【Journey】さぬきうどんツアー2008・その4「たむら」&「宮武」
◎がもうで感動的にうまいうどんを食って、今回のツアーはあと2軒。 前回のツアーで評価の高かった「たむら」と「宮武」を攻めて来ました。
一度行った店なのでまとめてレポート。
◎まず「たむら」 前回回った9軒中「私的トップ」に君臨するたむら。 今回のツアーの目的も半分「たむらのうどんを食いに来た」ようなもんですが、がもうのうどんが感動的にうまいので「たむらはどうだろう」とまた別の期待をもってやってきた訳です。
ちなみに道順ですが、高松からだと旧国道11号をドンドコ走り、国分寺を超えて国道11号との交差点を超えた最初の信号を左に取って、府中湖を左手に見ながらズンドコ走るとあります。 あるいは国道32号線をタッタカターっと走って綾歌に入り、陶の交差点を右に曲がってちょっと行くとあります。
◎4年ぶりのたむらのうどん。 「がもう」の後に食うたむらのうどん。 さあてお味は…
私&妻「おいちー」
えー、やっぱりがもうより私好み。 麺は甲乙付けがたいのですが、ダシがやはり秀逸。 イリコの香りと強力なカツオの風味。 このダシはやはりたむらでしか味わえません。 しかも今しがたダシ入れたばっかりなのに、麺を噛むとダシに近い風味がある。(茹でる湯の塩味かも)麺そのものが「味覚としてうまい」ってのがびっくり。 いやー、やっぱりたむら、健在です。
◎さてお次は「宮武」。 さぬきうどんの中でも比較的「標準」な位置づけのお店。 ここは親戚関係のお店が多く、しかもどれも一級品。 前回食った中でもかなりポイントが高い店だったので、今回のシメにはここを選びました。
道順ですが、国道32号をひたすら爆走し、綾歌を超えて綾上を超えて(このあたりがまた「松岡」「山越」「池内」「前場」などの一級店が多く、誘惑されるんだ…)さらに走りまくる。 やがてことでん岡田の駅が近づいてくるのでその交差点から県道47号に入って更に西へ西へ走ります。 何しろ善通寺の手前まで行くので相当の距離です。
高松から直接行くなら素直に高速に乗って善通寺インターで下り、国道319号を南へ走って尽誠学園を超え、ガソリンスタンドの角を目印に左に曲がると良い。
どちらから来ても、店自体は奥まっていて見えませんが不自然にでかい駐車場(笑)があるので道さえ間違っていなければすぐ発見できると思います。
◎宮武といえばその注文スタイル。 麺とダシの温度によって「あつあつ」「ひやひや」「ひやあつ」「あつひや」とあります。 「あたりや」「松岡」等の「宮武ファミリー」のお店も注文方法はこれですね。
ちなみに私は東京麺通団でこの注文をしようとした大馬鹿者を知っています。 これは宮武系のローカルじゃ!
勿論宮武に来たからには「ひやひや」とちくわの天ぷら。 宮武系の天ぷらはホントに珠玉の一品です。うどんも田舎麺らしく角のゴツゴツした、太さが一定でない素朴な作りの麺。 残念ながら時間が悪かったらしく、ちょっと固さが死んでましたがそれでもうまい。 透明感のあるダシも宜しい。 「たむら」や「がもう」ほど前面に出てこないけど、しっかりと基本を押さえた「安心して飲めるダシ」です。
◎と言う訳で足掛け5軒。(うち新規店3軒)回ってきましたが、やはり「さぬきうどんはうまい」。 そして「奥が深い」。 2軒として同じうどんの店が無く、かつ同じ店でも日によって麺が違う。 宮武が今回微妙にハズレ気味だったのも、まさにうどんが「生き物である」証拠。
このBlogを読んでる人で興味をお持ちになられた方は、是非一度「さぬきうどんツアー」を敢行されることをお勧めします。
さて、次は何時行こうかな。
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