【Journey】さぬきうどんツアー2008・その3「がもう」
◎さて新規店第二弾は「がもう」である。 山越と並ぶ観光客にも人気の有名店であり、麺通団のうどラジ!の「私の好きな店ランキング」で堂々の一位。 基本的にメジャーものを好まない私(と妻)であるが、そこまで評判が良いとなると行かない訳に行かない。 本命の「たむら」とは全然反対方向(山下からだと)ではあるが。
◎山下からだと物凄く簡単な道筋だ。 山下から国道11号に向けて川沿いをドンドコ進み、そのまま信号を直進する。
高松から来る場合は国道11号と旧国道(県道33号)の交差点から国道を坂出方面に走って最初の信号なので、これを右に取る。
で、目印は「右側のカーブミラーと藤井酒店」これではさっぱり判らんが、信号を超えて右側を注視しているとカーブミラーがあり、それを超えるともう1個カーブミラーがある。 これが目印だ。
しかしこの道、藤井酒店が陰になって前からは道が見えないが、車の鼻先を突っ込もうとした瞬間、
「なんじゃこりゃあ!」
あの「穴吹」の周りを彷彿とさせるようなとんでもない狭いあぜ道。一歩間違えれば周囲の田圃にボテ込む。3ナンバー車は入るのに躊躇するだろう。(ちなみに今回の車はデミオ) しかも正面からランクルがやってくる! 離合なんて絶対不可能ー!
…と思ってたらランクルはそのまま我々とは反対方向に曲がって行きました。 ああ助かった。
◎慣れない車にビクビクしながらシビアな角をどうにかクリアすると…正面に駐車場。 そしてその奥はとんでもない行列!
ぎえーっ! さすが有名店。 まだ9:30にもなってないのに大人気です。
止めてある車のナンバーを見てみると「三重」「高知」「京都」「多摩」…皆さん遠方はるばるご苦労様です。
しかしこれ、駐車場と行列があるから発見できるようなものの、これもなかなか偶然には発見出来ません。 何せ路地裏も路地裏。 国道沿いの小さな集落、田んぼのど真ん中ですから。
◎行列に並ぶ事数分。 店の中に入るとこれまた人でごった返しておりました。大将がうどんをゆであげ、息子二人が接客をし、奥さんがお会計。 家族総出で対応してくれます。 しかしバンダナ巻いたにーちゃん一人,あれが噂の「ガモムス」か?
気分的には表で食べたい所ですが、たまたま席(と言うかうどん打ち機そのもの)があいたのでそこで食う事に。
ちなみにダシは暖かいのが奥にありますが、奥さんがお会計をしてくれる横に冷たいダシが置いてあります。
◎さて、お味は、と…
私・嫁「こらうまい!」
えー、今まで私たちが食ってきたうどんの中でもトップクラスにうまいです。 麺は少し固めの強力コシ麺で実に私と妻好み。 そいでもっておダシはスキッとしつつも強力にイリコが香り、これまた私と妻好み。 一芸に秀でた所は無いけれど、オールマイティに高得点。 そしてそれぞれに「濁り」がなく、洗練された味です。
妻「私これ、たむらのうどんより好きかも知れない」
私も同意だ。(まあ実際はこのあとたむらを食いに行って、「やっぱりたむらが好き」と言う結論に落ち着いたのだが)
◎なお、がもうのローカルルールとして「食ったどんぶりは自分で洗う」というのがある(笑) 流石にお客さんが多いので本当に洗うわけにはいかなかったが、ちゃんと流しにどんぶりを返して水で流しておきました。
店を出ると、さっきより行列が長くなっている(笑) 時計を見ると10時過ぎ。 ラッシュタイム突入ってやつですか。
周囲に目をやると五色台がどーんと眼前に迫り、見渡す限りの田んぼ(と観光客)。 ロケーション的にもポイント高いです。
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