぽうか「タイヤ変えてみますか」と言い出す始末…
再現さえしてしまえば発生条件は判っているのに、何を言っているのかメカニック。 タイヤが原因なら印加トルクに関係ある訳なかろうが。

◎取り敢えず判っている事は
・冷間では再現せず、数km走ると再現する
・回転数に関係なく,車速に比例する
・常に発生しているが、走行中にクラッチを切ると目立ち、アクセルオフでも音が出易い
・逆にクラッチオン・ブレーキオンの状態では音が出ない。
…つまりは駆動系に駆動トルクorブレーキングによるバックトルクが加わっている限り音は出ない訳だ。

◎いろいろ考えてみたが、印加トルクにより音が変動するとなると、ギア系のバックラッシ異常か、駆動系部品のマウント異常が考えられる。 いずれもクラッチオフ時が最も無負荷になるので、その状態でどこかと回転体が当たっているとしか思えない。
その旨を車屋経由でディーラーに伝えて暫く経過した頃、車屋からTEL。

◎「ペラシャの辺りから音がしてます」
ほれみろぉ〜〜!! だから駆動系だって言ったじゃねぇか〜!! 誰だタイヤとか言った奴!!
どうやらその辺りを走り回って駆動系を暖めた上でリフターに乗せて空回ししたところ、ペラシャ近傍から音がしているというのだ。
RX-8の場合ミッションブロックからデフにかけての駆動系をサブフレームで保持する構造らしく、これらの中のマウントが経年劣化で下がり、ペラシャとのクリアランスが取れなくなっている可能性が高い、とのこと。
購入4年で経年劣化もないだろう、とも思うが、ともかく原因系が見えてきたのは大きな一歩である。

◎さて、果たしてRX-8はいつ帰ってくるのだろう。 頑張れ車屋&ディーラーの(頼りにならない)メカニック達。

2009/06/01

【Car】RX-8 入院!!

◎RX-8が突然、入院してしまった。
高速道路走行中、左リアタイヤ近傍より、エアガンで撃たれた様な「ばりばりばりばりばり!!」と言う轟音が鳴り、それ以後パワーオフorクラッチオフ時に回転体に何かが当たる様な音が鳴り始めたのだ。
ともかくも高速を下り、車屋に電話した所「今すぐ来い」との事。 夜の7時だっちゅうに…

◎行きました。 アクセルを緩めると音がするのでひたすらアクセルを踏みながら。
下り坂でギアを落とすという通常と逆の操作をしながら。
ドライブシャフトへの干渉を疑い、いつ折れるかという気の遠くなりそうな思いをしながら…
あんなに長い横羽線は、なかなか経験できまいw

◎とにかく車検がてら車を預けてその日は帰宅。
一日経って今日、車屋から連絡。
ブレーキダストか何かが詰まったらしく、エアをかけたら取れたとの事。
…まだ安心出来ないが、とりあえず大丈夫なのだろうか。
LSD壊れたとか言われたら10万円コースだもんなぁ…

2008/09/30

【Car】がんばれ日産パルサー!

◎8が定期点検(気がついたら65,000km…我ながら,よう乗るわ)とメンテナンスでドック入りし、代車に日産パルサーがやってきた。
旧日記サイトの時から時々ネタにしている代車。今回は11年前のパルサーだ。私の懇意の車屋(個人営業)はヨタ系が多いのだが珍しく日産車。 つーか日産車自体、乗るの初めてだわ。

◎しょせんは1.5リッターの車なので踏んでも走らないし、ハンドル切っても曲がらない。 代理のボロ車に期待する事も特に無いのでそれはそれで別に良いのだが、ブレーキだけはよく効く。代車でよく来るヨタ車は床ぶち抜ける程ブレーキ踏まないと止まれない(8の初期制動に慣れてると余計に…)のに対し、パルサーは普通に踏めば普通に止まる.(8よりは踏む必要あるけど)

◎ただ、今日関東地方は雨。 前車との距離が詰まり過ぎたので少し強めにブレーキ踏んだらABSが「ズゴゴゴゴ」。
Σ(;゚д゚)ええ〜?
路面濡れてるとはいえ、こんな速度域と踏み込み圧でABS効いちゃうのかよ… タイヤ丸裸だったのかなぁ。(実は見てない)
8なんか、ジムカーナに出た時に本気で踏んだ時とか山道ワインディングの時ぐらいしかABSなんて効かないのに…

◎まあ、通勤の移動手段と割り切れば、視界も広いしいい車かな。
がんばれ日産パルサー。

2007/06/25

【Car】車検

◎RX-8が購入3年経過し、車検の時期とあいなった。 ついでに総走行距離は5万km。 3年で5万か…よく乗ったなぁ。
住所変更を忘れて自動車税の払い込みが成されていない事が今更発覚するという些細(か?)なトラブルはありつつもとりあえず1週間の検査入院を経て,今日帰ってきた。

◎それにしても車検。 私はかつてMR2を1999年の6月に購入して以後、自動車保険の更新と車検がほぼ同時期に来る。(自動車保険は毎年更新だが…) RX-8も購入が6月、納車が7月なのでこのサイクルは変わらない。 それに加え今年は上記の自動車税、さらに5万kmの間一度も交換しなかったタイヤ、ついでに油脂類(ミッション、デフ、ブレーキ)も一気に更新するという大惨事になってしまい、請求金額を見て飛び上がった。 いやー、18インチのタイヤは高いとは知ってたが、10万コースとはね…

◎で、そのタイヤだが、大本はPOTENZA RE404。 それはそれで悪く無いがどちらかと言うとパフォーマンス重視のタイヤなので、そうそうブッ飛ばす走り方もしないしな、と言うことで今回はルマンLM703を選択。 コンフォート向けの静粛性重視タイヤだ。 明らかにグレードは落ちるのだが、最初は値段で「もっとグレード落とせない?」と相談した所ディーラーから「これ以下のタイヤは8に履かせられないでしょう…」ということで却下。むぅ、覚悟はしてたが維持費のかかるクルマだな。

◎で、早速ディーラーからの帰り道だが…「えっ?」という程音が静か。 RE040も新品状態ではかなり静かだったがそれ以上だ。 減ってきてロードノイズが「ゴー」という状況に慣れていた事もあって、エンジン音だけがモーターのように「ぶいーん」と響き渡るのに妙に違和感を感じてしまう程。
そして舗装状態にも依るが路面からの微振動はかなり吸収されるので、ふっとアクセルを抜いて惰性で走ると宙に浮かんでいるかの様な錯覚を覚えた。 ああー確かに新車のときこんな感じの乗り味だったなーと一人で関心。

◎さて、次の車検は2年後。 それまでこの車に乗っているのだろうか? 今の所乗り換える予定も乗り換えたい車も無いのだが。

2007/02/25

【Car】RX-8燃費記録 100プロット突破

◎RX-8の燃費記録、プロット数がついに100を超え、信頼に足るデータになった。 足掛け2年半かかったわけだ。ここでもう1度、計測条件をおさらいすると…

  • 計測は満タン法、「満タン」判断は店側任せ(誤差とする)
  • 走行距離計測はトリップメータの数値で判断
  • 低燃費を心がけた走行等は特に行わず、エアコンも基本的に入れっぱなし(オートエアコン)
  • 暖気は最低限。 アイドリングストップは状況に応じて実施(土地柄、殆どやらない)
  • 車両メンテナンスは5000km毎のオイル交換と2回に1回エレメント交換、20000km毎にプラグ交換
…とした。


◎結果は左のグラフの通り。 平均燃費8.163km/lで、メーカー公称10・15モード燃費の9.4km/lには及ばない。 しかしまぁ予測の範囲と言うか、都市郊外区域でストップ&ゴーの少ない土地で乗っていればこんなものだろう。
それよりもバラツキが結構あり、最低6.81km/l~最高9.58km/lと、±17%程度、瞬間変動では24%~-19.4%の変動を見た。



◎ロングレンジで見た際の変動は季節要因が大きく、春/秋の燃費がよく、夏/冬が悪い。 特に冬は暖気の影響が大きく、燃費が大きく落ち込む。 ロータリーはアイドリング時の燃料消費量が多いのだ。
ちなみに結婚前後で変動するかと思ったが、結果は変動1%、こりゃ誤差だな。
一方で瞬間燃費の変動に関しては、評定速度の差が大きいようで、1時間以上走りっぱなしの高速巡航等をやるとおしなべて燃費は伸びる。 あたりまえの話だが、それだけで20%程度の良化があるし、逆も真なり、だ。

◎言いたいことは明白だ。所謂燃費グッズによる「数十パーセントの燃費改善効果」など、まったくアテにならない、と言うことだ。統計的に見れば、最低でも100個程のデータが必要になる。 その中で既に20%も変動をしているのに、どうやって「燃費向上効果」を立証できるのか、燃費グッズ信望者に聞いてみたいものだ。
そもそもこのデータ取りは、ボンディングワイヤによる出力向上・燃費向上を頑なに信じている人に、嘘を暴いてあげる目的で始めたものだ。 当の本人は見てないだろうけど。
ただ、先日会社でも所謂「塗る・貼る・巻く」系の燃費グッズの効果をうれしそうに語る同僚が居て、ちょっと情けない気分になった。私の会社は製造業、私の同僚はまがりなりにも工学を学んだ技術者である。

◎技術者は理論と統計と分析によってモノゴトを証明し、数値を立案するのが仕事だ。 燃費グッズの理論的嘘は数々のサイトで既に証明されているのでここでは述べないが、理論を抜きにして統計だけ取ってもこのようなものである。
「電気的な…」とか言い出すかも知れないが、ほとんどの燃費グッズの嘘は、オームの法則とキャパシタの特性を理解してれば暴けるし、(私を含めて)メカ屋でもその程度の知識は履修し、理解してないと、仕事にならないはずだ。

◎もし本当に低燃費を心がけたければ、転がり抵抗の少ないエコ系タイヤに交換し、不必要な荷物や装備を車から降ろし、油脂類と触媒類(エアコンも)を新品に換え、エンジンオイルを低粘度にして、アクセルを踏みすぎず、ブレーキをダラダラ踏まないようにすれば良い。マニュアル車なら、エンジンブレーキ時の燃料カットを有効に使えばさらに燃費は伸びていく。
余計なボンディングワイヤを追加して総重量を増やすより先に、運転手法とメンテナンスの改善が先だろう。

2006/12/12

【Car】あれはきっと道路事情のせいだ、と思いたい風景

◎私の通勤路はかなり道が悪い。 どのぐらい悪いかと言うと、舗装路にもかかわらず轍にはまるとそこから脱出することが厳しく、8の大径+高扁平タイヤでは暴れるハンドルを押さえ込むのに精一杯というぐらいだ。 慣れたけど。
そんな土地なので、バブル期のおっさん向けヨタ車のようなフワフワ足の車は良くハネる。 あのころの車にアブゾーバはあって無いようなものだから、まぁギッコンバッタンと振り子のようにハネ回る光景をそこかしこで見かける。

◎で、今日見かけたのはセプター。 北米カムリを逆輸入した、まさにバブル一直線時期の香り漂うヨタ車だ。
これがまた、異常にハネる。 何もギャップに跳ね上げられたときだけではない。 加速、減速の度に「ギャップでも踏んだのか?」と思うほどハネる。 その撥ねっぷりは、ことあるごとに車の裏側が見える程。

◎荷重移動でのサス変異を支えられない程なので、おそらくは年式も古いしアブゾーバが抜けきっているのだと思うのだが…
さすがに私も、荷重移動でハネる車は初めて見た。
たいがいの車で酔わない自信のある私だが、アレの後席は乗りたくないな…

2006/10/16

【Car】RX-8 40,000km突破

◎RX-8の走行距離が40,000kmを突破したので定期点検に行ってきた。
オイル交換、プラグ交換、定期点検、タイヤローテーション、といったメニュー。
ロータリーのプラグは20,000kmで換えないと、それ以上はイリジウムでも保たない。 ちなみに計算すればわかるが出力軸回転回数ごとの着荷回数をカウントすると、レシプロ4気筒エンジンの80,000km走行に相当する。

◎今回はサービスキャンペーンによってトレーリング側プラグは無料交換だった。 同時にECUの書き換えが行われたが、どのような内容で買い換えられたかは不明。
ECUが書き換えられたことで、前回発生した始動直後のハンチング現象が若干見られた。 アイドリング振動も少し大きくなったようだがやはり水温が上がると再現がなくなる、 しかも期間が経つと、水温が低くてもハンチングも振動も起こさなくなる。
おそらくはECUの学習効果だろう。
サービスキャンペーンの目的自体は冷間始動を繰り返した際のカブリ対策らしいので、おそらく燃調を薄い側に持っていったのだろうとディーラーは言う。
8のECU、書き換えるたびに燃調が薄くなっていくなぁ・・・

◎プラグの現物を確認したが、前回20,000km交換時点よりもカーボンの付着が多かった。 あまり回せていない証拠だろう。
これから冬場だし、少し回し気味に走ってやるか・・・

2006/01/09

【Car】3万km点検


◎RX-8を3万km点検に出す。オイル交換も含めて5000km毎に必ず点検に出しており、今のところコンディションは「非常に良好」とのことだ。これまでトラブルらしいトラブルは起こっておらず、灰皿近辺のチリチリ音を1回修正してもらったのみである。

◎8は冬場になると始動性がかなり悪い。 3秒とは言わないが、1秒~2秒程度セルを回さないと始動しないこともしばしば。 ロータリーは冬場の始動性が悪く、始動時・暖気時の燃調がシャレにならないほど濃いので迂闊にセルを止めると速攻でカブってしまうが、幸いカブリのトラブルは発生させたことがない。
冬と言えば雪も心配だ。 去年は年末年始に雪が降ったがまだ購入して半年だったので事なきを得たが、今年は流石に降られたらチェーンが必要だろう。 スタッドレスは、高くて買えない…

◎で、今回の点検はボディコートメンテナンスも同時実施なので1日預かりとなり、代車がやってきた。 マークⅡ2.5グランデの先々代。 あののぺーっとしたボディのやつだ。 年代的には前回乗ったカリーナEDとほぼ同じ。
インパネに座るとまさに「バブルの頃の車です!!」と言った感じ。 当時のトヨタ車によくあったデジタルメータや電動パワーシートなどがついている。 クラウン目指してバリバリ働いてた(当時)団塊オヤジには感動的な車だったのかもしれない。

◎で、走り出すとまぁ一応2.5L直6という事で低速トルクはしっかりしており、出足に遅れる事はない。 アクセルワークにワンテンポ遅れて追従するのは当時のヨタ車ATの特性だろう。 まぁその他死ぬ気で踏まないと効かないブレーキや小指で回るハンドル、路面状態の全く分からないステアフィールに4輪バラバラにフヨフヨ動くサスペンション、と言うのはホントに「当時のヨタ車」と言った感じ。 要は「ちょっと鈍重になったカローラ」といった感じなのだ。
しかしEDの時に悩まされた中高速域での出足不足やフロントリフトは特に無く、ヘンな振動も無い。 まぁアッパーミドルクラスセダンで高速走行時に内装がブレたら売れないだろうが…
当時の車の設計思想やありかたについては以前にさんざん書いたのでここでは省くが、まぁ、なぁ~んにも考えないでただ乗るだけならこれほど楽な車もないだろうし、まあ室内はそこそこ広いので「ちょっと1ランク上の車」と言う雰囲気はある。

◎点検の帰りはいつも中華街で飯を食って帰るというのがパターンだ。 と言うかこんな用事でも無い限り横浜なんぞ行かない。 今回は中華街の派手な店を横目で見つつ、お気に入りの小さな店に入って扣肉麺を食し、聘珍茶寮SARIOで小龍包と鉄観音を頂く。 (,,゚д゚)ウマー。
表題の写真はSARIOへ向かう途中で撮影したもの。 ヒマな人は原寸ファイルを落としてプロパティでEXIF情報を見て見ると良い。
サムネイルで見る分には問題ないのだが、実寸で行くと悲しいぐらいブレている。
こうなるとやはり手ブレ補正が欲しい… となると昨日の話はEF-S17-85 F4-5.6 IS USMになってしまうのだろうか? 純正だし。
まぁ、ISO感度上げればよいんだけど。

◎そんな私のOptioS4・低感度ISO気合ナイトショットで比較的キレイな写真があったので公開。↓

2005/10/07

【Car】車について

◎池袋のアムラックスで新型Vitzの展示車を見る。 運転席に座って見ると、フロントエンドの位置がまったく見えない。 最近のコンパクトカーはトール&ショートボディなので、ボンネットがキツい角度で切り落とされ、運転席からの見切りの視界に入らなくなっている。 フロントウィンドウの下稜線から見切った先端がボディ先端になるようにうまく設計されているのだが、果たしてこのようなパッケージングで車両感覚をどのように掴めば良いのだろう、と少し考えたりした。

◎などと思っていたら、今度は同僚のワゴンRに乗る機会が出来た。 外部機関に試験に行くのに、機材がでかすぎてRX-8には積載出来ないからだ。 そのワゴンR、よく田舎で見かける「ヤン姉仕様」なフルエアロ+白ハンドルカバーと言う、ちょっとヨソの会社に行くには恥ずかしい仕様である。 持ち主は至って真面目な奴なのだが、嫁さんの趣味らしい。 ちなみに通称は「スーパーチョロQ」

◎で、そのワゴンRだが、やはり普段乗っているのが超神経質なRX-8なので、そこからすると全ての反応がダルに感じてしまうのは事実。 ハンドル切っても曲がらないし、アクセルも思いっきり踏まないと加速せず、少々のアクセルコントロールでは車は何の反応も示さない。 ブレーキも、ラフに踏んでも細かく踏んでも利き方は大体一定。(利きが弱いわけではなく、むしろよく利くブレーキではあるが) ただ、不思議とよく走る。 力強いとかそんなんでなくただただ「トコトコと走る」といった感覚。違和感があるのは操作感だけで、走行性能やパッケージングそのものはよく出来ていて、気楽に方の力を抜いて運転できる。

◎少なくとも、運転と言う行為が何かの「手段」であるならば、コレのほうが疲れなくて良い。 RX-8の運転感覚はまさに運転行為そのものが「目的」である人のためのものなので、運転そのものを楽しもうと思っている人には良いが、何かの目的を達する為の手段に使おうと思うと、確かに疲れるだろう。 ではコンパクトカーはどうなのか? 間違いなくこれらも「手段」のデバイスである。 近所に出かける、買い物に行く、遊びに行く…といった目的を達する為の「移動手段」であることがコンパクトカーに求められる最大の命題であり、そこには「目的」の観点からのパッケージングは不要なのだ。

2005/09/20

【Car】RX-8点検

◎RX-8の走行距離が25000kmを超え、リコール対策葉書も来たのでまとめて対応することに。
今回のリコールの内容は
・ロアアーム部品不良による破断の恐れ→部品Lotをチェックし、不良品なら交換
・ECU不具合による燃料タンク溶融→燃料タンクに熱対策追加、ECU書き換え
と言うもの。2個目はパッと見ると良く分からないが、要は高回転高負荷状態の直後にアイドリングを行った場合、アイドリング回転数が低すぎて排気流速が落ちる事で触媒が過熱し、燃料タンクに被害が及ぶというもの。

◎RX-8はスロットル・インジェクタの制御がフライバイワイヤで行われており、エンジンの負荷状態やそれまでの使用状態(特に水温と排気温)によってスロットルを細かく制御しており、今回はその不具合と言うわけで、ECUの書き換えが行われた。
が、点検が終了して店を出た途端、異変に気づいた。
通常のアイドリングは問題ないが、クラッチを抜いてアイドリングに戻す際に回転が下がりすぎ、ボゴボゴボゴと言う音と共にハンチングを起すではないか。
急いでディーラーに取って返し、再点検。
展示車のRX-8(こちらはECU書き換え未実施)があったのでそちらで再現を試みるが展示車は再現取れず。
一方こちらは水温が低いうちは再現性がある事が確認できた。

◎再度アイドリング回転数の設定をしなおしたところ症状は解消。
その後コールドスタート状態からの再現を試みているが今のところ再現症状は出ていない。
今回のECUファーム書き換えは、「高回転・高負荷状態を維持した状態」の対策という事で、全ユーザに対する発生件数比率で考えればレアケースと言い切っても差障りなさそうだが、そうはいっても安全に関わる話なので市場対応、と言った感がある。
私自身メーカに勤める身、しかもこういう品質不具合情報に携わる身分であるため、非常に複雑な思いがした。

◎関係ないが、この日は朝から免許の講習に出かけてみると講習会場が結婚式場で、講習中に上を見上げるとミラーボールが輝いていて、ちょっと頭を抱えてしまった。
東京に居たときは常に運転免許センター(わりと部屋から近かった)に足を運んでいたので、警察署での講習手続きは初めてだったが…
結婚式場で講習をやるとは夢にも思って居なかった。

2005/08/26

【Car】RX-8に思うこと

◎実兄の書記長がこの夏休み期間中、我が家に尋ねてきて、所用でRX-8に乗る機会があった。
書記長曰く、「ハンドルもアクセルも遊びが無く、操作がダイレクトに反応する車」とのことだった。
また、夏休みの少し前に知人にRX-8を貸したところ、「気がついたら140km/h出ていた」と言うコメントを頂いている。
確かにRX-8は一般の車と比較すると少々神経質なきらいが有るかも知れない。自分は欧州車に乗った事が無いので想像の粋を出ないが、おそらく「ダイレクト感のある車」と言うのは、こういう事を言うんだろう。

◎国産車(特に最近のコンパクトとかミニヴァンとか)の操作感や足まわりが基本的にダルなセッティングになっているのは、居住性を考慮してのことであると最近知った。
なるほど。
8人フル乗車のミニヴァンが発進や停止のたびに運転手を除く7人が頭をガクンと振っていたら…ハタ目には笑えるだろうが正直そんな車は嫌だ。
だからこそ逆にRX-8の運転は気を使う。
自分ひとりが乗っているだけなら何とも思わないが、やはり自分の運転操作で同乗者の頭をガクガク揺さぶってしまうのは気になるし、先ほど書いた8のダイレクトな操作性というのは、同乗者にとっては不快なものでしかないのだろう。

◎結局最近の車が車好きにとってツマラナイものであったとしても、それは市場が求めたものなのだ。
企業とて慈善事業ではなく金儲けが主体である。
どんなに優れた車でも売れなければ価値が無いのだ。(少なくとも企業の理屈においては、ね)
逆に言えば企業に把手の製品価値を決めるのは我々顧客である。
どんな自動車が優れているか、と言うのはケースバイケースで一元論で語れない部分ではあるが、流行に流されない自分にとってのBestを選択できる目を、我々顧客が身につけて行けば、世の中の車はもっと面白くなっていく。

◎そして今日もRX-8のハンドルを握り、ふとこう思うのであった。
「この車を選んで良かった」