2006/12/30

【Diary】2006年ももうすぐ暮れる

◎今年ももうすぐ終わる。 今年は自分にとってとりあえず「忍耐」(と言うほど大げさでもないが)の1年だった。 結婚生活1年目ということもあってそれまでの自分とはまったく違った生活態様になったし、職場は余計なお世話で「新婚さん向けに」業務を減らしてくれるもんだから、フラストレーションはたまる一方。 救いは、そんな私の窮状を見かねてわざわざタコ部屋に引き抜いてくれた人がいたことと、「どうせ仕事でまともな人事考課がつかないんだから」と(一応)本気で試験対策を行い、一応結果が出たことか。 これで何とか、無事に年が越せそうである。
と言うことで、今日はこの1年間のBlogエントリを振り返りながら、自分の身の回りの2006年を整理してみたいと思う。

◎Diary…今年は何かこう個人も組織もひっくるめて「個々人のモラルの低下」を改めて考えさせられる1年だった気がする。
イイ年こいた大人が永田寿康の日本密告社会化計画の立案と自爆のようなバカ論理を振り回したり、飲酒運転で人をひき殺してみたり、秋田でわが子を殺して狂言を吐いてみたりとと「自分勝手な勝手な理屈」を世間に知らしめ、それを見て育った糞餓鬼が同級生をいじめて死に追いやる ようなことを平然とやる。
あからさまに胡散臭いソフトバンクの商売論理に「0円広告」にコロッと騙されて飛びついてみたり、経営基盤の脆弱なベンチャーに飛びついてはライブドアショック、mixiケツ毛株暴落、と、「それ見たことか」と言いたくなるような出来事も結構あった。
細かい世間的ネタ・日常ネタで印象的なのは
扁桃腺炎症で発熱39度
Inspiron大クラッシュ大会
靖国神社参拝
商業的、そして物理的ソニーボム
といったところだろうか。

◎Music Works…佳作も佳作、新曲らしい新曲は全然作ってない… と言うより、生活の中で音楽に費やせる時間や気力が稼げなくなってるので仕方が無いか。
本当は、YAMAHAがMOTIF次世代機を出してくれたら、大幅に機材の整理をやろうと思ってたのだが、出るものも出ないのでそれも手付かずである。 来年はどうかなぁ。
ちなみに一切合財全部処分!!てのも考えたが、曲こそ作らなくなったがやはり鍵盤が無いとどうにも落ち着かず、気分転換にポロポロ弾いたりしてるので、やっぱり鍵盤は要るな。

◎Sound Works…上記に書いたように今年は楽器・録音関係での私的魅力製品は無かったが、レファを見てると結構D888とか、Cubase4をググってココに来る人もいるようだ。 ほとんど話題にしてないのにね。
自分の中ではiPodの導入が大きく、これのせいで音楽鑑賞のありかたがガラッと変わってしまった。ほとんどレンタル屋も利用しなかった私が、半額セールの時を狙って10枚単位の「大人借り」をするほどになり、リビングオーディオにはDockが繋がれ、車からはカーオーディオ用CDが撤去され、iPod一辺倒の音楽生活になってしまった。

◎Computing…PC周りの話題で記憶に残るのが8月のMS06-042問題か。修正パッチのベータテストを顧客にやらせるようなふざけた市場品質プログラム、そしてそれから数ヶ月続いた「パッチを出すごとに不具合が出る」お粗末なサポート体制を見ていると、いよいよもってMSの企業姿勢にもついていけない感じはしてきた。
一方でAppleは今年は元気だった。 衝撃的なBoot Campの発表、そして待望のMacBookのデビューアップデートと、MSに嫌気のさした私の購買意欲をそそるに十分なニュースが相次いだ。 Leopardは来年3月デビューらしいので、その時期が来たら、いよいよMac環境へ乗換えか。

◎Camera…今年はじめて手を出した分野が「一眼レフデジカメ」。 予想はしていたが、やはり一眼レフとなるとその描写・表現力がコンパクトの比ではない。
レンズは結局メインの17-85mmと、モノ撮り用50mmのみだが、できれば広角がほしい。 子供が居ないから、望遠は要らないかなw
撮影練習も兼ねていろんなところに持ち出しているので、必然的にお出かけバッグがカメラバッグになっているのだが、このカメラバッグが「いかにも」な感じであんまりイケてない。 トートバッグ風のカメラバッグとかないのかな。

◎Journey…今年は旅行が多かった。 年頭の京都、旅行じゃないが蘇州の出張、夏には妻の実家の墓参り温泉旅行、秋には北海道も行ったな。
特に印象的だったのは、実は旅行じゃないが中国出張。 マクロでは工業国家を目指しつつも、ミクロな観点で文明的に先進国になり切れなかったり、国家として反日を唱えても日本(あるいはその他の外資)に擦り寄らないと生活ができない、といった「マクロ論理とミクロ論理のジレンマ」をいろんな所で垣間見ることができた。
今年あたり、バリとかそういうリゾート系に行ってみたいと思いつつ、果たしてお金があるのやら?

◎その他…Blogでいろいろ話題にしてきた中で、やっぱり今年1番のネタはこのエントリか。
キ◎ガイが1名噛み付いてきたのだが、おかげで私の中では、「最近の◎◎が腐っているのは本当のこと」が流行語になってしまった。
ちなみにこの人、

昔はアルテック612Aでミックスダウンしてました。雲泥の違いであることは本当

らしいので、是非この人が手がけた作品を教えていただきたいものである。 ここまで言い切るのなら当然この方はプロのミキシングエンジニア、しかも相当商業的成功を収めた方であり、まさか愛知県の片隅のオカルトまがいのケーブル屋の店主などではあるまい。
「あのサイト」と記するぐらいだから、関係者でも無いだろう。 たとえリモートホストから割り出される地域が、「あのサイト」の住所と同一地域であったとしても。

◎と言うわけで今年も暮れて行く。 明日は多分、妻と一緒に年越しライブで2007年をスタートさせることになるので、今年度の更新はこれで最後だろう。
来年も相変わらず、気まぐれ話題・気まぐれ更新、Web界のエアポケットのノリでやっていきますんで、どうかよろしくお願いいたします。

【Diary】大掃除

◎世間は年末、オトーさんは大掃除、という事で我が家も年末大掃除。
自他共に認める「洗剤マニア」な我が家には、ありとあらゆる場面で使う洗剤が揃っている。
掃除の基本は上から順に、洗剤片手に片っ端から磨き上げろ!!


◎…と、足掛け2日間、部屋中のほこりを落とし、1年分たまりにたまった台所の油汚れ(特に換気扇…)と格闘しまくった結果、スッキリ綺麗になったはいいが、どーにも左指の指先がピリピリする。
少しただれた感じもするので、こりゃ明日になったら指先ボロボロだろうなぁw
皆様、洗剤を使う際には手袋をしましょうw

2006/12/29

【Sound Works】ヘッドフォン

impress AV Watch:オーディオテクニカ、極細ヘッドバンド採用ヘッドフォン

◎iPodで使っているイヤフォンがだいぶ調子悪くなってきた(毎日のように使ってればね…)ので、ヘッドフォンを買おうかどうしようかかなり迷っている。 というのも、ヘッドフォンは既に私は2個持っている。
そのうち1個はフォーンプラグ専用なのでiPodには使えないが、もう1個、ATH-M30はミニフォーン対応だし、音は文句無く良い。 ただ、モニターモデルなのでケーブルが長すぎるし、「いかにも」なデザインはどこまでもアキバ民を想像させてしまう。 だめだこりゃ。

◎そうなると表題のリンクに張ったようなコンパクトヘッドフォンの登場となる。 ヘッドバンドが目立たないというのが魅力か。
手持ちのヘッドフォンは2個ともオーテクなので、期待は出来るがモデル毎の当たりはずれがでかいのもオーテクの特徴。
いろいろ考えると、結局軽量密閉型のゼンハイザーPX200とかになるのだろうか。ちょっと値は張るが…
しかしゼンハイザー、モニターヘッドフォンとしてだとかなり高嶺の華だったのが、ポータブルヘッドフォン向けとなると敷居が低く感じる。

◎ちなみにオープンエアーか密閉型か、という点についてだが、同じ値段で比較するならオープンエアーのほうが「良い音」はするのだがオープンエアーの宿命で低域不足で、また音漏れも避けられない。
密閉型は高域再生特性に劣るものの、ダンピングしづらいので低域が締まり、またエンクロージャー効果で十分な低域を出してくれる。 もともと圧縮フォーマットのポータブルオーディオプレーヤーはただでさえ低域不足の傾向があるので、密閉型のほうが期待は出来る。 しかしこのあたりも好みだろう。(音量にも拠るし…)
ちなみに表題のATH=ON3はオープンエアーだ。

2006/12/25

【Computing】Mac de WInアプリ

◎mycom PC WEBに、Mac上でのWindows関連製品のニュースが並んだ。
mycom PC Web:VMware、Intel Mac用仮想化ソフト「VMware Fusion for Mac」β版を公開

今回公開されたベータ版は、デュアルCPU環境や64ビット環境をエミュレートするほか、CD/DVDへの書き込みやUSB2.0のハイスピードモードにも対応している。Mac
OS環境と仮想マシンの間でファイルやフォルダをドラッグ&ドロップでコピーすることも可能

と、パッと聞くと随分と機能充実な感じがする。 確かにBoot Campのようにシステムの再起動をすることなくWindows環境が扱えるのは魅力だが、PCそのもののソフトウェアエミュレーションという事で、どこまで重たいものなんだろう。
「仮想化技術」は昨今よく聞くキーワードだが、イメージとしては、やっぱり重そうだなぁ。

◎そもそも、動かしたいのはアプリであって、OSでなくてもいい。 そんなことを考えているとこんな記事がある。
mycom PC Web:CrossOver Mac 6.0のリリース候補版が公開
これ、UNIX用のオープンソースWin32互換レイヤー「Wine」をベースにして、Mac OS Xに搭載されるX Window System上でWindowsアプリケーションを動かそうというもの。
過去記事を読んでいるとまだまだ実用には遠い段階のようだが、個人的には仮想化ソフトよりこっちを応援してみたくもなる。
仮想マシンを介さずにWindowsアプリケーションが動けば、まさに「うはwww夢が広がりんぐwwwww」って感じで。

2006/12/22

【Diary】空気は読めず…

◎ソフトバンクの新CMが物議をかもしているようだ。
月がでたでた月がでた:ソフトバンクのあのCMには、明らかな不快感の鍵がある

◎いじめ問題がこれだけ世の中にクローズアップされる中で、ともすれば友達コミュニティからの孤立・阻害を表現するかのようなCMを垂れ流すあたりに、ソフトバンクの「空気の読めなさ」がある。
まぁ、いじめが問題になっていなくても、コレ見て不快感を感じない人もなかなかいないだろうが、
嘘流し0円広告等、国からも同業者からも消費者からも睨まれているソフトバンク、自分たちがどのように周囲から評価されているかを客観的に考えれば、こういう広告企画は出ないし製作もしないし経営もGoを出さない。

2006/12/20

【Diary】相次ぐ訃報

◎青島幸男、岸田今日子の相次いでの訃報に続き…
ニッカンスポーツ:お笑い、カンニング中島忠幸さん死去

。・゚・(ノД`)・゚・。

もう、亀田祭りなんてどうでもよくなりました。(どうせ結果は見えてるし)

◎他人をコキ下ろすしか出来ない芸人が多い中、カンニングは好きだったんですが…残念。
相方の竹山は、事実上のピン芸人になっても「カンニング竹山」でずーっと活動していたのも印象的。
これから、どうなるんだろう。

2006/12/18

【Diary】今日の1枚 :大江千里「Avec」

◎何だかんだ言って日本のポップス界にずーっと存在し続けるシンガーソングライター、大江千里の5thアルバム。 1985年の作品。
このCDを買ったのは確か12年前、学生寮のボロ部屋で、ポータブルCDにヘッドフォンを突っ込んでひたすらコレを聴いていた記憶がある。

◎実は私は1st、2nd、4thを除く全アルバムを持っていたりするのだがw その中で1枚選べと言われたらこの1枚を選ぶ。
LPからCDの過渡期に、一斉にCD化されたため、LPイコライジングの音がそのまま入っており、今の音では考えられないようなサチュレーションしたヴォーカル、ハイの落ちた丸みのある音像がそのまま楽しめる。
一言で言えば、やっぱり80年代の音がするのだ。 例えば先日のはっぴいえんどのように、過去作品のプレセンスを蘇らせるようなリマスタリングとは無縁の、「CDである必要すらない」ぐらい素の音が入っている。

◎そして楽曲は不思議とその音像にぴったりはまる。 ジャケットがそうであるように、歌詞もメロディもサウンドも、どこかに優しさと暖かさがある。 本作と、その前の「乳房」は、それらの前後のポップで軽快な楽曲とは対極の、風景画的な浮遊感のある楽曲が多く、ただ流していても、逆に聞き入っていても、心に響くものがある。
どんな状況で聞いても楽しめる1枚だが、あえて状況を限定するなら、ちょうど今の季節の夜汽車だろうか。
恐ろしいほどハマってくれる。

【Diary】濃すぎる休日

◎そもそもなんでこんなことになったのかは良く判らないのだが、ナックN沢、k-gotoh両氏をはじめとした、ステージアクターと客の関係であり、直接的関係の無い音楽仲間であり、写真のようなイラストに感動を覚え、「華やかな大通りより退廃的な裏町がいい」と言い切ってしまうような面子ばかりが6人も集まって花やしきを襲撃すると言う大惨事な休日と相成った。

◎何が濃いってまずビジュアルからして濃い。 私も含めて、6人中4人が服装上から下まで真っ黒だ。 しかも膝丈のロングコートやらトンビやらマントやら…
あとから自分で写真を撮って、それを見返して、「こいつら絶対タダモンじゃねぇ」的な雰囲気を存分に醸し出している。
しかしてそんな集団がローラーコースターに終結し、「売れない新人アイドルの恒例行事」というお題で奇声を発して歌いながら疾走する。 怪しすぎる。

◎自分に誇りを持った偏屈が集まるとこういう大惨事になるんだぞという典型を見るような休日ではあったが
とりあえず楽しいじゃねぇかコンチクショーw
と言うわけで次回会合は利根川を越えて、楽器持参でやりますかw

【Diary】神保町の隠れ家

◎神保町「ラドリオ」

表通りから1歩踏み出した裏路地にその店はある。
その日は妻が朝から出掛け、私はすることも特に無かった。外を見れば冬の陽気が差し込み、ちょっと散歩するにはちょうど良い塩梅。

◎あの店に行こう。
行く先もする事も決めていないが、バッグにカメラを詰め込み、私の足は自然と神保町に向かう。
目的があるとするならば、この店に行くことだけだ。

◎最初に断言しておこう。
一人で行って、本も読まずにコーヒー2杯だけで1時間も過ごせる店を、私は他に知らない。
決して薄くは無いが、後味が切れるあっさりとしたブレンドコーヒーと、派手さは無いがじっくり辛い「喫茶店のカレーライス」。
これらを食みながら、ゆっくりと煙草を燻らせ、ブリキの照明を見上げながら、頭に浮かぶ様々な想いをメモに書き留める… 本当にこんな程度のことしかしていないのに、
あっというまに時間が過ぎる。
「居心地が良い」と言う言葉では形容できない空間が、この店にはあるのだ。


◎辺りを見回せば、静かに談笑する男女、本を読みふける初老の紳士、何かを一生懸命書きとめる大学講師…
店も、珈琲も、客も皆、街のどこかに置いてきた何かが、ここにはあるような気がするのだ。

◎写真の佇まいを見て、惹かれるか、引いてしまうかは人それぞれ。
しかし何か心に響くものを感じたならば、一度足を運ぶことをお勧めする。

2006/12/16

【Diary】今日、悟ったこと

◎世の中、必死な人ってのはいるもんだなぁ。

まぁ、気がつかなければそれで良し。
当事者が幸せなら、それでいいんでしょうね。

2006/12/14

【Computing】頼むから、真面目にやれ

ITmedia:Mac版Officeの脆弱性、アップデートで修正……実は「間違い」
ITmedia:Office for Macのアップデート、実はまだ未検証――人的ミスで誤って公開

◎最近影を潜めていたM$のアップデート不具合、今度はMac用アプリで発生っすかー。
これ、何が悪いんだろ。 単純にケアレスミスでアップデートを発行した社員なのか、そういった未承認パッチをやすやすとアップロードさせてしまうMSの審査・管理体制に問題があるのか、そもそも品質保証・顧客サポートそのものに問題があるのか…

【Diary】終わるときは造作も無い…

夢が砕ける瞬間

顔面強打・裂傷及び打撲により当分入院が必要と思われます。

合掌。

2006/12/12

【Car】あれはきっと道路事情のせいだ、と思いたい風景

◎私の通勤路はかなり道が悪い。 どのぐらい悪いかと言うと、舗装路にもかかわらず轍にはまるとそこから脱出することが厳しく、8の大径+高扁平タイヤでは暴れるハンドルを押さえ込むのに精一杯というぐらいだ。 慣れたけど。
そんな土地なので、バブル期のおっさん向けヨタ車のようなフワフワ足の車は良くハネる。 あのころの車にアブゾーバはあって無いようなものだから、まぁギッコンバッタンと振り子のようにハネ回る光景をそこかしこで見かける。

◎で、今日見かけたのはセプター。 北米カムリを逆輸入した、まさにバブル一直線時期の香り漂うヨタ車だ。
これがまた、異常にハネる。 何もギャップに跳ね上げられたときだけではない。 加速、減速の度に「ギャップでも踏んだのか?」と思うほどハネる。 その撥ねっぷりは、ことあるごとに車の裏側が見える程。

◎荷重移動でのサス変異を支えられない程なので、おそらくは年式も古いしアブゾーバが抜けきっているのだと思うのだが…
さすがに私も、荷重移動でハネる車は初めて見た。
たいがいの車で酔わない自信のある私だが、アレの後席は乗りたくないな…

2006/12/10

【Diary】加湿器

◎本格的な冬になり、部屋が乾燥してきた折に妻が加湿器が欲しいと言い出した。
私は部屋の空気が乾燥しているほうが良い(音響機器が多いこともあって…)ヒトなので全然気にしなかったが、乾燥は女性のお肌や健康によろしくない。 と言うことで速攻で買いに行く。

◎私にとって加湿器と言うとイオン交換水にセラミックヒーターを突っ込んで沸かすタイプしか思い浮かばなかった(同様に、除湿機と言われると冷凍機からの冷媒をコイルに流して氷結させるタイプ…)が、家庭用の加湿器には主に3タイプある。
一つ目はスチーム、これはそのまんまお湯を沸かして蒸気を放出するもので、加湿速度が速いのと基本的に蒸気なので清潔なのが利点だが消費電力がでかく、湯沸しポット同様内部の清掃も必要になる。
二つ目は超音波式で、水に超音波を加えて霧状にするもので、消費電力が小さくメンテナンスフリーだが水中の成分全てを放出するため霧の清潔度が保障できない欠点があり、特に「クリーンさ」を謡う最近の空調機の潮流には逆行している。

◎で、今回買ってきたのが3つ目の「気化式」で、簡単に言えば湿った洗濯物に扇風機を当てるようなものだ。 気化現象を利用するため加湿速度が遅いが、送風機にヒーターをセットすることで気化速度を速めるモノ(ハイブリッド方式というらしい)もある。
フィルタ(ここに水を吸い上げて気化させる)の定期交換は必要だが、水中のミネラル分はフィルタに析出するので清潔さも保たれる。

◎気化式加湿器は水蒸気の状態で水分を放出するので湯気が見えず、風も冷たい。 加湿速度が遅いとなっていたが、実際に設置してからの水の減りようを見ていると結構な効率で気化できているようだ。 1時間ほど稼動させて妻の部屋に入ってみると、なるほどそこそこの湿度が保たれていた。(職業柄、湿度には敏感なのだ)
考えても見れば、気化を利用すると言うことは周囲の温度・湿度に応じて気化速度が変わるため、「暖められた乾燥空気」が周囲にあれば、それだけ気化速度は上がるし、周囲の湿度が上がれば気化速度も落ちるので最適湿度を保ちやすい。
意外と、優れた形式なのかな、気化式。 温度が下がりやすいのが難点だが・・・

2006/12/09

【Diary】次世代ディスプレイ

ITmedia:ソニー、FEDの事業化検討へ新会社設立

>技術を切り出し(カーブアウト)、外部の資金を活用して成長するベンチャー式の形態をとった。事業化の可否の判断に基づき、ソニーは買い取り・吸収や他社との合弁設立、事業売却などを検討していく。

うーん、事業化できるかどうかの判断がつかないまま別会社を設立するってどういうこと? 遅々として開発が進まないので、親会社にリスク回避で切り出されただけのような気がするのは私だけ?
そういえCanonも、SED技術を切り出して東芝と合弁会社作って「2005年に出す!!」いうて、「コストが合わん」 と言う理由でどんどん延期した挙句、いつのまにか「高画質を売りに」 と言う方向にいきなり振って2007年末まで伸びた
次世代ディスプレイ技術はどこも欲しい(Canonは従来ディスプレイ事業に手を出しては失敗し、SONYは液晶の自主事業を断念した)が、リスクが高すぎるので別会社化、あわよくば本体に吸収、ダメなら切り捨てて本体へのダメージ無し、といったところだろうか。

◎SEDもFEDも本来はCRT技術の延長にある。 CRTは陰極からの電子ビームを画面走査させていたが、SED・FEDは画素ごとに陰極をズラッと並べて電子ビームを画面にぶつける。
CRTと同じ原理なので高画質、CRTの製造技術を応用できるので低コスト、電子走査空間が必要ないので薄型…と、経営陣にとっては耳聞こえの良い話だが、実際のところ画素分ズラッと並べた電子放出電極の特性を揃えるのは一筋縄では行かない。
この点においてSEDもFEDも苦しんでいるそうで、1歩先を行くSEDは周辺諸国への技術流出対策で特許も出せない状態らしい。

◎Canonはコストを理由に再三の発売延期をしたが、個人的にはこういうものは「どんなに高くてもいいからとにかく出す」ことがまず第1歩ではないかと思う。 まずは製品の形にして、実際に工場を動かさなければ、低コスト化は狙えない。
それに、早く製品化しないと、既存のプラズマも液晶もどんどん価格が下がっている。 こいつらは当然ながら量産効果による低価格化によるものなので、時間が経てば経つほど「新技術」と「既存技術」のコスト差が開く一方なのだ。
まぁ、良い意味でも悪い意味でも利益主義で、やるからには即事業化できなきゃ気がすまなかった当時のCanonの経営陣(今は違う)からすれば、テストヘッドとしての製品化なんて許されなかっただろうけど…

2006/12/05

【Diary】商品。

ITmedia:横綱はDS Lite、大関はmixi ─ヒット商品番付

◎まぁ年末恒例、判定基準が良くわからないこのテのランキングだが、とりあえず首をひねるのが

東前頭3:王ジャパン+ハンカチ王子 西前頭3:荒川静香

こいつら、商品だったのか…

◎それ以前に、なんでこの話題がITmediaに載るのか謎なんだけど。
そもそもITmediaの国内記事って、面白くもなんとも無い記事が多いんだけどね…

【Diary】人は何故ストレージを求める

CNN Money:Seagate CEO: I help people "watch porn"

◎ニュース先は英語なので気合で読んでほしいが、ハードディスク製造販売大手のSeagateのBill Watkins氏のインタビュー記事、見出しにあるようになかなか強烈だ。

"We're building a product that helps people buy more crap - and watch porn."

訳せば、「我々は人々より多くのガラクタ(糞)を買い集め、ポルノを見るのを手伝っている」そうだ。
まー確かに、否定できない事実ではある。

◎他にも辛辣だが、意外と核心を突いた発言が多く、なかなか楽しめる。

2006/12/04

【Column】複合機を買う

◎年賀状シーズン企画第2弾で,複合機の話.
ここ最近急速に市場が拡大している(らしい)インクジェット複合機, 値段もこなれているし,単体プリンタが「単機能機としてはありえないほど」設置面積を食うようになった。 そして何より「年賀状ぐらいしか使い道が無い」であろう単体プリンタよりは、使い出がある。
年賀状用途で使うなら、様々なネタをスキャンして組み合わせてオリジナル年賀状を作る、といった用途にも大活躍だ。

◎プリントエンジンは殆ど単機能機の使いまわしで,紙パスに起因する細かい差を除けばスピードも画質も単機能機と差はない. ということは前回同様,お買い得は4色・5色の高生産性モデルということになり,特にコピー機としての使い勝手を考慮すると,5色の大容量黒搭載機が最もお買い得ではないだろうか.
ちなみに,スキャナが上に乗ると言う構造上,メンテナンス性はあまり良くない. ウチの複合機など,スキャナをがばっと上に上げるので,なかなか重たい.

◎一方でスキャナ部は結構重要だったりする. まずスキャナの構造がCCDかCISかでだいぶ違う. CCDは解像度や画質,ダイナミックレンジの点では優れているが光路を折り曲げる構造上,横方向の読取倍率の点で不利になる. 以前ウチの複合機(CCD)で倍率測定をしてみたところ,A4で約1mm伸びていた. また強力な白色光源を要するのでウォームアップに時間が結構かかる.

◎CISは小型のPDをズラーッとラインアレイで並べた構造で,光源~原稿~センサの距離が近く,光路も折り曲げないので横方向倍率に優れるが,CCDに比べるとどうしても画質で落ちる. これはPDのダイナミックレンジもそうだが,1列のPDでRGB3色を読む為に高速でRGB各光源を明滅させるため,R,G,Bの各読取位置が1/3ドットづつズレるのだ.
出来るだけシャープに引かれた横の黒細線を読み込むと,ズレているのが判ると思う.

◎もう一つCCDとCISで大きく違うのが照明及び焦点の深さで,CIS系はちょっとでも原稿が浮くとすぐ暗くなる. 単体CISスキャナがフィルムスキャンになかなか対応できなかったのもこのためで,CISは照明や焦点距離に対する要求が非常にシビアなのだ. このため、例えば本の見開きコピーなどをやると、CISでは中央影で惨憺たる結果になったりする。
物理解像度に関してはCISもCCDもそれほど大差は無いが,正直なところCISスキャナは「モノクロ文書のコピー,あるいはFaxの送信用」ぐらい割り切らないとお勧めできない.

◎そしてコピー機能に関してだが、まず前提として「カラーコピーは絶対に色がずれる」事を認識しておく必要がある。色味もそうだし、CCDモデルなら横の倍率が、CISモデルなら縦の色がズレる。このためどうやったって原稿よりは劣化する。
…この時点で「高画質チューニングのプリントエンジン」があまり意味を成さないことが判るだろうか。 Canonの複合機の宣伝でプリントアウトした写真をうれしそうにコピーする場面があるが、わざわざ劣化版を作ってどうする? もう1枚打ち出せばいい話じゃないかw

◎そんなものを重視するよりは、カラーコピーよりはるかに多いであろうモノクロ文書コピーの生産性を考えたほうがいい。 一部のFax搭載モデルはADF(自動原稿送り装置)がついているが、これがあるだけでもコピーの生産性は随分上がる。 勿論プリントエンジンが速いに越したことは無いし、モノクロスキャンの速度が速ければなおさらだ。
ちなみにDFはスキャナとしての動作時も当然威力を発揮する。 最近の複合機はスキャンした画像をAcrobat経由しないでPDF化できるので、何かと煩雑になりやすい文書関係をPDFですっきり整理・管理するのにちょうど良い。
使おうと思えば、各種請求書や領収書など、実生活でも応用が利く。

2006/12/03

【Diary】神保町トワイライトゾーン

◎k-gotoh氏からのお誘いを受けて神田神保町界隈を散策。
と言うか、街角散策の場を神田神保町に設定するあたり、k-gotoh氏もなかなかのキワモノである。 同調する私も同類だが。

◎神保町と言えば言わずと知れた本の街であり学生街。 JR御茶ノ水駅前の界隈から靖国通りには楽器屋が並び、靖国通りの南側には古本屋街にすずらん通り、白山通りに足を運ぶと古風な建物と安価な飲食店と卑猥な書店が立ち並ぶ都心屈指の怪しいゾーン。(ちなみに、有名な「天麩羅いもや」もここにある)
しかしこの町の本筋は裏通りにこそある。 白山通り、文化会館の裏手には実に怪しい古本屋が多い。
狙い済ましたような陳列を眺めていると実に楽しい。
「現代ドイツ史を学ぶ」と書かれた書棚にはヒトラーとナチズムの解説書がズラッと並び、その下の段はレーニンやらトロツキズムの研究やら…
ヨーロッパの古代歴史コーナーにあったのは「拷問の歴史」… あぁでも、進駐軍専用列車の解説本はちょっと興味があったぞw

◎k-gotoh氏が「お勧めの店がある」と言って出向いた先はすずらん通りの裏道、おおよそ地元民でも通らないような薄暗い路地の先にある喫茶店。
これがまた、低い天井にブリキ細工のライトシェードのかかった裸電球、レンガ造りの壁に削り無垢の柱と言う何ともいえない雰囲気で、コーヒーの香りに混じって、うまそうなカレーの匂いがする(これ、重要)。
そこでブレンドコーヒーを飲みながらタバコを燻らせる… うわぁ、完璧にURCレコードの世界を地で行ってるよw
頭の中にはあの湿っぽく退廃的な音楽がグルグル回る。 静かな恍惚が意識を飛ばす…気がついたら寝そうな勢い。
何をしていたわけでも会話が弾んだわけでもない(もちろん、黙っていたわけでもない)のに気がつけば1時間近くも居座ってしまった…
何かこう、エンドルフィンに近いような物質が延々脳内から分泌されるような、そんな危険で怪しい喫茶店である。
…次行くときは、カレーを食おうw

【Diary】饂飩屋にて

◎かなり久しぶりに神保町 丸香にて昼飯を食そうと出向くと、かなりの行列。 ここってそんな大流行りしてた店だっけ?
今日は土曜の半ドンで、腹をすかせた学生も中で饂飩を食っている。
私と妻はごった返した店の中に席を確保すると、隣は近所と思しき中学生の集団だった。

◎彼らは若くて育ち盛り、饂飩3玉食うわ食うわ。
まぁ、食うのは良いのだが
左手を下ろし、右肘を張り、釜揚げ饂飩をつけ出汁に流し込んではズルズルと見事な犬食い。
まるで4歳児かそこらの食事風景を見るかのよう。 涎掛けが必要なぐらいではないかと言うぐらい。

◎一体誰がどういう教育をしたらああいう「汚い食い方」が出来るのだろうか。
学校で教えないからか? いやいや違うだろうに。
普通に家で食事をしていれば親が躾ける話である。 であれば親が相当の馬鹿か、親と一緒に食事をしていないかの
どちらかである。

◎まぁ、馬鹿も無礼も不躾も、いつの時代もあるもので、我々や我々の上の世代が例外とは思わない。
しかし、だからこそこれから親となる(であろう)我々が、後世を躾けていかなければならないのだろうが…

2006/11/28

【Diary】日常会話の落とし穴

訪問先にて。

「灰皿をどうぞ」

「すいません」

さて、ここで灰皿を下げるべきか否か?

先方は、とてもお困りになられていたことを報告しておこう。

2006/11/26

【Diary】パーキングチケット

◎都内某所に車で出かける必要が生じた。 荷物運搬をやるので、車が必要との事。
行き先に駐車場は無いが、目の前の通りがパーキングチケットになっている。
と言うわけで意気揚々と現地に行ってみると、左のような光景に出くわした。

◎これ、パーキングチケットを占領してタクシーが列を作っている。
少なくとも客待ちではない。 ここは駅でも繁華街でも無い、ただの住宅地だ。
運転手は気だるそうに昼寝を決め込んだり、携帯を眺めていたり…といった風情だ。
これのおかげでパーキングチケットは使えない。
この通りはパーキングチケットの料金未払いや違法駐車が多いのでミニパトが頻繁に走ってくるが、警察もタクシーに声をかける様子すらない。
その代わり、パーキングチケットを避け、ハザードを出して止めている車のナンバーをデジカメで撮影していた。
タクシーは運転手が居るから道路交通法としては問題が無い、と言うのが警察の言い分なのだろう。

◎この通り、後ろの車はパーキングチケットの枠内に車を止められない状態になっている。
これはまだかわいいほうで、完全に枠内にすっぽり入れているタクシーも何台かあった。
私は空き枠を探してこの通りを3週ぐらいぐるぐる回って、目的地から最も遠い枠に何とか滑り込むことが出来た。 駐車料金は、1時間300円。
ちなみに1時間後、タクシーは1mmたりとて動いた様子も無く、運転手は昼寝を続けていた。

◎そもそもパーキングチケットの存在意義って何なんだろうか。
パーキングチケットのある路肩でも、勝手に停めれば駐車違反になる。 と言うことは、駐車違反の定義からして「周囲の交通の妨げになるから」駐車禁止の指定をしているはずなのに、
お金を納めればその場所に駐車してOK…つまり金さえ払えば「周囲の交通の妨げにならない」と言うことなのだろうか。 うーん、納得いかんな。
一方で道路交通法を逆手に取るような、周囲の迷惑を考えない昼寝を決め込むタクシーと、それを全く取り締まらない(注意もしない)警察。
宅配便ですら二人一組業務を強要するような道路行政の横で、こんな光景が繰り広げられているわけだ。

◎だからといって、パーキングチケットに金を払わなくていい理由にはならないんだけどね。
駐車違反切符切られて数万円の罰金払うぐらいなら、数百円の駐車料金ぐらい、払いましょうよ。

【Diary】街で見かけたヘンなもの

◎南武線某駅にて。

【コイシロカー】

…こういうことをやる奴のセンスって、すばらしいと思うw

2006/11/23

【Computing】WMPでAACを聞く

◎最近Windows Live Messengerになり、Windows Media Playerで再生している音楽ファイルの情報を配信できるようになった。
自分のセンスをあけひろげにするのもどうなもんかとは思うが、身内ネタだと話が盛り上がる。
しかし、iPod/iTunesを使っていると音楽ライブラリはAACが増えてきて、AACが再生できないWMPにはライブラリの情報を反映できない。

◎そこで、WMPでAAC(.m4a)を再生するコーデックを紹介。
3ivx D4 ←ここの【Download】からダウンロードし、Setupを実行すればコーデックが組み込まれる。
ただし関連付けが何かヘンなことになるようなので、気になる人はWMPから関連付けをやり直そう。

◎まぁ私の場合、外部に情報発信するとき以外、デフォルトメディアプレイヤーはQuickTimeなんだけどね。

2006/11/21

【Diary】今日の1枚:キリンジ「For Beautiful Human Life」

◎キリンジ。 知人が言うには「和製スティーリー・ダン」らしいが、詳しいことは私は知らない。
しかし毎回毎回鬱陶しいジャケ写だなぁ堀込兄弟。

◎ある意味行き詰まり感のあるJ-Popsの中で、「楽曲に日本語を載せる」と言う課題に対する一つの答えがここにあると思う。
歌詞と言えども楽曲の一つの構成要素なわけで、勿論それ自体のメッセージ性や美しさというものも楽曲の評価の一つになる。 しかし彼らの日本語は、目立たず騒がず、楽曲に溶け合う「音としての日本語」としての完成度が非常に高い。「曲に歌が載っている」のではなく、「歌が曲の、音の一部を支える」と言えばいいだろうか。

◎複雑だが奇をてらわない構成、練られては居てもシンプルなサウンド、印象と耳心地を両立させたメロディライン、これらは爽やかに聞こえても何かあるだろう、あるいは「腹に一物あるだろう」と言う悪知恵的確信犯が見え隠れする。
ありきたりのJ-Popsは飽きた、でも邦楽を楽しみたい、って人にはもってこいと思われる。

2006/11/19

【Column】年賀状の季節なので

◎インクジェットプリンタのお話を。
私は職業プリンタ屋(最近まで、インクジェットからは離れていたが)なので、プリンタの購入相談をよく受ける。 (中にはSOHOやってる人からLBPの購入相談を受けたことも…)
確かに年賀状シーズンになると毎年インクジェットプリンタが売れる。逆に年賀状ぐらいしか使い道が無いだろうという感じもするが、その年賀状のためにメーカーは毎年毎年新技術を投入して、量販店には様々なモデルが並び、消費者はヘンに混乱しているのではないかと思う。

◎モデルを大まかに分類すれば4色~5色の生産性重視モデル、6色以上の画質重視モデルの二つに分類できる。
この二つ、実はプリンタハードウェアとしての差はほとんど無い。 解像度も同等だし、内部の機構はまったく同一で、インクカートリッジの配置とプリントヘッドの使い方で性能を振り分け、使い方に適応させている。 このため、画質重視モデルの「写真」を印刷しない限り、画質の差はほとんど出ないのだ。

◎画質重視モデルが生産性重視モデルに画質で勝るのは、主にシャドウ部の色空間の広さだ。
もともと画質重視モデルの補色(ライトシアン、ライトマゼンタ)はハイライト部の粒状感低減の為に追加されたものだったが、プリンタの物理解像度が上がるにつれて、今度は高彩度部の色空間の問題が出てきた。
プリンタの物理解像度を上げるとシャドウを埋めるための打ち込み量が増えるが、用紙がそれに耐え切れなくなってきたのだ。 これを補うためにCMYKの2次色を最初から補色として用意して、シャドウの打ち込み量を下げ、下がった分を色空間の拡充に使うようになった、というわけだ。

◎とはいえ粒状感は解像度の向上でそれほど問題にならなくなっているし、中間調の色再現性は画質モデルも生産性モデルも同等だ。 差が出るのはあくまで超ハイライトや超シャドウ部で、少なくとも「子供が生まれますた」の赤ん坊の顔や「結婚しますた」のウェディングドレス程度でほとんど差は出ない。 ましてラティテュードの狭いコンパクトデジカメで撮った写真なんぞ…まぁ差は出ない。
一方で生産性、これは大きな差が出る。 画質を犠牲にして双方向印字を重視する分、スピードが段違いなのだ。
この分野はキヤノンが特に力を入れていて、ヘッドのミラー配置(7色用ヘッドの両サイドにシアン、マゼンタを配置)で双方向印字時の色順変動を無くしたり、顔料黒のノズルを増やしたり、と様々なチューニングを行っている。
それでいて本体価格やランニングコストは画質モデルより低い。 一般用途なら、なかなかお買い得なモデルと言うわけだ。

◎さてそんなプリンタを買ってきたはいいが、年賀状シーズンになってほこりをかぶったプリンタを稼動させてみると…「ノズルが詰まってるぅ~!!」なんて話をしょっちゅう聞く。 エプソンはヘッドの着脱が出来ないので修理送りになるし、キヤノンもヘッドは外せるが単体売りしてないのでヘッドの入手に苦労する。 実はこれ、簡単なことでこういった悲劇を防止できるのだ。それは、
・電源を切らない
・定期的にインク残量をチェック
・なくなったインクはちゃんと交換(他の色が切れるまで放置しない)
・社外品インクは使わない
…といったところだ。

◎プリントヘッドがいかれる原因の大半は乾燥による固着で、これを防ぐためにスリープ状態でもこっそり吐出やこっそりクリーニングなどを定期的に行っている。 しかし電源が切られてはどうすることもできない。
また当然こっそりクリーニングでインクを消費するが、インクタンクが空になるとヘッドに空気が混入する(インクタンクは、大気連通用の穴が開いている。 それがないと吸引できないからね)ので、常にインクを満たしておく必要がある。
ちなみにこのこっそりモードでのインクの減りだが、満タンインクタンクでだいたい半年ぐらいは保つはずだ。
そして社外品インクだが、これはもってのほかだ。 インクなんて化学薬品なので、種々の試験を経て調合されたインクで無い限り、ハードにどんな影響を及ぼすか判らない。
この場合、どこのプリンタメーカーも修理を受け付けてくれないか、法外な修理費を取られることになる。 目先の消耗品代に囚われて「買いなおしたほうが安い」ほどの出費を迫られるよりも、少々高くても純正品買いましょうや。

2006/11/17

【Diary】PS3の値段

CNET Japan:PLAYSTATION3、1台売れるごとに数百ドルの赤字?

>ローエンドの20Gバイトモデルは製造費および原材料費として805.85ドルかかっているが、ソニーは同モデルを499ドルで販売しているので、ゲーム機だけで1台当たり306.85ドルの赤字が出ているという。

◎この805ドルと言う値段、どういう基準で算出したかが少し気になる。 単純にSONYが「購買パーツを購入して、社内生産するのに必要なコスト」 だとすると、SONY自身の1台あたりのさらに膨れることになる。
理由は簡単で、販売促進費(宣伝費)やマーケティング費は勿論のこと、流通コストや中間卸売り業者のコスト等も考慮すると、世に出る製品の「標準小売価格」 は(流通効率にもよるが)だいたい製造原価の4倍~6倍程度なのだが。
最低ラインの4倍だとしても、SONYの赤字額は1台あたり1000ドルを超える。 さすがにそれは無いと思うが…

◎記事中にもあるように確かに半導体・エレクトロニクス部品は量産効果での価格下落が凄いので、3年後には小売価格をはるかに下回る製造原価に落ち着くだろうが…
ソフトウェア売上による資金回収効果を考慮したとしても、数年後の売上台数(累計でなく月算で)で、初期投資費用を回収しきれるか、結構微妙なセンのような気がする…

2006/11/15

【Diary】景気拡大のお金はどこに行った?

日経BP:国民が「いざなぎ越え」景気を実感できない理由

>今回の景気拡大が始まった2002年1~3月期から、2006年4~6月期まで、名目GDP(年率換算)は21兆円増えた計算になる。ところが、その間、サラリーマンの所得は4兆円も減っているのだ。
 これはどういうことか。つまり、資本家はこの景気拡大期に25兆円も所得を増やしたのである。サラリーマンに分配する報酬を減らして、自分たちだけが景気拡大の甘い汁を吸っているというわけだ。
◎最初、日刊ゲンダイの記者が書いたのかと思ったら、立派な評論家先生らしく、心底あきれた。
資本家の肩を持つつもりは無いが、「25兆円も所得を増やし」て「甘い汁を吸っている」と言う論拠がどこにあるのか全く理解できない…
ちょっと調べると判るが、こんなデータがある。
経済産業省:経済産業省設備投資計画調査(全産業) グラフ ※要AdobeReader

◎特に表を見ると一目瞭然だが、平成14年度(2002年度)でほとんどの業種が設備投資費が大幅減少し、今年になってやっと大幅な拡大…と言うか「モトに戻そうとする」動きが加速してきているのがわかる。
ここを読めば一撃で理解できると思うが、一定の設備投資費の伸びは、企業が(発展的でなかったとしても)継続的に利益を出し続けるのに不可欠な要素であり、設備投資の停滞はそのまま企業活動の足踏み、取り残されの要因となる。
つまりこのデータだけ見ても、バブル景気の後遺症で続いていた設備投資の後退を、企業が必死になって取り戻そうとしているのが判ると思う。

◎企業だって馬鹿ではない。 社員を食わせるためには利益が必要で、利益を生むためには投資が必要になる。
サラリーマンの給料はどこから出ていて、その原資を生むためにどういう活動が行われているのか…
確かに今の景気拡大は消費層への影響がまだ小規模にとどまっている。 「需要と供給」の関係において、利益率を重視した高価格・高収益製品に重点を置いた「供給主導の景気拡大」である以上、末端の消費を刺激するにはまだ時間がかかるはずだ。
そういった時系列的流れを無視した、大衆係合的と言うか、ヘンに「庶民の視点」バイアスのかかった記事を読むより、過去数年分の貸借対照表(バランスシート)や経済産業省の各種統計を読んだほうが、よっぽど「景気動向」を正確に読め、予測できると思うんですけどね。

【Diary】今日の1枚:はっぴいえんど

◎今日は第3水曜日、2週に一度のTUTAYAお客様感謝デーで旧作半額。 妻の分と合わせて計9枚の大人借り。
そんな中から今日の1枚ははっぴいえんどの1st。 通称「ゆでめん」
本当はティン・パン・アレイを探してたんだけどね…さすがに置いてない。

◎一応デジタルリマスター盤なのだが、マスターの状態がよくないのかレコードから音を立ち上げてるのか、針音や音飛びまでしっかり収録されていたりする。
まぁ、レコード盤がどういう音だったか知らないし、いくらマスタリングを施しても録音時に失われたプレセンスを取り戻すことは出来ないと思うが、特にアナログ盤で失われがちな音の「隙間」の透明感は際立っている、と思う。

◎個人的には、こういった「音数も少なく、音圧も小さい」サウンドにこそ、最近のハイレート・ハイビット録音、デジタル信号処理の恩恵が高いと思う。
録音技術が向上し、その分音に込められる情報量は増えてくる中で、例えばクラシックとか映画音楽とか、もともと多くの情報量を要求する音楽の再現性が高くなるのは勿論だが、 このアルバムのように「音数も少なく、音圧も小さい」アルバムでは、ただでさえ目立つ一つ一つの「音」のプレセンスが際立ってくる。 一発録音のレコーディングブースで聞く音、それがそのまま目の前で広がるような…
新しいとか原音忠実とかそういう次元でなく、圧倒的な「説得力」を持つ、といえばいいか。

◎はっぴいえんど自体、楽曲も歌詞も「漠然としたメッセージ性」と言うか、ダブルニーミングを駆使した漠然とした抽象的な世界観がある。 その世界観を、サウンドの説得力が補強して、聞くものの感性を刺激してくる。
決して攻撃的なサウンドでも楽曲でも無いのに、静かに心を揺さぶられる、そんな1枚である。

2006/11/13

【Diary】Cubase4

MYCOMジャーナル:ヤマハ、「Cubase 4」発表 - 新コンセプト「SoundFrame」とは


◎Cubase4がどうのというよりも、DAW・シーケンスソフトがこういうIT系ニュースサイトの話題になることに隔世の感がある… 音楽ソフトってどこまでもどこまでもマイナーだからねぇ。
そういや秋葉原ヨドバシカメラのDJコーナーには音楽作成ソフトが大量に並んでたっけ
◎別にCubase自体に興味は無いんだけれども
Halion Oneはちょっと興味あるかも。 つーか単体で売れ。

2006/11/12

【Diary】ちば

痛いニュース(ノ∀`):【千葉】 「ダサすぎる」「千葉県民やめたい」 ちば県新ロゴに、ブーイングの嵐

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ちば県最高です。

◎何と言うか、自治体のメンタリティの限界を見た気がする…

2006/11/11

【Diary】言ってるそばから

MYCOM PC Web:プレイステーション3、11日よりシステムソフトウェアのアップデートを開始

◎発売日にいきなりソフトウェアアップデート発表…ありえないだろう、普通。

>バージョンは1.10となり、同日から開始される「PLAYSTATION Network」に対応可能となる。
とのことだが…性能以前の問題で、機能実装すら出来なかったわけね。

◎と言うか、ソフトウェア開発で言われる「β版」ってのは一通りの機能実装と動作検証が完了した段階でつけられるわけだけど、これだとβにすら達していない、ってことにならないのかなぁ。
こんなものの状態ででも「雀の涙の初期出荷」を守るSCEもアレだけど、コレを行列してまで買いに行く消費者も、どうなんだろうなぁ。

【Diary】初期ロット品に手を出す愚

◎PS3が発売になり、東京都内の家電品店では行列が出来たそうな。
製造業で、開発や生産に関わる立場の人間からすると、どういう神経を持って初ロット品を買いに行くのかが全く理解できない… わざわざ自分から不良品を購入しにいくようなものなのに。

◎何故初期ロット品に問題があるのか?
新製品の製造工程の立ち上げと言うのは想像以上に問題点が多い。 勿論量産を見据えたトライアル生産と言うのもやりはするが、捨てるための製品を作るわけには行かないし、生産するのにも経費がかかるから、トライアル台数は知れている。
しかし実際数万台、数十万台オーダーでの工程連続稼動となると様々な問題が起こる。

◎特に最近は新製品サイクルが速くなり、開発遅延の影響をモロに受ける生産現場はそれだけで問題の温床になりかねないし、そもそもにおいて開発品質に対するテストそのものが短期日程の中で不十分になりえる。
ソフトウェアなんか顕著で、バグ潰しは「やればやるほど出てくる」ものだが、実際日程が無いので「ある一定の期間の中で出来ること」だけをやってハイ生産開始~ なんてこともよくある。

◎生産の立ち上がり時期はこういった開発起因問題と、部品不良やら組立不良やら治工具・生産設備の不具合やらの生産起因問題がゴッチャゴチャになり、生産現場はまさに大混乱、戦争と化す。私が今年の夏中国に行ったのも、そういう戦争を収束させるためだ。
大体こういう戦争状態が収束するには3ヶ月か、長くて半年程度の期間が必要になる。量産効果を見据えた十分なフィールドテストを経て、初めて安定した工程に繋がるものなのだ。

◎もちろんこれらは基本的に生産する側の問題だから、本来は生産する側が何とかしなければいけない話だが、
「そもそもそんな出荷日程・発売日程を要求した」のが消費者である、と考えれば、
生産品質や店の在庫が安定するまで「買わない」というのも、立派な選択肢ではないかと思うわけだ。
どっちみち、今回のPS3のような雀の涙程度の出荷台数では、そもそも買えやしないのだから。

【Computing】重かった原因

◎前回の日記で「耐え難いほど重い」と書いたが、その理由が判明した。
OpenOffice.orgの常駐プログラム(クイックスタート)これを外したとたんにメモリ利用量、瞬間的なCPU負荷が一気に下がり、Bloggerも快適に編集できるようになった。
何せ、文字を打ち込んでから1秒後に表示されるという有様だったのだ。
ということで、実験でインストールしただけで使っていなかったOpenOffice.Orgは速攻で除去。
数ヶ月先には買い換える予定とはいえ、その数ヶ月の間ぐらいもう少し快適に使いたいからねぇ…

2006/11/10

【Computing】MacBookがCore 2 Duo化

ITmedia:MacBookもCore 2 Duoへ――最大25%高速化

◎もしかしたら据え置かれるんじゃないかな…と心配していたMacBookがついのCore 2 Duo化された。 前モデルの発表から半年も経たずにモデルチェンジと言うことで、それまでのAppleにはなかった動きだが、これもIntel化の影響だろうか。

◎CPUはクロックそのままでCore 2 Duo化されたが,それ以上に2GHZモデルの2次キャッシュ4MB化(前モデルは2MB)により,前モデルより25%~27%程高速化している.
RAM容量は1GBに増加したが,デュアルチャネル構成が推奨されるMacBookで512×2のメモリ構成が妥当かどうかは微妙なところ. 増設する場合はまるまま換えた方が良さそうだ。
ストレージは全モデルHDD容量がワンランクカサ上げされた他,上位モデルはSuperDriveでDVD+R DLをサポートするようになった.

◎MacBookProがCore 2 Duo化した際に,ITmediaではこんな分析をしていた.
ITmedia:最新「MacBook Pro」の本当の意味

>同社がインテルCPUへの移行を決意した理由の1つは、PowerPCでは64ビット版ノートPCが作れないことだった。そういう意味では、このMacBook
Proはアップルにとってマイルストーンとなる。今回晴れて64ビット仕様のOSも動作させることができるようになったのだ
これはあくまでも「Pro」モデルでの話だった. しかし今回エントリユーザーが手にする10万円台のノートPCでも64BitOSへの道が開けたことになる. この意味は,MacBookProのそれよりも大きいと言える.
勿論これを活かせる「Universalbinary&64Bit」と言う環境はまだ皆無に等しいものの、今後の展開が楽しみだ。
特にAppleは最近Final Cut ProやLogic、Apertureといったプロアプリケーションに力を入れているので、これらがいつどのような形で64bit環境を実現するか、興味がわいてくる。

◎最近もうInspironが耐え難いほど重く感じてきたので、Leopard発表と同時に購入したいと考えている。

2006/11/05

【Diary】Blogも書かずに何をやっていた

◎ちょっと更新が㌧だが、このところ趣味そのほかに没頭してBlog更新やネタ探ししてるヒマがなかった。
ということでここ最近やってたことをちょっと列挙。


◎相変わらずのGT4. ついに禁断のニュル24時間に手を出した… しかもエリーゼで。
1日1時間づつ、休日は2時間づつやって2週間ぐらいかかった。
結果は勿論余裕で優勝。 結局レースカーじゃないと勝てないレース以外、エリーゼ1台で渡り歩いたことになるw
そして現在は景品のポリフォニーデジタル・フォーミュラグランツーリスモでフォーミュラGT挑戦中。 このフォーミュラカー、GT3より凶悪性が増したような… 鈴鹿130R7速全開でケツを振り出す。 死んじゃうよ。

<サンプリング>
◎休み休みやりながら作業を続けるサンプリング作業。 1週間ぐらいかかって「Dinamic Drum SRX」の波形収録完了。
覚悟はしていたがこれぐらいの世代の機材になるとベロシティスイッチ別に波形が用意されているので波形の多いこと多いこと。
パッチ波形は膨大すぎるので、XVの追加波形+JVで欲しい波形に絞って作業する予定。 それでも1ヶ月単位の作業オーダーになっちゃうなぁ。
特にピアノとかはキー毎のグルーピング数多いので、なかなか大変。
問題は「Studio SRX」の波形かぁ… 数多いもんなぁ。

<仕事>
異動したり。

<そのほか>
昇進試験終了したり。

【Diary】皇帝の余生

http://www.youtube.com/watch?v=soN3k0OAWoE

http://www.youtube.com/watch?v=rMQ6qYJD9i8

◎何気に何やってんだ顎…
まぁ、顎の趣味がサッカーだったってのは一部で有名な話ですが。

2006/10/30

【Computing/Column】PC買い替えタイミング

ITmedia:デスクトップは3年で交換すべし――ダウンタイムを減らす5つの方法

◎ほー,と思った。 ここで主張されていることは至極当然であり、電源どうのという点を除けば家庭でも実践できる内容ばかりである。
実は数ヶ月前から妻のPC(DELL Dimension。Pentium4(Northwood)2.00GHz)のCPUファンが異常に高回転するようになっていたので、先日思い切ってケースを開けてみると物凄い埃!!
電源ユニットに掃除機を当てて埃を吸い取り,CPUファンやヒートシンクに詰まった埃を爪楊枝で丁寧に取り除いてやると,PCは何事も無かったかのように静かになった…という体験をしたばかりだ。

◎記事に書いてある「PCは36ヶ月で買い換えろ」だが,これは私の持論でもある。 しかし思い返してみると

1代目PC(PC-9821Xa9):1996年9月→2000年6月 45ヶ月(ただし途中で1回CPU交換)
2代目PC(PC-9821LS150):1997年9月→2000年6月 32ヶ月
3代目PC(PCG-L450G):2000年6月→2002年12月 30ヶ月
4代目PC(InspironX200):2002年12月→現在 47ヶ月
なんと今のPCは、自分ではすごく所用期間が長いと思っていた初代PCを超える所有期間を誇る。

◎さすがに4年前のモデルとなると性能がツラいが、Inspironが明確に重いと感じるようになったのはここ数ヶ月ぐらいの話で、それまではかなり動作も安定し、ストレスを感じることも無かった。 何が変わったかといえばGoogle系のajax系ウェブアプリが増えたこと、Picasa・iTunes・GoogleDesktop等の常駐系ソフトが入ったこと、そして…OSパッチが当たるたびに重くなっている感じがする。(根拠は無いが)
「36ヶ月買い替え」は感覚的なもので自分の中でも明確な根拠を持っていなかったが、やはり妥当なラインなのだろう。
特に最近はネットの速度向上やマルチメディア機能の性能向上が一段落した感じがあり、システムとしての性能向上が求められた5~6年前に比べて随分要求機能の条件は緩和されたと思っていたが、まだ甘かったということか。

◎InspironのCPUは河童PentiumⅢ-ULV。 最新のMeromと比較すると,5世代も前のCPUを使っていることになる。 そりゃ重いわ。
そろそろ買い換えかぁ…
今のところの予定はMac OS X 10.5「Leopard」のリリースとMacBookへのMerom搭載待ちといった感じだが、どれぐらい先になるか…
現実問題36ヶ月でのシステム更新は費用の問題などもあってなかなかスムーズに行くものでもない。
しかし実際冒頭の記事にもあるように、安定したシステムを維持するためには必要な投資であるとも言える。
PCが生活から切り離せなくなった現代、どこまでこの投資額を見積もるか… 稼ぎ頭と大蔵省の苦悩は続きそうである。

【Diary】誰がそれを選んだのか

CNET Japan:「MS 、Vista投入でOS価格引き上げ」:エイサー幹部が指摘

◎まとめると、
XP Home Editon(176.99ポンド)→Windows Vista Home Premium(189.99ポンド)
※Vista Home Basicは機能限定のため比較にならない
XP Professional SP2(289.99ポンド)→Windows Vista Ultimate (325ポンド)
といった調子で、メーカー向けライセンスは更にコストアップが大きいとのコト。 まぁこれが、リテール版の価格で言っているのか、アップグレード前提の値段で言ってるのかは良くわからないが、そういうことなのだそうだ。

◎先日義父と話をしたときも、Officeの価格の高さに不満を述べていらした。
エイサーの件にしろ義父の件にしろ、その主張はもっともだと思うのだが問題は「誰がそれを招いたか」である。
私は何もMicrosoftが独占市場を形成していったときの事業プロセスに文句をつけたいわけではないし、事実上まだ競争原理が残っていたころのMicrosoft製品は、他社に対する優位性もあったと思う。(ネスケとIEを比較すればわかる)
ただ、その後独占市場になった際にじりじりと上がるソフトウェア価格に(多少の文句はつけつつも)金を払い続けたのは一体誰か、ということだ。

◎市場の寡占化による価格の上昇など、当然予測するべきことであり、費用対効果で成果が上がらない(あるいは追加投資した分の恩恵が受けられない)なら最初から製品を購入しなければ済むことだ。
その権限は誰にあるか、紛れも無い消費者自信である。
「買わない」「選ばない」という選択肢を取らなかったという点では、Microsoftの高値商売の遠因は消費者本人にあると言えるのではないだろうか? と私は思う。

◎幸いにして今はWindowsでもOpenOffice.orgや中国製の「Officeそっくりオフィススイート」、家庭用のちょっとした用途に最適なGoogle Docs&Spreadsheet、Macに目を移せばiWorksといった多彩な選択肢が出てきている。
これらを企業ベースで導入するには少々手間がかかるが、個人ベースなら使うのも管理するのも自分自身だ。
まずはそういったところから、費用対効果で最適なアプリが何であるのか、見直してみるのも良いかもしれない。

【Diary】土日鯖落ちの効果

IT-Plus:KDDI、一歩リード・番号継続制で8万増、ドコモは6万減

>ソフトバンクモバイルは非公表だが、計算上、約2万件の純減

◎客足が集中する土日に鯖を落としたことで、流出数をなんとか2万件に押さえ込めた。 MNP施行前にどれだけの契約があったかは判らないが、これなら10月はかなり純減数を圧縮できそうだ。

ちなみにこの鯖落ちについて、孫さんが会見を行っている。
IT-Plus:「良かれと思ってやったが・・・」ソフトバンク孫社長・会見詳報
しかしこの会見で重要なのは謝罪内容ではない。 以下の発表だ。
>新スーパーボーナスで2年間も支払いを拘束されるのがいやだという人に対して1年、1年半のコースを設け、「ゴールドプラン」は他社の携帯にかける料金が高いという声を聞き11月10日から他社と同レベルの30秒21円に下げることにした。

一見改善のように見えるが、「30秒21円」という料金はNTTドコモで最も通話単価の高いプランと同じものだし、新スパボにしても結局ローン単価が上がるだけだ。
ソフトバンクが端末の売価を決定し、かつ売掛金を握るという構図は何も変わらない。
まぁ孫さん・ソフトバンクの事業内容は一切ユーザーのほうを向いておらず(むしろ金ヅル)、重要なのはトレーダーな人たちなので当然ちゃ当然か。 しかしホリエモンでももうすこしユーザに悪行が見えない営業をしてたと思うんだが…

◎そんなソフトバンクの悪行をほうっておけず、ドコモもauも比較広告でのソフトバンク潰しに力を入れるようだ。
IT-Plus:「ソフトバンクは安くない」ドコモが比較広告へ・番号継続バトル続く
>NTTドコモはソフトバンクと自社の料金を詳しく試算した資料や比較広告を作成(中略)。ソフトバンクがドコモ対策として始めた「ブループラン」について、「iモード」通信料や請求書の送付料まで含めて考えると、ソフトバンクが言うように210円安いとはいえないことを明記する。
 さらにソフトバンクが端末を分割払いで販売する「新スーパーボーナス」についても、「端末ゼロ円」というソフトバンクの表示は実際には「頭金」がゼロであることも指摘する。

>一方、KDDIは(中略)「ソフトバンクモバイルの施策について」という内部資料をまとめ、営業担当者への配布を始めた。この資料の中では、ソフトバンクの新スーパーボーナスなどのキャンペーンサービスと定額制プランの「ゴールドプラン」を併用した場合と、au(KDDI)のWINプラン1年目の音声料金をグラフ化して比較し、月間の通話料が比較的多い人でしかもソフトバンク同士の通話が7割以上でないと、むしろ割高になると分析している。
 また、ソフトバンクが2007年1月15日までの期間限定キャンペーンとして「ゴールドプラン」の月額基本料を70%割引することについても、特定期間の契約者のみをその後も長期にわたって他の契約者より優遇することになると指摘、「不当な差別的取り扱い」を禁じた電気通信事業法に抵触する可能性に触れている。

既存の主力2社を本気で怒らせてしまったソフトバンク。 破壊するのは価格ではなく、自分自身の可能性も・・・

【Diary】富士通よお前もか

◎終結していないので当然なのだが、今度は富士通が燃えたようだ。
ITmedia:富士通PCから火花 「ソニー製バッテリーが原因と認識」

バッテリーはソニーが交換対象としているもので、同社は「ソニー製バッテリーパックそのものに起因する問題との共通認識に至っている」とし、詳細な原因を調査している。

DELLのときも、Appleのときも、Lenovoの時も似たようなコメントを聞いたが、
以前のエントリ取り上げた記事で、ソニーはこんな発表を行っている。
(DELL、Apple、Lenovoの)3社以外の350万個については「安心して使っていただくための交換」(同社セミコンダクタ&コンポーネントグループ担当中川裕副社長)としており、回収対象のうち、これまで異常が報告されているのは、バッテリーセル周辺で過剰発熱があった1件のみ、という。

しかし実際このときに「安心して使っていただくため」として危険性を理由にしなかった富士通製でも燃えてしまったので、どこのメーカー製PCだろうと危険性は変わりが無いということを自ら証明してしまったことになる。
Lenovoの件に関しては、「調査中」を理由に詳細鯨飲の発表を避けているが、いつまでその言い訳が通用するやら。

◎市場対応の方法を間違えるととんでもないことになる、というのは三菱ふそうリコール騒ぎのときに嫌というほど表面化しているはずなのだが、それを活かしきれて居ない、ということだろうか。

~~~

◎各社のリコール対象個数を並べてみよう。
DELL(発火):420万個
Apple(発火):180万個
Lenovo(発火):52.6万個
富士通(発火)、東芝、日立、HP、ゲートウェイ、ソニー:350万個(ソニー発表個数)

【Diary】土日にシステムを落とすSBM

日本経済新聞:ソフトバンクモバイル、携帯電話の契約を再停止

◎ソフトバンクの割引を「予想外」とするならば、これは「予想内」の範囲でしょう。
ソフトバンク自身は「予想外」と言いたいのだろうけど。

2日連続で契約の受け付けができなくなり顧客の混乱を招いたことで、制度利用者の受け入れに向けた同社の見通しと準備の甘さに批判の声が上がりそうだ。

当然のようにドコモとauは厳重抗議しているが、果たしてそんなことに耳を貸すかどうか。

◎システム停止したのが28日と29日、土日をやり過ごせば移転希望者はガクンと落ちる。
あと2日なんとかごまかしきれば、9月の加入者順減数を見た目上は減らせるのだ。
新スーパーボーナス導入による売り掛け金額Upなど、ソフトバンクは外部向け資料の数値を良くすることに余念が無い。
実体の無い虚業の経済活動を活性化させて、孫さんとしては携帯バブルでも起こすつもりなのかな?

2006/10/27

【Diary】ドコモ、吼える

◎ソフトバンクの数々の悪行(笑)に対し、ドコモの社長が吼えた。
ケータイWatch:ドコモ中村社長、「孫氏の発言には怒りすら覚える」

>中村氏は、「23日夜から言われっぱなしで、怒りすら覚える部分がある」と発言。ソフトバンクの新聞広告を持ち出して、「0円の表記と、孫社長の名前は大きく書いてあるが、大切な条件が小さく書いてある。ソフトバンクモバイルに移動したが、請求書を見て、こんなはずじゃなかったという人が増えることが心配。こういう出し方はフェアなのかどうか」などと語った。
はっはっは、サラ金と同じ広告手法、それがソフトバンクの手法ですよ。 フェアさなんて言ってたら、お金も受けられないでしょう?
まぁでもこれはドコモ・auにとってもチャンスかも。ソフトバンクの嘘がばれて解約も出来ないユーザーを救済できるようなプランが立てられれば、一気にシェアを伸ばすこともできるかも。

◎物まねをされる形になったブループランに関してもきっちり反論している。
200円値引きを強調しているが、ソフトバンクは、10月1日から封書での請求書を100円値上げしており、また、ドコモユーザーの90%が使っているiモードに関しては、ドコモが200円であるのに対して、ソフトバンクは300円。これだけで200円は無くなる。また、200円の割引は頭にかかる割引であり、フルに効くわけではない。こんなことをいうと、すぐに400円に値引きするかもしれないが、現時点でそのままソフトバンクに移ると値上げになる」と反論。

はい、これで我々が試算するまでも無くソフトバンクの嘘確定。 他にも
日本の携帯電話料金が世界一高い料金体系としたことに対しても、「ソフトバンクは、時間帯を4つにも分割し、曜日ごとに料金を切り分けている。どっちの方が複雑なのか。(中略)
また、総務省の発表でも、日本の携帯電話料金は世界的に見ても、決して高くはない」などとした。
 加えて、「固定発携帯電話料金は、3分120円だったものを、ドコモは3分70円、auは3分80円へと値下げしてきた。それに対して、ソフトバンクモバイルは3分120円のまま。これはかなり収益に作用する部分であり、こうした点を言わないことは疑問」などと語った。

と、次々とソフトバンクの嘘を暴いている。

◎順番が前後するが、
>孫社長が「携帯電話会社は儲け過ぎである」と発言したことについては、「ドコモが1兆円、KDDIが5,000億円としたが、KDDIさんも3,000億円程度であり、切りのいい数字でいうこと自体があまりにもいい加減。怒りを覚える」とし、メリルリンチのアナリストの記事を引用して、「日本の携帯電話会社は、MNPに対する懸命な努力もあって、利益水準は先進国中、最低水準にまで下がっている。これが私どもの意見」

大体において、儲け過ぎと非難しておきながら、その設けすぎ企業よりも事実上高い料金をユーザーに押し付けて、さらに儲けようとしているのが孫正義でありソフトバンクである。
別に企業が儲けようとする姿勢自体は当然ではあるが、他人の儲けをこき下ろして自分の儲けを確保しようとするあたりに根性の浅ましさが見えますね。

◎何度も言うが、ソフトバンクがYahooBBで何をやったか、どれだけのユーザーを騙し、迷惑をかけたか、
そしてそれにまったく反省しないソフトバンクが何をやろうとしているのか、消費者はしっかり考える必要がある。
甘言に騙されて店頭に行列を作り、アトから泣きを見る前に。

【Diary】続々・ソフトバンクの新料金形態

◎26日に発表するとしていた新スーパーボーナスの発表がなされた。 一応、プレスリリースを出したことになる。
(珍しい) これによって、店頭では早速【端末代0円】の文字が踊っている。
ケータイwatch:本当におトク? ソフトバンクの「全機種0円」
いきなり否定的な見出しだが、それもそのはず。
ソフトバンクのやることだから当たり前なのだが、これまた嘘というか騙しというか、そういうシステムだからだ。

◎旧スーパーボーナスと違う点は、

>新スーパーボーナスでは、従来最初に店頭で支払っていた頭金が0円となり、頭金も24回の分割払いに変更される。このため、店頭で表示されている「頭金0円」の価格表示は、「頭金が0円」というよりも、「頭金も分割払い」という方が正しいだろう。

この点だ。 従来スーパーボーナスでは頭金を払った上での残りの端末料金を特別割引で相殺するというものだったが、新スーパーボーナスでは頭金数百円を分割で払うことになる。
(以下加筆)このシステム、ユーザにとっては何のメリットも無い(トータルで払う金額は同じ)が、ソフトバンク本体にとっては大きなメリットだ。
一つは頭金分だけ売り掛け金を高く設定できるので、月々の財務諸表上の業績金額を良く見せられ、業績数値からはじき出される株価の上昇が期待できる。
もう一つはソフトバンクが一意的に端末の値段を決定できるため、「代理店側でのダンピング」が行えなくなり、端末販売の利益が増大することだ。(ここは旧スパボも同じ)

◎ケータイWatchでは、
>孫氏がヨドバシカメラの店頭で手にしたパネルには、新規と機種変更が「全機種0円」と記載されていた。しかし、一般的に考えてユーザーが分割払いで購入する商品を「0円」と言うだろうか。そうであれば、クレジットカードで購入した商品はほとんど「0円」で購入したことなってしまう。
というごく正論を書いているが、そういう正論が通用しないのがソフトバンクという会社だ。
しかしユーザーはコロッと騙されて

>大阪の店舗では朝から客が並び、50人待ちの状況になったという。東京および大阪の店舗は、15時から16時の時点で本日中の受け渡しをストップする事態になっており、若い客層を中心に売り場が活気づいているとのこと。

という状況を作り出す。
本当に愚かなのはソフトバンクなのか消費者なのか、少し考える必要があるだろう。

2006/10/26

【Computing】新型MacBookPro

◎12月よりは前に出るだろうと予測していたMacBookProのCore Duo2版が発表された。
Appleによるプレスリリース


変更点は
・CPUの変更
 (15インチ:2.0/2.16GHz CoreDuo→2.16/2.33GHz Core2Duo 17インチ:2.16GHz Core Duo→2.33GHz Core2Duo)
・HDD増量
 (15インチ:80/100GB→100/120GB、17インチ:160GHz)
・メモリ増強
(2.0GHzモデル:512M 2.16GHzモデル:1GB→2.16GHzモデル:1GB 2.33GHzモデル:2GB)
・最大増設メモリが2GB→3GBに引き上げ
・FireWire800ポート追加
・最廉価15インチモデルのSuperDriveがDVD2層記録に対応
といったところで、基本性能の引き上げ以外は特に変わっていない。 ここのところ大きな変更が相次いでいたため、ちょっと地味な印象だ。

◎価格の高さを差し引けば、Radeon X1600の搭載はなかなか魅力的だ。
昔のように、バックライトキーボードとか外した13インチモデルとか出してくれたら、迷わず買いそうなもんだが…
さすがにノートPCに30万円は出せませ~ん。(ちなみにこのInspironで23万)
でもちょっとだけ(,,゚д゚)ホスィ…
Core2Duo版MacBook、早く出ないかな…

【Diary】続・ソフトバンクの新料金形態

◎早速突込みを入れてていただいた(ありがとうございます)ので、提示されたURLに沿ってもう少し検証してみよう。
ケータイWatch:ソフトバンクの「予想外割」は本当に安いのか

◎私の試算で違っていた点は

>スーパーボーナスへの加入にはパケット定額プランへの加入も義務付けられ、これの加算額が4410円、その他のスーパー安心パック、スーパー便利パック等の強制オプションが1335円。

だが、パケット定額プランへの加入は義務ではないらしい。
また他のオプションはゴールドプランの強制ではなく、スーパーボーナスの「自動付与」オプションで、やろうと思えば解約は可能だ。 …やろうと思えばね。
まぁそもそも、スーパーボーナスの縛りがある時点でスーパー安心パックへの加入意義は無い気がするが…
また、ここに書いていなかったがこのオプション代金は「S!ベーシックパック」と「料金明細郵送サービス」が含まれており、一応これをもってパケット通信使用契約となる。

◎次にゴールドプラン自体のサービスだが、
・ソフトバンク端末へのショートメールサービス
・ソフトバンク携帯への「携帯電話番号アドレス」のメールサービス
も無料対象となる。(これはS!ベーシックパックが無くても使える) エリアカバレッジやシェアが極端に低いソフトバンクでこれらのサービスがあったとしてどこまで利用価値があるかは、わからないが。

◎これらの点から試算しなおすと、
基本料金2880+オプション料金1335円+パケット定額プラン4410=8625円。 +(割高な通話料)となる。
…対して変わらんなぁ。
一応「2880円」だけでの仕様も可能だが、2880円に収めるには、他社キャリアへの発信を絶対行わず、指定時間内の通話をせず、メールもネットも使用しないことが条件となる。 …正直言ってこんな縛りのきつい携帯電話、使い物になるだろうか。
マトモに使えるサービスを一通り受けようとするとこういう料金になるわけだ。

◎私のDocomoの契約は、基本料金6600円+オプション400円+パケホーダイ3900円。
この中には無料通話4000円分が含まれ、私の通話料金はその中に納まっている(むしろ余っている)
このためドコモへの支払いは割引を考慮しなければ10900円。
一方ソフトバンクで考えると、私の周りにソフトバンクユーザーが居ないので月の通話料は4000円より高くなる。
1.25倍の5000円として、8625+5000=13625円。
経年割引を考慮しないでこれである。

一応誤解を修正したうえで試算してみましたがどんなもんでしょう?

2006/10/25

【Diary】新・ソフトバンクの料金形態

◎ソフトバンクが満を持して発表した「予想外割」
確かにパッと見は「ええー定額なんだー」と思うかもしれないが、そこはソフトバンクのやること。 一筋縄でいく訳が無い。
YahooBBで彼らがやったことを記憶していれば容易に想像が付く話ではあるが、根拠無く切り捨てるのもアレなのでちょっと分析してみる。

◎まずこの料金プラン、前提として
「2年間の契約と月額基本料9600円のゴールドプランに加入すること」が大前提となる。
孫さんの言う「2880円」 と言う数字は、1月15日までの期間限定に過ぎない。
そして、定額になるのはソフトバンク端末間の通話のみ。 しかもPm9:00~AM0:00の通話が月200分を超えれば30秒21円の延滞料金がかかる。 ちなみに他社端末や固定電話の通話料は他社よりも割高だ。

◎さらに、このプランに加入するには新スーパーボーナスへの加入も必須になる。
新スーパーボーナスの体系が判明しないので正確な予測はできないが、現行スーパーボーナスと基本的な体系が変わらないと仮定すれば、スーパーボーナスへの加入にはパケット定額プランへの加入も義務付けられ、これの加算額が4410円、その他のスーパー安心パック、スーパー便利パック等の強制オプションが1335円

◎しかもこの状態ではパケット通信は行えない(定額プランの契約は、パケット通信の利用契約ではない)ため、メール等を使うにはさらにパケット通信契約料が315円も加算される。
さらにさらに、パケット定額プランと言いつつ使用量が多いとパケット代の加算もあるし、そもそもこの金額は「基本料金」の範囲で、通話料は(上記したように)別途かかる。
スーパーボーナスなので、初期契約時の端末料金は発生しないが、例によって27ヶ月以内に機種変更(事故なども含む)すると、最大4万円の違約金もかかる。

◎まとめると、
普通にパケット定額契約を含めると2880+4410+1335+315=8940. 繰り返しになるがこれは「基本料金」だ。
通話料は別途かかり、「定額」と呼ばれる部分でも最も通話頻度の高い時間帯は月200分、日割りで6分。
もしその時間帯に30分毎日通話すると、月の通話料請求額は27000にも上る。 合計で3万円オーバー
ちなみにこれは今日時点で判明している料金形態での試算であり、オプション契約料が更に上乗せになるとか、所謂通話定額プラン(Love定額やハッピーボーナス)は廃止されると言う情報もある。
このあたり、やはりソフトバンクは肝心なところをプレスリリースせず、いざとなったら代理店の責任に押し付ける、いつもの手法だ。

◎2800円どころか、普通に使うとその10倍近い請求額を食らうことになるソフトバンクの料金プラン。
不当価格表示もよいとこだが、必須項目を基本料金から抜いての「強制オプション契約」なので、「基本料金」の額面としては正しい表示をしている、とでも言いたげだ。
ドコモ/AUの料金プランから200円引くプランもあるが、こちらもオプションの価格で実質値上がりすることは容易に想像が付く。
こんなにステキなソフトバンクのケータイ、あなたもお一ついかがかな?

【Column】「技術力」とは何を指すのか

ITmedia:「過去の事故原因究明が不十分だった」──ソニーが電池問題を説明

>「ソニーのもの作りの力が落ちているのでは」という質問が相次いで出たが、中川副社長は「技術力が落ちたことは全くない。バッテリーの問題は生産工程で起きたこと。それ以外の分野では、業績もかなり回復してきている」などと弁明した。
◎こりゃまた凄いソニー節が炸裂。
まがりなりにも技術者集団を称するなら,自社の「技術力」と「生産」が切り離せない関係にあることぐらい,常識だと思うのだが,ソニーにとって「もの作り」と「生産」は別問題らしい。 「生産」がもの作りで無いとしたら,「もの」はどこで作るんだろう?

◎「技術力」は何も「優れた製品仕様をカタチにする」ことだけではない。
生産現場において「少ない工数で,高い歩留まりを確保でき,生産品質が安定する」ような生産が出来ないと,結果的にそれは供給不足や価格の向上と言うオツリとなってメーカー自身に帰ってくる。(結果的には売れなくなる)
そんなのを「優れた製品」とは言えないし,それらを実現する手段も立派な「技術力」ではないのだろうか。

◎シャープが何故生産現場をブランド化しているのか,トヨタやキャノンが何故生産革新を声高に叫びつづけているのか,ソニーには理解できないらしい。
シャープの例を挙げると、亀山工場稼動前は生産工程における設備・生産・品質確保・コストダウンといったノウハウが第三者を通じて海外流出してしまいアジア系海外企業との価格競争に巻き込まれたため、亀山工場では生産に関わる情報のほとんどをブラックボックス化した。 その内容は徹底しており、外注部品の図面は細分化してメーカを分散したり、生産設備の納入も据付から先の工程は全て内製化したり…社長や総理大臣ですら向上の中枢部の見学は許されなかったと言うエピソードは有名だ。
これらはひとえにシャープが生産工場におけるそれらのノウハウを「もの作りの技術」と認め、自社の技術価値を守るために行っているものだ。 最先端で波に乗る製造業者ほど、生産工程の技術力を重要視しているのだ。

◎一方で「生産工程の問題」と「技術力の低下」を分離してしまうソニー。 これじゃますます「技術力が落ちている」と言われても仕方があるまい。
「技術力」 は何も製品設計者や企画担当者の発想・実現力のみを挿す言葉ではないし、特に「設計者の実力」に偏重したプロダクトデザインに頼っていてはその製品はまず売れない。 いまや市場はスペックでなく、コストパフォーマンスと品質で売る世界なのだから。

2006/10/24

【Diary】MSの次なるターゲット

ITmedia:Vistaのセキュリティ機能に憤慨するサードパーティー各社

◎VistaがOne CoreをOS標準搭載するということが判明した時点で、こうなることはもはや確定していたような感じはするが…

Microsoftが独自のセキュリティソフトウェアをほかのベンダーが無効化できないよう(Vistaに)組み込み、不公正に売り込んでいると非難した。これへの対応策として、Microsoftは、ユーザーがオン状態の保護機能を簡単に閲覧できる機能を無効化する技術情報をセキュリティベンダーに提供すると約束した。
 しかしセキュリティベンダーは、ウェルカムスクリーンに表示されるMicrosoftセキュリティ製品にリンクするアイコンにも難色を示した。Microsoftはこのリンクを除去しない代わりに、ほかのセキュリティ企業へのリンクも張ると約束した。
 最大――かつまだ解決されていない――の争点は、セキュリティベンダーが主張するところの、彼らがVistaの高位バージョンである64ビット版のコア部分(カーネル)にアクセスできない点にある。

結局、オフィスソフト市場やブラウザ市場をMSが席巻した際に彼らが何をしたか、これまでの反トラスト法訴訟の訴状で何が問題とされたか…同じことの繰り返しじゃねぇかとw

◎あえてMSの側に立って考えてみると、自社OSに各アプリケーションの機能を融合して、エントリユーザーがアプリケーションを「選択し、導入する」 と言う手間を省く…利便性を向上するという大義名分があるし、実際(独禁法の精神を無視すれば)ユーザにとって便利なことこの上ないのは事実で、これらの手法が、ある程度の知識レベルを持った人(ギークと言ったら言いすぎだが)のツールでしかなかったPCを、一般的なツールのレベルまで押し下げたの要因と言えば要因なのだ。
今回だって、本来いちいちユーザが導入・管理をしなければならないセキュリティソフトの機能を(ユーザにとっては)OSレベルで実現するのがどれだけ便利かは、考えなくてもすぐわかる。

◎ただ、それは「MSが供給するソリューションの各要素が、それらと競合する製品に対して、優れた製品力を持つ」と言う前提において成り立つ話ではないだろうか。
たとえば第1次ブラウザ戦争におけるNetscapeの反トラスト訴訟の時は、明らかに動作速度や安定性、ブラウザとしての機能性(特に表示面)に劣るnetscapeに対して、素直に「アホか、まともな製品作って出直せ」と思った。
しかし今回は事情が違う。 Vistaはまだ世の中に出ておらず、OneCoreの機能性に関する「市場の評価」はなされていないし、I当時のIEやOfficeと決定的に違う「サードパーティが触れることの出来ない聖域」が設けられているというのは、根幹的なところで「サードパーティ排除の意図をもって製品リリースをしようとしている」と取られても仕方が無いのでは?

◎この記事にのっけにある
不公正な商行為をめぐる独禁法訴訟や競合からの抗議への対処に関しては、米Microsoftはかなり経験を積んでいるはずだ。

ってのもどうなんだろう。本当に「経験がある」のなら、それをプロダクトデザインに活かすのが「経験の活用」だと思うのだが…
私が記憶するには、対処と言うより法廷闘争(あるいはそれを経ての金銭的条件での和解)がメインだった気がするんだけどなぁ。

2006/10/22

【Diary】本当の教育とは何か

北海道新聞:福岡中2自殺 いじめ集団1年前からしつこく 死後「せいせいした」

◎まぁ何だ、この記事を読んで、私としては怒りよりも先に「それ見たことか」と言ったところか。

>自殺後も「せいせいした」「別にあいつがおらんでも、何も変わらんもんね」「おれ、のろわれるかもしれん」などと校内で友人に話したほか、十三日の通夜の席では、笑いながらひつぎの中を何度ものぞき込む姿も目撃されている。

今の教育システムにおいて、学校の中で彼らが学んだことは、これである。
罪の意識も無ければ、人が死ぬことの悲しみも理解できない。 ただ利己的に他者を排除することしか頭に無いのだ。
彼らは最早人ではない。 子供の姿をした悪魔、鬼畜にも劣る存在だ。 コレを許してよいのか?

◎まぁそれでも、彼らは「不幸にもそれらを知らなかった」と言うことにしても良いだろう。
ではそれをどうやって教育するか。
人を苛めることは犯罪であること、罪を犯したものには罰が与えられること…
ここで彼らにそれを、身をもって教え込まねば、一体いつ誰がどうやってそれを彼らに理解させるのか。
本当の更正を望むなら、なおもって厳罰で臨むべきではなかろうか。

【Diary】今日の1枚~Underworld「Everything Everything」

◎今週は2週に一度のレンタル料金半額、ってことで一気に6枚大人借りしてきた中から
Underworld「Everything Everything」をチョイス。
ライブアルバムってことで一応クラブ・アンセムばっかりになってるが、個人的にゃUnderworldは夜中にマッタリ聞くのが実はちょうど良いぐらいじゃないかと思ったりする。
「A Hundred Days Off」なんてその代表格。
とはいえ、この「Everything Everything」までの、ダレン・エマーソンが居たころのUnderworldはフロア映えする攻撃的なサウンドがあるのも事実。

◎収録曲中でお気に入りを言うなら…月並みだけど「Rez/Cowgirl」かなやっぱ。大音量で聞けば脳汁出るし、小音量で聞くと間違いなく寝るw
実はトランス・ミュージックは眠たいときに最適だ!! 一気に寝れるw

2006/10/21

【Diary】Bloggerメンテナンス

◎Bloggerのメンテナンスを実施。
今回はタグのスタイル変更と過去記事のラベリング。
これまで記事引用部は自分でイタリックに変更していたが、これをスタイルで統一、ついでに罫線も追加した。
これで少しは強調されるかな?

◎で、ラベリングに関してだが、一応2週間ぐらい前からこのBlogも晴れてBlogger Bataに移行した。
結構長かったな…
Blogger Bataになったことで、従来使用できなかったラベル(タグ付け)が可能になったが、先日のアップデートで記事編集時に過去記事のラベルを一括変更できる機能が付いた。
そこでさっそく過去記事のラベリングと、ラベル別のリンクを作成してみた。 トータル230件分ぐらいのラベル打ちを一気に実行できる快感ったら。

◎と言うわけで、【Diary】エントリ以外は全てタグ打ちました。
過去記事を読みたい人はどうぞ。
一部、ラベルの2枚貼り記事もあります。

【Column】MNPとソフトバンク

◎MNPの施行が間近に迫っている中、インフォプラントとアップデイトのMNP意識調査が相次いで出てきた。
ケータイWatch:MNP意識調査、利用意向は3.4% (アップデイトの調査結果)
ケータイWatch:インフォプラント調査、MNP利用意向は8.9%
調査母体によって結構バラツキはあるものの、過去の調査結果も含めて平均5~6%ぐらいのユーザーはMNPによる乗り換えを考えているようだ。

◎アップデイトの試算では、

>ドコモとauユーザーでは契約年数と移行率は関連がないが、ソフトバンクユーザーは契約年数が長いユーザーのMNP利用意向が高い」としている。これらの利用意向を踏まえた結果、同社では「現在のシェアは、ドコモ54%・au27%・ソフトバンク19%だが、MNP対策開始後はドコモ56%・au35%・ソフトバンク9%になる」としている。

とのこと。 ドコモ→auの顧客流出よりも、ソフトバンク→ドコモの顧客流入のほうが圧倒的に多いことになる。
興味深いのはソフトバンクユーザーが「契約年数に関係なくMNP乗り換えを希望している」 と言うところで、これはスーパーボーナスへの契約変更時にそれまでの経年割引がチャラになるという点だろう。
同じチャラになるんだったら、サービス/エリアカバレッジに優れたau/ドコモに切り替えたほうがマシ…といったところか。

◎ソフトバンク、そもそもボーダフォン時代からマトモな事業者とは言えなかったが、これまたマトモな事業者でないソフトバンクの傘下になって、輪をかけてマトモでない事業体になろうとしている。
いやむしろ、マトモな神経を持ち合わせなかったもの同士だから買収が成立したのかな?w
料金形態の簡素化と価格破壊を引っさげて移動体通信業に参画したのに、スーパーボーナスはこんな状態だ。
ケータイWatch:「スーパーボーナス」で予想外の混乱

◎価格破壊もできていない(ハッピーボーナス利用者にとっては月額が結局上がりえる)し、端末料金を分割した分料金形態は更に複雑になっている。 孫さんが最初に言ったことは何一つ実現されていないことになる。
(ちなみに、基地局の年内倍増と「ドコモを抜く」も実現は絶望的。 必死でホームアンテナを配ってるらしいが、それは基地局といわんだろう…)
そしてユーザーに対しては
>ソフトバンクでは、9月1日にスタートした「スーパーボーナス」についてプレスリリースを発表していない。
>ユーザーが不利益を被る可能性があるにも関わらず、事前告知やプレスリリースを出すことなくルールを変更した。

といった調子。
ハッピーボーナスも廃止→復活と相成ったが、ソフトバンクの広報は最初から廃止も復活も明言せず、「代理店が勝手にやったこと」と言い張っている。 スーパーボーナスが既に9月ぐらいから契約を取っていたことも同様だ。
ソフトバンクは基本的にプレスリリースを出さないことで、制度変更の「証拠」を残さない体制のようだ。
このあたりのいい加減さ…というか自分から「見限ってくれ」と言わんばかりの姿勢が、MNPの意識調査にモロ反映されていると言っていいだろう。

◎ここまでしてまでソフトバンクがスーパーボーナスを事実上標準化したい意図は何か?
従来、携帯端末はインセンティブモデルでの商売をやっているので、端末代金のほとんどをインセンが賄っているといっても、一応は代理店と利用者との間に「売買契約」が必要なので、最低1円は顧客に支払わせていた。
しかしスーパーボーナスの場合端末代が基本料金に月賦で組み入れられるため、ソフトバンクとの回線契約さえあれば、端末の売買契約は必要ない。 つまり端末の無料配布(これは売買行為ではない)が可能なわけだ。
YahooBBで街角でモデムを配り歩いていたパラソル隊、今度は携帯を配る姿が目に浮かぶ。
スーパーボーナスの複雑さが理解できない老人や素人や子供をターゲットとして契約を増加させたい…と、 そんなところだろう。(ついでに言えば、子供は端末を破壊しやすいので、さらにお得)

◎結局MNPにおいて、ドコモとauは既存ユーザの囲い込み&新規ユーザへのアピールと言う戦略を取ったが、ソフトバンクだけは既存ユーザを切り捨ててでも「新規ユーザーを(強引にでも)引き込む」と言う戦略に出ていることになる。
MNP自体は11月の中盤にでもなれば落ち着くだろうが、そのあとソフトバンクがどういう営業戦略に出るか、ちょっと注目してみたい。

<チラシの裏>
ドコモユーザーとしては、800MHz周波数帯の再編議論の際に散々ゴネまくった挙句Fomaデュアルネットワークの構築を半年遅らせてくれた(本来、901isはデュアル対応端末のはずだった)ソフトバンクへの恨みは深いわけです。
散々既存事業者をつるし上げておいて、イザ自分の番になったら既存事業者よりもだらしない商売しか出来ないソフトバンク…まぁ、多寡が知れてると言うことなのかな。

【Computing/Column】MSの事例に見る、顧客への情報開示のありかた

◎本当に月例行事と化して来たMSのパッチ不具合,今月もやってくれちゃった.
ITmedia:MS,月例パッチの一部不具合を修正

>「MS06-061」のパッチでは脆弱性に対する防御は提供されるが、Microsoft XML Parser 2.6のキルビットが正しく設定されなかった。改定版では正しく設定されるようになっている。
 改定版パッチを適用する必要があるのはWindows 2000のユーザー。それ以外のユーザーはインストールする必要はないという。
今までのように顧客情報を破壊してくれちゃったりシステムを不安定動作させたりと言う「悪質なミス」ではないのだが,ともかくこれで4ヶ月連続.
MS06-042騒動に比べれば全然対応はマトモなんだが…

◎パッチひとつまともに作ることが出来ないのだから,新製品なんぞリリースしようものなら当然こういうことになる,
iTmedia:「IE7の脆弱性」情報は不正確 -MSが見解
デンマークのセキュリティ企業がIE7の脆弱性を報告したことを受けてのMSの見解.

>正式リリースしたばかりのInternet Explorer 7(IE 7)で脆弱性が報告されたことについて、Microsoftは10月19日、この問題を調査中であることを公式ブログで認めた。ただ、問題はIE 7に存在するものではないと説明している。
ブログによれば、IE 7に脆弱性があると伝えられたことは「技術的に不正確」であり、実際に脆弱性が存在するのはOutlook Expressのコンポーネントだという。
うーん,問題点がIEなのかOEなのかと言う問題でなく,リリースして約1日経過したかしないかの製品でいきなり脆弱性が発見されることが問題なんじゃないのかなぁ?

◎個人的な見解だが,MSの広報姿勢は,技術集団/技術者集団の性格が強すぎるのではないかと思う.
優秀な(偏屈な)技術者であればあるほど,物事をコト細かに,そして正確に把握・報告しようとし,また細分化した分類よりも上位の概念で一括りに語られることを嫌う.
これ,要素設計や詳細分析においては重要な概念だが,要素が集合した「パッケージ」としてみた場合,この思想がかえってアダとなることも有る。

◎車で例えれば,エンジンがかからなくなったとき,たとえ故障の原因が電気系統だろうがカブリだろうがなんだろうが,エンドユーザーにとってみれば「故障」と言う一括りの概念しかなく,修理担当エンジニアがいくら原因を説明しても「故障は故障,なんでもいいからさっさと直してよ」と言い放つだろう.
エンジニアにとってこれ以上ムカつく言葉もないだろうが,逆に考えればエンドユーザーは車を「構成要素の集合体」とは見ておらず,パッケージとしての「車」を重視している,ということも出来る.

◎つまり今回のMSの見解って,「車は動かなくなったけどエンジンは問題ありませんので」つってるようなもんなのだ.
技術者同士の会話ならそれでいいかもしれないが,エンドユーザーに対してその説明では通用はしないだろう.
原因がエンジンだろうが何だろうが車が動いてくれなきゃ困るのと同じで,原因がIEだろうがOEだろうが,パッケージとしての製品がちゃんと動いてくれなきゃ困る…と言うのが消費者の心理だと思うんだけど…
誤解の無いように言っておくと別に詳細な原因報告を【しなくていい】とは思っていない。 主客転倒じゃないか? というわけだ。

2006/10/19

【Computing】iPodにWindowsウィルス混入 原因は製造工程のWindowsPC・・・

ITmedia:Video iPodにWindowsウィルス混入

◎最初見出しだけ見て「Zune売り上げ増を企むMSの工作か?」 ってな電波を想像したが、よーく読むとこういうことらしい。

同社によれば、2006年9月12日以降に購入されたビデオiPodの1%未満に、契約メーカーの現場でRavMonE.exeウイルスが混入。iPod nano、iPod shuffle、Mac OS Xは影響を受けず、現在出荷されているビデオiPodにはウイルスは含まれていないという。同ウイルスは現行のウイルス対策ソフトの最新アップデートで駆除が可能だと同社は説明している。
まぁUpdateを怠った製造メーカーの責任ではあるけれど、生産現場にまでWindowsが入り込んでいる…と言うかセキュリティ面でぇは必ずしも安全とは言えないWindowsに依存しなければならない製造現場の現状と言うのが恐ろしいやら悲しいやら… そりゃあ工程治具といえども汎用OSを使ったほうが操作性互換っつー意味でOJTが楽になる、と言うメリットはあるだろうけどさ…

◎とはいえウチの会社にも製造現場にWindowsPCなんて山ほど転がってるし、特にPC周辺機器は検査工程で画像を出さなきゃいけないので、やっぱりWindows機を使うことになる。
やっぱり、せめて工程管理責任者がUSBメモリにパッチ入れて工程中のPCにインストールして回らないとダメなのかな…
そういう手間を月1回平然と発生させておいて、安全性や堅牢性の向上を謳うMS。
なかなかステキなセキュリティポリシー、顧客管理ポリシーである。

◎ちなみにiPodがらみでこんな記事もあった。
ITmedia:iPod難聴を防ぐ「80×90」ルール」
博士課程の学生100人を対象に行われたこの調査では、大音量と考えられるレベルの80%の音量で音楽を聴いている人は、「1日に90分未満」を守るべきだという結論が下された。

とのことだが、時間的なものはともかく、80%の音量って、かなりの音量よ?
そんな大音量で聞いてたら、iPodでなくても難聴になるわなぁ…
自動車通勤の私は、このリスクは対象外だなw

2006/10/18

【Diary】絶望の中で死を選んだ中学生

◎連日マスコミを賑わす福岡いじめ報道。
個々のニュースを追っているとキリが無いのでまとめページを参照していただくと良いが、私も連日激しい憤りを感じている。 もっと先にBlogにあげようかとも思ったが、何を書き出すか整理がつかなかった次第。

◎結局この子は自分の境遇を誰にも理解されること無く、叫びのような遺書のみ残して死んでいった。 学校生活において最も信頼されるべき「教師」に裏切られた彼の絶望はいかばかりであったか。
教師は言う。「一生かけて償います」
しかしその舌の根も乾かぬうちに「体調不良」で姿を消し、挙句の果てには入院した。
少年には「偽善者になれない偽善者」などとほざいておきながら、口先の謝罪をして自らは保身のため病院に逃げ込む。 本当の偽善者はどっちだろう。
週刊新潮は明日の号で顔写真と名前を公表するという。 マスコミの取材構成・人権侵害は考え物だが、この件に関してはどんどんやればよい。 世間に徹底的にいじめられて、自らの身を持って少年の絶望を体験するが良いだろう。

◎そして校長は校長でこれまた口先だけの謝罪をしておきながら、学校の責任回避に躍起になり、遺族からは距離をとり始めた。 こいつもまた保身のみを考える偽善者だ。
ちなみにこの校長率いる三輪中学校は、かつて別の教師が別の女子生徒をいじめていたことも発覚している。
そのほか数件のいじめが報告されているが、いずれも教育委・文科省への報告はなし。
教師と校長と学校が一体になって生徒をいじめ殺す異常学校、それが三輪中学の正体と言わざるを得ないし、何もそういった体質は三輪中学に限った話ではない。
年間数百件の小中学生の自殺が報告されていても、文科省に報告された「いじめによる自殺件数」は2000年以後、ゼロだったのだ。 全国の小中学校・教師が全て異常化しているといっても過言ではないだろう。
中にはまともな学校、まともな教師はいるだろう。 しかし良い先生が一人居れば、腐った先生は10人居る、と言うのが実情、と考えるのが妥当だろう。 それぐらい、学校・教師の不祥事が多すぎるのだ。

◎我々(私にはまだ子供は居ないが)は、そういった異常学校に子供を通わせ、外道教師に教えを請うと言う危険性を、しっかり認識する必要がある。 親としても、誰を信じればよいのだろうか。
しかし難しいのは一意的に学校・教師を規制や規則でガチガチに縛り、親が優位に立つようなシステムにすることは、それはそれで問題がある、と言う点だ。
義務教育だからと給食費を払わない親、クラスの雰囲気に問題があるからとクラス替えを要求する親、至って正常な範囲の教育的指導すら「いじめ」とクレームをつける親・・・ 教師が腐っているのと同様に、 親の側も腐っていることもある。
裏切る教師と利己的な親に囲まれ、子供たちは一体何を信じて、何を頼りに成長すれば良いのか… 結局一番の被害者は、子供たちなのだろう。

◎しかし、子供は天使でない。 絶対的加害者の子供が居る。 今回の自殺の大元、いじめに加担した糞餓鬼どもだ。
あえてこいつらは子供と呼ばない。 餓鬼と呼ばせていただくが、
今まで数多くのケースがそうであったように、この事件から糞餓鬼どもの存在は忘れられて欲しいかのように、報じられることはない。 おそらくそれは学校内部でも同じで、彼らがどういう罪を犯し、どういう罰を与えられなければならないか、は全く論じられることはないだろう。
いじめは犯罪であり、それによる自殺は殺人にも匹敵する重大犯罪であること。
法治国家においては、罪を犯したものには相応の罰・制裁が加えられること。
今、彼らに教えなければ、一体誰が教えると言うのか。
「将来性」や「更正」と言う理想論に振り回され、女子高生コンクリート殺人やマット死事件、葬式ごっこ事件の悲劇をまた繰り返すつもりか。

私は偽善者と呼ばれても構わないから、この糞餓鬼、外道教師どもに鉄槌が下ることを心から願う。

2006/10/16

【Car】RX-8 40,000km突破

◎RX-8の走行距離が40,000kmを突破したので定期点検に行ってきた。
オイル交換、プラグ交換、定期点検、タイヤローテーション、といったメニュー。
ロータリーのプラグは20,000kmで換えないと、それ以上はイリジウムでも保たない。 ちなみに計算すればわかるが出力軸回転回数ごとの着荷回数をカウントすると、レシプロ4気筒エンジンの80,000km走行に相当する。

◎今回はサービスキャンペーンによってトレーリング側プラグは無料交換だった。 同時にECUの書き換えが行われたが、どのような内容で買い換えられたかは不明。
ECUが書き換えられたことで、前回発生した始動直後のハンチング現象が若干見られた。 アイドリング振動も少し大きくなったようだがやはり水温が上がると再現がなくなる、 しかも期間が経つと、水温が低くてもハンチングも振動も起こさなくなる。
おそらくはECUの学習効果だろう。
サービスキャンペーンの目的自体は冷間始動を繰り返した際のカブリ対策らしいので、おそらく燃調を薄い側に持っていったのだろうとディーラーは言う。
8のECU、書き換えるたびに燃調が薄くなっていくなぁ・・・

◎プラグの現物を確認したが、前回20,000km交換時点よりもカーボンの付着が多かった。 あまり回せていない証拠だろう。
これから冬場だし、少し回し気味に走ってやるか・・・

2006/10/15

【Diary】今日の1枚

Kyoto Jazz Massive「CrossBread」
最近はJAZZ系を中心にクラブシーンのCDを良く借りてくる。 私自身はクラブ行かないんだけどね。
こいつは今回の北海道旅行のお供に借りてきたもの。

◎クラブシーンのJAZZ…アシッドジャズと言えばいいのか? このへんに関して私は完璧に素人だが、U.F.OにはまってからこのテのCD・アーティストが芋ヅル式に出てくる出てくる。 ほとんどのアーティストがDJ(ま、クラブだから当たり前か)やっていて、V.Aアルバムも良く出しているので、そこにあるクレジットをもとに次を借りてくる→(゚д゚)ウマー、んでまた次のCDへ… ってな感じだ。
勢いあまってジャミロクワイまで借りてきてしまったじゃないかw

◎このテのCDは何が良いって、肩肘張らずにただ「流している」だけでよいと言うことだw クロスオーバーやフュージョンのように音楽そのものを聞かせることが目的で無く、BGM的(って言ったら言葉が悪いか?)にダラダラ流しておけるのがグー。
カーステレオのお供に最適。 特にこいつは夜間走行中に流すとハマるハマる。
まぁ、こういうのとBoom Boom Satellitesを交互に流す私もどうかしてるか。

2006/10/13

【Computing】Google Docs&Spreadsheet

◎Googleが以前買収していたWritlyが「Google Docs」に名を変え,Google Spredsheetsとの統合サービスとなった。 Gmailアカウントを持っていれば利用可能だ。
この文章を打っている時点ではまだベータテスト段階で,日本語化もされていない(日本語文章の編集は可能)が,どうやら外部Blogサービス(主にBlogger)への記事投稿も可能になりそうだ。
うーむ,ついにブラウザで,かつ(ユーザにとっては)無料でドキュメントエディター/表計算を扱える時代になったか…

◎このDocs,ちょっと使ってみた感じではスタイル編集や箇条書き,インデントの設定ができ,更に「Insert」機能を使って画像やハイパーリンク/ブックマーク, 組み込み表,ページ区切り/水平線の等を追加できる。
Microsoft Frontpageのエディターに近いと言えばイメージしやすいだろうか。
(つっても,普段からFrontpageをエディターにしていたのは私ぐらいだろうなぁ,きっと)
また複数ユーザによるコラボレーション作業も意識されており,先述の「Insert」でのコメント挿入機能や,自動バックグラウンド保存,その履歴/差分の参照の機能がある。
文書の書き出しはWord,リッチテキスト,OpenDocument,PDF,HTMLで行える。 Docsの内部ではHTMLで文書保持をしているようで,HTML形式の直接編集(タグ)も可能だ。

◎操作系に関してはGoogle SpreadSheetやBloggerのエディタ等に準じたものになっているが,まだ細かいとところで統一化されていない部分があり,このあたりは今後の変更で改善されていくものと思われる。
ただ,Docsに限らず,Ajax系Webアプリケーション全体の問題だが操作に対するレスポンスが遅めだ。 Ajaxはユーザが何かしらの操作を行うごとにサーバと通信する為,処理はリアルタイム(バックグラウンド)で行われ結果も迅速に(画面遷移を経ないで)得られるメリットがあるが,バックグラウンド処理に食われてユーザ操作のレスポンスが低下してしまう。
特にDocsやSpreadSheetの場合,コラボレーション作業をサポートする為にほぼリアルタイムで文書の更新を行っているためか,キー入力に対する反応にやや難がある。 キーレスポンスだけなら,GoogleNotebookのほうが速いのだ。

◎とりあえず、Microsoft Word/Excelや、OpenOffice.orgを引っ張り出すまでも無い簡単なエディター用途にはぴったりだと思う。 自分に照らして考えると、レスポンスの問題もあるのでBlogの下書きはNotebookを利用することになりそうだが・・・
また、ブラウザさえ動けばOSや機種、環境を限定しないので、自分のPC以外(出先とか)でも作業できると言う点も大きい。
ちなみにこの「ブラウザさえあれば作業環境を限定しない」と言う点は、他のGoogleツール関係を組み合わせるとさらに強力になってくるが、そのへんの話題はまた後日。

2006/10/12

【Diary】ウォン高とワロス曲線

朝鮮日報:「日本製品と競争できない」 ~「円安発輸出不振」で韓国経済界が悲鳴

去年ぐらいから騒がれているウォン高が、一層深刻な状況になっているらしい。

>経済界では「円安発輸出不振」を訴える悲鳴が出始めている。現代証券のアナリストであるソン・サンフン氏は「為替レートが100円=830ウォンだったころ、韓国製品は日本製品よりも価格競争力で10%程度優勢だったが、為替レートが700ウォン台に下落すれば価格競争力が完全に相殺される」と指摘した。

韓国の経済は貿易輸出、かつ低価格路線で成り立っているので、ウォン高によって価格競争力が無くなってしまうと、品質やブランドイメージの点で日本製品との競争に勝ちづらい、というわけだ。

◎私は経済には疎いため何故ここのところウォン高が続くのかが判らないが、一つは韓国の貿易黒字額に対するウォンの貨幣価値が過剰に低いと見なされ、複数の投機筋から安値でウォン買い→高値でウォン売り、という構図を描かれていると言う側面があると思う。
さらに、今年頭ぐらいから騒がれている「ワロス曲線」によって確実に小金が稼げるため、余計にウォン買いの投機が止まらないわけだ。
日本がかつて円買い攻勢にさらされた際、1日1兆円規模(分1億とかそんな異常なペース)で円を売り浴びせた通称「日銀砲」のような大規模市場介入をして、投機筋側の利益を食いつぶせれば別だが、
ワロス曲線に代表されるような小規模な介入を繰り返すだけでは投機筋側の潤沢な資金力に勝てず、ただ介入資金を浪費するだけ…という状態になってしまうと思うのだが。

◎しかもその小規模介入によるワロス曲線は、今も続いている。
米Yahoo! ファイナンスによるUS$~KRWの為替レートチャート
見事なワロス曲線… 冒頭の朝鮮日報も

>今月2日の午前中、ソウル外為市場で円・ウォン為替レートが100円=800ウォンを割ったが、800.93ウォン(午後3時基準)で取引を終え、800ウォンのラインを何とか守り抜いた。
…こんなことを言っているようじゃダメでしょう。
本気で介入する気が無いのか、それとも介入する資金が無いのか…でもワロス曲線だってある程度の資金力が無いと無理な話だしなぁ。

【Computing】毎月恒例? MSアップデート不具合

CNET Japan:MS、セキュリティアップデートの自動配信に不具合

 WindowsおよびOffice双方の緊急パッチを含む今回のアップデートは、Microsoftのウェブサイトから手動でダウンロードすることができるが、10日遅くには複数の自動化ツールで配布できるようにしたいと、同社は述べている。現在、Microsoftの技術チームが、アップデート過程で発生した問題を解決するため、「24時間体制で作業している」という。
 「『Microsoft Update』プラットフォームに技術的な問題が生じたため、10日にリリースしたセキュリティアップデートが、Microsoft Updateをはじめ『Automatic Updates』『Windows Server Update Services』『Windows Update v6』で利用できなくなっている」

3ヶ月連続で、アップデート関係で不具合出てるね…

とりあえず、

真 面 目 に や れ 。

ITmediaによると、一応、現在は復旧してるそうです。

2006/10/11

【Diary】mixi、どこへ行く

◎鳴り物入りで株式上場し、いきなり超高値をつけたmixiの株が下げ止まらない。
今日だけでも10万円の下げ、上場直後の終値からすると106万円の下げとなる。
総株発光数は70,500株なので…740億。 ちょっと想像がつかない額だ。

◎まぁ上場直後は進行IT企業への期待感から高値がつくのはあたりまえで、その後適正価格に向かってじりじりと下がるのが普通だろうが、mixiの場合はここのところ暴落が続いている。
理由は簡単だ。 一般の新聞やテレビでは絶対報道されない、 わいせつ写真流出事件だ。

◎2ch等を見ないと事件の概要がわからないし、ネットがらみの相同なので2chが悪者扱いされている感じがするが、
今回の流れは

・三洋電機のアホ社員が自分の彼女の猥褻写真をPCに保存→Shareで写真とメールが流出。
個人情報判明

・メールの個人情報とmixiの登録情報が合致。
mixiユーザーでないとこの作業は出来ない

・女性属するコミュニティに写真を爆撃。
これもmixiユーザーで無いと不可能。

流出はその後であって、あくまでこれはmixiの個人情報管理の甘さから発生した騒動なのだ。

◎mixiに情報登録をする際には、このような案内が出ていた。

mixiでは「お知り合いがあなたを発見しやすいように、本名で登録して身近な交流を広げましょう。」とあるように本名での登録を推奨しています。
 本名であれば、交友が中断していた過去の友達や、お互いにmixiを始めたことを知らない現在の友達からコンタクトがあるかもしれません(名前で検索する機能を備えています)。現実の交友関係を広げたいのであれば、しっかりと本名を入力するべきでしょう。また、本名であるほど他のユーザーから信頼が得られやすいという傾向も伺えます。


しかし、免責事項にはしっかりとこう記されている。

11. 免責 以下の場合は、第三者による個人情報の取得に関し、弊社は何らの責任を負いません。(1)
ユーザーご本人が弊社サービスの機能または別の手段を用いて第三者に個人情報を明らかにした場合
(2)
ユーザーが弊社サービス上に入力した情報等により、個人が識別できてしまった場合

つまりmixiは、さも本名で登録しないとサービスが満足に受けられないと言う印象を与え、運営として本名登録をリードしておきながら、そこで本名を登録した場合に発生するリスクに関しては一切責任を取らないと言うことを明記しているのだ。
判りやすく言えば

個人情報入力した時点で、全部オマエラの自己責任 m9(^Д^)プギャー!!

ってことだ。 あえて不快に見せるため、大きくしてみた。

◎さすがにマズいと思ったのか、mixiは本名登録に関する記載を少し変更した。

本名で登録すれば、お知り合いがあなたを発見しやすくなり身近な交流が広がります。反面、全く知らない人にも本名がわかってしまう可能性があります。本名での公開に抵抗がある場合は、アルファベットやカタカナ表記にするか、友人同士で通じる呼び名などをご入力ください。
※本名での登録は強制ではありません。
※自分以外の名前を付けると「なりすまし」や「騙り」行為と見なされてしまう場合がございますので、十分ご注意ください。

しかしこの記載は別ページに飛ばないと読めない上、リスクに関する記載も弱い。
また、免責事項に関しては何も変わっていないので、結局プギャーな状態には何ら変わりが無い上、
既存会員(私も含めて)には何のアナウンスも無い。

◎今回の事件はmixiの本人確認の甘さや個人情報管理、危機管理対応のなってなさが見事に露呈し、mixiのビジネスモデルであった
・招待制で本名登録を行っても安心できる
・本名登録のため、検索が容易で、コミュニティが活発化させられる
…という点が見事に崩壊したことを示している。
今後、本名以外での登録が増加すれば、コミュニティの沈静化・規模縮小や、それにともなう退会者の増加もあるだろう。
会員数を確保しなければ、広告が収入母体のこの会社は打撃を受けることになる。 株式市場にはそれを見抜かれ、上場時の期待感・投機熱はすっかり冷え込み、株価は暴落の一途を辿っているわけだ。
さて、mixi、これからどこへ行く。

◎トップには、2chで見つけたmixiの個人情報管理の甘さを端的にあらわしたイラストを掲載させていただいた。
(問題があるようなら消します)

2006/10/10

【Journey】酷寒の函館

◎一夜明けると台風接近で大嵐。 なんてこったい。
しかしそんなことではへこたれない。 ホテル朝食は朝市に変更できるので早速函館朝市へ。
しかしまぁ朝の7時から、しかも雨降って風吹いて寒いのに観光客がいるわいるわ。ここでは本来ではご飯を買ってそこらの魚屋で具材を買って自分で丼を作る「勝手丼」がウリらしいが我々は指定された店で指定されたメニューを食することに。

◎三色丼を頼むと、出てきたのはイクラとウニとイカのどんぶり+ホタテの味噌汁。 朝から食うにはちょっと重たいメニューだよなぁ。 でもこれが(゚д゚)ウマー。
ウニなんて何年も食えなかった(嫌いだった)のに、ここで食うウニは(゚д゚)ウマー。

◎朝飯後は妻の友人と合流して函館めぐり。 それにしても寒いっ!!
五稜郭タワーに上がってみたり、ベイエリアをうろついてみたり、元町あたりを散策してみたりしたのだが、とにかく寒くてそれどころでない。
本州からすれば5度以上も気温低いのだからそりゃ当然か。

◎いろいろ見て回った中ではやはりハリストス正教会が印象に残る。 キリストの生誕から復活までを描いた内部の装飾は圧倒的。
蝋燭が灯され、厳かな雰囲気に包まれる。
これ天気よかったら最高だったんだけどなぁ… でも教会内部だと、かえって曇り空のほうが薄暗くて雰囲気出るかな。

◎函館港に戻ってきたところでかつての青函連絡船「摩周丸」を改装した青函連絡船記念館に足を運ぶ。
私の心のふるさと香川県にはこういう連絡線の記念施設とかが無いので、船を丸ごと記念館に仕立てたこの施設は非常に興味がわいた。
何せ当時の座席とかがそのまま残り、操縦室(と言えばいいのか?)や通信室と言った施設は部屋ごと残されているのだ。
車両甲板に立ち入れなかったのは残念ではあるが…
何しろ「船に列車を積んで」海を渡っていたのだ。 なんかこう、ワクワクするものがある。
青函トンネル開通で便利な世の中にはなったが、失われた風景に思いをはせるのも良いものだ。

◎と言うわけで全行程が終了。 夕方に妻の友人と別れを告げて空港に向かう…途中のコンビニで道産子の心の友「ヤキソバ弁当」と「カツゲン」を買ってみた。
カツゲンがどういう飲み物なのかわからないので妻と二人で半分こ。
飲んでみたところ…こりゃうまい。 イメージとしては、濃い目に割ったカルピスと言うか、ヨーグルト味のハイチュウを液体化したというか…そんな感じ。
乳酸飲料を景気よく飲むと腹を下すので私は半分ぐらいにしておいたが、確かにこりゃうまい。
こういうのが生き残るなら、北海道で未だにアンバサが売っているのも頷ける。

◎さて、また行きたいな北海道。
次は道東目指して突っ走るってのもよさそうだ。 美瑛・富良野はもう一度行ってみたいし。
何年後になるか判らないが…

【Journey】函館の夜

◎函館山の散策が一段落して下界に降りてみると、遠くに函館の教会群が見える。 これは堪能せねばなるまい!! ってんで、どうせ迎えのバスは20分以上来ないので散策してみることに。
闇に浮かぶ教会もなかなか美しい。
小雨がぱらつき始めて気温も下がってきたが、雨に濡れた石畳がまた風情をそそる。






アトで聞いたのだがこのあたりは建築文化財の保存地区に指定されているそうで、家の改築もままならないそうである。 景観保護のためとはいえご苦労な話である。






◎函館は路面電車の町である。 この路面電車がまた風情があってよろしい。
私は路面電車というものに乗ったことが無い。 これは早速載らねば!! と言うことで乗ってみる。
そういや昔住んでた岡山県には路面電車があったよなぁ、確か… 1回も乗らなかったけど。
夜の街を走る路面電車。 速度はゆっくりで、客もまばら。
なんか車内だけ昭和に逆戻りしたような雰囲気だ。
なんかこういうのも、いいなぁ。


◎さてその日の晩飯は市街地の居酒屋とあいなった。 函館は海産物豊富な街なので、魚がうまいうまい。 エビカニ大好きな妻はカニの剥き身とブリの刺身で恍惚としているw
私は話のタネに「鳥串」を頼んでみたら、 うーんこれはどうみても豚串だよなぁ。
食ってみると、やっぱり豚肉だ。
どうも南北海道の一部の地域では豚肉を刺した物体を 「鳥串」と呼ぶらしい。
そういや函館のハセガワストアの「焼き鳥弁当」は豚肉だとか。
なんで豚肉なのに鳥呼ばわりするのか…うーん謎だ。
このあと豚マヨ丼を頼んでみたのだが、これでもかというぐらい量があり食べきるのに一苦労した。 うまいんだけど量ありすぎ。 居酒屋のメニューじゃないよコレw。

3日目:酷寒の函館に続く・・・

2006/10/09

【Journey】洞爺湖~昭和新山~函館

◎一夜明けると曇り空。 台風が近づいているそうで、本州は大嵐だったとか。
幸い札幌は薄く日も差す天候。 朝餉を食んで、さっさと出発。
何しろ今日は函館まで走らなければいけない。 寄り道なし・渋滞なしでも4時間半はかかる長距離ドライブだ。

◎札幌から走ること2時間、虻田洞爺湖インターで降りて洞爺湖に着く。
平日で天気もあいにくと言うことで、あまり観光客の姿が無い。
昔は洞爺湖も水が澄んで綺麗だったそうだが、近隣の温泉宿の生活廃水で随分と水が汚れてしまったらしい。 薄霧の向こうに見える中島は幻想的ではあるのだが…
ちなみに遊覧船で中島に行くと、ジンギスカンをやっていたそうだ。 時間が無いのでパス。

◎洞爺湖から数分車で走ると昭和新山に着く。 昭和新山が噴火で形成されたのは昭和52年…つまり私の同期じゃないかw
山の高さは侵食等で年々低下はしているものの、火山活動自体は活発らしく、もうもうと煙を上げていた。
2000年には有珠山の西側でも噴火が起こったそうで、洞爺湖に抜ける道の途中では焼け野原の中を噴煙が上がる姿が見えた。


◎そんな昭和新山だが、山の横にはお土産店をはじめとした集落(?)がある。 そこでひときわ異彩を放った看板がコレ。

半額

一体熊の何を売っているんだろう…
かなり気になって、店の人に聞いてみようかとも思ったが、まるで店と一体化しているかのような威風堂々としたマタギ風の店主に圧倒され声をかけることすら出来なかった。
一体何を売っているんだ。 熊半額。

◎そんな昭和新山を離れて一路函館へ。 昼飯のホタテラーメンが異常に量が多く妻は夢の中だ。
高速は国縫までしか行ってないので、そこからは国道5号をひた走ることになる。
噴火湾を左手に見ながら海岸線をひた走る。 ごくたまに函館本線の列車も通っていくが結局2時間走って旅客列車は特急1回しか見なかった。 他は全部貨物。 さすが弩級ローカル線王国北海道だw
森の道の駅から函館の手前までは妻に運転を交代。 対向車を怖がって左に寄る癖は抜けないが、 全体的に運転はうまくなってきていると思う。 本人は必死のようだが…

◎寄り道で時間を食ったが5時過ぎに函館に到着。 ホテルチェックインを済ませて小休止。 日没を待って函館山に登ろうとすると「夏季マイカー規制中」とのこと。つっても冬場は雪が積もって、山登りなんか無理じゃないの?
と言うことで函館山ロープウェイで頂上へ。

◎函館山の夜景は日本3大夜景に数えられるだけあって非常に美しい。 札幌から見た夜景は広大さと明るさもあって「凄い」といった印象だが、函館のソレは両サイドから回り込む海岸線の闇と、街の明かりのコントラストが何ともいえない風情を出している。 うまく言葉では説明できないけど…
ちなみに函館山の山頂展望台にはスナックコーナーもあり、夜景を楽しみながらコーヒーブレイクもできる。

函館の夜編へ続く… Posted by Picasa

【Journey】札幌を歩く・後編

◎テレビ塔まで来たところで腹が減ったので昼飯に。
せっかく札幌まで来たのだから、話題のスープカレーなるものを食してみることに。
このスープカレー、札幌を中心にブレイクしているそうで、市内だけでも数百軒のスープカレー店があり、「リトルスプーン」なるチェーン店(香川県で言うはすい亭みたいなもんか?)もあちこちに建っている。 さぬきうどんと同じく、ご当地B級グルメなのだ。
実際食ってみると、カレーと言うより韓国風雑炊(クッパ?)に近い感じがする。 ただスープは肉や野菜からとった物で、スパイスはちゃんとカレーのそれを使っている。(,,゚д゚)ウマー。
そして中には野菜がゴロゴロと。 本当にゴロゴロと入っているのでスプーンで食うのにはちょっ
と苦労する。 ちなみにこの具材はダシ取りに使ったものとは別調理らしく、しっかり味がする。

◎札幌の夜は早い。 この時期にはもう5時過ぎに日が沈んでしまう。
妻の友人には旧庁舎などを案内してもらって市内観光を楽しみ、日没前に解散。
ホテルチェックインを済ませ、日が沈みきるのを待って藻岩山に上ってみた。
おおー、なかなかの夜景。 札幌市は面積が広大なので、圧倒的な夜景が見れる。
それにしても寒いっ!! 大げさに思えた長袖を着てきたが、いやぁ寒いの何の。
夜景撮影をしようにも手が震えてブレが収まらない。 特にナイトショットモードの長時間露光を余儀なくされている妻は辛そうだ。
私はKDNのISO1600をフルに生かして夜景撮影に挑む。 それでも1/2秒ぐらいがやっとかぁ… 単焦点の広角があればもう少し楽なんだろうけど。
そりゃ3脚があれば夜景でも星空でも撮影OKだけど、ジャマだ!!w
ちなみに2枚目の写真はススキノ中心部を気合のズームショット。 このくそ寒い中、テレ端F5.6のズーム撮影…よくブレなかったもんだ。

◎晩飯はお約束の札幌ラーメン。 ここまで来たら当然味噌バターコーンラーメンでしょう。 私は普段ラーメンあんまり食べないけどね。
ちなみに近所の駐車場を見たら、「普通車 20分 90円」…安っ!!

2日目・函館移動編に続く・・・ Posted by Picasa

【Journey】札幌を歩く・前編

◎10/5~10/7にかけて、休暇を利用して北海道に行ってきた。 と言っても観光目的と言うより、妻が友人に合うに当たって私は運転手だw
友人は二人居て、一人は札幌近郊在住と言うことで1日目は札幌。 移動はレンタカーだ。

◎新千歳空港に降り立ったのが10時前。 レンタカー屋で手続きを済ませ、借り受ける車を見ると、なんとなく予想はしていたが三菱COLT。
ま た お ま え か ! !
ただし今回のはスポーツモード6速AT搭載モデルだ。 シフトロジックが通常と逆(押し込んでシフトアップ、引いてシフトダウン)には慣れがいるが、 パワーはそこそこあるし足も必要以上にフワフワしていないので乗りやすい。
後でわかったことだが、もう少し高速走行の燃費が良ければなぁ。 リッター10kmも走ってくれない。 ただ平均速度は140kmを超えている。 飛ばしちゃいけないんだよ。

◎スポーツモードATに気をよくして爆走したらあっという間に札幌に着いてしまい、待ち合わせの時間まではまだ時間があるので学生のフリをして北大の敷地をうろつく。
私は大学と言うもの自体に通っていない(高専卒)ので、キャンパスライフというものがどーいうモノなのか良くわからないが、うららかな秋の陽気に誘われて、学生たちは道端の芝生でジンギスカンを…って、こういうものなのか?w
ただ、学校自体は本当に立派。広々とした緑豊かな敷地と、威風堂々とした校舎(って言えばいいのかな)を見ていると・・・ あー、私のイトコが浪人重ねてまで北大に行った理由がわかる気がする。(ちなみにそのイトコは現在北海道開発局の役人)

クラーク先生は言いました。
「少年よ、大志を抱け!!」
うむ、大志を抱こうじゃないか。
…実現するしないは別にしてねw

◎正午過ぎに妻の友人に合流。 札幌市内を案内してもらうことに。
前回の北海道旅行でも札幌は来ているのだが、夜に着いたのでススキノ近辺でラーメン食っただけだったのだw
まずは「日本3大がっかり名所」のひとつである時計台
周囲をビルに取り囲まれるその姿はがっかりするに十分。 納得のがっかり具合。
しかし、札幌市内のど真ん中に建っているという時点で、「雄大な草原のど真ん中に時計台が…」ってそりゃ過大妄想でしょうよw
写真はあえてビルが入っていないアオリの構図を選んでみたので、どれぐらいがっかりできるかは実際に行って確かめてみてほしい。 期待がでかいほどがっかりできるw
建物自体は好きだけどね。 私は。

◎んでお次はさっぽろテレビ塔。 東京タワーの特別展望台から上を切り飛ばしたようなデザインだ。 上に上ってみたが、塔から見渡す札幌の町はなかなか壮観。
結構、でかい街なのね。
しかし普通日本の大都市ってのは海沿いに出来るもんだけど、札幌には当然海が無い。
そういえば札幌駅も別にターミナル構造ってわけじゃないしなぁ。
どういう経緯で街が発達したのか、ちょっと興味がありおりはべりいまそかり。

◎あえて写真は撮ってこなかったが、今さっぽろテレビ塔では公式キャラクターの「タワッキー」を追いやって、「非」公式キャラクター「テレビ塔のテレビ父さん」がブレイク中だ。
塔の下にテレビ父さんショップがあり、修学旅行? で来ているらしい女子中学生に大人気。
このテレビ父さん、なかなかの脱力具合と電波系テーマソングがイカしている。

後編に続く・・・ Posted by Picasa

2006/10/06

【Diary】函館より

◎実は10/5より妻の運転手として北海道に行ってます。 函館のホテルでネット環境を確保したんですが、これがなんとフロントからADSLモデム(ルータ)を借りてきて、それで有線接続すると言うかなりの力技。 いろいろホテル泊まっていろいろネット環境は使ってきたけど、モデムごと貸してくるのは初めてだw

◎関東近辺は豪雨だそうだがこちらはまだ雨は小降り…というよりほとんど降ってない。
Top写真は函館山から撮影した夜景の色温度をいじったものだが、中央部が少しだけ雨粒で滲んでいるのが判るだろうか。 逆に言えばこの程度しか降っていない。
晩飯は街中の居酒屋で刺身(゚д゚)ウマー 豚丼(゚д゚)ウマー。 南北海道では何故か鳥串と呼ぶ豚串(゚д゚)ウマー。

◎細かいレポートは帰ってきてから、と言うことで。 Posted by Picasa

2006/10/03

【Computing】Mac OS X向けExploit Code

CNET JAPAN:Mac OS Xの脆弱性を悪用したエクスプロイトコードが出現

Exploit Codeの流出自体はそれほど珍しい現象ではない…っつーかWinユーザならもはや「ゼロデイアタック」と言う言葉と同じぐらい日常茶飯事な事例だが、記事にもあるようにMac OS Xでゼロデイエクスプロイドコードが発見されると言うのはかなり珍しい。(ちなみに、コードが作成された時点でパッチが無かっただけで、現時点ではパッチがある)

◎記事中にあるリンク記事を読んでいると、Appleのセキュリティ対策は「拙速よりも巧遅」と言うスタンスが見えてくる感じがする。
例えば4月のこの記事:Macにパッチ未公開の脆弱性 の末端の一文だ。

>(AppleのBud Tribble氏(ソフトウェア技術担当バイスプレジデント)は)「われわれの目標は、すみやかにパッチを投入することだ。どこまで早くできるかは、得られる情報の量や取り組む部分の複雑性など、さまざまな要因によって変わってくる」

と、必ずしも迅速な対応が保証されているわけではないと言うことを素直に認めている。 この数ヵ月後にMSが立て続けに2回、拙速なパッチアップデートによりOSの機能に不具合をもたらしてしまったのとは対照的だ。

◎もちろんこのAppleの姿勢に問題が無いわけではない。 Mac OS Xの安全性は今のところ「悪意のあるユーザに狙われるリスク」がWindowsより格段に低いと言う前提に成り立っており、Exploid Codeが流出した際の危険性もWinに比べれば全然低いから、パッチアップデートを急ぐ必然性が低いと言えば低い。 Windowsを基準に考えれば、「そんな悠長にやっていて大丈夫なのか?」とは当然思うし、「経験則的に攻撃されたコトが無い」以外、Appleはソレに対する回答が出せないはずだ。

【Diary】GT4

◎最近シニカルな話題が多いので、たまには息抜きでどうでも良いことを。

◎1ヶ月前のエントリでゾンタでぶいぶい言わせていたが、その後の走りこみでエリーゼでも欧州選手権・ニュル4時間耐久も余裕で勝てるようになった。 単にヘタだったのね…OTL
ザウバーメルセデスC9をゲットし、GTワールドチャンピオンシップに勝利、その後は耐久レースに没頭する毎日って感じ。
エル・キャピタン耐久でゲットしたTOYOTA 88C-Vを酷使中。 いやーいいねぇCカー。
オーバーテクノロジーの結晶って感じがしてグー。
富士1000km耐久とかだと、ホントにCカー時代の耐久レースを思い出す。 富士のレイアウトがABコーナー改修後ってのがちょっと気に入らないけど…
と言うか富士、ホントに80年代はあのABコーナーの無い、危ないコースでレースやってたんですねぇ。

◎最近は耐久レースが楽しい。 え? あんなダラダラ走り続けるだけのレースの何が面白いんだって?
そりゃやっぱりタイムアタックでしょう。 耐久レースだけにタイヤモハードコンパウンドを選ぶし、あまりズリズリ滑らせまくるとタイヤ磨耗が速い(Cカーだと、低速ギアでの立ち上がりで普通にホイールスピンする)ので、いかにタイヤをいたわりながら速く走るか… と言う「タイヤマネジメント込みのタイムアタック」がかなり楽しい。
例えば88C-V、Fハード/Rスーパーハードの組み合わせだと、ちゃんと走れば11秒台の前半に行けるがこのペースで回るとタイヤは15周程度で限界に達する。 ここで、タイヤの寿命を20周に設定して(15秒台狙いぐらいなら余裕)、その上でどこまでタイム縮められるか… 13秒台狙いのラップで20周持たせることはできたが、それ以上になってくるとキツい。

◎とりあえずフォーミュラレースやりたいんだけど、そのためには24時間耐久やらなくちゃいけないからなぁ…
どうしようかな。

【Diary】Zuneの目指すビジネスモデル

◎Zuneの発売まであと1ヶ月ちょっと(日本はいつかは判らないが)となってきており、Zuneに関する分析記事や機能紹介記事も目立ってきた。
少し前のエントリでも触れたが、なんだかんだいってZune、「普通の携帯音楽プレイヤー」として考えるなら、そこそこ売れる感じはする。(と言うより、ある程度売れてくれないと、iPodユーザとしてもちょっと不安になる部分があるのだ。)
ただ、現状のZuneは「iPodの追撃」に関しては不安要素がいくつかあるのも事実だ。
それはどのような点なのだろうか。

◎1)既存のオンライン楽曲ライブラリとの整合性
ZuneはiTunes Music Storeで購入したDRMつきAACの再生機能がない。AppleのFeir Playがプロプライエタリ技術であるために仕方が無いっちゃ仕方が無いのだが、iPodユーザがZuneに買い換えると、iTMSで買ったコンテンツはZuneMaketPlaceで購入しなおす必要が出てきてしまう。果たしてこの仕様が受け入れられるか。
特に音楽配信事業に関しては事実上Apple/iTMSの寡占状態にあるため、新規ユーザはともかく既存ユーザは、Zuneに移行しようと思うとどうしてもこの点が足枷になるはずだ。
例えばZuneMarketplaceでiTMS楽曲を買い取ってくれるとか、無償とは言わないまでも割引購入できるとか、そういう「ライブラリごとZuneに置き換えてしまう」戦略を取るというのも一つの手段なのではないだろうか。

◎2)Podcast未対応
ちょっと致命的と思えるのがこの点。 言うまでも無くPodcastの市場は爆発的に拡大しているというのに,どうやらZuneのライブラリ・ソフトウェアにはアグリケータ機能は実装されず,ユーザーが何らかの手段でダウンロードしたPodcastを再生できるにとどまる。(と言うか,それが出来ない携帯音楽プレーヤーってあるのか?)
誰がそんなめんどくさいことをするのだろうw
iPodの、他携帯音楽プレイヤーとの相違点の一つがここであり、ZuneがもしiPodユーザを食う気があるのなら、この点を無視するわけにはいかないと思うのだが。

◎3)「利用者任せ」の無線LANビジネスモデル
ZuneにはIEEE802.11gが搭載され,Zune間での楽曲ストリーミング等の機能が搭載されると推測されているが,正直言って、これを使ってユーザーに何をさせたいのか,と言うのがイマイチ見えてこない。
MSはえてしてユーザーエクスペリエンスのアピールが舌っ足らずな傾向にあるが,再生中,或いはライブラリ内コンテンツを周囲のZuneに飛ばせることが,ユーザにとってどれだけの恩恵を預かれるものなのか,MSからの定義は明示されていないのが現状だ。
「こういう楽しい機能があって,こういう楽しい体験が出来ますよ」とアピールすれば良い話なのだが,残念ながらMSはそういうアピールは下手だ。


◎もちろんこれらの点は、「現状で見えない」だけであり、将来的なZuneの展開戦略にはこれらの取り込みがある、と言うことも十分考えられる。
むしろ、
ITmedia:Zuneが倒すのはiPodではない?
にあるように、新規顧客と、非iPodの既存ユーザが取り込むことが第一目標とすえているのだろう。
そういう観点で見ると、Zuneは無線LANを除けば手堅いちゃ手堅い,無難なつくりに落ち着かせているようだ。
まぁ、新規顧客の開拓に関しては、MSお得意バンドル商法をもってすればたやすく達成できるだろうし…んでまた反トラスト法訴訟起こされたりしてw

◎ただ、Zuneも価格がネックになっている。 一説によると、1台あたり50ドルほど赤字が出る可能性もあるとか。
ここらへんは量産効果やコンテンツ収益(この場合、 配信する音楽)で補填する計画なんだろうが、新しく立ち上がる音楽配信サービスがどこまで収益を上げられる…と言うより、「Zuneを買ったそのユーザーからの回収」が行えるのだろうか。
…まぁ、PS3や「半年でiPodを追い抜く」と豪語したかつてのウォークマンよりは、現実味がありそうだけどw
実はZuneに最も戦々恐々としてるのは、Appleではなく、SONYだったりしてw

【Diary】オーマイニュース

◎初日からネラーに壮絶に釣られて苦し紛れの言い訳に終始し、案の定左マイマイ「市民派」ネタメディアとして一部の人にはすっかり市民権を得て、マスゴミ倫理懇にすら「勝手な思い込み」と書かれる始末のオーマイニュースだが、
朝鮮日報にこんな記事が。
朝鮮日報:オーマイニュース、北朝鮮に75万ドル提供

> オーマイニュースが北側に渡した資金に対し、統一部の関係者は「平壌マラソンの成功のために北側に支援したものと聞いている。事業者側が話をしていないため、われわれも詳しいことはよく分からない」と話している。
 同大会の開催に向け北側と交渉した「南北が共に生きる運動」のイ・ドンヒョン代表(当時オーマイニュース副社長)は「ノーコメント」ととしている。
 なお、イ代表と共に北側との交渉に当たったオーマイニュースのパン某取締役とは、いまだに連絡が取れていない。

◎まぁ、ノムタン政権をとっとと終わらせたいハンナラ党としてはノムタンの支持母体の一つであるオーマイニュースでつつくのは当然の戦略だろうし、朝鮮日報の基本スタンスとしてもノムタンには反旗を翻す立場ですからね。
ただ、そうはいってもマスコミがこういう記事を書くってコトは、デジタルメディアに反発体制を取る既存メディアって言う構図は、かの国でも変わらないのかな。

◎さてところで鳥越編集長。 この件に関して日本語オーマイニュースではどういう立場を取るのか、ちょっと聞いてみたい感じはしますね。

2006/10/02

【Computing】Mac OS X 10.4.8

◎Mac OS Xのソフトウェアアップデートが行われ、バージョン10.4.8になった。
ITMediaの記事
Leopardのリリース直前という事で、変更点は主にセキュリティ系なのだが、ITMediaの記事には触れられていない重要な変更点が一つある。 それが【Rossetaの高速化】だ。

◎MYCOM PC Webで、Rossetaのベンチマークテストを行っている。
Mycom PC Webによるベンチマークの結果

>CPU Testでは、Rosettaモードにおけるスコアが約29%増と、ネイティブモード(約6%)に比べ大幅アップ。Rosettaの根幹ともいえるバイナリ変換効率を測るとき、CPU Testが重要な指標になることを考えると、その差は大きい。Thread TestとMemory Testはほぼ横並びだったが、QuartzGraphicsTest(約23%増)とUser Interface Test(約38%増)など、描画関連のスコアが伸びている。
◎主要なOS X対応アプリはUniversal binary化しているとはいえ、まだまだRossettaを活用するユーザーも多いことだろうし、互換性の確保という点でやはりRossettaは重要なコンポーネントだ。
(惜しむらくはIntel版がClassicを持たないことか…)
また、たった6%ではあるが、ネイティブモード自体のパフォーマンスも向上している点も見逃せない。
次期OS発表の直前でもしっかりとこういうところの作り込みをやる、というところは評価できると思う。
…パフォーマンス最適化なんて無縁のアップデートを繰り返し、ただひたすら重くなるどっかのOSに比べればw

2006/09/29

【Sound Works】D-Deck

◎YAMAHAがこの1ヶ月近く「まったく新しい楽器」として,ひた隠しに市ながら予測キャンペーンを張っていた楽器,「D-Deck」が発表になった。
http://www.yamaha.co.jp/d-deck/index.html
…エレクトーンじゃねぇか!!w

◎エレクトーンは今でこそ多機能化が進んでPCMシンセサイザーに近い楽器構成になっているが,もともとオルガンが起源の楽器なので,2段鍵盤やペダル鍵盤,レジストレーション(鍵盤への音色割り当て)など,もともとプレイアビリティはかなり高い。 しかし基本的に据置きなのででかくて重く,なおかつ高い!! 入門モデルでも60万,最高機種では160万もするのだ。 クラビノーバCVPの最高機種でも60万なのに…

◎で,D-Deckはエレクトーンのスタンド部分を切り離し,ペダル/足鍵盤を全部オプションにすることで軽量化〔18kg)して可搬性を確保してステージキーボードとして使えるようにして,価格も40万近くまで抑え込んだ。
なるほど,これなら「昔エレクトーンやってました」って人も気軽に買えるかな…って,ちと高くないかい?w ピアノなんて,安いやつなら10万切るんですけど…
自分自身がピアノ上がりということもあるけど,どうせ40万出すんだったらNord Stage 88がいいなぁ。 ちょっとでかくて重いけど…

◎とはいえこのご時世に,音楽作成やPC親和性をまったく無視した「演奏特化型」キーボードを出すと言うのはなかなかシブい。
メジャーなライブシーンでD-Deckを見かける時が来るのかな。 来ればいいな。 Posted by Picasa

【Diary】吹っ飛ぶ信頼、吹っ飛ぶ数百億円

◎一度は安全宣言を出したはずのLenovoが,結局はソニーバッテリー(別名ソニーボム)の自主回収を発表.
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd03.nsf/jtechinfo/BATT-JP
あーあ,やっぱり…って感じだ。
ちなみに回収対象個数は約52万6千個と,Dellの410万個/Appleの180万個と比較するとまだ少ないほうだ。

◎そしてこれを「受ける形で」ソニーはやっとその重い腰を上げ,各PCベンダーへの回収プログラムへの働きかけを表明した.
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200609/06-090/index.html
お客様の安全を第一に考え…などとのたまっているが,DELLの時は急速充電器が原因と言い放ち,Appleの時はデバイス指定はしなかったが本体側問題であると言い,この期に及んでもまだ
>ノートPCのシステム構成の違いの影響を受けると判断しています。弊社は、この技術解析の見解は現時点においても妥当であると考えております。
などと言う始末 このあたりにもソニーらしさ(というか独善性)が垣間見える.

◎機構・構成が原因なら,それらが異なる複数のベンダーで同様の事故・自主回収が起こっている時点でベンダー側責任を問えないんじゃないか? という「いたって普通」の疑問は,彼らには湧かないらしい.
まぁ本音のところは意地でもベンダー側との連帯責任にして,保証費用を折半したいんだろう. 何せ経営的にアブナイにも関わらず,今回の回収騒ぎで数百億円規模の保障費が飛んでいるのだから.

2006/09/23

【Sound Works】ミュージックオーサリング専門のサポートサービス

◎Cubase4の記事をじーっと読んでいたところ、Appleからプロオーディオ専門のサポートプログラムなるものがスタートしたというメールが入った。

>AppleCare Professional Audio Supportは、オーディオ制作プロジェクトにおいて、録音、ミキシング、マスタリング、ビデオスコアリングなどを円滑に行っていただくためのサポートプランです。


とのことだが、その適用範囲は
1)週7日、1日12時間対応、現行バージョンのLogic Pro、Logic Express、Soundtrack Pro、Wave
Burnerに関してサポート およびアップルハードウェアとMac OSに関するトラブルシューティング
(2)Core AudioおよびDigidesign TDMの構成を含めたオーディオI/O接続、Core MIDI経由のMIDI
I/O接続、RewireおよびIAC経由のアプリケーション間通信、ファイル交換プロトコルのOMF、AAF、標準MIDI、およびFinal Cut XML相互交換フォーマット、アップルが検証済みのAudio Unitプラグイン、ACID、REX、Apple Loopsなどのループファイルフォーマット、FireWireまたはDigital Cinema Desktop経由のLogic Proビデオ出力、クロックおよびタイムコードの同期、Logicがサポートするコントロールサーフェスの接続、Logic Proノードの接続に関するトラブルシューティング

と、かなり多岐にわたっている。

◎製品やアプリケーション単体のサポート・トラブルシューティングの範囲にとどまらず、ソリューション全体の技術サポート/トラブルシューティングまで行うというサポートビジネスモデルは、まぁソリューション・ビジネスの世界では当たり前だが、基本的に「ソリューションは自分で構築する」オーサリングの領域までこの考え方を持ってきたというのが画期的だ。
このあたり、ホストPCは自社製に限定でき、ホストアプリを自社で提供し、周辺機器もある程度絞込みが可能なため、互換性検証や再現テストが容易であるという「Appleの閉鎖性」がうまく活かされている。

◎製品だけでなく、そのサポートやトレーニングプログラムまでも「魅力的な製品」に仕上げる…
このあたり、Appleって商売うまいなぁ、と思う。 製品の姿が明らかになればなるほど魅力を失うどっかの企業とは大違いだw

2006/09/22

【DIary】吹っ飛ぶPC、吹っ飛ぶバッテリ

◎もう一発ソニーネタ。
LAの空港でThinkpadT43が炎上した事件だが、やはりというか何というか、ソニー製バッテリであることが判明した。

◎ポイントはここだろうか。

>DellとAppleがリコールを発表したとき、Lenovoは、徹底的なテストを行った結果、自社のノートPCはこの問題とは関係ない、としていた。同社は8月、自社ノートPCは他社と異なる充電電圧を使用しており、バッテリケースのデザインも違うという点を強調していた。

しかし現実に火を噴いてしまった。 しかもあのThinkpadが、だ。
Thinkpadといえば質実剛健、高信頼性、高品質と、値段は少々張るもののノートPCではおそらく最高峰のブランドとして君臨し続けた製品だ。 中国資本のLenovoに移ったときは少々心配もしたが、その後の【Lenovo Thinkpad】シリーズもその名に恥じない製品に仕上がっていた…と思う。

◎Dell、Apple、そしてLenovo、どれも、世界的にシェア・売上高の大きい(Appleはシェアは小さいが、売上高はPCメーカーとしてはトップクラス)大企業だ。
これらに相次ぐ不具合/リコールは、どれも「ソニーのバッテリ」が絡んでいる。
バッテリが要因なのか、同じ要因なのか、Lenovoの特有要因なのか、Thinkpad特有の問題なのか…それは判らないが、この「ソニーのバッテリ」であることだけは、動かしがたい事実なのだ。
それがマーケティングにどれだけの影響を及ぼすかは、…まぁ、推して知るべし、であろう。

さて、どうなるか。

【Diary】プレイステーション3の発売価格引き下げ

◎PS3の廉価モデル発売価格が引き下げられ、 ¥62,790→¥49980となり、当初搭載されないとされていたHDMI端子も搭載することとなった。
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006092281.html

いろいろニュースソースのある中で信頼性がイマイチなZAKZAKを選んだのには理由がある。

>久多良木社長は講演の中で、「高いからといって買われなくなると、PS3が目指している夢が実現できなくなる」と語った。


◎はて。 何かひかっかる部分があるな。
そう思って昔のニュースを引っ張り出すとこんなのが。 PS3の価格バッシングの引き金となったあの発言だ。
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0605/09/news046.html
>価格について久夛良木氏は、「安すぎたかも」とそれぞれ内包する技術や原価を考慮した発言をする。
>「これはPS3の価格です。高いとか安いとか、“ゲーム機として”というくくりでは考えてほしくないんです。PS3というものは他にはないわけですから。例えば、高級なレストランで食事をした時の代金と、社員食堂での食事の代金を比べるのはナンセンスですよね? これは極端な例ですが、まさにそういうことなのです。そのゲーム機で何ができるか、というのが問題なのです。すばらしい体験ができるのなら、価格は問題じゃないと考えています。

◎つまるところ、「高いからといって…」という発言は、事実上市場要求に対する降参宣言と同じである。
価値のある高級レストランの食事なら、値下げはしない。 つまりPS3は高級レストランの食事などではなく、価格破壊競争に巻き込まれるマクドナルドのハンバーガーと同じ、といったところだろうか。

◎ゲーム機というのは、発売時点では売価が原価割れ(製造原価でなく、輸送原価も含めて)を起こした赤字商売でスタートし、内蔵している部品(主だたるものは半導体と光学デバイス)の低下によって損益分岐点を越える、というビジネスモデルなので、売価が引き下がると、その分初期売りの赤字額が膨らむ分、損益分岐が遅くなる。 しかも当然ながら出荷数は時間の経過とともに増加が鈍くなるので、余計に損益分岐点は遠ざかってしまう。
更に言えばPS3の場合ハードの開発費用が膨大なので、売却益が出なければ、開発費の減価償却も遅れていく。

◎…と思ってたら、ソースの信頼性がわからないがこんな情報もある。
http://blog.livedoor.jp/nekogagotoku/archives/50211809.html
車やコースの追加に課金だそうだ。 しかも初期実装が実にチープ。 つまり楽しみたければどんどん金を出せ、と。
ハードの価格を下げた分、ソフトの初期投資や継続投資でその損失を埋め合わせよう、というわけか。
しかもまたソフトの値段の高いこと!! そしてコンテンツの貧弱なこと!!
高価格構成を反省したふりをして、実は全然反省していないSCE。
ゲームの基礎部分を担う技術面は優れているかもしれないが、コンテンツノビジネスモデルが全然なってない感じがしますね。

さて、どうなるか。

2006/09/20

【Diary】朝日新聞記者が飲酒運転でタイーホ

◎えー、マスコミによる飲酒運転撲滅キャンペーンが声高に叫ばれる昨今だが、
なんとそのマスコミ関係者が飲酒運転でタイーホされるという珍事に至った。 しかも、朝日新聞の記者。
http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY200609200440.html

>調べでは、中川記者は19日午前1時40分ごろ、甲府市内の自宅近くで、酒気帯びの状態で乗用車を運転した疑い。検問中の同署員が停止を求め、呼気検査をしたところ、発覚したという。非番だった17日夜から18日午前にかけて、飲食店や自宅などで焼酎やビールを飲んだ、と話している。同署が発表する直前の20日午後になって初めて上司に検挙されたことを報告した。

ええ。 私最初このニュース見て、5分ぐらい笑い転げましたよ。

◎この中川裕史記者(27)、甲府支局の支社だそうな、13日付けの記事で、飲酒運転に関する記事を書いてるんですね。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000609130006
消されちゃ困るから一部抜粋。
>全国的な飲酒運転による事故の増加を受けて、県警は12日から1週間を飲酒運転取り締まり強化週間とし、摘発や啓発活動に力を入れる。アルコールを提供する飲食店にも協力を呼びかけるほか、飲酒運転の同乗者も捜査するなど、より厳しい姿勢を打ち出している。(中川裕史)

いやぁ、言ってることは立派ですが、それで自分が飲酒運転してちゃーねぇ?

◎まぁ、朝日新聞じゃなくてもマスコミ関係者の飲酒運転と言う時点で十分にアホなんだが、(中日新聞だったかも捕まったかな?)朝日新聞の場合、15日付けの天声人語でこんな事書いてるんで、余計に滑稽ですな。。
http://www.asahi.com/paper/column20060915.html
>運転者本人の自覚が肝心だし、酒を飲ませた側の責任も重い。しかしもう少し広く見れば、いわば普通の人を瞬時に殺人者に変える魔力を持つ車をつくり、売っている側も危機感を持つべきではないか。 販売台数が世界でトップクラスとか、累積で1億台を売ったといった業績も大事だが、被害者や、人をあやめる運転者をひとりでも減らす手だてをどれだけとってきたのだろう。「飲んだら動かない車」の開発に取り組むメーカーもあるようだが、遅すぎてはいないか。

はっはっはぁ~、イザって時のための責任逃れの布石だったのかな? とか思ってしまう私はアンチ朝日新聞w
ま、引用元を見れば判るように朝日新聞自信が実名を公表して報道したのは最近のマスコミ身内不祥事隠蔽体質からすれば一歩前進か。別に当然のことではあるが。
この中川裕史記者(27)、即日管理部付になったそうな。 まぁ懲戒免職が妥当だろうけど、さすがにソレは一部所やデスク単位で決定できる話じゃないから、まぁ現時点ではこんなものか。

◎それにしても、連日の飲酒運転報道そのものは三菱のときと同じで,話題になるからマスコミが取り上げているに過ぎないが,逆にいうとこれまで報道されなかっただけで,飲酒運転自体がこれだけ多いんだなー,と率直に思う。
まぁ現職の警察官から消防士から、果ては「懲戒免職は処分が重過ぎる」とか言って提訴したアホ先生もいたりして、かたや報道機関も民間企業も何もかも… 下戸な私からすればまぁまぁ皆様よく飲むもので、って感じだ。

◎この飲酒運転、一体何をすれば止まるのか。
少なくとも、本人の意思とかそういう性善説アプローチで解決できる問題ではないと思う。 酒が入っていなければ「飲酒運転はいかん」と思っていても、酔ってしまえばそんなことは関係ない。
私の住む地域もバリバリの車社会なので居酒屋は駐車場完備(そうじゃないと商売できない)で、店側は張り紙や呼びかけで代行運転屋の利用を積極的に呼びかけているが、「大丈夫大丈夫~」 なんつって、必死で止めようとする店員に逆ギレする奴もたまに見る。 はっきり言ってアホだが、それが酒というものだ。

◎じゃぁ性悪説で行くとして、何をすればいいんだろう。
手っ取り早いのは取り締まり強化だが、警察の人的資産にも限界がある。 駐車違反のように民間委託で取り締まるってのもひとつの手かな。 でも相手は酔っ払いでしかも車に乗ってる。 危なくてしゃぁないわな。
法律の強化? 危険運転致死罪のの適用範囲を拡大して、逮捕・検査時点でのアルコール検知値に関わらず、飲酒と事故の因果関係が立証できれば適用するとか。 (福岡の事例でこれをやろうとしているみたいだが)
あるいは飲酒運転幇助の罰則を強化して、相互監視を強めるとか…
なんかどれも、人権派団体がクレームをつけてきそうだなw

◎…と、ここまでテレビを横目に書いているが、冒頭の朝日新聞ネタは少なくともテレ朝報道ステーションではまったく報道されず、TBSのNEWS23でも放送される様子はない。そもそも、朝日新聞の明日の朝刊に載るかどうかは判らない。(ウチは購読してないし)
さて、マスコミの飲酒運転キャンペーンが本物か、それとも単なる人気取りか、ここでの報道各社の動きが注目されるところだ。

2006/09/18

【Sound Works】幻の名盤解放歌集

◎TremoloPanのベーシストでありはぐれくノ一歪み系の首魁たるk-gotoh氏より、彼のコレクションである「幻の名盤解放歌集」のコンピレーションCDを頂いた。
「幻の…」は知る人ぞ知る、あの赤坂泰彦のミリオンナイツの「うさんくさいポップス」やコサキンラジオで炸裂的人気を誇った怪し~い歌謡曲を詰め込んだシロモノである。 これを200曲近く詰め込んできた(AACで)ので、ソレは大変なことになっているであろうと思いつつ、iTunesにブチ込んでiPodに落とし込み、Dockに挿して自宅のステレオで再生開始!!

◎それからというものもう腹筋が攣りそうw あまりにも怪しすぎる上、突っ込みどころ満載。
「♪俺は~やる~」何を!! 「♪お願い入れて~」だから何を!! みたいな感じ。
「ラリラリ東京」なぞ、マジで突込みを入れ続けないとこちらの精神がヤラれそう。
知る人ぞ知る「歌う性転換教室」「女装中年の苦悩」マリア四郎の必要以上にネッチョリした声も最高過ぎ。

◎しかも、よりにもよってこれを演奏しながらGT4をやるという暴挙に…
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙、集中できねぇw

2006/09/14

【Sound Works】DSP-AX2700

◎YAMAHAから新型DSPアンプ、DSP-AX2700/1700が発表された。 先にラインナップされていたミドルレンジモデル、DSP-AX2600/1600の後継モデルに位置づけられる(と思われる)。

◎アンプとして見た場合の改良点は内部構造の見直しとアンプ出力の増大(それぞれ10Wづつ向上)と、DSPアルゴリズムの変更、HDMIの規格変更(Ver1.1→Ver1.2a)といったところで、1700に関しては値段もほとんど据え置かれた。

◎一方で2700のほうは先にDSP-N600で搭載されたネットワークレシーバー機能が搭載された。 ただこれによって、2700より値段がスコーンと(約5万円)上がっている。N600のベースモデルに対する値上がり幅を比べると、ちょっと値上がり幅が大きい気がするけど… 比率で言えばそんなもんなのかな。 何せ、「金を出せば出すほどエラい」と言う高級オーディオの世界だからw

◎iTVもそうだが、従来PCで楽しんでいたデジタルメディアファイルを、 いかにリビングルームで楽しむか、と言うのが今後のマルチメディアビジネスのひとつのキーになりそうだ。
お金も無いからすぐすぐ導入するとかしないとかいう話ではないが、「快適なリビングルーム」を夢見るには面白い分野なのかもしれない。

【Computing】MS06-049の導入で、NTFS圧縮ファイルが破損する不具合

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/14/news074.html
またパッチがらみの不具合ですかー。 しかもまた8月パッチ。
MS06-042の件で市場サポートの弱さが露見したM$、不具合対応もマトモに出来なくなってきたのかなぁ。
Vistaのリリース間際で、開発リソースが足りないのかなぁ…などと推測したくなる。

【Computing】iTVの可能性

◎前エントリのiPod発表も行われた9/12のアップルスペシャルイベント、その基調講演で「iTV」なる2007年上期リリース予定の新製品アナウンスが行われた。
このiTV、機能としてはiTunesのコンテンツをTVやホームオーディオに流し込むためのブレークアウトボックスで、MacやPCにインストールされたiTunesのメディアファイルをリビングTVで表示するシロモノだ。
もちろんただストリーミングを受けるだけではなく、Front Row風のGUIを備え、Apple Remoteによってサーバとなるコンピュータ側のメディアファイルの選択/再生といった操作を行える。
端子類はRCAピン、コンポーネントの他HDMIも搭載し、USB2.0/bluetoothも備える。ストリーミング受信は無線LANで行う。
本体サイズはmac miniを薄くしたもので、価格は299ドルを予定しているそうだ。

◎iTunesによる映画配信/販売が開始されるに当たって、「ダウンロードしたPCをいかに大画面で、リビングで楽しむか」 と言う従来までの映像配信コンテンツの問題点を解決する製品だが、
iTunesコンテンツのストリーミングレシーバーと言う概念では画期的と言うほど目新しいものではなく、AirMac ExpressはiTunesの音楽ファイルをストリーミング受信してリビングオーディオに流し込む機能を持っている。 しかしAirMacの音声出力はあくまでPCのスレーブとしての位置づけで、基本操作はPC側で行う必要がある。
iTVが画期的なのは、メディアをコントロールするのはあくまでiTVの役割であり、PCはiTVから指定されたメディアファイルをiTVにストリーミングするサーバ、システムとしてはPCがスレーブの位置づけになることだ。
結局ユーザはPCの電源さえ入っていれば、リビングから動くことなく、PC内の映画・動画・音楽・写真といったメディアファイルに自由にアクセスできる。

◎映画配信や動画配信はまだまだ未開拓の市場ではあるが、音楽に関して言うならば、やはりPC側に音楽ライブラリを構築すると、PCを離れてリビングルームに居るときにそれらにアクセスしたくなる。 かといってPCを持ってきたりPCの場所に行ったりするのは本末転倒だし、私のようにノートPCユーザは音質が良くないし、リビングオーディオからケーブルを延ばすのも何か違う。
今のところ私はiPodをリビングオーディオに接続して使用しているが、時としてこれすら面倒になる。
リビングに居たまま、PCに触れることなく、自分のメディアライブラリにアクセスできる…考えただけで、実に便利そうではないか。
リリースは来年の上期で、この時期はLeopardのリリースが控えているし、前後の期間でCore 2 Duo搭載の新製品も出るだろう。Appleの来年が楽しみだ。

◎もちろん、どうせやるならチューナー/キャプチャー機能をつけてTVコンテンツとPCコンテンツの双方向の架け橋になれば更に便利そうだし、、iTunesライブラリファイルを格納するための100GB程度のHDDを搭載して物理的なデータサーバー(ネットワークドライブ)兼ブレークアウトボックス、という仕様にするというのも良いと思う。(特に後者は、本体のHDD容量が少ないmini/ノートユーザーには重宝されそうなもんだが…どうでしょうAppleさん。

2006/09/13

【Sound Works】iPod(・∀・)ひゃっほう!!

◎やっぱタイトルセンスねぇなー…俺。
iPodファミリーのラインナップが一新された。
iPodは液晶の明るさ改善(当社比60%らしい)と上位モデルが60G→80Gに増量。
iPod nanoはボディがアルミニウムになり,液晶明るさ改善(当社比40%)全ラインナップの容量底上げ(倍化)と,カラーラインナップが5色になった。
色は容量と連動しており,2Gがシルバー,4Gがシルバー/ピンク/ブルー/グリーン,8Gがブラックだ。
このあたり,nanoの前進であるiPod miniの路線を引き継ぐ…というか,mini世代の置き換えを狙っているのだろう。
nanoはよく売れているし,miniはiPod史上最も売れたモデルとのことで,これもまた人気が出そうだ。

◎で,今回iPod Shuffleは完全な別物になった。
デザインが変更され,従来のスティックタイプからアルミニウムボディのクリップタイプに変わり、さながら「ウェアラブル・ポータブルプレーヤー」とでも呼べるシロモノになった。
大きさはW41.2×H27.3×D10.5と,iPod用Radio Remoteとほとんど変わらない。
容量は1GBで,9800円…安っ!!
前モデルはUSBコネクタを持ち,PCに挿しこんで同期を取っていたが,今回はDockによって同期を取る形式となった。 ノートPCとかだと,USBコネクタが後ろにしかなかったりして結構不便だったと思うんで,ここは良い変更点ですな。

◎iPodといえば,のiTunesもバージョンアップされ,iTunes7となった。
最も取りざたされている変更点は映画及びゲーム(第5世代iPod用)のダウンロード販売対応だが,それらに隠れる形で,しかし重要な変更点が3点ある。
一つ目はギャップレス再生のサポート。 最初のインストール時にライブラリ全コンテンツのギャップレス再生設定(自動で行われる)とiPodのアップデートを行う必要があるが、これによって「アビーロード」のB面とか,ライブ・アルバムで曲間をブツブツ切られず連続再生できるようになった。
二つ目はアルバムアートワークの自動検索・入手が可能になったこと。 WMPのように再生中に自動ダウンロード、とはいかないが、自分で探して(時には自作して)貼り込むのに比べれば全然手間が省ける。
そして3つ目は、コントロール画面の構成が3つになったことだ。 従来通りの3ペイン表示方式のほか、URGE風のアルバムアート単位でのブラウジング、Front Row風の「アルバムアートめくり」ブラウジングだ。
ソフトの見た目も全体的に変化し、従来カラム形式だったプレイリスト/ライブラリ画面の罫線が無くなってタブ組みになっていたり、iPodの接続/更新画面が「設定」タブからメイン画面に移動(これも、タブやイラストを多用して、判りやすいつくりになっている。

◎全体的に見ると、nanoとshuffleと言うiPodの弟分たちが、上位の「iPod」のプロダクトデザインから脱却した独立した存在になろうとしているのが判る。
機能重視のiPod、中庸だがデザインで押すnano、ウェアラブルという新しい概念を持ったshuffle…
ある程度市場が熟成し、成長率の鈍化が始まった携帯オーディオプレーヤー市場だが、まだまだiPodが引っ掻き回してくれそうだ。

【Diary】これが民主党のやり方か!!(怒)

◎あまりBlogで政治ネタとかやりたくないんだが、あまりにも酷いのでちょっと紹介。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000010-mai-pol

ポイントはここだ。

鳩山由紀夫幹事長は党広報戦略本部に対し、安倍氏の祖父・岸信介元首相の研究を指示した。幹部の一人は「安倍氏は岸氏のやったことをすべて肯定したいだけ」と指摘。別の幹部も「岸氏の業績をすべて否定はしないが、A級戦犯容疑者であり、危険な側面もある。安倍氏が政治的に岸氏のDNAを継いでいるのか、検証する必要はある」と述べた。

本気で言ってるのかなこの幹部とやら。 誰が言ったか知らないけど。
民主党の論理では、A級戦犯の子孫は危険人物ですか。
ちなみに民主党にもA級戦犯を祖父に抱える【A級戦犯容疑者】のDNAを継いだ議員がいるのだが、民主党的に言えばDNAに問題があるんじゃないのか? 何故党員でいられるのだろうか?
また、アジア外交面でバリバリの新中派で知られた阿南元中国大使の祖父は、第二次世界大戦の終戦間際で最後まで本土決戦論を説いた阿南惟幾陸軍大臣その人なんですけど、これはDNAで言うとどういう説明になるのだろう?

◎寿康ちゃんメール騒動時は日本を密告社会にしようとするし、今度は出生差別、人権の蹂躙ですか。
もう、すばらしすぎて声が出ませんよ民主党。

2006/09/12

【Computing】新型iMac

◎まぁ出るだろうな,とは思っていたが,意外と素早くCore Duo 2搭載iMacが発表された。
http://www.apple.com/jp/imac/
従来型と大きく違うのは・全モデルにCore 2 Duoを搭載し,クロックも底上げ(最廉価17インチのみ据え置き)
・24インチモデルがラインナップに追加
・低価格化(全体的に値段が下がっている)
といったところか。

◎新しく設定された24インチモデルは,,画面の拡大のほかグラフィックチップの強化(ATI Radeon X1600→NVIDIA GeForce 7300GT)やFireWire800の搭載などで差別化が計られている。 ちなみにBTOでCore 2 Duo 2.33GHz,GeForce7600に強化可能だ。
実際にApple Storeで実物を見てみたが、やはり24インチの画面サイズは圧巻。 普通にPCを使用する距離では、まさに視界が画面に覆われる、といった感じだ。
サウンドも(内臓スピーカーとしては)そこそこ申し分のないレベルで、これでDVDを見るのは楽しそうだ。
ただ設置場所には苦労するだろうなぁ…

◎まぁこの24インチに関しては、MacProがハイエンド・ワークステーションまでぶっ飛んで行ってしまった分ラインナップが空位になったハイスペック・コンシューマ領域を埋めるモデルと言う側面が強いと思う。むしろ個人的に注目しているのは20インチモデルで,グラフィックチップとFireWire以外の構成は24インチモデルと基本的に同一で、BTOによる2.33GHz化も可能だ。
いずれにしても現状コンシューマ機として(コスト的にも)望みえる最高レベルのパッケージと言えるのではないだろうか。

◎こうなってくるとMacBook、MacBookProのCore 2 Duo化が待たれる。 LeopardでIntelバイナリでの64ビット処理が正式にサポートされる予定なので、おそらくそれまでには全ラインナップのCore 2 Duo化が施されることだろう。
Mac Bookは6月に出たばかりだから、出るとしたら12月か、Leopardリリースと同時か…
MacBookProはモデルが(やや)古めとあって、それよりは速いだろう。

◎ちなみに、時を同じくしてMac miniも値段が据え置かれたままCPUが底上げされ、Core Soroモデルが無くなった。
レビューなどを読む限り、Mac miniはデータサーバ代わりであったり、大画面TVに(HDMI経由で)繋いでメディアセンターに使用したりするという使い方が結構多いそうだ。
それなら、(iMovieもあることだし)ちょっとMac Miniとしての値段は上がるかもしれないがキャプチャーユニットやTVチューナーユニットを外部ブレークアウトボックスとして持たせて、メディアセンター・リビングコンピュータになってしまうと言うのもひとつの方向性な気がする。 まぁ国内PCベンダーがさんざんやっていることではあるが…