2016/01/02

【Flightsim】再びフライトシミュレータにハマる


◎皆様あけましておめでとうございます。
2015年は1回しか更新しなかったこのBlog、もう活動の本拠地がtwitterに移行して長いのでBlogにまとめて書くことも減った…これも時代の流れかなぁ。
そんな感じのゆるい運営ですが今年もよろしく。

◎さて私、割とフライトシミュレータという分野には興味があって、一方で一昔前のフラシム趣味といえば高性能PCやコントローラやソフトやアドオンやと「財産潰す典型」の趣味だったのでなかなか手も出せず、Googleのフラシム機能で遊んだりYS Flight simulatiorで民間機アドオン使って遊んだりしていたのだが、
技術の進歩というのはすごいもので、PCの処理能力は昔とは比べ物にならないぐらい上がってるし、またスマートフォンやタブレットで本格的な民間機系フライトシミュレーションが環境的にもコスト的にも随分気軽に楽しめるようになっていた。
DTMからはほぼ足を洗って、熱中できる興味も最近無いなぁということで、まずは気軽なところからやり始めてみることに。

◎まず最初に手を出したのががX−Plane mobile。 これはMSFS亡き後フラシムの主流になりつつあるX−Planeのスマートフォン版で、レンダリングの美しさと機体の挙動のリアルさに定評がある…という触れ込みだが他を知らないのでよく分からない。
ただ確かに今回紹介する3作の中では最も流麗なグラフィックを持ち、動作もスムーズである。
一方機能面では最低限の機能しかなく、特に航法関係は簡易的なマップとVOR・ILSが使えるというだけで、IFR前提の大型航空機を飛ばすにはまるで向いていない。
またリアルな挙動を実現した引き換えの一つ難点として、着陸判定がとんでもなくシビアで、−200ft/minでも跳ね上がってしまう程のシビアさを誇る。というかPiaggio A.180アヴァンティが軽すぎるだけじゃないか?とも思っているが…
アプリ自体は無料だがセスナ以外の機体は有料。本当は大型旅客機を操縦したいのだが、航法関係がダメダメなので、infnite flightを入手した現在ではとりあえずのんびり飛びたい時に起動する程度にしている。

◎そしてもう一つが私が現在ハマっているInfinite Flight。こちらはVFRはおろか、フライトプランを立案した上での簡易的なIFR飛行が可能な上、追加課金無しでボーイング737や747といった定期航空路線の機材を操縦できる。(課金すると使用できる機体がさらに増える)
海外ソフトである関係上シーナリがアメリカに偏り気味(一部、ヨーロッパや東南アジア、オーストラリアがある)なのと、シーナリがあまり広くないため精々200nm程度の飛行しかできないという難点はあるが、ウェイポイントを繋ぎながら目的空港目指して飛んでいくのはまさに民間機系フライトシミュレータの醍醐味。
NAV・FMCは使えないのでMSFSの様にオーパイ入れたら後はほったらかし、というわけには行かないが、その代わり立案したフライトプランに沿ったガイダンスが出たり、高度の設定はしないので上昇・降下計画は自分で立てる必要があったりと、制約があるからこそのゲーム的楽しみがあり退屈しない。
また難点でもあるシーナリの狭さは、逆に言うと200nm程度の路線は1フライト30分〜40分程度で終わってしまうので、通勤時間の暇つぶしには丁度良い。

◎アプリ自体は600円で、737・747・A321と言ったわりとメジャーな機体が初期セットで使える。
追加のシーナリや機体は有料だが、オンラインプレイの年間課金(6000円)をすると全シーナリと機体が解放される。
シーナリの広さを考えれば737ぐらいが一番良いので、好きなヒコーキの一つである737−900と追加シーナリのために年間課金しようかな、と考え中。
マルチプレーヤやATCでも遊べるし。


◎そして今回手を出してしまったのが、Microsoft Flight simulator X steam Editionである。
まあ何ということはない、steamのセールで500円で売っていたのだ。そりゃ500円なら買うでしょ。積んでも惜しくないし。
しかしフライトシミュレータと言えばコントローラが必要な世界だが、そこは問題無し。
ガラクタ箱をゴソゴソすると、以前YSFlightで使ってたプレステ1用デュアルショックと、USB−デュアルショックの変換コネクタまで転がっている。これはもう「やれ」ってことやね。
FSX自体はもう10年前のソフトなので、たとえ5年前のエントリ機(Zino、AthronX2+4GB RAM+型式忘れたけどIntelチップで無い何ぞのGPU)でもテレインメッシュシーナリやリアリティ設定を下げれば十分遊べるレベルのフレームレートが確保できる。
ATCがスカタンなのは仕方が無い(777を16R/32Lから離陸させようとしたり、羽田の着陸滑走路に04を指定してきたりする)にしても、やはりきちんとした手順でATCと交信しながらIFRで飛ぶのは本格フラシムの醍醐味である。
オーパイ入れるとやることがなくなるのを逆に利用して、片道4時間ぐらいのフライト組んで巡行に入ったら家事をやるとかね。
…実はこの文章も羽田〜高松便を飛ばしながら書いていたりするw

◎さてFSXの楽しみの一つといえばアドオンだが、今の時点ではどうしても欲しかった737-900ERと777-200LRのみ、POSKYの機体を入れて満足している。もともとPCの処理能力が高くないのでPMDGだのLevel−Dだのといった有名どころのアドオンはついていけないし
そこまで投資するほど強烈な意欲も無いし。(POSKYのクオリティがすばらしいというのもある)
一方地形データについては…少なくとも羽田が2006年時点の状態(D滑走路無し、国際タミ無し)だったり神戸空港が無いとかスワンナプームが無いとかいろいろ個人的にやりづらい点はあるので、フリーシーナリで良さそうなのがあったら積極的に入れていこうと思っている。
あとはあれかなぁ、リビングのテレビがやはり若干小さいのである程度解像度を下げないとテキストとか読めないんだよな。
テレビ買い換えようかなぁ…