2009/06/19

【Car】RX-8、いまだ帰還せず

突然のRX-8の入院から3週間が経過したが、未だに帰ってこない。
と言うのも「エアを吹いたら直った」と聞いていたのが、実は直っておらず車屋が自分の事務所まで乗って帰る途中で音が再発し、そのまま長期入院となってしまったのだ。

◎ところが厄介な事に再現条件がかなり厳しかったらしく、ディーラーは「発生しない」の一点張り。
車屋がが業を煮やして営業・メカニック同乗で走り回ってやっと現象が再現。 ところが条件が判らない。
しまいには当てずっぽうか「タイヤ変えてみますか」と言い出す始末…
再現さえしてしまえば発生条件は判っているのに、何を言っているのかメカニック。 タイヤが原因なら印加トルクに関係ある訳なかろうが。

◎取り敢えず判っている事は
・冷間では再現せず、数km走ると再現する
・回転数に関係なく,車速に比例する
・常に発生しているが、走行中にクラッチを切ると目立ち、アクセルオフでも音が出易い
・逆にクラッチオン・ブレーキオンの状態では音が出ない。
…つまりは駆動系に駆動トルクorブレーキングによるバックトルクが加わっている限り音は出ない訳だ。

◎いろいろ考えてみたが、印加トルクにより音が変動するとなると、ギア系のバックラッシ異常か、駆動系部品のマウント異常が考えられる。 いずれもクラッチオフ時が最も無負荷になるので、その状態でどこかと回転体が当たっているとしか思えない。
その旨を車屋経由でディーラーに伝えて暫く経過した頃、車屋からTEL。

◎「ペラシャの辺りから音がしてます」
ほれみろぉ〜〜!! だから駆動系だって言ったじゃねぇか〜!! 誰だタイヤとか言った奴!!
どうやらその辺りを走り回って駆動系を暖めた上でリフターに乗せて空回ししたところ、ペラシャ近傍から音がしているというのだ。
RX-8の場合ミッションブロックからデフにかけての駆動系をサブフレームで保持する構造らしく、これらの中のマウントが経年劣化で下がり、ペラシャとのクリアランスが取れなくなっている可能性が高い、とのこと。
購入4年で経年劣化もないだろう、とも思うが、ともかく原因系が見えてきたのは大きな一歩である。

◎さて、果たしてRX-8はいつ帰ってくるのだろう。 頑張れ車屋&ディーラーの(頼りにならない)メカニック達。

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