2008/11/25

【Diary】何考えてんだ読売新聞

YOMIURI Online:歴代次官ら10人の殺害計画…住所調べ、地図に印も

◎今日の読売新聞の朝刊1面トップはこの記事だった。 まあ世間を騒がせた事件なのだが、問題は記事中にあるこの写真だ。

http://www.yomiuri.co.jp/photo/20081125-5435413-1-L.jpg

容疑者、被害者の家の位置を地図上にプロットすること自体もう意味が分からないが、この「歴代の厚生(厚生労働)事務次官の自宅」というプロットは一体何なのだろう。
これを公表して、いったいどうなるというのか、読売新聞の意図が真剣に聞きたい。
そんなに「天誅」とかいう名前のテロ模倣犯が出てきて欲しいんでしょうか? 新聞屋としてはそのほうが飯の種になるからいいのかも知れませんけどね。

◎読み手の側はこれを知る事で何か得るものがあるとは思えないし、そもそも「歴代」…つまりは既に退官し私人となっている(それ以前に事務次官自体、「公人」かどうかは微妙だが)人も居る可能性もあり,その人達のプライバシーや安全はどこに行くのでしょう?
「知る権利」とやらは他人の安全までも踏みにじる代物なんですかね?

◎とりあえずのモデルケースとして、読売新聞は歴代の経営役員経験者の誰かが同様に襲われたとして、同様に歴代役員の自宅位置を地図上にプロットできるのかどうか…やるべきですよね。 やらなきゃおかしい。
絶対やらないだろうけどね。

◎新聞の購読をやめるべきかどうか,かなり真剣に考えてしまいました。
まだ大手新聞の中では読売はマシなほうだと思っていたのに…

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