2006/10/30

【Diary】富士通よお前もか

◎終結していないので当然なのだが、今度は富士通が燃えたようだ。
ITmedia:富士通PCから火花 「ソニー製バッテリーが原因と認識」

バッテリーはソニーが交換対象としているもので、同社は「ソニー製バッテリーパックそのものに起因する問題との共通認識に至っている」とし、詳細な原因を調査している。

DELLのときも、Appleのときも、Lenovoの時も似たようなコメントを聞いたが、
以前のエントリ取り上げた記事で、ソニーはこんな発表を行っている。
(DELL、Apple、Lenovoの)3社以外の350万個については「安心して使っていただくための交換」(同社セミコンダクタ&コンポーネントグループ担当中川裕副社長)としており、回収対象のうち、これまで異常が報告されているのは、バッテリーセル周辺で過剰発熱があった1件のみ、という。

しかし実際このときに「安心して使っていただくため」として危険性を理由にしなかった富士通製でも燃えてしまったので、どこのメーカー製PCだろうと危険性は変わりが無いということを自ら証明してしまったことになる。
Lenovoの件に関しては、「調査中」を理由に詳細鯨飲の発表を避けているが、いつまでその言い訳が通用するやら。

◎市場対応の方法を間違えるととんでもないことになる、というのは三菱ふそうリコール騒ぎのときに嫌というほど表面化しているはずなのだが、それを活かしきれて居ない、ということだろうか。

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◎各社のリコール対象個数を並べてみよう。
DELL(発火):420万個
Apple(発火):180万個
Lenovo(発火):52.6万個
富士通(発火)、東芝、日立、HP、ゲートウェイ、ソニー:350万個(ソニー発表個数)

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