【Sound Works】iPodと1週間
◎iPodを購入して1週間が過ぎたが、断言するがこれはもはや、所謂「ウォークマン」的な携帯音楽プレイヤーとは次元の違う、サーバと呼べるシロモノである。 メディアサーバに携帯性が付いた… そんな感じだ。
手持ちの音楽全部、んでもって写真もビデオも入れられるとなると、一度iPodに登録してしまうと全てがこれ1個で済んでしまうので、あとはリビングオーディオとか、カーオーディオとかの「iPodからの出力を受ける」デバイスさえあれば、それ以外の再生装置は不必要になる。 何せ、全てはそこに集約されているのだから。 写真やビデオも見れるなら、PCすら必要ない。
これがどれだけ便利なことか。
◎私の場合、リビングではDockを利用している。 こうしておけばiPodを置いておくだけでリビングルームで聞けるし、充電も出来る。 Apple Remoteで操作することも出来る。
しかしこのApple Remote、残念ながらMenuボタンに未対応で、プレイリストの切り替えなどはiPod本体で行う必要がある。 ここは改善してほしいところだ。
車のほうは前回書いたAV Connection Kit付属のケーブルがカーナビのTVチューナーに使えたので、カーナビのFMトランスミッター経由で音を鳴らしている。 乗り降りの時にケーブルを挿し直すのが少々面倒なので、できればこれもDockを使ってみたいのだが…iPodの車用充電器って、Dock経由でも使えるのかなぁ?
◎第5世代iPodのウリである写真とビデオの再生機能だが、これも非常に便利。 お気に入りの写真をいつでも見られるので、子供やら恋人やらお気に入りの風景やら…そういったものを入れておいてスライドショー再生させると、ふとしたときの気分転換に良い。
ビデオは今のところ手持ちにそんなに数が無いが、これもお気に入りの動画があったらどんどん入れていけばいいと思う。
ちなみにiPodで再生できる動画はあるていど制約があるが、例えばwmv等の形式でもiPod用に変換してくれるツールが結構ある。 メジャーなのは携帯動画変換君だろうか。 こいつはiPodへの最適化とiTunesへの登録を一気にやってくれる。
液晶に関しては、とりあえずクリアビュー処理されていることもあって、色彩・視野角・明るさ・反応速度ともに十分なレベルだ。
◎iPod自体のプロダクトデザインも秀逸だ。 単純な造形で、色も非常にシンプルなのに全然飽きが来ないし存在感があり、手に持つと思わず見入ってしまう。
デザイン最優先で作られているため、携帯した際の傷の話はよく聞くが、私は保護フィルムを張って、かつ付属のソフトケースに入れて持ち歩いている。 今のところ、傷はついていない。
シリコンケースはともかくとして、それ以外のケース(プラスチックやレザー)に入れるにしても、たった1000円足らずの出費で本体を傷から保護できるのであれば、保護フィルムは貼っておいて損はしない。