2011/11/25

【Gadget】携帯2台持ちで、月の携帯代金はどうなる?

◎買ってからやるなよ、と言う感じがしないでもないが、ドコモ+iPhoneを持つにあたってのランニングコストを計算してみた。
まずは私のドコモの従来契約から。

プランMバリュー基本使用料:¥2,656
パケホーダイダブル:¥4,410
iモード:¥315
キャッチホン:¥210
ゆうゆうコール:¥189
iコンシェル:¥105
お預かりサービス:¥105
ケータイ補償300:¥315
ユニバーサルサービス料:¥7
────────────────
計 ¥8,312

…最初に携帯を手にした(もう10年以上前か…)頃から、「月の携帯代は大体8000円」と言う生活に慣れているので、特にこれが高いとか思ったことは無いが、逆に言えば「私が携帯代として認識している値段」は、こんなもんである。

◎さて、実際にiPhoneを持つまでは漠然と「携帯2台持つんだから、まあ通話しないし、基本使用料とパケ定分だけだから、大体月5000円ぐらいのプラスかなー」なんて思っていたのだが、よくよく考えるとせっかくスマホを持ったのなら何もわざわざガラケにメールやネットをさせる必要はない。と言うか上記の内訳で示されているように、代金の半額近くを通信費用で占めている(通話料は無料通話がいつも余っている)ので、通信費用を下げることでドコモ側の支払い料金を下げてみることにした。

◎具体的には、知人にメルアド変更通知を出し、ドコモ端末を登録していたメールマガジン系を全てiPhoneに登録(MMSである必要性も無いので、それまで使い道が思いつかなかったEメール(i)を活用)し、iコンシェルも解約。万が一のパケット通信に備えパケホダブルははそのまま残しておく。
これによってドコモ回線を完全に音声通話+緊急地震速報レシーバ+ワンセグレシーバに機能限定し、ネットワーク機能を全てiPhoneに持たせる体制を整えた訳だ。


◎するとこうなる。
プランMバリュー基本使用料:¥2,656
パケホーダイダブル定額分:¥390
iモード:¥315
キャッチホン:¥210
ゆうゆうコール:¥189
お預かりサービス:¥105
ケータイ補償300:¥315
ユニバーサルサービス料:¥7
────────────────
ドコモ計 ¥4,187

ホワイトプラン(i):¥980
パケットし放題(i):\4,410
S!ベーシックパック:¥315
月々割:¥-1920
────────────────
ソフトバンク計 ¥3,785

総計:¥7,972
ドコモ1台持ちとの差額:¥-340

…あれ? 若干だが下がったぞ? 携帯2台持ってるのに?

◎これ、「月々割の割引額+ドコモのサービス解約による減額が、iPhone追加による増加コスト分を上回っている」から起こる現象である。
パケット定額の上限額は同じなので、それ以外の変動部分の差異だけを抜き出すと…
ホワイトプラン(i):¥980
S!ベーシックパック:¥315
パケホーダイダブル定額分:¥390
────────────────
増額分計 ¥1,685


iコンシェル解約:¥-105
月々割:¥-1920
────────────────
減額分計 ¥-2025

増減額:-340
…と、数字で表すと「ああなるほど」となるが、どうもやはり感覚的には納得できないw
なお、私の周りには意外にSBMユーザが多く、その人達との通話は基本「ただとも」通話している為、実のところドコモのプランをMにしておく理由も薄れつつある。長電話する相手が他キャリアが多いので微妙なところではあるが、プランをSに下げられれば、さらに1000円程基本料金を下げられる。これについてはしばらく利用状態を観察してから決めようと思う。(1年引っ張っても差額は1万円程度だしね)


◎まあ実際のところケータイ預かりサービスは生かしてあるのでドコモ側の電話帳をメンテすればその分パケットは発生するし、不意に何らかのメールを受信する可能性はあるので、実際は若干の増額になるとは思うが、少なくとも計算上の金額が下がるというのは意外過ぎる結果であった。

2011/11/19

【Maclife】iPhoneとドコモを二台持ちする意味

From Evernote:

【Maclife】iPhoneとドコモを二台持ちする意味

◎iPhone購入を機に、それまで無尽蔵にSH-04Aで受けていた通知系メールの送り先をiPhoneに変更し、iコンシェルも 交通系と気象系以外の情報受信を全部切った。パケ代節約のためだ。同じパケ放契約でも、月々割が効いている分SBMの方が安いからだ。メール(SMS)も基本iPhoneで受けるようにしたため、さてiコンシェルの受信のみに絞ってどこまでパケット代を下げられるか。しばらく様子見だ。 

 

◎iPhone購入にあたって「あくまでもドコモの回線は手放さない」と言う選択をしたために携帯の二台餅をすることになったのだが、「2台も持つと邪魔かなぁ」という不安とは裏腹にそれほど苦になっていない。 多少車の乗り降りが煩わしいぐらいだ。もともとiPodを持っていたというのも大きいか。結果的に ドコモの端末は殆ど待ち受け専門となり鞄に入っているかポケットに入っているかのどちらかで、手にしているのは常にiPhoneと言う状態。しかしある意味これは私にとって非常に好ましい状態と言える。

 

◎今までも何度か言ってきたことだが、震災を経験して以後重視しているのは、「緊急情報がいち早く受信でき、いついかなる時でも通信を確保できること」である。この「いついかなるとき」という要求を満たすには、電池の稼働時間と、回線エリアの広さ・エリア内での回線品質の良さが要求される。 そしてそのどちらの要求も、iPhoneでは満たす事はできない。(たとえau回線を選んでいたとしても、【ドコモに劣る】時点でNG)そういう意味で、何だかんだいいつつもプライマリの電話回線はあくまでドコモであり、端末はあくまでガラケなのだ。

 

◎更にセカンダリたるiPhoneに情報端末としての機能を分離したことで、プライマリ端末にかかる電池の負荷が減り、「プライマリに求められる信頼性」が更に増した、という副次的効果もある。何しろほとんど待ち受けっぱなしなので、9ヶ月ほど経過した電池でも3日は余裕で待ち受けられるのだ。ネットワークツールたるiPhoneの電池が切れても退屈なだけだが、 SH-04Aの電池が切れたら死活問題だ。現代社会で最も避けるべき「通信の断絶」が起こってしまう。

 

◎通信の確保という生活の基礎を担う領域と、コミュニケーション やエンタテインメントという生活に彩りを加える領域。日本人的な言い方をすれば「ハレとケ」であろうか。その例えで言うなら、ハレを担うのがiPhone、ケを担うのががドコモガラケである。そして残念ながら、今はまだガラケもスマホもそれら全域をカバーするには至っていない。なれば相応のコストを払って機能分離するという選択肢が、今のところは最良ではないだろうか。

 

◎…と、自分の行いを正当化してみるなどw 

2011/11/15

【Gadget】ハンドベルドデバイスの限界点

◎夏モデルの緊急地震速報対応が完了していないのでドコモ的にはまだ夏の筈なのだが、ともかくもドコモから冬春モデルが発表され、私にとって待望の「出目金でないミドルレンジのシャープガラケ」SH-01Dのコールドモックを手にしたのだが、

「でかい!」

あれはもう電話と言うより「板」ではないか。 あともう少しでタブレットに分類されかねない勢い。一応通話機能を持つので電話と言い張ることは出来るが、それにしてもでかい。
そして「コンパクト」がウリの筈のP-01Dも、持った感じSH-04Aとさほど大差が無い。年々携帯電話はサイズが肥大化してるなぁとは思っていたが、最早ここまでくるとハンドベルドデバイスとは呼べないレベルに突入していないか?

◎そこで興が乗ったので、ドコモの冬春モデルの主要な機種を対象に、サイズと重量を列挙してみた。

SH-04A(ガラケ基準として):114mm×54mm×16.3mm 140g
iPhone(基準として):115.2mm×58.6mm×9.3mm 140g

(w)P-01D:110mm × 55mm × 12.8mm 117g
(w)SH-01D:128mm×65mm×9.7mm 137g
(w)SH-04D:119mm×60mm×12.3mm 127g
(N)SC-03D:130mm×69mm×9.5mm 130g
(N)SC-04D:136mm×68mm×8.8mm 135g
(N)N-04D:131mm×67mm×10.9mm 149g
(w)F-03D:121mm×59mm×10.9mm 140g
(N)F-05D:129mm×64mm×9.8mm 129g
(N)F-07D:127mm×64mm×6.7mm 109g
(N)L-01D:133mm×68mm×10.7mm 140g
(w)T-01D:129mm×64mm×8.8mm 129g

11モデル平均:127mm×64mm×10mm 131g。

◎とまあこんな感じ。P-01D以外のすべてのモデルで縦横寸法がiPhoneを超えている。(大半のモデルで、厚みも超えている)私はもともとSH-04AやiPhone程度のサイズがハンドベルドデバイスとして限界のサイズ・重量ではないかと思っていた。 ズボンの横ポケットに入れたまま無理なくしゃがみ込めるのが精々このサイズだからだ。

◎何故ここまで巨大になるのかを考えてみたが、「スマートフォン」を構成するために必要なスペース…一番効くであろう基板実装面積はiOSであろうがAndroidであろうが大して変わらないはずだ。しかしアンドロスマホは「多種多様なボタン」「ストレージスロット」「ワンセグアンテナ」「交換可能なバッテリ」といった、iPhoneでは切り捨てられた要素をいくつか持っている。これと、「iPhoneを上回る為に」供えられた大画面液晶の結果、厚みが削られた分大型化したり、小型化した分厚みが増したりしているのだろう。

◎そして何よりも結局これらの数字が物語っているのはiPhoneに対する(無駄な)対抗意識の表れだとみている。「iPhoneよりも大きな画面を!」「iPhoneよりも軽く!」と言う安直な発想の企画屋と、スペックシートがiPhoneより勝っていれば満足してしまう技術・市場音痴の経営者の判断が、このような巨大な端末を生み出してしまうものと思われる。個人的にはシャープまでがその発想に取りつかれてしまっているのが少し悲しいところ。(シャープの端末は自社コアパーツを売りたいがための製品だということは理解しているつもりだが…)

◎使用環境をユーザが構築することで、ガラケの時代に言われていた「電話とメールとネットが出来ればいいシンプルな端末」はスマホで実現されるかと思っていたが、まだまだ遠いようである。

2011/11/13

【Maclife】iCloudとWi-Fi同期

◎iOS5とLionの目玉機能、iCloud。まあ、「情強様」にとってはゴミ仕様とのことだが、iPadでその片鱗に振れ、iPhoneで実際使ってみて、その利便性に改めて驚く。iPhoneで撮った写真が、すぐiPadで見れる。iPhoneで受けたメールのアドレスを登録すれば、MacのMailからメールが出せる。iPhoneの画面でアドレス帳のメンテは大変だが、MacでメンテすればすぐさまiPhoneで使える。

◎そしてもう一つ、日本ではiCloudでiTunesコンテンツのやり取りは出来ないが、それを補ってあまりあるのがWi-Fi同期。 Appleの能書きではデバイス側の充電行為が必要とあるが、実際のところWi-Fi内でデバイスが認識されてさえしまえば自動で同期操作に入る。同期スピードはやはり遅いものの、初期同期にさえ使わなければ、部屋に帰ってMacを立ち上げ、服を着替えている間に同期は終わってしまう。場所こそ「母艦と同じWi-Fi範囲内」に限定されるが、そこにさえ足を踏み入れれば、iCloudと同じような感覚で同期が行われてくれる。(※1)

◎これら二つの同期に関する改善点、考えても見ればiPodからずっと続くアップル製ハンドベルドデバイスは、ずっとこの「同期の利便性」を追い求めていた。数々のハンドベルドデバイスの中でもApple製品が優れていた点は、iTunesという完成度の高いアグリケートソフトウェアを通じて、「PCに構築した環境」をそのままデバイスで持ち出せること、デバイスへの転送の為に特別な操作や整理を必要としないことだった。

◎しかし唯一残っていた欠点が、「デバイスとPCを物理的接続する必要が有る」と言う点だった。人間贅沢なもので、慣れてくると今度は「接続する」という行為…儀式ともいうべきか。それが面倒になってくる。
iCloudとWi-Fi同期は、その「儀式」からユーザーを開放し、またひとつ「同期する」と言うユーザーのマインドセットを取り払った。iTunesを作り込めばデバイスに転送される。 特別な操作は何一つ必要とせず、デバイス側を更新すれば母艦側が追従する。
また一つ、Appleは「コンピュータと周辺機器」の関係を再発明した、と言っても過言ではなかろう。


※1:iOS5.0.1アップデート後、どうにもWi-Fi同期が不安定になっているようだ。Win(iPad)でもMac(iPhone)でも同じ現象なので、おそらく原因はiTunes側。

2011/11/07

【Maclife】ついにiPhone購入!!

今日の購入品:Apple iPhone4S 64GB Black + iPhone4 bumper(White)

◎ついに…ついに購入。 IPhone3G登場から苦節3年待ったぞコノヤロ。 遅ればせながら私もやっとIPhoneデビューである。 と言うか3年も引っ張った理由は「iPodより容量が少ない」という点…だったはずが、いつの間にかOSが対応しなくなり、iPhoneどころかiPodもiPadもMacで同期が出来ず悶々とした日々を過ごしていたのだが、先達てMacをAirにスイッチしたタイミングで、待望の64GBモデル発表。 しかも「iPhone4のデザインラインが気に入っていた」私にとって、5でなく4Sだったことは本当に幸運。

◎しかしスティーブ・ジョブスの訃報も相まって爆発的人気が出てしまった4Sの入手は困難を極めた。 先日Apple Storeの前を通りかかった時は普通に「行列4時間待ち」と言い放たれ、都内の家電量販店は予約と引き渡ししかやっていない状況。 とどめに地元のSBMショップに立ち寄って入荷予定を聞いてみたところ「予約一か月待ちです~」なんて普通に言われてしまった。
ところが。
今日は朝起きたら頭痛が酷く、会社を休むことにしたのだがひと眠りしたら動ける程度には回復。 会社に連絡を済ませ、外を見るととても天気がいい。 時計の針は7時過ぎ。私はふと考えた。
「これ、平日、しかも月曜日の開店直後に行けば、殆ど行列しないで買えるのでは?」
さっそく準備。一応体調が悪いのでそれなりに厚着をして、多少の行列でも耐えられるよう本を抱えてあぽすと直行。

◎するとどうだ。開店前のあぽすとには、私の前に客が6人。 店側の好意で配られた水を飲みつつ待つこと5分。
「開店前ですけど、先着の方中へどうぞ~」
なんたる幸運。 要は開店直後に混乱が起こるのを防ぐため、事前に行列客を中に入れ、必要書類を先に書かせるのだ。 ついでに余った時間でアクセサリも選ばせてくれた。 ケースにしようかバンパーにしようか迷ったのだが、とりあえずバンパーを選択。 本体色は黒と決めていたので、目立たせる意味で白を選択。(あとから思ったがオレンジでも良かったな)

◎そして開店と同時に始まる事務手続き。 さしものAppleStoreでも在庫が無く「SBMの64G」しかないらしい。いや、私はまさにそれが欲しいのだよw
事務手続きは笑っちゃうほどスムーズに、あっという間に終了。 30分ぐらいか? 世間では入手困難と騒がれており、特に発売直後はSBMの鯖が落ちる程大混乱だったiPhone4S、いともあっさり手に入ってしまった。 (まあ、会社を休んで買いに行くというウルトラCをかましてはいるのだが)

◎しかしまあ、店頭では散々触っているし、iPadをずっと使っているので、正直新鮮味はないw と言うか、最初にiPhone3Gが出た時から、ずっと「iPodを内包した、iモードのようなクローズドなカタチではないネットに繋げられるハンドベルドデバイス」と言うカタチでのiPhoneをずっと欲していたので、それが達成された時点で私的には非常に満足だったりするw もともとiPadでもそれ程アプリ入れていなくて、勿論iPhoneならではのアプリも入れて行こうとは思っているのだが、まずはぶっ壊れてしまったiPodが更新されたこと、可搬性の高いネットワーク端末が手に入ったことで、とりあえずは満足である。

◎それにしても、AppleStoreでの買い物はなんでこんなに楽しいのだろう。水を配ってくれたこともそうだが、ともすればその後SIMカードを入れるために店員側がやってしまいそうな「最初の開封」を、ちゃんと客にやらせてくれる。 手に取った瞬間「おめでとうございます!」と声をかけてくれる。量販店ではこうはいかない。開店前だったとはいえ、アクセサリもその場で選ばせてくれる。流石銀座に店を構えるだけのことはあり、「顧客を楽しませ、満足させる」素晴らしい接客だった。 AppleStoreでの買い物はポイントも割引も一切つかないが、それでも態々銀座まで出張って買い物をするだけの価値はあった。

◎さて、明日はちゃんと会社に行こうw ちなみに気分はいいが、頭痛は相変わらずであるw