2008/12/27

【Diary】風邪引いた

◎めったに風邪など引かない私が大風邪をひいてしまった。 しかもクリスマスイブの夜に(笑)
晩飯を食ったぐらいからなんかだんだんノドが痛くなってきて、一晩寝ても回復せず。 こりゃおかしいなと思いつつ会社に行きはしたが、どうにも咳が止まらない。
まさかと思って熱を計ってみると「38℃」
こりゃだめだ。 寝よう。 会社早引けして自宅に戻り、うどんを食ってさぁ寝るか。
その前にもっぺん熱測ってみるか…40℃オーバー。 ウヒョー。

◎実はその後布団に入ってから翌朝起きるまでの記憶が曖昧である。 晩飯を食うのに一度起きて、胃腸と食欲は普通だったので普通にクリスマスメニュー食って寝たのは覚えているがそれ以外何をやったかが、現実か幻覚かの判別がつかないw
とりあえず翌朝起きると熱は38℃まで下がっていた。 これでも下がらなければ病院に行こうと思っていたが、ただの風邪っぽいのでそのまま寝て直す作戦を続行。

◎途中YSFLIGHT没頭などを挟みつつ(何をやっとるか)何とか今日は平熱まで下がったので一応出勤。
それにしても人間、38℃ぐらいの熱だと普通に動けるもんだ・・・というか自分が恐竜並みに鈍感なのか。 確かに一般的な「風邪」では微動だにせず、倒れるときは致命傷というパターンが多いのだが・・・
そしてそれは全部嫁に感染してブッ倒れられたりしているものだが
今回はマスク作戦+家庭内隔離作戦(笑)が功を奏したのか軽症で済んでいるようだ。 毎回すまんのう。

【Diary】WinDeoth

◎私のよーにPC-9801世代は誰でも一度はお世話になったろう「Bio_100%」のゲームが唐突に復活したそうな。
という訳で昔懐かしいWindepth。
インターネットも無かった当時は、曲作りの合間によくやってたっけか。

◎私が最後にプレイしたのはWin95だったか。 10年後のOSでも動くのがすごい。(DirectX対応してたそうな)

2008/12/15

【Diary】判る人だけ判るネタ

痛いニュース(ノ∀`):韓国が2ちゃんねるを攻撃中



197 名前:名無しさん@九周年 本日のレス 投稿日:2008/12/15(月) 17:03:18 rao1FHQZ0
【緊急】なぜダム板が…?2chに謎の襲撃!今度は何故かダム板が集中的に攻撃される
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/river/1227356956/l50



お見事。

2008/12/13

【Sound Works】nanoKEYを買ってきた

◎某茄子が出たのでRealSTRATを買ってきたついでに、前から欲しいなと思っていたKORG nanoKEYを買ってきた。
とてもちっちゃい。 というかオモチャだ。 何せ5000円しないので、ハズレであっても全然構わないし、これのライセンスを持っていればKLC-Digitalが1万円以下で買えるというのもうれしいではないか。
ちなみに写真は梱包箱。 笑っちゃう程ちっちゃい。中身は本体とUSBケーブルと書類で、CD等は入っておらず、エディターや付属ソフトはネットから落としてくる必要がある。
また外装箱や印刷物は全部8カ国対応の文面になっている。 うーむ、仕向け統一でコスト削減ですな。

◎早速いろいろ弾いてみたが、鍵盤として見ると、キー幅はミニ鍵盤より大きいので弾き易いが黒鍵が奥まっていてちょっと戸惑う。 またキーがふらつきやすいので隣のキーに引っかかり易く、あまり速いパッセージは弾けない。
一方キーボードとして見るとキータッチは本当にノートパソコンのそれで、何となく前使っていたInspironX200のキータッチを思い出す。 ベロシティも鍵盤ではないのでちょっと独特の感覚がある。 私は普段ベロシティ・カーブはいじらないのだが、これに限っては高ベロシティ寄りのカーブに変更した。

◎正直なとこ演奏デバイスとしては使えたもんじゃないのだが、入力デバイスとして見るとこんな便利なものもない。 ベロシティも和音入力もちゃんと出来るし、とりあえず音域は2オクターブあるのでコードの確認もできる。そして何より場所を食わない。GaragebandやLogicのCapsLockキーボードを使うより遥かに便利で、デスクトップならぬ「コタツトップミュージック」に最適だ。
これだけ小さいと使わないときは引き出しにでもしまっておけばOK。 ちょっと大きめのPCバッグを持っているならサイドポケットにでも入れて外出先でも気軽に使える。 いやあこりゃー便利だ。

◎なお見た目についてだが、前評判でイロイロ言われていた「青」の色使いは実物を見てみると結構悪くない。 Tigerの壁紙にマッチする青さ(笑)だ。 Leopardで使うとどうかは判らないが…

2008/12/06

【Diary】伸びるiPhone、腐るケータイ

ITmedia:世界スマートフォン市場、搭載OSでAppleがMSを抜き3位に

OS別では、Symbianが1位を維持したが、初めてシェアが50%を切った。Gartnerは、Nokiaの販売台数減少と日本の携帯電話市場の不調の影響とみている。2位はRIM(シェア15.9%)、3位は前期5位だったAppleのMac OS X(シェア12.9%)となった。iPhoneが初めて販売台数でWindows Mobile搭載機を上回った。
◎iPhone搭載のOSはあくまでもLeopardのサブセットであり、OS Xとは異なるという突っ込みは置いといて…
ここんところのMacの急激なシェア増加(特にLeopard発表後)を含め、Mac…と言うよりOS Xが織りなす「デジタルハブ戦略」は目覚ましい成功を遂げていると言って良いのだろう。

◎一方で日本の「ケータイ」(笑)メーカーはこんな程度である。
23秒あたり、まったく画面が反応していないじゃないか…
あまりの酷さにまた購入意欲をなくしてしまった。 HTCはどれもiモード非対応だし…

2008/12/02

【Computing】Vistaの立ち位置 〜Vista奮闘記その3〜

ITmedia(eWeekコラム):VistaはWindows MeⅡになる──ひっそり迎えた2歳の誕生日

(Vistaの評価をを肯定と否定の間で揺れ動くブロガーの)の意見はわたしがVistaに対して抱いている感情とまさに同じだ。それは強い愛憎だ。嫌悪の情は細かな厄介事が組み合わさった結果であり、何か1つ大きな理由があるわけではない。小さなことの積み重ねがVistaをいら立つ存在にしているのだ。とはいえ、Vistaの評判の悪さはそうした小さな厄介事を集めただけでは足りないレベルだ。Vistaは実際、悪いOSではない。Windows XPよりもはるかに優れたOSと言えるような多くの機能を備えている。

 だが企業向けにリリースされてから2年が経つも、まだVistaはその悪評を吹き飛ばすほど十分な好評価を受けていない。従って、VistaはMicrosoft BobやWindows Meと同じ運命、つまり、すぐに忘れ去られる運命をたどることになるのだろう。(略)
◎私がVistaを使い始めて2ヶ月程になるが、確かにVistaは悪いモノじゃないが肯定的な評価を出来る代物じゃない。 文句を挙げればキリが無いが、その不満点も「鳴れて」しまうと、その不満がどうでも良くなってくる。 しかし決して評価が好転しない。 実に不思議な存在だ。

◎まるで倦怠期に突入した夫の様な存在だ(大笑)。 何せ妻(ユーザ)に対して思いやり(快適性)が全くないが、機能(稼ぎ)がしっかりしてるので離れる必要性も無い。 しかしユーザとの間に出来た「心の壁」は、永遠に取り払われる事は無い…なんとも言えないOSである。
一方でMeは見た目は良いが頭が悪く稼ぎの悪いダメ夫だった。 だからすぐ捨てられ、忘れられた。 しかしVistaは捨てられず、忘れられる事も無い。 MeとVistaの最大の違いはここだろう。

◎それにしてもこんな中途半端な、珍妙な製品を作り上げたM$と言うのは、実は凄い会社なのかも知れないなぁ。

2008/11/29

【Flightsim】小ネタ

◎YSFLIGHTで民間機を飛ばしながら、iTunesでこういう系のネットラジオを延々かけておくと…

…ひとりジェットストリームごっこの出来上がりw

目指せ高度30000ft。

【Flightsim】YSFLIGHTにハマる

◎YSFLIGHTを導入して二週間。 すっかりハマってしまった。 最初はF/A-18で好き勝手飛んで離着陸練習をやって遊んでいたのだが、最近はD鯖を夜間設定して西日本をマターリと飛んでいる。
画像は関西空港 R/W06R離陸直後。 照明がとても奇麗だ。



◎夜間飛行なので否が応でもVORを頼りに飛ぶ事になる。そこで活躍するのがYSATC。 こいつで飛行経路とウェイポイントを確認しつつ、YSFLIGHTのVORの方角を頼りに計器飛行するわけだ。
最初はこまめにYSATCで現在位置を確認しながら飛んでも良いが、あえて経由するVORと方角を紙に書き出した上でYSATC画面を全く見ないで飛行するのもいい。 海岸線や景色が全く見えないため、「ホントに着くのだろうか」というちょっとしたドキドキ感が楽しめる。

◎着陸はとても緊張する。やり始めた頃に比べれば大分慣れてきたとはいえ、画像の様にILSに対しまっすぐ進入させるのはいまだに難しい。
「着陸とは制御されたである」と言われるがその通りで、失速寸前の機体をコントロールするのがいかに難しいか…それをPSのコントローラでやっているのである。 ある程度フラフラ飛んでしまうのはご愛嬌…と言う事で。

◎フライトシムは数あれど、フリーながら空戦・アクロバット・民間便運用ごっこまで楽しめるフライトシムは他にはなかなか無いだろう。
「フライトシムは面白そうだけどお金が…」とか「オタクっぽいのはちょっと…」という人にオススメである。

以下、練習の時に創った動画。 カクカクしてるのは、キャプチャー時のマシンスペックが低いせいです。





2008/11/25

【Diary】どうでもいい話

◎自室の蛍光灯が切れたので、思い切って電球色に変えてみた。
明るくて暖かみもあって良いんだけど、ちょっと明る過ぎるかな…w

【Diary】何考えてんだ読売新聞

YOMIURI Online:歴代次官ら10人の殺害計画…住所調べ、地図に印も

◎今日の読売新聞の朝刊1面トップはこの記事だった。 まあ世間を騒がせた事件なのだが、問題は記事中にあるこの写真だ。

http://www.yomiuri.co.jp/photo/20081125-5435413-1-L.jpg

容疑者、被害者の家の位置を地図上にプロットすること自体もう意味が分からないが、この「歴代の厚生(厚生労働)事務次官の自宅」というプロットは一体何なのだろう。
これを公表して、いったいどうなるというのか、読売新聞の意図が真剣に聞きたい。
そんなに「天誅」とかいう名前のテロ模倣犯が出てきて欲しいんでしょうか? 新聞屋としてはそのほうが飯の種になるからいいのかも知れませんけどね。

◎読み手の側はこれを知る事で何か得るものがあるとは思えないし、そもそも「歴代」…つまりは既に退官し私人となっている(それ以前に事務次官自体、「公人」かどうかは微妙だが)人も居る可能性もあり,その人達のプライバシーや安全はどこに行くのでしょう?
「知る権利」とやらは他人の安全までも踏みにじる代物なんですかね?

◎とりあえずのモデルケースとして、読売新聞は歴代の経営役員経験者の誰かが同様に襲われたとして、同様に歴代役員の自宅位置を地図上にプロットできるのかどうか…やるべきですよね。 やらなきゃおかしい。
絶対やらないだろうけどね。

◎新聞の購読をやめるべきかどうか,かなり真剣に考えてしまいました。
まだ大手新聞の中では読売はマシなほうだと思っていたのに…

2008/11/24

【Diary】携帯電話のメモリから

◎携帯電話のメモリを掃除していたら撮りっぱなしで取り込んでいなかった小ネタ写真がいろいろ出てきたのでまとめて放出。

◎水没した道路に果敢に挑むバス。
この日,千葉市某所のプールに出かけたら帰りに激しい夕立に遭い、このような事態に。









◎国道16号で見かけたランボルギーニ・カウンタック。
どう考えてもやっぱり後ろは見えない…よね。 これじゃ。









◎某アニメの聖地、北口駅。
実はこの辺りにはちょっと縁があったりする。しかし残念ながらこの辺りに宇宙人や未来人や超能力者はいない…と思う。








◎東京ディズニーシーにて。
若者が集まれば、こういう輩が出没する。











◎こいつの胴体の構造がどうなっているのか、真剣に知りたい。

【Computing】Windows環境

◎最近僧侶YSFLIGHTなどWindows関係のネタが増えてきたので、常設のWindows環境を作ってみた。
本当はBoot CampやParallel Desktopを使うべきなんだろうけど、HDD容量が足らんのよ…

◎PCは前に嫁が使っていたPentium4-2.8G、RAM1GBという構成。 画面ではLogicが立ち上がっているが、やはりRAM不足で僧侶は同時5人が限界。(6人目以後は動かなくなる)。KORE Playerは問題ないが、Proteus VXはまともに演奏すら不可能だ。
一方でYSFLIGHTは非常に快適に動く。 グラフィックアクセラレータがあればもっと快適かもしれない。

2008/11/19

【Favorite】YS Flight Simulation System 2000

YS Flight Simulation System 2000
◎前々からやってみたいと思っていたフライトシミュレータ、手始めにフリーウェアで評判の高いYSFLIGHTに手を出してみたが、これが結構面白い。
グラフィックはテクスチャも無いシンプルなものだが動作が軽く、ウチのWinマシン(Pentium4−2.8G、RAM1G、オンボードグラフィック)でもOpenGLで軽快に動く。
ネットワーク対戦にも対応しており、2chの有志が鯖から機体からイロイロ作っている。 さすがこのへん、ネット掲示板の結束力はさすがというべきか。
特に2ch発(らしい)の機体アドオン「GAC」は国による塗装違いやモデファイ機までカバーしていてなかなかマニアック。 ネット対戦向けのチューニングのため動翼が動かないのがなんか味気ないが…
とりあえず愛機はF-18E/F。 軍用機では一番好きなヒコーキだったりする。ピッチ速度が他に比べると遅い(F-2とかと比べると…)のが気になるが扱い易い。(ちなみに民間機もある。 武装は無いが何故かミサイル避けのフレアは装備)

◎操作系はマウスのほか市販のジョイスティックが利用出来るので、妻がたまたま持っていたデュアルショック→USBの変換アダプタを借りて、スティック2本に操縦桿とスロットル・ラダーを割り当てて使っている。スロットルの位置をラッチ出来ないので飛んでいる間ずっとスロットルのスティックを倒しておく必要はあるがキーボードやマウスで飛ぶより遥かにやりやすい。
とりあえずこれで操作に慣れて…いざネットワーク対戦へ!

◎鯖はYSFLIGHT@2chで紹介されてたN鯖を選択(というか他の鯖に人が居なかった)。 離着陸ぐらいは出来るけど空戦は無理なのでマターリ飛んでおります。
…とか思ってたら民間機でログインして5分でいきなり撃ち落とされたりとかw …民間機だっつーのにw
仕方が無いのでストライクイーグルに爆弾満載して機銃を乱射しながら「カーミーカーゼー!!」ちゅどーん と空港に激突とかやって遊んでますw …こういう奴がいるからN鯖は「荒れている」って言われるんだろうなw
(ちなみにゲーム的には爆弾を満載する意味は全く無いw)

◎とりあえず空戦はスタンドアロンで練習しようっと。

2008/11/16

【Sound Works】北米のアレンジキーボード

YAMAHA Tyros 3

◎北米市場で売られるこのキーボード、見た目だけで相当のゲテモノ感を受ける。価格は40万近く。
日本では売られていない。 それもそのはず、これは日本市場では全くと言っていい程人気がない「アレンジャーキーボード」なのである。
演奏している様がなかなか楽しそうなので、公式サイトからムービーを見てみよう。

◎アレンジャーキーボードとは要するにMIDIデータによる「ミュージックスタイル」…つまり伴奏がプリセットされてて、これを鳴らしながら左手で(あるいは和音検知で)コードを指定し、右手でソロを鳴らす、といったスタイルのキーボードだ。
日本にいるとどうしてもこーいう「アレンジャーキーボード」はオモチャの感覚が抜けない(家電屋とカシオのせいだろうなぁ、多分)が、北米市場は実に元気で、YAMAHAでMOTIFとPSRが同列に売られていたり、日本じゃさっぱり売れないKORG PA01X系がたくさんモデルがあったり…
まあ即興音楽とか、パーティーで演奏とか、そういう文化があるんだろうな。

◎なお日本で売られているPSR(ポータトーン)の最高機種はこれ。 音源部やアレンジャー機能、付加機能(USBレコーダーやらインターネット接続やら)が非常に充実している。 価格は22万。
…うーん、やっぱりオモチャ感覚が抜けないのは何故だろう… 日本人の性か?

2008/11/15

【Computing】FLV→MP4のほぼ決定版?

MPEG Streamclip

ずいぶん前のエントリでflv動画をiPod対応H.264に変換する方法を紹介したが、当時のiSquintではシングルパスエンコードのみの仕様だったり、複数ファイルの結合が出来なかったりと制約がかなり大きかった。
そこでこのMPEG Streamclipである。 perianが読み込まれているMacならflvも問題なく読み込めて、MP4やAVIその他形式への書き出しが出来る。
また複数ファイルを結合して出力する事も出来るので、分割ダウンロードした長篇動画を一回のエンコードで結合出来る。

◎やり方は非常に簡単でファイルを読み込ませて「Export to MP4」を選択。 するとオプション選択画面が出るので左上の「iTunes」ボタンでiPod用のプリセットを選び、「multipass」チェックを入れればiPodに対応したマルチパスエンコードが行われる。
Quicktimeからの書き出しと異なり、ビットレートをいじってもiPodとの互換性は保たれるのがありがたい。

◎結合動画を作る場合、Finderなりから複数の動画をドラッグすればよいが、読み込んだ時点で自動結合され、あとから結合順を変更することができない。 このため結合元のファイルはファイルネームを連番にする必要がある。
結合元のファイル群のエンコード設定が全部同じなら「Save as」を使って、エンコードをかける事無く一つの動画にまとめる事が出来る。(おそらく、複数のメディアを混積できるQuicktime/MP4の仕様だろう)

◎カット編集や選択範囲のトリミング編集等も可能で、かなり便利なMPEG Streamclip。 唯一の欠点はチャプター情報の編集が出来ない事位だろう。(代替方法がないかどうかは研究中)
なお、Windows版もちゃんとある。 ただしQuicktime必須だ。

<11/16追記>Windows版はFLVを再生できないので、FLV→MP4の結合&エンコードは不可能でした。

2008/11/08

【Diary】docomoの冬モデル

ITmedia:「機能ありき」反省、ユーザー指向に 一挙に新4シリーズ・22機種投入のドコモ

NTTドコモが11月5日に発表した冬春モデルの携帯電話22機種は、デザイン性を重視した「STYLE」など、新たに4シリーズに編成し直した。機能指向だった従来の姿勢を転換し、ユーザーのライフスタイルに合わせる形で一新。ユーザーが欲しい情報を簡単に入手できるようにするエージェント機能やウィジェットも新搭載する。携帯販売が落ち込む中、22機種という大量の新機種を投入する手法をあえて採用し、「ショップに行けば欲しいケータイが必ず見つかるのがドコモの売り」とユーザーの“ケータイ欲”を刺激していく。(中略)
新シリーズは、「ドコモからの押しつけ」とも受け止められてきた機能指向を反省。ユーザーリサーチから抽出・構成した4つのユーザースタイルがコンセプトになっている。「機能ありきではなく、お客指向のケータイ。ニーズに合わせたシリーズに生まれ変わる」
で、出てきたシロモノがスイーツ(笑)ケータイですか。

docomoよ。 「お前らの売りたいものは、本当にそんなものか?」と問いたい。

◎まず根本的にデザインセンスがダメ過ぎる。
たとえば上の画像はデザイン重視の「STYLE」シリーズとして出てきたシャープのSH-02A
8色のカラーバリエーションが特徴らしいが、同じ8色展開のソフトバンク Pantone Slideと比較すると…
…もうその差は歴然ですね。 この二つ,同じメーカーが設計した端末とは思えない。
とりあえず、そのメタリックカラーやめろ。 話はそれからだ。 いったい何時まで「Vitsピンク」の成功体験をひきずってんだか…

◎Proシリーズに至っては完全に二番煎じで、もうこの時点でProシリーズの扱いは決まっているようなものだろう。M1000やPrada Phoneなんて直営代理店にすら置いていなかったんだから。
唯一評価出来るのはSH-04Aをフルサービス対応させた事ぐらいか? これならまあ納得はできなくないが…

◎他の端末も大同小異で,結局Proシリーズ以外は保守的なデザイン・仕様・設計・実装の範囲を出ていない。「遊び心」も「特徴」も何も感じられない。 悪い点(デザインセンスの悪さ,不必要な機能実装,陳腐化した基本構造)もそのまんまだ。
どこの社会主義国家の工業製品ですか? って感じだ。
上の二機種はどちらもシャープだが、シャープの端末が他社(特にソフトバンク)で人気を博している状況を見てると、やっぱりドコモの企画力の問題なんだろうな…
まあ、iPhoneにプラダフォンをぶつけようとした前の社長の体制よりははるかにマシになったんだろうけど。

2008/11/03

【Journey】さぬきうどんツアー2008・その4「たむら」&「宮武」

◎がもうで感動的にうまいうどんを食って、今回のツアーはあと2軒。 前回のツアーで評価の高かった「たむら」と「宮武」を攻めて来ました。
一度行った店なのでまとめてレポート。

◎まず「たむら」 前回回った9軒中「私的トップ」に君臨するたむら。 今回のツアーの目的も半分「たむらのうどんを食いに来た」ようなもんですが、がもうのうどんが感動的にうまいので「たむらはどうだろう」とまた別の期待をもってやってきた訳です。
ちなみに道順ですが、高松からだと旧国道11号をドンドコ走り、国分寺を超えて国道11号との交差点を超えた最初の信号を左に取って、府中湖を左手に見ながらズンドコ走るとあります。 あるいは国道32号線をタッタカターっと走って綾歌に入り、陶の交差点を右に曲がってちょっと行くとあります。

◎4年ぶりのたむらのうどん。 「がもう」の後に食うたむらのうどん。 さあてお味は…
私&妻「おいちー」
えー、やっぱりがもうより私好み。 麺は甲乙付けがたいのですが、ダシがやはり秀逸。 イリコの香りと強力なカツオの風味。 このダシはやはりたむらでしか味わえません。 しかも今しがたダシ入れたばっかりなのに、麺を噛むとダシに近い風味がある。(茹でる湯の塩味かも)麺そのものが「味覚としてうまい」ってのがびっくり。 いやー、やっぱりたむら、健在です。


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◎さてお次は「宮武」。 さぬきうどんの中でも比較的「標準」な位置づけのお店。 ここは親戚関係のお店が多く、しかもどれも一級品。 前回食った中でもかなりポイントが高い店だったので、今回のシメにはここを選びました。
道順ですが、国道32号をひたすら爆走し、綾歌を超えて綾上を超えて(このあたりがまた「松岡」「山越」「池内」「前場」などの一級店が多く、誘惑されるんだ…)さらに走りまくる。 やがてことでん岡田の駅が近づいてくるのでその交差点から県道47号に入って更に西へ西へ走ります。 何しろ善通寺の手前まで行くので相当の距離です。
高松から直接行くなら素直に高速に乗って善通寺インターで下り、国道319号を南へ走って尽誠学園を超え、ガソリンスタンドの角を目印に左に曲がると良い。
どちらから来ても、店自体は奥まっていて見えませんが不自然にでかい駐車場(笑)があるので道さえ間違っていなければすぐ発見できると思います。

◎宮武といえばその注文スタイル。 麺とダシの温度によって「あつあつ」「ひやひや」「ひやあつ」「あつひや」とあります。 「あたりや」「松岡」等の「宮武ファミリー」のお店も注文方法はこれですね。
ちなみに私は東京麺通団でこの注文をしようとした大馬鹿者を知っています。 これは宮武系のローカルじゃ!
勿論宮武に来たからには「ひやひや」とちくわの天ぷら。 宮武系の天ぷらはホントに珠玉の一品です。うどんも田舎麺らしく角のゴツゴツした、太さが一定でない素朴な作りの麺。 残念ながら時間が悪かったらしく、ちょっと固さが死んでましたがそれでもうまい。 透明感のあるダシも宜しい。 「たむら」や「がもう」ほど前面に出てこないけど、しっかりと基本を押さえた「安心して飲めるダシ」です。


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◎と言う訳で足掛け5軒。(うち新規店3軒)回ってきましたが、やはり「さぬきうどんはうまい」。 そして「奥が深い」。 2軒として同じうどんの店が無く、かつ同じ店でも日によって麺が違う。 宮武が今回微妙にハズレ気味だったのも、まさにうどんが「生き物である」証拠。
このBlogを読んでる人で興味をお持ちになられた方は、是非一度「さぬきうどんツアー」を敢行されることをお勧めします。
さて、次は何時行こうかな。

【Journey】さぬきうどんツアー2008・その3「がもう」

◎さて新規店第二弾は「がもう」である。 山越と並ぶ観光客にも人気の有名店であり、麺通団のうどラジ!の「私の好きな店ランキング」で堂々の一位。 基本的にメジャーものを好まない私(と妻)であるが、そこまで評判が良いとなると行かない訳に行かない。 本命の「たむら」とは全然反対方向(山下からだと)ではあるが。

◎山下からだと物凄く簡単な道筋だ。 山下から国道11号に向けて川沿いをドンドコ進み、そのまま信号を直進する。
高松から来る場合は国道11号と旧国道(県道33号)の交差点から国道を坂出方面に走って最初の信号なので、これを右に取る。
で、目印は「右側のカーブミラーと藤井酒店」これではさっぱり判らんが、信号を超えて右側を注視しているとカーブミラーがあり、それを超えるともう1個カーブミラーがある。 これが目印だ。



しかしこの道、藤井酒店が陰になって前からは道が見えないが、車の鼻先を突っ込もうとした瞬間、
「なんじゃこりゃあ!」
あの「穴吹」の周りを彷彿とさせるようなとんでもない狭いあぜ道。一歩間違えれば周囲の田圃にボテ込む。3ナンバー車は入るのに躊躇するだろう。(ちなみに今回の車はデミオ) しかも正面からランクルがやってくる! 離合なんて絶対不可能ー!
…と思ってたらランクルはそのまま我々とは反対方向に曲がって行きました。 ああ助かった。

◎慣れない車にビクビクしながらシビアな角をどうにかクリアすると…正面に駐車場。 そしてその奥はとんでもない行列!
ぎえーっ! さすが有名店。 まだ9:30にもなってないのに大人気です。
止めてある車のナンバーを見てみると「三重」「高知」「京都」「多摩」…皆さん遠方はるばるご苦労様です。
しかしこれ、駐車場と行列があるから発見できるようなものの、これもなかなか偶然には発見出来ません。 何せ路地裏も路地裏。 国道沿いの小さな集落、田んぼのど真ん中ですから。

◎行列に並ぶ事数分。 店の中に入るとこれまた人でごった返しておりました。大将がうどんをゆであげ、息子二人が接客をし、奥さんがお会計。 家族総出で対応してくれます。 しかしバンダナ巻いたにーちゃん一人,あれが噂の「ガモムス」か?
気分的には表で食べたい所ですが、たまたま席(と言うかうどん打ち機そのもの)があいたのでそこで食う事に。
ちなみにダシは暖かいのが奥にありますが、奥さんがお会計をしてくれる横に冷たいダシが置いてあります。

◎さて、お味は、と…
私・嫁「こらうまい!」
えー、今まで私たちが食ってきたうどんの中でもトップクラスにうまいです。 麺は少し固めの強力コシ麺で実に私と妻好み。 そいでもっておダシはスキッとしつつも強力にイリコが香り、これまた私と妻好み。 一芸に秀でた所は無いけれど、オールマイティに高得点。 そしてそれぞれに「濁り」がなく、洗練された味です。
妻「私これ、たむらのうどんより好きかも知れない」
私も同意だ。(まあ実際はこのあとたむらを食いに行って、「やっぱりたむらが好き」と言う結論に落ち着いたのだが)

◎なお、がもうのローカルルールとして「食ったどんぶりは自分で洗う」というのがある(笑) 流石にお客さんが多いので本当に洗うわけにはいかなかったが、ちゃんと流しにどんぶりを返して水で流しておきました。
店を出ると、さっきより行列が長くなっている(笑) 時計を見ると10時過ぎ。 ラッシュタイム突入ってやつですか。
周囲に目をやると五色台がどーんと眼前に迫り、見渡す限りの田んぼ(と観光客)。 ロケーション的にもポイント高いです。

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【Journey】さぬきうどんツアー2008・その2「山下」

◎と言うコトで2008年さぬきうどんツアースタート。 今回は前回の中でマイフェイバリット1位2位となった「たむら」「宮武」を回りつつ、前回行かなかった新規店を漁って見よう、と言うコトでまず白羽の矢が立ったのが「山下」。

◎高松を出発し、旧国道11号(県道33号)を坂出方面にドンドコ走る。 鬼無を過ぎ端岡を過ぎる…あたりから誘惑の多いゾーンに突入してくる。 このまま走って「国民旅館せと」の先には釜あげに定評のある国分寺ジャンボ。 それを過ぎて国道11号の効果を超えて最初の信号を曲がると「たむら」その誘惑も振り切り、額坂方面への分岐の交差点(新宮)に差し掛かる。 これを左に行くと土器川沿いのうどん黄金郷だ…と思いながら、分岐を右に取りかけて…違う。 さらに右の、綾川の川沿いを突き進む。



あとはひたすら道沿い。 綾川と山すそに両サイドを囲まれ、「帰れんのではないか」と一抹の不安を抱えながらドコドコと進んで行くと、一度道が合流してちょっと行くと煙突から黒い煙を吹くあばら家のような建物がある。 ここか?と車を脇に止め、後ろを振り返るとおおー、ここじゃここじゃ。 しかしここ、周囲を川と山と木に囲まれ、かつ土手沿いを走る国道の「下」にある。 とどめに表側から見るとマルフクのホーロー看板があったりしてその怪しさは「赤坂」に匹敵する。こんな店絶対に「偶然では発見」できんぞー。

◎店構えは本当に純朴な「うどん屋さん」。 しかし事情を知らない県外人が見たらきっと「ただの民家」にしか見えないだろう。何せ民家の一階で、表にある自動販売機でかろうじて「お客さんの来る所」と判るレベルだ。
そして表に張り出される「郵便局集配員休憩所」のホーロー看板。「恐るべきさぬきうどん」でもネタにされていたが、実物を見ると実に怪しい。 写真撮っとけばよかったな。


店に入ると年代物の釜がもうもうと湯気を立てている。 さっきの黒い煙といい、もしかして薪で釜を炊いているのだろうか?
ここはお金は後払いなのでうどんのサイズを告げて自分でダシを入れる。 やっぱりうどんを楽しむなら冷たいうどんでしょう。




◎で、うどんですが、「コシ」と「伸び」がいいバランスしてます。 ダシに独特の風味があって、昆布と椎茸が強いのかな? さぬきうどんダシのステロイメージ(東京麺通団の影響かなぁ)な「イリコの強いダシ」ではないのでちょっと面食らうかもしれませんが、色あいも含めて、「純然たるイリコダシはちょっと…」と言う関東の人(意外と多いらしい)でもこれなら安心して食える、庶民的で優しい味がします。
と言うかお客さんも基本的に地元の人ばっかりなんですね。 観光客があまりいない…と思ってたらバスか何かで来たらしい大集団がやってきたけど。
時間はまだ9時過ぎ。 ちょっとした「朝の一杯」には、これぐらいのうどんが丁度いいのかも。

◎満足感とともに表に出ると、まるまると太ったネコが一匹。 やっぱりこのネコもうどんで肥えたのかなぁ。


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【Journey】さぬきうどんツアー2008・その1「鶴丸」

◎高松入りしたその夜、私は嫁さんをほったらかして(笑・一応嫁さんも別の知人にあいに行ってたんだけどね)旧友と酒を酌み交わしていた。 学校を卒業してはや十余年。「おっさん」に片足突っ込んだ30男二人(何故か二人とも服装が真っ黒)が学生時代の思い出話やサラリーマンの悲哀話で盛り上がってました。

◎そんな楽しい時間も過ぎて、友人は明日(土曜なのに)出社だと言うのでその場はお開き。 高松駅で見送って、さて、ホテルに帰ろうかな。 何か寄り道しようかな…そういえば、少し小腹が減っている。 私は飲み屋のメニューはそんな大量に食わないのだ。(油物ばっかりだからね)時計を見ると10時過ぎ。 ここでふっと思い立った。
「鶴丸へ行こう」まさに天啓であった。

◎高松中心街には「五右衛門」と「鶴丸」と言う「完全夜型仕様」のうどん屋が2軒ある。どちらも開店が夜八時台で明け方までやっており、他県で言う所の「飲みのシメにちょっとラーメン屋に」の感覚で、うどん屋があるのだ。 しかもこの2軒、とても評判がいい。
「五右衛門」は前回行ったので、今回は「鶴丸」に行く事にした。 しかし場所がわからん。 五右衛門の近所だったと思うのだが…

◎朧げな記憶を頼りにライオン通りをドンドコ南下。 ライオン館も(随分前に)閉めてしまって活気のないライオン通りですが、かに寿司を過ぎて古馬場あたりに入ってくると華の金曜日を満喫するおっちゃんたちで溢れてくる。呼び込み営業のにーちゃんの誘惑を「また今度な〜」なんて振り切りながら茶寮の角を左に取ると「五右衛門」がある。さてとりあえずこの近辺をローラー作戦で探してみるか…とフェリー通りまで出て左を見ると、あらー、判り易く看板が出てました。

◎店内に入ると金曜日の夜だけあって会社帰りのおっちゃん達が飲み屋テイストでにぎやかにやっている。 「うどんをアテに酒を飲む」のがこの店では普通なのだ。
カレーうどんが評判らしいがここは一つ「普通のうどん」を楽しむためわかめうどんを注文。 奥のほうではおっちゃんが生地を伸ばしている。 いいねー。

◎で、うどんの方はというと…コシがありつつも堅くなく、関東の高級店で食える様な麺に近いです。 「さぬきうどん」の麺と言えば強力なコシが主流ですが、これは麺が自己主張しない。ダシも「讃岐と言えば」のイリコは強くなく、かなり「上品」なダシです。
つまるところこの両者、グイグイと前面に出てくる様な「主張」はないのですが、これがアルコールの入った状態で食うと非常にうまい!
近いものを上げろと言われたら、「中北」のうどんをもうちょっと都会仕様にした(どんなんや)ような印象です。

◎一言で言えば「胃袋に優しいうどん」ですね。同じ「夜営業型」の五右衛門が「しっかりした麺」なのに対し、こちらは「やさしい麺」。 東京麺通団で食う様な「西讃系」のうどんのようなインパクトは無いけど、安心して食える洗練されたうどんです。
高松の夜を楽しんだ後の酔い覚ましに一杯、おすすめです。


【Journey】神戸で食ったうまいもの

◎旅行報告第一弾で、神戸観光中に食ったうまいもの報告。
まず最初は神戸中華街、南京町広場前の屋台で食った「神戸牛ラーメン」 500円ナリ。
神戸の南京町は横浜中華街と違って「食べ歩き」に重点を置いた屋台スタイルが多いので、分量のかなり少ないちっちゃいラーメンで、「神戸牛チャーシュー」って…叉焼って「豚」と違うんかい! というツッコミを入れたくなる一品だが、なかなかうまい。 すごくあっさりしていて、見た目に反して味付けは塩こしょう。これが肉と合うんだな。



◎お次は同じく南京町の入り口にある洋食の老舗伊藤グリル
父親に「神戸の街あまり知らんからうまい店連れてけぇ〜」と言ったらここに連れてこられた。 しかし小学生時分の朧げな記憶でここには何度か来た事がある様な気がする。
軽い気持ちで入ると少々飛び上がる様な値段がする(笑)店だが、ここのビーフシチュー・タンシチュー・テールシチューはまさに絶品。 ディナーコースで4000円〜5000円程するがこれでも安いと思える位。 シチューの肉ってこんなに「柔らかくてとろける様な」モノだったとは。
ちなみに神戸牛ステーキもあり、単品で一万を超えるようなシロモノだが、果たしてどんなモノなのかかなり気になる。 お金があれば…


◎そいでもって北野異人館街の観光中に妻が見つけた、神戸北野美術館敷地内にある「Cafe Mi+Mi」のベルギーワッフル。
この日朝飯にロクでもないもの(東横インのおにぎり)を食っていたので実質これが「ちゃんとした朝飯」。
飛び抜けて美味しいとか何か特徴があるとかそういう訳じゃないんだが、観光の最中のちょっとした息抜きに最適。
建物も旧アメリカ領事館のメイドハウスを改装した、白壁の洒落た建物で、窓からは神戸の町並みが見える。
お茶とお菓子と「状況」を楽しめる小粋なカフェだ。

2008/11/02

【Journey】神戸・高松観光ツアー

◎えー唐突ですが季節外れの有給休暇を利用して、神戸・高松3泊4日の旅に行って参りました。
名付けて「神戸異人館めぐりとさぬきうどんツアー」w。
まあ結婚以来、寄り付いていなかった実父との挨拶も兼ねて、どちらも出身地な私にとってはちょっとした里帰りでした。

◎かつて神戸には住んでいたし、今年になってからちょくちょくと神戸に行く用事はあったんですが純粋な観光目的で神戸に行ったのは初めて。 しかも住んでいたのが当時小学生な上にその頃の面影は阪神大震災ですっかり無くなってしまっているので、ある意味新鮮な気持ちで神戸観光を楽しんできました。
そういえば、この(夜のメリケンパークの)写真撮影中、公園のベンチでイチャついていた男子高校生カップルを見つけ、ヤマジュン的展開が頭をよぎって全力で逃げた、という一幕もありましたw

◎季節柄修学旅行か遠足のシーズンなのか、異人館めぐりをしていると中高生にたくさん会いました。確かに歴史の勉強にもなるし、「修学」旅行のコンテンツとしては良質なのかな…ってのはいいけど
北野異人館街、坂が多過ぎるw
三ノ宮駅から歩いて行ったのですが既に北野の入り口の時点でへばる二人w しかもメインコンテンツの異人館はもっと上…
観光しに来てるのか山登りしに来てるのか微妙な感じでした。
まあでも異国情緒あふれる町並みは一見の価値あり。 嫁さんに「まんま「はいからさんが通る」の世界だね」と言っても世代的に話が通じなかったのは少々悲しかったですがw

◎3日目に高松に移動し旧友と酒を酌み交わし、翌日は4年振りの「さぬきうどんツアー」敢行。
今回は4軒(前日の飲み帰りに行った店も含めると5軒)、うち3軒が新規のお店となりました。
このツアーの詳細については明日以後順次Blogに上げて行きますのでお楽しみに。
また、関連する部分もあるので2004年さぬきうどんツアーをBlogに再掲しました。 「udon」タグからどうぞ。

2008/10/27

【Music Works】ディレイラマで遊ぶ

◎季節外れの有給休暇でヒマを持て余し、今更ながらディレイラマで遊んでみる事に。
しかし、ラマ様はintelMacに対応していない…(第一VSTしかないのでLogicじゃ使えない)…と言う事で普段ファイルサーバ&メールサーバ&実在する仮想マシン(笑)と化している嫁の旧マシンを引っ張り出し、周辺機器を強引にくっつけてWin版Logic5で動かす事に。
(最初は意地でもVNCで動かそうとしてみたが、レスポンスがまるで遅く断念…)

◎数年ぶりに使うLogic5は…すんげぇ使いづらい(笑) こんな融通の利かないソフトだったのか…
最下位グレードのAudioだと、ハイパードローがボリュームとパンにしか使えないので、ラマ様制御のキモたるピッチベンドは全てハイパーエディタでの描画になる。 めんどくせええええ!
(プラグインオートメーションでも書けはするけど…)
と言うコトで旋律用のトラックとピッチベンド用のトラックを分け、ピッチベンドトラックにピッチベンドのタイミングのみ書き込み(値は適当)→リストエディタで数値をいじって発音を編集、となった。 それでもめんどくせえw
ハイパーエディタは連続した曲線の入力はラクだけど、特定数値を狙った書き込みが難しいんだよね…

◎と言うことでラマ様と涅槃を彷徨う事数時間、こんなんできました↓



なんか完全に洗脳ソングだw ていうか作っている自分が頭おかしくなりそうでしたw
また何か浮かんだら作ってみようっと。

2008/10/26

【Diary】KORG nanoシリーズキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

◎10月発売と言われて延期になっていたKORG nanoシリーズ、やっと11月25日に発売になり、Amazonで予約開始。
気になるお値段は… なんとセットで¥15,800!!
や、やっす!
正直Keyがあれば他は要らないかなと思ってたが、これなら3つ全部買ってもよいかも。
ちなみにKey単体だと¥3,980。 オモチャだなこれはw


◎発売延期してるあいだにブラックモデルなるものまで登場。
私はmacbookとのマッチングで白にすると思うけど、白の色使い(青い部分が意外と不評みたい)が好きになれない人には丁度いいんじゃないかな。

2008/10/25

【Computing】何が明瞭かと 〜Vista奮闘記その2〜

◎Vistaのシステムフォント、メイリオ
会社PCをVistaにして以後、このボケボケ文字と悪戦苦闘している。 M$が言うには「画面上での可読性を大場に向上させた」らしいのだが、少なくとも私にとっては恐ろしく読みづらい。 と言うかUI Gothicのほうが全然読み易い。
Google界隈で見ても評判は決して宜しくない。
しかし周囲のVistaユーザの話を聞くと「そうでもない」そうだ。 私がヒラギノに慣れているからか?

◎ではM$の言う「画面上の可読性」とやらがどの程度のものなのか、調べてみようじゃないか。
上のサムネイルとまったく同じ文章をワードパッド(Win)とテキストエディット(Mac)で作成し、比較してみた。
ちなみに画像解像度が違うためXPは11ポイント文字、Macは15ポイント文字とした。(ピクセルサイズがほぼ同じになる)
行間はいじっていない。

メイリオ(WinXP)による文章
MS UI gothicによる文章
ヒラギノ角ゴによる文章
ヒラギノ丸ゴによる文章 ※丸ゴシックとしてメイリオと比較。
Osakaによる文章 ※旧Mac OSのシステムフォント。 OS X上で描画。
◎確かにUI Gothicのそれと比較するとスムージングが効いている分仕上がりは奇麗なのだが、全体的に文字が滲んでいるかのように見える。 ヒラギノ(特に丸ゴ)と比較すればその差は明らかで、メイリオは縦横の太さが安定せず、スムージングが強い為に文字濃度が安定していないのが判るだろうか。

◎OS Xのシステムフォント、ヒラギノ角ゴProとの比較では…もはや比較にならない。 というか「字体の好み」以外の点でヒラギノがメイリオに劣る部分はどこだろう? といった感じだ。
勿論OSの描画エンジンの違いもあるので一概には言えないが、メイリオの可読性は旧MacシステムフォントのOsakaにも劣るものと言っても良いのではないかと思う。 と言うかヘンにスムージングなどかけず、UI Gothicのままにしてくれても良い位だ。

◎まあ、コレに関してはメイリオのデザイン指揮者にまで
タイポグラフィの基本である可読性や洗練された美しさで目に心地さを与える微妙な調整もあまり施されず、荒削りな v1.0 のままで表舞台に押し出されてしまったのが現状です。
と言われてしまう始末である。 そもそもDTP書体として生み出されたヒラギノと、OSの一部品にさせられたメイリオとを比較するだけ酷なのかもしれない。 しかしOSのシステムフォントに使用し、かつ「明瞭」なんて言葉を関するのなら、もっと緻密にチューニングをするのがユーザに対しての最低限の礼儀じゃないのだろうか。

◎面白いのでいろいろ比較してみた。 参考にどうぞ。
【MS Pゴシックの比較】
WinXP
Mac OS X
【MS P明朝の比較】
WinXP
Mac OS X

【Diary】総統閣下がお怒りのようです

◎「蒟蒻畑」どころか一口サイズのゼリー自体がスーパーの店頭からさっぱり消えてしまった昨今皆様いかがお過ごしでしょうか。
この異常事態に対し、総統閣下がかなりお怒りです。

2008/10/21

【Computing】ついにこの日が来た 〜Vista奮闘記その1〜

※先に言っておきます。 今日の日記ははっきりいって「辛辣」です。

◎ついに会社にWindows Vistaが導入された。 数年後の一斉導入に先んじてのテストとして、各部署の代表者が業務PCをVistaに置き換えて、基幹業務システムの動作検証や業務遂行上の問題点抽出を行う事になり、ウチの部署の人柱に私が選ばれたと言う訳だ。

◎この先行導入にあたって支給されたPCはビジネスユース型なので構成はかなりのコスト優先型だ。Celeron540(1.8G)、RAM1GB。「Vistaを動かすには」かなりロースペックだ。…Vistaを動かすには。正直、TigerやLeopard、WInXPを動かすには十分すぎるスペックだ。
一抹の不安を抱えながら、私とVistaの出会いが始まった…

◎まず最初にVistaが教えてくれる事は「物事は焦らない事」だ。
起動がとんでもなく遅い。 普段使用しているWin2000も結構重いがそれどころじゃなく、私の前のPC…末期のInspiron(PentiumⅢ-800MHz、RAM640MでXP SP2)以上の遅さだ。 やっと画面構成要素が揃い、起動したかと思ったら今度はアンチウィルスソフトの更新が入る。 とりあえずお茶を入れに行こうか。 焦りは禁物だ。

◎画面が現れると、M$が「明瞭」にひっかけて命名した「メイリオ」フォントが文字を飾る。 細身のフォントをアンチエイリアスして、目がくらむ様な判読性を提供する。 これでメールを読み続けるのはかなり苦痛だ。 いや、これはきっと視覚情報の入手に時間をかけるなと言うM$からのメッセージなのだろう。 メールばっかり読んでないで手を動かせ、と。

◎Vistaの思いやりはハードウェアを鍛える事にも余念がない。ハードディスクは「壊れるんじゃないか?」と思う位ガリガリと音を立て続けている。 アクセスランプが消えている状態を見る事が少ない。
何せ、ExcelのワークシートとPowerPointのプレゼンテーション、2個開いたらHDDが「がりがりがりがり」スワッピング地獄の始まりである。

◎次にVitaが教えてくれるのはユーザの忍耐力だ。エクスプローラを開くだけでもスワップする。 フリップ3Dなんぞ使おうものなら… キー入力してから画面が縮小するまでに1秒。 その間HDDは全開だ。
キーボード事態の反応もむちゃくちゃ悪く、変換(スペースキー)操作してから実際に画面上で変換結果が表示されるまでに一息(感覚的には0.5sec程度)かかる。勿論キーボードだけでなくマウスの反応も遅い。右クリックはクリックしてからメニューが出るのが0.5秒。
もう、何もかもが遅過ぎて…そうだ、 Vistaは私に「焦らずに取り組む」忍耐力を教えようとしているに違いない。

◎そもそもこの3Dの存在価値が何なのか全く不明。 従来のAlt+Tabを視覚化しただけで、しかもその視覚化も「今一番手前のウィンドウが何か」は全く判らない。 エクスプローラ3つの状態でフリップして、それぞれのウィンドウが何処をさすのか、判ったら凄い。
はっきりいって使い勝手はExposéの足下にも及ばない。 どうせ順送りしか出来ないのだから…え、右手を使えば出来るって? そこまでしてまでタスクバーを避ける理由は全くない。 マウスオペに劣る使い勝手のキーボードオペなんてなんの存在価値があるんだろう?
見てくれと見栄?

◎大体それを言ってしまえばAeroのアニメーション全体がもうダメダメ。 M$にデザインセンスを求めるだけ無駄だろうが、スキン全体の自己主張が激し過ぎる。 透過ウィンドウはメニューを読み辛くしているだけ。 せめてウィンドウぐらいもうちょっとロービジな色にしておけば良いものを、ハイコントラストな黒の上にボケボケメイリオの文字列。 これは新たな拷問か?
しかしクラシックにするとさらに重くなる。 OSがユーザにジレンマを提供し、選択の機会を与えるなんて、なんてユーザ思いのOSなんだ!

◎IMEの変換精度もかなりひどく、変換精度がかなり悪い「ことえり」よりも精度が悪い。特にオートコレクとの設定虫はユーザをバカにしているレベルで、私は記号や英字は基本的に反核変換なのだがオートコレクト指定をしてもかたくなに全角変換しようとする。
学習精度が低いとかいう次元の問題ではない。IME2000や2002(XP)を遙かに下回る使えなさだ。
(この「オートコレクト」という言葉自体、F7キーを押さない限り、文節を変えようと何をしようと頑なに「オートコレクと」で変換しようとする。
きっとVistaは私に文字校正…変換チェックの重要性を教えてくれているに違いない。 誤字誤変換は恥ずかしいからね。

◎入っているオフィスソフトはOffice2007。 普段使っているのが2000なので、バージョンが2個飛んだ訳だ。
…もう、何をやっていいか判らない。 キーボードショートカット無しだと、保存の方法すら判らない。 UIが変わり過ぎて、何が何処にあるのか皆目見当もつかないのだ。 特にPowerPointなんかは、目的の図形が何処にあるのか探し回り、まったく作業が進まない。
これは本格導入後、社内はパニックになるだろう。 何しろ今までの操作経験が全く活かせないのだから。
新しいOS、新しいソフト、新しい環境で頭をリフレッシュさせ、新鮮なユーザーエクスペリエンスを楽しめる! なんて素晴らしい製品なんだ! ブラヴォー! もう最高だ!

◎…さてそろそろこの芸風も疲れたので本音を書こう。 この際はっきり言う。Windows Vistaは粗悪品である。
インターフェース、パフォーマンス、操作性、全てにおいて「粗悪」であり、全てにおいてOSの根幹「生産性」を犠牲にする。
得られるものは、M$お仕着せの、ユーザが全く臨まない「エクスペリエンス」と言う名の不満だけだ。

〜〜〜
◎…ふう、やっと家帰ってきてMacに触れたよ。 ヒラギノフォントのBlog編集画面が私を癒してくれる(笑)
いやほんと、メイリオの12ptより、ヒラギノの11pt(Windowsだと8ptぐらいの大きさ)のほうが遥かに読み易いよ。
せめてテーマをAeroからBasicに戻して、システムフォントをUI Gothicにすれば少しは違うのかなぁ…

2008/10/20

【Diary】うはwwwMOTU神wwwww


ミューズテクス:新しい MacBook/MacBook Pro (Late 2008) へ命を吹き込む MOTU 製品
◎うわあ、対応速えw つかMOTUはノーマークだった…PCIの896とFirewireの828のイメージが強くて。
まさか828のUSBモデルがあったとはね。 恐れ入りました。 プリアンプ2個しかないけど、アナログ8In/Out、S/PDIFあり、ADAT96khzあり、メインアウトは別系統、DSPミキサー搭載…
うはww便利wwwAW不要wwwwごほごほwwww

◎問題は12万もすることか…m-Audioの倍か…う〜む。 性能だけなら間違いなく最強なんだけどなぁ。

【Diary】だんだん悲壮感が漂い始めたUSDKRW

連合ニュース:銀行海外借入を政府保証、来年6月発生分まで3年間

政府と与党は、銀行の新規外為取引について、来年6月30日まで発生する債務に対し3年間、政府保証を行うことで合意した。国会同意を得るまでは銀行の対外債務を韓国産業銀行と韓国輸出入銀行が保証し、国会同意後は政府が直接保証する、2段階措置を取る。保証規模は総額1000億ドルに達すると、政府はみている。
◎包み隠した言い方してるけど、政府保証とはつまるところ銀行デフォルト時の政府資金注入…つまり遠回しな公的資金注入で、なおかつ「政府保証」と言う言葉をタテに注入額を明確にしない。 要するに単なる口先介入な訳です。
また韓国政府はこの政府保証で市中銀行がロールオーバを受け易くしようと考えているフシもありますが、ブルームバーグやロイターといった金融系メディアにボコボコに叩かれ、格付けも嵌め込み臭がプンプンする中で、誰が資金を貸し出すのでしょうか?

◎この記事はもう一つ重要なことを伝えている。 それは…
また政府と与党は、外貨流動性拡充に向け、輸出中小企業と銀行に、輸出入銀行を通じ200億ドルを追加支援し、外為スワップ市場にも100億ドル以上を供給することで合意した。このほか、韓国銀行が市場状況を考慮し、買戻し条件付債券(RP)と国債買入れを実施するなど、ウォン流動性拡充方案も策定した。
合計300億$程度ですが、この額、8月末時点での米国債保有高とから、先日取り上げた年金の米国債保有高から引いた値とだいたい同じなんですね。 根拠無いですが、米国債を担保にドル集めでもする(した)のかな?

◎さてそんな韓銀政府の発表を受けて、相場の方は…

: ;:゙;`(; ゚;ж;゚; )ブフォツ
沈静化どころか、全然ドル売り圧力が弱まってません! 絶対的な額面は(時間外や先物で)落ちてるけど、この白ローソクの多さは…
…2chやニコニコ界隈では禿と韓銀の争いと言われてますが、私は純粋なキャピタルフライトだと思うんですが…どうでしょう。

(23:40追記)
【韓国経済】10年物国債未達(札割れ) 金利5.50% 応札率80.4% (ソースが韓国語ニュースなので2chスレより)
10年物国債、しかもかなりの高金利で落札割れって…(ちなみに日本の国債金利は1%前後)
信用力と言う意味でかなり末期的ですよこれ。 こんな状況で「政府保証」が通用するとは到底思えない…

2008/10/19

【Diary】最近興味を持ったソフト音源

Native Instruments:KORE2
◎SC-8850みたいな統合音源が欲しい私には丁度良さそう。デモソングを聞いてみたけど、以外に癖が無く、生音がいい感じだなぁという感想。
もともとイチから音作りするのがニガ手(というより出来ないといったほうが正しい)で、プリセットをチマチマといじり回す私には、何でも出来るKOMPLETEよりこっちのほうが身の丈に合ってそう。(使いこなせそうにも無い音源に15万も出せんよ…)

◎ただあんまり評判が良くないんだよね。 ベタ褒めしてるサイトやブログ、2chスレは皆無に近い状態で「使えない」「使わない」「重い」の連呼… 結構地雷なのかな…
個人的にもKORE Controlがコントローラ専用なのが悩ましい所。 2in2Outでもオーディオi/F機能を持っていてくれたらなぁ…
それに大体にしてLogic自身が相当量のライブラリを持っちゃってる(Studioだとなおさら…)ので、そこにあえてKOREみたいな統合音源を入れる必要性があるかどうかは微妙。
インデペやD-Proといった統合音源はGarageband Instrumentsとどっこいどっこいだし…

◎次バージョンに期待、かな?

2008/10/18

【Maclife】新MacBookに触ってみた

◎仕事で外出した帰り、ヨドバシカメラに寄ってMacbookの店頭展示品に触れてみた。
今回デザインが大きく変わったのだが、触ってみた感じはそれほど変化を感じない。 アルミニウムボディはポリカボのそれよりパームレストの質感がよく(肌が引っかからない)、ガラスタッチパッドも滑らかに指を滑らせられる。
クリックボタンが無くなったタッチパッドは全体を押し込めばクリックになるが、別にそんな事しなくてもタップで十分コト足りる。
LCDはバックライトがLEDになって、確かに明るい。 特に初期のMacbookはバックライトの暗さが指摘されていた(らしい。 私のはそこそこ明るく感じるんだが)が、これだけ輝度があれば十分だろう。

◎外観では、LEDバックライト化LCD部が薄くなり、全体的に軽くなった。(旧2.5kg→新2.04kg)本体部分の厚みは変わっていないので薄くなったのはLCDの分だけなのだが、それでも随分コンパクトに感じる。 ポリカボと違って金属製は少し重量感を感じさせるが。
レイアウト関係は殆ど旧モデルと変わっていないが、デザイン上の特徴であるスリープインジケータは確かに点灯しないとそれが何処にあるのか判らない位微細に作ってある…が、それをやったせいかスリープライトがやたら明るい。 ホワンホワンと付いたり消えたりするのは前と同じだがその「付いた時」がやけに明るいのだ。 別に明るいから/暗いから何かある訳でもないが、ちょっと気になった。

◎発売直後と言うコトで店頭でもプレゼンテーションが開かれ、活発にセールストークが開催されていたが、やはり顧客の関心は「何故Firewireを無くしたのか」に集まっていた。(秋葉原と言う土地柄ね…)
店員は苦し紛れに「Firewire欲しい人はやはりProを買って頂くのが…」とか言ってるが10万円近い価格差をその一言で埋めるのはやはり無理があるし、ProのFW800に400機器を挿すとなるとこんなダサい代物をくくりつける必要がある…うーん何だかなぁ。

◎とにかくも現時点ではduetsaffire pron12などをモバイル環境でスマートに使う方法が無くなってしまったので代替を考えなければならない。
…とはいえn12のような多入力デバイスなら意外と代替があって、規模にもよるがm-Audio FasTTrackUltra 8RLine6 TonePort UX8などがある。問題はduetのような2in2outモデルだ…
音質等を考えればDigidesign MBox2がいいんだろうけど、デカいんだよなぁ。 それだったらRosetta環境我慢してでもemi2|6のまま使い続けたほうがいい。

◎Appleが一度切り捨てたレガシーポートを復活させる事はまず無いので、USBのオーディオインターフェースがもっと多様化する事を願ってやまない。 っつーかUSB版duet出しやがれApogee。(だんだんささくれ立ってきたw)

2008/10/15

【Apple】新型Macbook・MacBookPro

アップル:新型MacBook

◎前々から登場がウワサされていた新MacBook。…なのだが、Proまで刷新されるのは予想してなかった。
今回のこのデザイン、 旧macbookに慣れ親しんだ(&気に入っていた)身としてはパッと見違和感があったがすぐ慣れた。 現物はきっともっと良いのだろうな。
これでキーボードが白かったら最高だったんだけど。
考えても見ればProはPower Book G4から6年近く引張ったTitaniumデザインから決別したわけか…長かったなぁ。(あれはあれで憧れだった)

◎仕様面で大きく変わったのはタッチパッド。 マルチタッチ対応になり、クリックボタンが無くなった。
私なんかはタップは普通にやっているので多分違和感無く使えると思うんだが、意外に人を選びそう…
そしてMacBookユーザが泣いて喜ぶグラフィックチップ(NVIDIA GeForce)搭載。 相変わらずグラフィックメモリはメインメモリ共用だけど…

◎しかし残念な点もひとつ。それはFireWire400端子が無くなってしまった(!!)ことだ。
ProはFW800のみ、 MacBookはFireWire自体が無い。 よって現行のオーディオI/FやDVカメラの大半が使えなくなってしまった…
特にDuet/EnsembleをAppleと共同開発したApogeeはどうするんだろう。Duetなんて、モバイルユーザがメインだろうに。

◎まあ、Appleが「ちょっと早すぎるぐらいのタイミングで」レガシーインターフェースを切り捨てるのはいつもの事なんだけどね。
私が買うのは早くても来年だろうから、その頃には状況が少し変わってることを祈ろう。
頑張れApogee/MOTU/Focuslite。

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LED Cinema Displayも気になる。 何せ他に類を見ない「Macbook専用」のディスプレイだ。
スピーカ・充電用電源を内蔵し、USBハブもある。 ディスプレイというよりもちょっとしたドッキングステーションみたいなものか。
9万円と言う価格がちょっと気になる)が… HDMI非搭載でこの価格はちょっと高いよね。 画質はいいだろうけど。