2010/09/13

【interior】お片づけ

◎この土日、部屋の捨て捨て&片付けモードを敢行。 私的には2004年頃をピークに引っ越しをする度に、またこの1年程のやもめ生活で随分とモノを減らしてきたつもりだったが、それでもまだまだモノは残っているもの。
まあどちらかというと今回は「これまでの捨て捨てモードで捨てる判断が付けられないまま、触らなかったもの」を捨てるのがメインだったが。

◎一番手をつけたのがワークルームのメタルラック。 ピーク時に比べると随分と整理しているが、今回はメタルラックの一番の大物が消えた。

Before



After

…結局組みもしないで放置してたand組んだはいいが結局しまい込んだまま数年開けもしなかったプラモをポイしたら、頭上が超スッキリ。 また足下のKASSETTを増設して、これまで外に出ていた雑多な書類をまとめて収納したり、余っていたDVDサイズのKASSETTを使って機材や何やの細かいパーツやら、予備の電池や電球を「パーツ箱」としてまとめたら、これまたスッキリ。

◎あとは所謂「箱」類。 特にPC周辺機器はあっと言う間に箱が溜まって行くが、マニュアル類等もあってなかなか捨てづらい箱類をまとめて処分。 マニュアルはデバイス毎に束にして、適当なビニール袋にまとめて入れてパーツ箱にポイ。
ついでに引っ越し時に持ち込んだダンボールもいくつか開封し、中身を整理した上で箱は処分。(結構こういうのの中に、二度と着ない様な服とか入ってるんだよね…) これで随分押し入れがスッキリした。 まだダンボールは残ってるが、目標は「保存が明確なダンボール以外、全部処分する」である。 ここはまだまだ続きそう。

◎クロゼットも整理。 元々あまりバッグの類いは持ってないが、「利用頻度は低いが捨てる訳にもいかず」にクロゼットの棚板に放り投げてあったバッグ類をまとめてKASSETTに収納。 ついでに紙袋(溜め込む癖は無いが、高級店や大型紙袋のみ、選別した上でいくつか保存してる)やIKEAのブルーバッグも同じKASSETTに詰めておいた。 今回はそこまで手が回らなかったが、衣替えの季節になったら季節外れな洋服類も同様に整理しようと考えている。

◎台所まわりは捨てると言うより整理が中心。 DROPPALで様々な食材を整理保存しているが、今回は1.3Lでパスタ類を並べて整理。 流石に瓶がでかくて食器棚には入らないが、中身とデザイン的に、外に並べておいてもなかなか絵になる。0.9.0.3、スパイス瓶の在庫も確保して、ふと思いつきで新しい食材にチャレンジするときも安心。
KASSETT、DROPPAL、ジップロック等の「器」関係は、部屋に在庫とそれの置き場を確保しておけば、いざと言う時に対応出来る。

◎…っとまぁこんな感じでイロイロと整理をして、結果的には不燃ゴミ3袋、布ゴミ2袋、紙ゴミ(段ボール)一山、の不要物を処分。 殆どが収納の中身だったので部屋のパッと見は殆ど変わらない(ダイニングテーブルからペンスタンドが消えたぐらい)が、不要物が消えて内面的には凄くホッとする。 一度しまい込んだ物を改めて整理すると、「なんでこんなモン後生大事に取っておいてるんだろう」って思うモノとか、
「なんでこれ、ダブッって持ってるんだろう」って思うモノとか、結構ある。
余計なモノは買わないつもりで、それでもやっぱり余計なモノが出てきてしまう。
時々こうやって、部屋の整理をするのも悪くないね。

2010/09/04

【Diary】私のピアノ練習

◎で、ピアノの話。
練習はマイペースに毎日最低2時間、朝5時起きの1時間と夕食後気が済むまで、延々弾き散らしている。 メニュー的には
・全音階のスケール及びアルペジオ練習
・「ハノン60の練習曲」1番〜20番をノンストップ
・レッスン課題のソナチネ
・レッスン課題(?)のショパン・ワルツ
・毎度おなじみスナフキンごっこ
…といった感じ。

◎当初行っていたコード練習は今は一旦お休みしていて、スケール・アルペジオの完成度が上がってきたら再開させようかと考え中。 アルペジオも基本上行・下行しかやってないので、展開形のアルペジオまではまだやっていないが、将来的にやっておきたい。
(Cメジャーで、C→E→G→E→G→C→G→C→E…とアルペジオをなぞる練習方。 こないだ買ったリーエヴァンスの教本にも書いてあった)

◎ハノンのノンストップは指筋肉・関節のストレッチが目的。 絶対的な指のパワーは充分ある(と、言われてる)のだが、柔軟性や正確性に欠けるので、それを凝り解すことが目的。 3ヶ月前は10曲もやると左手がバンバンに痛くなったものだが、最近は力みが取れてきて、朝夕やっても、土日等に2周やっても平気になってきた。 まだテンポは上げなきゃいけないのだが…ゆっくり取り組もうと思う。
ハノンは単調でつまらん!!という意見もあるけれど、私にとっては弾いても聞いても結構楽しかったりする。考えようによってはあの単調な旋律は、Cメジャー・キーにおけるスケール変奏になってて、曲がりなりにも「コード進行としての解決力」を持ってしまっているんだよね。(Ⅵm♭5→Ⅰ)コードの概念なんて何も判らなかった子供の頃に、なんとなくあの音の羅列に「曲」を感じていたのは、そういう事だったのかな。

◎で、ソナチネ。 はっきり言って、楽譜に書いてある音を「なぞる」だけなら、2日練習すれば通しで弾ける。 が、表現のしかた…ピアノにとって表現の幅は音の強弱と鍵盤のタッチ,それしかない。 この15年で自分がもっとも劣化したのはその領域だということをこの数ヶ月で痛感していて,あえて曲を殆ど進めていない。 先生にも「そうしてくれ」とお願いしている。今更運指のトレーニングも無いし、基礎練習はハノン他でアホのようにやっている。 ソナチネを今じっくり取り組んでいる目的は、ひとえに「ピアノとしての表現力のトレーニング」である。

◎先生には、「弾きたい曲は自分で弾くし、その練習をここでやるつもりは無くて、クラシックピアノの奏法の基礎をきっちり取り戻したい」と伝えてある。 だからあえて年齢や技術とは不相応に下級の譜面をじっくりやっているのだ。 本来であれば旋律や和声の勉強も兼ねて、シンフォニアとインベンションとか,平均律クラヴィーアとかやったほうがいいのかも知れない。
15年間何も考えずに好きな「曲をなぞっている」うちに劣化してしまった表現力は、自分の想像を遥かに超えていた。 ピアノが全く出せないし,フォルテは力任せに叩いているだけ。パッセージを弾けば、放っておいても音量も音質も揺らいでしまう。ああ、毎日指を動かしていたと言っても、劣化はこういう所に表れてしまうんだな…

◎…そんな事を毎日やっているものだから、そりゃBlogもtwitterもmixiも放置気味になる。 いや、まだmixiは携帯から繋げられるからいいのだが、twitterはbit.lyが使えないので身辺雑記的になるし,blogに至っては1本ネタに仕上げる時間もネタも無い。
…とはいえ流石にマズいと思うので、もう少し生活の幅を広げようかと思う。

2010/09/03

【Diary】そしてこの日がやってきた

◎9月3日。 まあ、世間的には「誕生日」ってやつだ。 20歳と156ヶ月。 世間的には「33歳」というやつだ。 だからどうしたという感じがしないでもないんだが…もう本当に、20台後半位から、自分が「何歳である」と言う事にあまり執着が無くなった気がする。
いや、あるにはあるのだが。 次男坊コンプレックスの悲しい性で、どーもやっぱり「尊敬の価値が無い年上」への嫌悪感だけは拭えないのだが。
ま、それはいいやw

◎最近はBlogどころかTwitterすら停滞気味。 全てはS90XSと、ピアノ・レッスンというふたつの要素。 これが私の生活を一変させてしまった。 …考えようによっては、15年寄り道して「元に戻った」と、言えるかも知れない。
4歳から15歳までピアノを習っていた。 年不相応な曲も弾いていた。
が、どうしても「譜面をなぞって行く」と言うクラシックピアノの基礎部分に「作業的なモノ」を感じ、中学時代にPopsの世界に触れて、「自分なりの音楽を楽しんでみたい」と言う若さ故の思いのもと、一度ピアノを離れた。

◎それから15年。 DTMを続ける気力はすっかり無くなった…と言うか今度はDTM自体が作業的に思えて、またDTMをやるために「音楽」とは程遠い知識や世界をたくさん見て、何よりも「DTM」と言う世界そのものが嫌いになって、音楽から離れようかとも思った。 でも鍵盤は捨てられず、やもめに戻って余った時間をただ無目的に鍵盤に当たり散らしていた。

◎そうするとどうだろう。 ふと気がつくと2時間も3時間も、時間を忘れて鍵盤に没頭しているじゃないか。
…ああ、思い出した。 子供の頃から、私が胸を張って「私はコレができます!!」と言えるもの、それが鍵盤だった。
目立つ特技じゃないし、出来なくても別に困る話じゃない。 それでも鍵盤が弾ける事は、自分の誇りだったじゃないか。
そう思うと、もう一度ピアノを習い直そう、15年のブランクは埋められないけど、自分が楽しくピアノを弾ける能力を取り戻す、
それなら出来るかも知れない。

◎そう思って、6月から15年振りにピアノ・レッスンを再開させたら、BlogもPCも家事も、欲しいものすら放ったらかしでピアノに熱中する毎日になった。 中学生レベルの譜面だから、とてもヒトに聞かせられるモノじゃない。 練習に時間を取られて部屋にこもりがちにもなった。
それでも、ここ最近の日々には満足してる。 自分が好きだった事、自分が好きだった自分が、なんか取り戻せる様な気がしてきた。
…去年の9月3日から1年、大きく変わったのは,そんなところだろうか。