2010/12/04

【Sound Works】MOTU UltraLite mk3 hybrid

◎今回のワークルーム模様替えで、長年ウチのセンターコンソールだったAW4416及びオーディオI/Fのemiちゃん26歳を代替すべく購入。 emiちゃん26歳を購入したのが2002年の年末だったので、8年経過していた訳だ。 まあ、2002年頃というと、DAWの「可能性は凄いけど実力が全然ダメ」な時代だったので、あまりemiちゃんも有効活用出来たとは言い難いんだけど…。

◎その点このUltraLiteは「DSP搭載、USBで使用可、Tigerで使用可、10イン、ヘンに廉価じゃない」と、私の探していた条件にパッコリハマった訳だ。 M-AudioとかRolandとかそのあたりのメーカーならもっと廉価なインターフェースもあるが、そういうのはえてしてD/A・A/Dがダメ過ぎる。(※1)その点UltraLiteなら腐ってもMOTU。 ネット上の評判も悪くない。最後の最後まで828と悩んだのだが、最終的に「USBで使える」と言う点が決め手になった。

◎で、UltraLiteである。 早速S90XSを繋いで弾いてみたところ、やたらと元気な音がする。 特にヘッドフォンアウトの音質が全然違う。 44.1kHz駆動時でもダイナミクスの解像度が高く、ピアノでは命となる「ダイナミクス変動による演奏表現」がハンドリングしやすい。 スピーカー出力は(環境的に大音量を出せない為)そこまでの差は感じないが、それでもこの音を聞くと、「AWって以外と高域曇ってたんだなぁ」と感じる。 勿論AWが悪い音だった訳ではないのだが。
またプリアンプも悪くない。 ソースが無いため音質評価は出来ないが、S/NはAWのそれより全然良い。(というかAWが悪過ぎる)。ただゲインがAW程上げられない為、とりあえず今は「夜のひとりスナフキンごっこ」用マイクは引き続きS90XSに繋いでいる。

◎そしてUltraLiteのキモとなるDSPミキサー…CueMix。 マニュアルにブロックダイヤグラムが無いので把握するのに一苦労したが、YAMAHA的な言い方をすれば「本線を持たない、8ステレオAUXのモニ卓」だと思えば良い。 その各AUXの出力先をUltraLiteの各種出力端子にアサイン出来る、という寸法だ。
数年前書いたコラムでDAWにはモニ卓が最適、と書いたが、本当にモニ卓だった、と言う訳だ。w
このため、例えばMix1をメインアウトにアサインして本線扱いにして、他のMixを使ってアナログアウトから演奏者へのモニター返しミックスを作って返すとか、アウトボードへの送りを作ったりとか出来る。
(本線が無い構造上、ポストフェーダ位置での信号取り出し、という概念は無いが、モニミキとしての使用なら問題ない)

◎各入出力にはEQ・HPF・LPF・コンプを持っているので、レコーディング時点でのローカット等やコンプかけ録り等もちゃんと出来る。センドリターン式のリバーブも持っているが、リターン先が出力端子単位かmix線単位なので、このリバーブは単純に「演奏者に気持ちよく弾いてもらうため」の付加的なリバーブと思っておけば良い。 ちなみにこのリバーブ、出力が妙に小さい。

◎特徴的なのはモニター周りで、各出力のモニタートグルを選択すると、ヘッドフォン及びメインアウト端子から、選択した出力のモニター信号が出力され(→モニターアウトとしての機能)、何も選ばない状態だとモニター設定を無視してメインアウトの信号をメインアウト端子からノミナルで出力する(→2tr Outとしての機能)。 このため何か選んでいないとマスター音量の設定を無視してモニタースピーカーから音が出る、という仕様なのだ。(ヘッドフォンの音量調節は独立しているので、そちらの調節はできる)
私自身純粋なモニ卓には触れた事が無かったので、本線が無い、ということが多少難しく感じたが、むしろミックスダウン前に使用する卓の構成としてはこれのほうが合理的そうだ。
近いうちに「擬似的なレコーディング作業」をやって、その使い勝手を検証してみようと思う。

◎とりあえず普段の使用は単純に「入力を纏めて2trでモニタとヘッドフォンに返すだけ」という、別の意味でのモニ卓としての使い方がメインになるので、mix1を本線見立てでメインアウト、mix8をS/P DIF経由でM|Oneへのセンド送りとして使用している。
プリセットを記録出来る(確か16個)ので、自宅で使用する時、スタジオに持ち込むときの仕込み、といったシーン別の基本セッティングを記憶しておける。 やろうと思えば、こいつをキーボードミキサー的にライブで使う事も出来そうだ。

◎全体的には、「ハーフラックのUSB機で、ここまで出来るならむしろ安い」と思える程高機能かつ便利だ。単純に入力をまとめる為のミキサーと捉えても、この入力数とデジタルミキサーの「いつでもリファレンスをリコール」というアドバンテージが大きい。これだけ入力数があればちょっとしたアマチュアバンドの自主CD制作とかにも充分使える。(外部マイクプリアンプを用意出来れば)AWの代替機としては充分満足出来る。
勿論音もいいので、ヘタに廉価な2in2OutとかのUSBインターフェースを買うぐらいなら、多少高くてもこいつをオススメしたい。

◎一方で一応不満点も。 ひとつは電源がラッチ出来ない事。 せっかくパワーディストリビュータから給電してるのに、電源が一括管理出来ないんだよな…(実は、828と迷った要因はこれもある。 828はハードスイッチなのでラッチ可能)ま、これは利用環境の問題だから、良い悪いは人によりけりかな。

※1:廉価機の作りが酷い、の筆頭は恐らくRolandだろうなぁ…別にI/Fに限らず、とにかく廉価機種・エントリ機種・コストダウン機種の作りの雑さが目立つ。それでいてカタログスペックだけは上位機種に匹敵するから余計にタチが悪い。

【interior】ワークルーム再構築!! 後編

◎前回の続き。
さて、まずは10年以上に渡って私の部屋を支配し続けたメタルラックを解体。 …が、引っ越しの時もバラさなかったのが災いして、結合部が固着してしまいバラすのに一苦労。 朝っぱらからガンガンガンガンガン… ここは住宅地のど真ん中のプレハブアパートの一室。さぞ、やかましい事だろう。

◎ヒーハー言いながらラックと全機材をバラしたところで宅配便が届く。 ラックケースの到着だ。 サウンドハウスの安物6Uで4000円。 正直ここまで安いとスカ引くかなぁと思っていたが、思っていたよりはるかに頑丈な作り。 ただやはり安物らしく加工はプアで、木ネジの下穴がまともに空いておらず組立てに一苦労。 そして何より、合板の強度が物凄く高くて、CAPITAの取り付けにえらく体力を食う。一応ドリルを持っていたので下穴加工はしたのだが、それでもネジ山を舐めそうになる事数度。

◎そしてExpeditの組立とCAPITAの取り付け。 実は、部品点数はExpeditのほうが遥かに多いのに、組立てに要した時間はラックケースとそれほど変わらなかった。加工精度の差だなこりゃ。 しかしExpeditも差し込み工程が多く、またガンガンガンガンガン…確か、下の部屋は乳飲み子抱えた夫婦だったよなぁ。 騒音発生すいません。 まあ、今日は平日だし、許してね、ね、ね。

◎そしてラックに機材を構築した所がコレ。 新規導入したふたつのシェルフ(ラック)が共に脚上げされているので、部屋の圧迫感が小さく掃除も楽。 天井も高いし壁にちゃんと日光が当たるので部屋全体が明るくなった。 何よりExpeditの前後幅はメタルラックのそれより小さいので、部屋全体が広くなった!! これが一番嬉しい鴨。
またExpeditの脚上げの結果、モニターSPのツイータ軸線高さは極めて理想的な位置になった。つまり私がワークチェアに座った際の耳の高さと全く同じ。

◎またオープンラックをラックケースに変更した事で余剰のケーブルをラックケース内に纏めることができ、ラックシステム一式がかなりすっきりした。 配置の問題でモニターSPの電源に延長が必要になったり、S90XS〜ラックシステム間は長いケーブルが必要になってしまったりと、ちょっとまだケーブルがすっきりしていない部分もあるのだが。 このへんはおいおい見直して行こう。
今回お役御免となったAWとXV5050だが、AWは当分の間保管しておく事にした。 この部屋で鍵盤演奏したりDTMの真似事をする分にはもう不要だが、スタジオレコーディングをするとなれば話は別。 今は箱に仕舞っているが、ラックケースのサイズが丁度AWが乗りそうなので、もしかしたらここにまたAWが置かれる…鴨。 予定は未定。
XV5050は次期Mac購入+Logicバージョンアップ時に売り払う予定。 今売り払っても良いのだが、一部音色はEXSに取り込んでおきたい。(W5を手放す時、ベル音色だけEXS化したのと同じように)

◎と、言う訳で新しい環境になったワークルーム。 私の部屋の「存在感」を大きく占めていたメタルラックが無くなったので、まだ慣れてないというか違和感が拭えないが、そのうち慣れるだろうし、出来上がり自体は期待以上なので気に入っている。
メタルラック・AW・オープンラックといった「存在を意識してしまうもの」が無くなった事で、鍵盤練習していてかなり集中しやすくなった。とりあえずこの部屋を出るまでは(最長あと5年の予定)、このまま快適に過ごして行こう。

2010/12/03

【interior】ワークルーム再構築!! 前編

◎長年私のワークルームの中枢となっていたメタルラック。 AW4416を中心としたミキシング作業にはもってこいの環境だったが、DTMから事実上足を洗ってピアノ練習に専念している現在では、このメタルラックは少々仰々しかった。 また、照明をスポットライトにしたところスポットの光軸でメタルラックの影が壁に映ってしまい、少々美しくない。
また何よりAW4416…単体MTRという機材自体がもう時代遅れで、AWの入力キャパシティを必要とする程の機材量ももう無い。 ならば、もっとコンパクトな環境に組み直そう!! と思い立った。

◎思い立ったはいいが設計(選定)は困難を極めた。 何せ、以下の条件をクリアする必要があるのだ
・座った際に自分の目線より高い家具は設置しない
・スピーカーの設置位置(というよりツィーターの軸線)の降下は最小限に抑える
・極力、一つの家具で現在メタルラックにある荷物を全て納める
・AW4416は撤去し、代わりにモニターミキサーとして使用可能なオーディオi/Fを導入する
・電源類は一つに納める(=現在使用のパワーディストリビュータはそのまま使用する)
・掃除を楽に (メタルラックは脚が低過ぎて掃除機が入らず、埃が溜まっていた)
荷物の収容に関してはExpeditの容量で行ける(もともと荷物をKassetに詰めていたのは、Expeditの導入を視野に入れていた)のは判っていたが、他の条件は事実上「ラックシステムはそのまま残す」ことを意味する。 Expeditの1区画の幅はラックのそれより遥かに狭いため、Expeditだけでは収まらない。 最初はSKBあたりのハードラックケースを買ってきて立てておこうかと思っていたが、ふと楽器屋で見かけた合板のラックケースを見て「これだ!!」と思い立ち
、最終的に「ラックケースとExpeditにCAPITAの脚を取り付けて高さを稼ぐ」という方向性が決まった。 これならExpeditの上にモニターSPを置いても、モニターの設置位置の降下は最小限に抑えられるし、掃除も楽だ。

◎最後まで選定に悩んだのはオーディオi/F。 入力が最低でも10本(2アナログ+8ライン)、パラアウト4系統が必要なので、これを基準に機種選定するとFireWireではensemble、Safire、828あたりが候補に残る。 しかしFireWireにしてしまうと、Mac側が最低でもMacbookPro13in以上の機種が必要になる。 極力PCへの投資は抑えたいので、やはりUSBか…USBはせいぜい2in2outの安物しか無いんだよな…と諦めかけていた所、さすがMOTU。 UltraLite mkⅢ hybridなんてな機種があるじゃないか。 USB・Firewireハイブリッド、10イン14アウト、CueMixでラックマウントミキサーとしての使用も可能。 アウトボードへの入出力をS/P DIFにすれば、まるでウチの環境にハマるためにあるような機種があるじゃないか!! と言うコトでi/Fはこれに決定。

◎設計が決まった所であとは調達だ。 サウンドハウスにラックケースを注文し、11月の最終週の週末、酷い風邪を引いてフラフラになりながらもIKEAと楽器館を回って必要物品を購入。 そして週が開けた12/1、大掃除の名目で有給休暇を貰い、いざ作業開始!!
以下、次回。

2010/11/03

【Diary】服を買う

◎カーデで出掛けるにはちょっと寒くなってきて、ふとクロゼットを開けると秋後半〜冬に着れるアウターが無い事に気がつく。 今までは適当なジャケットを着てたけど、なんだかそれもツマラナイので仕事上がりに買い物に出掛け、薄手のトレンチコートを買ってきた。 薄手と言ってもインナー付ければ真冬でもOKだし、ビジネスシーンでも使えるアイテムなのでちゃんと会社にも着ていける。
私の好み+性格上どうしても多少値段が張ってしまう(貧乏臭いのは嫌いだ!!)けど、おかげで満足。
翌日さっそく着て出かけ、その良さを再認識。これでロングコートの季節までは快適に過ごせるぞぉ。

◎そんな訳でここ1年位、今まで30数年生きてきて一度もそんな事無かったんじゃないか? という位,服を買っている。 去年の9月頃に秋物カーデをゲットして以来、何やらかんやら服を買いまくっている。一応アウトレット等を駆使しているので実質払っている金額は高くないが正価で買うと結構㌧でもない金額になったりする。(一番ギャップが大きいだろうのは去年の冬ゲットしたフルカシミヤのロングコート。2500円で買ったけど、どう見ても正価3諭吉以上…)
今のような生活になるまで、あまり服が欲しいと思った事は無かったし、実際あまり買わなかったし興味も無かった。 でも今一度自分一人で「社会」や「暮らし」と向き合わなければならなくなった時、様々な「常識」「能力」が自分に欠けていることに気がついて、何とかチャレンジしながらそれらを身につけて行こう(自炊野郎・お掃除大好きになったのもそれがきっかけ)としたら、見事にハマッて今は楽しくて仕方が無い。

◎本来私はとんでもなく服に無頓着…と思っていたのだが、それは思い違いで、今になって思うと、どちらかというと「貧乏臭い格好・ヨレた格好」はしたくない、そこらへんの家族連れが着てるような「フツーの服」は似合わないから着たくない・持ちたくもないという強いこだわりの裏返しが服を買わない(買えない)というカタチで表れていたんだということに気がついた。
さらにもう一つ、「高いモノには高いなりの理由がある」。私は服に限らず貧乏臭いモノが何よりも嫌いで、妥協の産物で量だけバカスカ増やすようなマネをする位なら一点豪華主義で、「自分が最高に満足出来るもの」を少数持つほうがいい。
かつ「シンプルなモノ程高い」。…私が好むような強い色の柄無し・シャープデザインの服は必ず高い。 生活にある程度余裕が出てきた最近までは、買いたくても買えなかったのだ。

◎そういう意味ではある時期においては私は「限られた収入の中で、どうせ自分の好みの服を買うと高いし、好みでなければ愛着も持てないから」最初から服を買わない、という判断をしていたのだが、まあ見事に「服を買おうとしない」だの「勧めても興味をもってくれない」だの、高級思考だととケナされていた。 高くつくのが判っているから買わないという選択をしていたのに、酷い言われようもあったもんだ。 もう済んだ事だけど。
まあそれらの箍が外された今は、本来の「目先のコストに囚われることなく、本当に自分が欲しいモノだけを手に入れる」というスタイルと、それを実行するに足るだけの収入を手にするようになって、やっと「自分がかつて理想としていた自分の姿」に手が届いてきたようにも思える。
ここに至るまで、たくさんのものを失ってきたけれど、得たものもあった、ということかな。

◎ちなみに今回は普通の値下げで買ったので2諭吉程。安くはないが、仮にも職場にも着ていくモノで、30過ぎてしまむらアウターなんて恥ずかし過ぎる…のだが、土地柄どうしても
そういう格好が「浮いて」しまうのは、なんとかならんものか…曲がりなりにもここ、都心のベッドタウンという触れ込みのはずなんだけど…やっぱ田舎なのかな。

2010/10/31

【computing】Zinoのインプレと、今後

◎ひっさしぶりにWindows環境から更新。というのも期待していた以上にZinoがイイ感じなので、今日はそんな気分なのである。べっ、別にWindowsを許したわけじゃないんだからねっ!!(ツンデレPart2)

◎というわけで環境整備も終わりすっかりリビングセンターとなったZino。最初どこかのタイミングでHDMIから音声が出力されなくなるという謎のトラブルに見舞われたが、システム回復後は順調に動いている。
結局は当初の予定通りiTunesぐらいしか使わないのだが、その使い方を前提に置くと、ゲームするとか何か重たい処理をかけるとか、そういう目的は無く普通に「メールとネットと音楽鑑賞」という使い方なら、PCというハードウェアの存在をほとんど意識することなく扱える。何しろ音がしないし、マウスもキーボードもワイヤレスだ。何気にマウス・キーボードからスリープ解除ができて(しかもそれがなかなか速い)、しかもそこでも音がしないもんだから、マウスでTV内のPC機能を呼び起こしているような感覚すら感じるぐらい、Zinoの本体の存在を意識しない。

◎それもこれもやはり動作音のなさの恩恵だろう。一応CPUファンは回っているらしいのだが、やはり電源ユニットがないとこんなに静かなものなのか。Dimensionではファンが全開でブン回ったiTunesビジュアライザも動作音の変化がなく、メモリ4G+64ビットカーネルの威力はでかい。(プロセッサパワーはMacbookに劣っている)
もともとデスクトップPCがデーンと自分の存在をアピールしているのが嫌いな私にとって、この「PCの存在がどこにあるのかわからない」というのは、「メインマシンをノートPCにしてしまう」という、「PCの存在をいかに希薄なものにするか」という命題に対する今までの私の解決策に並ぶものだ。もともと多くのことをZinoに期待しなかっただけ、なかなかに満足度は高い。この使い勝手で5万円なら安いもんだ。

◎ただ唯一の不満がキーボードで、スペースキーの位置がものすごく左に寄っていて、ホームポジションに手を置くとほとんど右手ではスペースキーを操作できない。あとショートカットボタンがいろいろ設定されているのだが、この設定をどこで変えるのかがイマイチ判らない。調べる気力もないし普段キーボード使わないので放置してるが、とりあえずスペースキーの位置には不満が残る。 妙に右手親指を伸ばすクセがついてしまうではないか。
まあそれでも、Dimensonに付属してたゴツゴツキーボードよりは全然イイけどね。パームレストもちゃんとあるし。

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◎さて、過去の日記を読み返すとDimensionをはじめとしたPC環境への不満をツラツラ書いた日記がほぼ1年前。当時の不満は一つ解消されて,メイン機と分離されるとはいえなんとか最新の周辺機器にも対応できる環境はできた。何せ今のMacのままでは新型iPod touchですら対応していないのだから。
というわけで次に手を付けるべきはやはりMacの買い替えか…しかしOS X10.8「Lion」の発表が公表されてしまった今、少なくとも来年夏予定のLionリリースまではMac本体を買い替える理由がない。私は理由付けがない限り、オモチャの投資はむちゃくちゃ腰が重いのだ。…実はZino購入を最終的に決断した理由もLionの発表だったのだ。

◎NASに関してはZinoにHDD容量の余裕を持たせたので、Mac本体を買い替え次第ZinoをメインNAS、現行NASをバックアップドライブに使用する予定。
(今すぐは、Macのライブラリ再構築がめんどくさいのでやらない)
電源を入れっぱなしにしないなら、Zinoのほうが電源入り切りが楽だし、家にいる間はほとんどZinoの電源は入ってるしね。というわけでNASの問題もほぼクリア。
残るはルータ…普通に動いているので現行の安物コレガでも全然いいが、これもMac本体買い替えタイミングでTimecapsuleに交換したいなぁ…

◎あともう一つの悩み…というか憧れ…がやはりハンドベルドデバイス。まあiPhoneかiPadかiPod touchか…って話なんだけど、とりあえずZinoの導入で今のままでも対応はできるようになった。私の住んでいる地域&職場でSBの回線がつながれば何の迷いもなくiPhoneを買うんだけど、何せ入らない…Docomoの回線は手放せない。基本手ぶらで動きたい私にとって携帯2台持ちはナンセンスだなーと思いつつ、とはいえ今でも携帯+iPodを持ち歩いて出かけている(場合によってはPSPも)ので、iPhoneの維持費が納得できるならそれでもいいかなー、でもやっぱ携帯2台は持ちたくない、でもiPadの3Gモデルで回線持つならいいかなー、でも邪魔だなー、ならいっそiPodにすっかなー、でも自宅以外ほとんど回線つながらないなー…などとぐるぐる思考が回り、これといって購入のケツを叩く出来事もなく今に至り、たぶんLion機導入までなにもしないんだろうな、自分w

◎なお、メインマシンとして3年、サブ機として1年,リビング機として2年を過ごしたDimension君は本日叩き売られていきました。4000円しなかったwwww まあ,PCリサイクル料金取られるよりは全然いいし、モトが私が買ったPCじゃないので、いいんだけどねw

2010/10/27

【Computing】Zino HD

◎というわけで買ってしまったZino HD。ブルーレイはつけず、HDDのみ最大拡張(1TB)。
リビング用PCのDimensionが爆熱P4仕様(調べてみると、悪名高きPrescott…)で、iTunesを再生するだけでファンが唸りを上げて、音楽鑑賞どころの騒ぎではなくなるし、メモリ1GではとてもじゃないがXP SP3のOS負荷に耐えきれる物ではない。 ついでにNASとしても容量不足になってきた事もあり、随分前から買い替えを検討していたのだ。

◎とはいえ根本Windowsというものを嫌悪する私。 嫌悪していても無いと困るWindows環境。 macmini買ってリテールWindowsぶち込もうとか、DimensionのメモリとHDDだけ拡張して延命しようとか、いろいろ考えたのだが、用途や頻度やコストや環境(流石にXPのままではね…)を考えた結果、「極力廉価な小型Windowsデスクトップの新規導入が一番バランスが良い」と言う結論に達し、Zinoに白羽の矢が立った訳だ。 べっ、別にWindows機がいいと思ったわけじゃないんだからねっ!!
ちなみに発注するまで名前を「Zion」だと思っていた。 個人的にはスペースコロニー国家と言うよりもコンピュータに支配された地球に残された最期の人間都市か…とか、宗教的にヤバいネーミングだなーとか思ってたんだが違ったらしいw

◎で、Zino。
新品で買っといて何だがコイツをメインマシンにする気は毛頭無いw Dimensionの時点からそうだが、こいつの用途はiTunesを走らせてのリビングメディアセンター+NASと、たまに必要になるOffice環境の確保だ。(一応ライセンス持ってる) 殆どはiTunesで音楽再生する為にある様なもので、ミニコンポとかDVDプレーヤとか、そういう感覚である。 極端ファンさえ静かでいてくれればそれでいいのだw
今日は着荷したばかりなので、初期セットアップとリカバリディスク作成(OSメディア添付が無いって、こういうことなのね)とDimensionからのデータ移設の仕掛けで時間切れになり、ファイル移動のまま放ったらかしてあるのだが、相変わらずファンが唸りを上げるDimensionとは対照的に、動作音がまったくしないZino。 電源がアダプタなのでなおさら音がしない。ちょっと、怖いw

◎とりあえずデータ移設が出来たらiTunesを走らせて、本格的にリビングPCとして使用することにする。
果たして私は楽しい音楽鑑賞ライフを送る事が出来るのか?

2010/10/09

【Diary】クッキング!!

◎えらく放置したな… もう世間は10月だよ。
今日のごはんはアボガドサラダとリゾット。 実はリゾット、自作3回目。 最初はレシピ本をにらめっこして普通のモノが出来、前回は少し米が固くて失敗。 3回目にしてやっとコツが掴めた感じ。 自分で作っといて何だけど、(,,゚д゚)ウマァァァァァァ!!

◎Droppalの本数を増やしてパスタを各種揃えてみたり、オイルソースを自作したり、厚揚げラタトゥイユを作ったり、果てはリゾットまで作ったり…と、この夏くそ暑くて米炊く意欲を失って以後、やたらと私の食卓がイタメシじみているw ガーリックトーストまではさすがに作らないが、晩飯に米を炊かずにバケットを食う事も多々。私自身が完全に「洋食の舌」なので、晩飯に米食わなくても別に困らないのだ。
とかいって、今年の頭の雑煮をきっかけにやたらと煮物にコッてみたり、スチーマーインサートで薩摩藷レシピが増えたりと、和食っつーか家庭料理もイロイロ作るんだけどね。

◎ニコ動とかの、私と同じぐらいの世代の男の生活感が漂う動画を見る度、自分はちょっとおかしいじゃないかと思う事も多々w 自慢するワケじゃないが、殆ど「主夫」レベルだもんなぁ…
料理に限らず本来私は「暮らす」ことに関してまったく無頓着だったのだが、「主婦は大変だ!!」とかいう主張にうんざりして、じゃー働きながら「暮らし」を運営したらどうなるかやってやろうじゃないか、と思って始めて今に至る訳だ。
下手な主婦より料理しますが、何か?
余程残業にならない限り台所に立ちますが、何か?
炊事洗濯掃除完璧にこなしてなおかつピアノ教室まで通ってますが、何か?
ってなもんだ。

◎要は意思の問題だと思うんだよね。
勿論カネで解決するなら…暮らす為に必要な「時間」や「労力」をカネで買えるなら、それもいいと思う。
ただ(不自由してないとは言っても)時間をカネで買える程裕福ではないのだから、自分でやるしか無い。
家ん中でナニ食ってたって別に人に迷惑はかからないが、その人の(食生活に限らず)生活態様は、確実に社会生活の中で周囲ににじみ出てくる。
「男やもめに蛆が涌く」ってコトバがあるが、皺だらけのよれた服で伏し目がちに歩く人を見る度に、「ああ、蛆が涌いてるなぁ」と思ってしまう。
そして多分2年ぐらい前までの私にも、蛆が涌いていたと思う。

◎見栄っ張りと言われるかも知れないが、見栄だろうが意地だろうが、それを望んでそれを続けてそれを楽しんでいれば、それが自分の生活態様になる。
服と同じように。
人間,見栄を張らなくなったらオシマイ。 磨き続けることを忘れたらオシマイだよ。

2010/09/13

【interior】お片づけ

◎この土日、部屋の捨て捨て&片付けモードを敢行。 私的には2004年頃をピークに引っ越しをする度に、またこの1年程のやもめ生活で随分とモノを減らしてきたつもりだったが、それでもまだまだモノは残っているもの。
まあどちらかというと今回は「これまでの捨て捨てモードで捨てる判断が付けられないまま、触らなかったもの」を捨てるのがメインだったが。

◎一番手をつけたのがワークルームのメタルラック。 ピーク時に比べると随分と整理しているが、今回はメタルラックの一番の大物が消えた。

Before



After

…結局組みもしないで放置してたand組んだはいいが結局しまい込んだまま数年開けもしなかったプラモをポイしたら、頭上が超スッキリ。 また足下のKASSETTを増設して、これまで外に出ていた雑多な書類をまとめて収納したり、余っていたDVDサイズのKASSETTを使って機材や何やの細かいパーツやら、予備の電池や電球を「パーツ箱」としてまとめたら、これまたスッキリ。

◎あとは所謂「箱」類。 特にPC周辺機器はあっと言う間に箱が溜まって行くが、マニュアル類等もあってなかなか捨てづらい箱類をまとめて処分。 マニュアルはデバイス毎に束にして、適当なビニール袋にまとめて入れてパーツ箱にポイ。
ついでに引っ越し時に持ち込んだダンボールもいくつか開封し、中身を整理した上で箱は処分。(結構こういうのの中に、二度と着ない様な服とか入ってるんだよね…) これで随分押し入れがスッキリした。 まだダンボールは残ってるが、目標は「保存が明確なダンボール以外、全部処分する」である。 ここはまだまだ続きそう。

◎クロゼットも整理。 元々あまりバッグの類いは持ってないが、「利用頻度は低いが捨てる訳にもいかず」にクロゼットの棚板に放り投げてあったバッグ類をまとめてKASSETTに収納。 ついでに紙袋(溜め込む癖は無いが、高級店や大型紙袋のみ、選別した上でいくつか保存してる)やIKEAのブルーバッグも同じKASSETTに詰めておいた。 今回はそこまで手が回らなかったが、衣替えの季節になったら季節外れな洋服類も同様に整理しようと考えている。

◎台所まわりは捨てると言うより整理が中心。 DROPPALで様々な食材を整理保存しているが、今回は1.3Lでパスタ類を並べて整理。 流石に瓶がでかくて食器棚には入らないが、中身とデザイン的に、外に並べておいてもなかなか絵になる。0.9.0.3、スパイス瓶の在庫も確保して、ふと思いつきで新しい食材にチャレンジするときも安心。
KASSETT、DROPPAL、ジップロック等の「器」関係は、部屋に在庫とそれの置き場を確保しておけば、いざと言う時に対応出来る。

◎…っとまぁこんな感じでイロイロと整理をして、結果的には不燃ゴミ3袋、布ゴミ2袋、紙ゴミ(段ボール)一山、の不要物を処分。 殆どが収納の中身だったので部屋のパッと見は殆ど変わらない(ダイニングテーブルからペンスタンドが消えたぐらい)が、不要物が消えて内面的には凄くホッとする。 一度しまい込んだ物を改めて整理すると、「なんでこんなモン後生大事に取っておいてるんだろう」って思うモノとか、
「なんでこれ、ダブッって持ってるんだろう」って思うモノとか、結構ある。
余計なモノは買わないつもりで、それでもやっぱり余計なモノが出てきてしまう。
時々こうやって、部屋の整理をするのも悪くないね。

2010/09/04

【Diary】私のピアノ練習

◎で、ピアノの話。
練習はマイペースに毎日最低2時間、朝5時起きの1時間と夕食後気が済むまで、延々弾き散らしている。 メニュー的には
・全音階のスケール及びアルペジオ練習
・「ハノン60の練習曲」1番〜20番をノンストップ
・レッスン課題のソナチネ
・レッスン課題(?)のショパン・ワルツ
・毎度おなじみスナフキンごっこ
…といった感じ。

◎当初行っていたコード練習は今は一旦お休みしていて、スケール・アルペジオの完成度が上がってきたら再開させようかと考え中。 アルペジオも基本上行・下行しかやってないので、展開形のアルペジオまではまだやっていないが、将来的にやっておきたい。
(Cメジャーで、C→E→G→E→G→C→G→C→E…とアルペジオをなぞる練習方。 こないだ買ったリーエヴァンスの教本にも書いてあった)

◎ハノンのノンストップは指筋肉・関節のストレッチが目的。 絶対的な指のパワーは充分ある(と、言われてる)のだが、柔軟性や正確性に欠けるので、それを凝り解すことが目的。 3ヶ月前は10曲もやると左手がバンバンに痛くなったものだが、最近は力みが取れてきて、朝夕やっても、土日等に2周やっても平気になってきた。 まだテンポは上げなきゃいけないのだが…ゆっくり取り組もうと思う。
ハノンは単調でつまらん!!という意見もあるけれど、私にとっては弾いても聞いても結構楽しかったりする。考えようによってはあの単調な旋律は、Cメジャー・キーにおけるスケール変奏になってて、曲がりなりにも「コード進行としての解決力」を持ってしまっているんだよね。(Ⅵm♭5→Ⅰ)コードの概念なんて何も判らなかった子供の頃に、なんとなくあの音の羅列に「曲」を感じていたのは、そういう事だったのかな。

◎で、ソナチネ。 はっきり言って、楽譜に書いてある音を「なぞる」だけなら、2日練習すれば通しで弾ける。 が、表現のしかた…ピアノにとって表現の幅は音の強弱と鍵盤のタッチ,それしかない。 この15年で自分がもっとも劣化したのはその領域だということをこの数ヶ月で痛感していて,あえて曲を殆ど進めていない。 先生にも「そうしてくれ」とお願いしている。今更運指のトレーニングも無いし、基礎練習はハノン他でアホのようにやっている。 ソナチネを今じっくり取り組んでいる目的は、ひとえに「ピアノとしての表現力のトレーニング」である。

◎先生には、「弾きたい曲は自分で弾くし、その練習をここでやるつもりは無くて、クラシックピアノの奏法の基礎をきっちり取り戻したい」と伝えてある。 だからあえて年齢や技術とは不相応に下級の譜面をじっくりやっているのだ。 本来であれば旋律や和声の勉強も兼ねて、シンフォニアとインベンションとか,平均律クラヴィーアとかやったほうがいいのかも知れない。
15年間何も考えずに好きな「曲をなぞっている」うちに劣化してしまった表現力は、自分の想像を遥かに超えていた。 ピアノが全く出せないし,フォルテは力任せに叩いているだけ。パッセージを弾けば、放っておいても音量も音質も揺らいでしまう。ああ、毎日指を動かしていたと言っても、劣化はこういう所に表れてしまうんだな…

◎…そんな事を毎日やっているものだから、そりゃBlogもtwitterもmixiも放置気味になる。 いや、まだmixiは携帯から繋げられるからいいのだが、twitterはbit.lyが使えないので身辺雑記的になるし,blogに至っては1本ネタに仕上げる時間もネタも無い。
…とはいえ流石にマズいと思うので、もう少し生活の幅を広げようかと思う。

2010/09/03

【Diary】そしてこの日がやってきた

◎9月3日。 まあ、世間的には「誕生日」ってやつだ。 20歳と156ヶ月。 世間的には「33歳」というやつだ。 だからどうしたという感じがしないでもないんだが…もう本当に、20台後半位から、自分が「何歳である」と言う事にあまり執着が無くなった気がする。
いや、あるにはあるのだが。 次男坊コンプレックスの悲しい性で、どーもやっぱり「尊敬の価値が無い年上」への嫌悪感だけは拭えないのだが。
ま、それはいいやw

◎最近はBlogどころかTwitterすら停滞気味。 全てはS90XSと、ピアノ・レッスンというふたつの要素。 これが私の生活を一変させてしまった。 …考えようによっては、15年寄り道して「元に戻った」と、言えるかも知れない。
4歳から15歳までピアノを習っていた。 年不相応な曲も弾いていた。
が、どうしても「譜面をなぞって行く」と言うクラシックピアノの基礎部分に「作業的なモノ」を感じ、中学時代にPopsの世界に触れて、「自分なりの音楽を楽しんでみたい」と言う若さ故の思いのもと、一度ピアノを離れた。

◎それから15年。 DTMを続ける気力はすっかり無くなった…と言うか今度はDTM自体が作業的に思えて、またDTMをやるために「音楽」とは程遠い知識や世界をたくさん見て、何よりも「DTM」と言う世界そのものが嫌いになって、音楽から離れようかとも思った。 でも鍵盤は捨てられず、やもめに戻って余った時間をただ無目的に鍵盤に当たり散らしていた。

◎そうするとどうだろう。 ふと気がつくと2時間も3時間も、時間を忘れて鍵盤に没頭しているじゃないか。
…ああ、思い出した。 子供の頃から、私が胸を張って「私はコレができます!!」と言えるもの、それが鍵盤だった。
目立つ特技じゃないし、出来なくても別に困る話じゃない。 それでも鍵盤が弾ける事は、自分の誇りだったじゃないか。
そう思うと、もう一度ピアノを習い直そう、15年のブランクは埋められないけど、自分が楽しくピアノを弾ける能力を取り戻す、
それなら出来るかも知れない。

◎そう思って、6月から15年振りにピアノ・レッスンを再開させたら、BlogもPCも家事も、欲しいものすら放ったらかしでピアノに熱中する毎日になった。 中学生レベルの譜面だから、とてもヒトに聞かせられるモノじゃない。 練習に時間を取られて部屋にこもりがちにもなった。
それでも、ここ最近の日々には満足してる。 自分が好きだった事、自分が好きだった自分が、なんか取り戻せる様な気がしてきた。
…去年の9月3日から1年、大きく変わったのは,そんなところだろうか。

2010/08/13

【Diary】墓参りという名の京都うまいもんツアー

◎さりとてやりたい事もなかった夏休み、祖母の墓参りで京都へ。 墓参り目的で京都に行くのは4年振りで、それはそれで忌々しい記憶ではある(笑)のだが、今回は母上様〜と都心の暇人、更には死の淵から生還した化物と、「家族ゲームの終焉」以来無かった「一家集合」である。 つっても去年、父方の墓参りで集合してるかw

◎とはいえわざわざ泊まりがけの京都小旅行である。 墓参りは殆ど口実に過ぎないw 実質上、「京都でうまいもん食うぞツアー」になったw まずは権太呂でそばを頂く。 うどんすきの店なんだけどね本当はwww でもそばがうまい。 ちょっと固めの茹で具合で、かみしめ感があって(,,゚д゚)ウマー。

◎夕方までは時間があるので先斗〜祇園界隈を散歩。 京都の夏ってシャレにならん程例年くそ暑いのだがこの日は快適。(天気が悪かった訳ではない)。東京のほうが暑い位。 ただ先斗の界隈は流石に暑かったな。 あそこは風が通らんからなw
八坂神社でお参りを済ませた後、鍵善でくずきりを頂く。 くずきり、実は食った事が無くて、関東の心太(あの酢で食う奴!!)みたいなもんかと思ってたら黒蜜www甘いwww でも、結構好みかも。

◎そしてメインイベントは木屋町の某所で鱧尽くし!! 焼きに湯通し、薄造りまで頂いてきました。 鱧って本来小骨がすっごく多いので薄造りは珍しい。 いやーもう、湯通しも薄造りもいいけど(写真が無いけど)焼きが(,,゚д゚)ウマー(,,゚д゚)ウマー(,,゚д゚)ウマー!! 相応に値段はするけれども割烹はいいね。 たまにはこういうモノも食わないと。

◎そして翌日、墓参りを済ませて「何を食うか」という話になり、結局祇園(またか!!)の老舗で鰻を頂く。 おら、こんなやわらけー鰻初めて食っただ!! …うそです。 それなりに食った事はあるんだけど、やっぱり(,,゚д゚)ウマー。 ていうか鰻は食感とタレを楽しむものですな。 基本鰻とか穴子とか鱧とか、小骨が多い魚はキライなんだけど、ちゃんと金払えば相応のモンが食えるんです。
今までみたいに小金の心配しなくていいし(毒&嫌味)、ばっちり京都の食を堪能してきましたとさ。

2010/08/01

【interior】最近買ったもの

◎またもBlog放置…まあ、放置していると言う事は日々は充実していると言う事の証左なんだけどね私の場合。で、今日はいつもの論文調はちょっとお休みして、最近買ったモノの話。

◎まずは扇風機。S90XSの練習用にと、Francfrancの処分品をゲト。…でもあとから見たら、普通にロフトでも売っててちょっとショックw
黒とか白もあったけど、あえて銀を選んだ。どことなく70年代アメリカンな感じの、レトロな雰囲気がお気に入り。
これで風に吹かれて練習してると、弾きこんで汗ばんだ体に当たる風が気持ちE。他にもベッドルームからリビングルームに冷気を送風したりと、なかなか大活躍。




◎お次はスタンドミラー。基本服に無頓着な上普段の仕事も通勤が私服なので必要性は無かったのだが、それでも去年ぐらいからずーっとイイの無いかな〜と探していたら、ある所にはあるんですよ奥さん。(誰だ)
扇風機を買ったFrancfrancの真正面がにあるという非常に(私にとっては)危険な立地のACTUSで発見。フレームレスの全面鏡で、シンプル&スクエアなデザインが私のココロの琴線を鷲掴み。
そいでもってこいつ、むちゃくちゃ重量級&頑丈。 実はほぼ同一のデザインがFrancfrancにあるのだが、価格が倍以上するw ただしFrancfrancのが持ったらすぐ歪んでしまう程度の強度しかないが、こいつは持っても何やっても像が歪まない。(意外と、ガラスって歪むんです) 安価なベニヤやバルサに木目調をあしらった様な「見てくれだけ」フレームでなく、こういう質実剛健&スマートデザインなものを探していたのだ。
そういえば昔、実家にも「倒れてきたら死ぬぞ」みたいな巨大かつ頑丈な全身鏡があったっけ。
コレを買ってから、服着た時に多少は鏡を見るようになった。 そのうち服とか買い出すのかなぁ。

◎そしてこいつ。 夏休みに墓参り旅行をする事になり、1泊〜2泊程度の小旅行に使える手頃なバゲージが無い事に気がついて、どうせなら出張等にも使えるモノにしようと言う事でサムソナイトのハードトランク。 本当はコスモライトが欲しかったのだが、流石にこのサイズのバゲージに5万円は出せなかったw (大型トランクサイズのコスモライトは7万。 これなら納得出来るが…)
まだ使ってないので感想も何も無いが、コスモライト程ではないが充分軽いし、品質・耐久面でもサムソナイトと言うコトでそのへんに売ってる1万程度のトランクよりはよっぽど信頼出来る。ハードトランクなのでこれの上にカメラバッグ乗せて移動できるしね。
デザインもなかなか気に入った。(コスモライトはちょっとクセのあるデザインだったしね…)

◎そういえばピアノ練習用に楽譜の入るトートバッグ&普段使いに転用する為のバッグインバッグも買ったんだっけか。 どっちも無印良品でw …っとまぁそんな感じで、最近は趣味と言うよりは「生活」にコストをかけるようになった。去年やもめスタート時点からしばらくやった「IKEAで月5000円買い物をするキャンペーン」の延長のような感じだが、当時はどっちかというと「一般的にあるモノを探し出して揃えて行」ってたのに対し、今は純粋に「必要なモノ」あるいは「必要と思われるモノ」を、「欲しいと思えるモノ」に昇華してモノを選べるようになってきた。

◎そういう風にモノが選べるようになってきたのは…やっぱり去年の眼鏡&コンタクト作りぐらいからかなぁ。 生活態様がガラッと変わって,ふと見回せば「ヒト一人がフツウに暮らして行くために最低限必要なもの」がすっかり欠けている事に気がついて、でもそれを選んだり「欲しい」あるいは「必要だ」と思えるセンスや嗅覚すら自分に無い事にも気がついて、あれやこれや買い漁ったっけ…一応、ムダ遣いや積んでしまったものは無いつもりだけど、
それでも「趣味と自分の好きなものばかり買い漁って、生活や常識にはまったく興味が無かった」かつての自分が必要とは思わなかったものすらアレコレ揃えて行くうちに、だんだんそれが楽しくなってきて、またそれを使って「生活」することも楽しくなってきて…32年間生きてきて、もしかしたら今が一番「生活する」と言うことを楽しんでいるのかもしれない。
まあ、モノ選びの時に必要機能と満足度のバランスが採れていれば目先のコストを気にしないクセは、相変わらずだけどw

2010/07/19

【Diary】iPad購入検討,そして断念。

◎バーチャル東京都民な生活をした帰り、AppleStore銀座に立ち寄った。iPadの調査と、あわよくば購入しようと思っていたからだ。
お目当ては3Gモデル64G。最も高価だがこの先最低2年使うことを考えるとやはり16や32では容量不足は目に見えているし、Wi-Fiではこのド田舎では使い道が無い。本当は更にその倍の容量が欲しいところではあったが。

◎ところが実際店頭に行ったところで大きな障害にぶち当たった。

「Tiger非対応」

…つまり今の私のメインマシン、Macbookでは使えないということだ。
これは困った。つまり私がIPadを買うためには…

1)メインマシンを買い替える:正直な所現行MBP15"はコストパフォーマンス的に魅力が無いしそれ以外は論外。何より金がかかる。
2)現行サブマシン(XP)で同期:メインマシンの環境と同期が取れないならiPadの魅力半減。
3)現状メインマシンのHDDを換装してSnowLeopard化:そこまでするぐらいならメインを買い替えれば済む話。そもそも改造したくない。

…といういずれかの選択肢となり、いずれもコストか利便性か信頼性か、どれかが犠牲になる。

◎そして、そこまでしてまで欲しいものか?という根本的な壁にぶつかって、結局何もしないで帰ってきた。そもそも何故IPadが欲しいのか…言ってしまえば「SBで有る限りiPhoneは買えない」という制約からの妥協である。今の環境でiPhoneが使えればそれが最も理想だがそれは有り得ない。
となった場合、iPad自体には間違いなく魅力があるのだが、そもそもの購入動機が「妥協」なのに、そこに更なる妥協を重ねるほどの価値がどうしても見いだせなかった。
IPad自体にも妥協点があるし。(やっぱりせめて128GB…)
妥協に妥協を重ねては、本当の満足は得られない。せめて自分に選択の自由があるものぐらいは、本当に満足できるものを手にしたい。

◎とはいえ今回の経験が、自分の今の環境がたとえ「自身が満足していても」、現実的には時代遅れになりつつあることを痛感した。やはり多少時間が掛かっても、環境をモダンに引き上げるべきか。
しかし自分が今満足出来るMacを組み上げると、やはり20万オーバーになる…はあ、iPadまでたどり着くのは、1年スパンで先かねぇ。

2010/07/10

【Diary】様々なモノに触れた週末

◎約1ヶ月完全Blog放置…というのも、朝5時起床→練習1時間→出社→帰社→ふろめし→練習→寝る、のコンボな生活でまっっっっったくBlog向きのネタを拾っていなかったw Twitterは結構書き込んでるんだけどね。平日の生活リソースの大半をピアノ練習に振り分けているので自ずとネタを拾う事も考える事もできなくなってくる。 まあ、やらなくちゃいけない事ではないから、いいんだけど。

◎で、ピアノレッスンに通うにあたって楽譜を入れるバッグを探しに今日は柏の街にお出かけ。楽譜が入るサイズのバッグはナップサックがあるにはあるけどアレはちょっと…ねぇ。
まあバッグ自体は町中探しまわった挙句に無印良品のトートバッグで落ち着いたんだけど、そこに行き着くまでの間にいくつか最近話題のモノに触れてきたので今回はその感想を。

◎クラビノーバCLP-380PE…最初308PEと勘違いしたが、これCLPの最上位機種じゃんw どうりで妙に分厚いと思ったw やっぱりさすがに音は良くて、「クラビノーバにゃあ負けねぇぞ」なウチのS90XSも流石にコイツには負ける。 これで全鍵サンプルじゃないっつんだから驚き。
面白いのはダンパーオン時に作動する「iAFC」なる仕掛け。一度キャビネット内に出した自分自身の出力音を拾ってそこにダンパーレゾナンスをかけるというモノで、成る程基本ステレオに制限されるダンパーレゾナンスの音場がさらに広がりを持つ。 なかなか面白い仕掛けだが、コレってヘッドフォン時は作動しないってことだよね? 結構音のキャラクターが変わっちゃいそうな気がするけど…
そういえば適当に380PEをいじっていたら女性店員が「椅子でも持ってきましょうか」と話しかけてきて、弾いたり喋ったりしながら結構盛り上がってしまった。 まあ話しかけていた時に弾いてたのが今練習中のワルツだったのだが、基本「何でも弾きますよ」とは言うものの、やっぱり「もう若くない」成人男性でクラシックピアノ嗜む奴は珍しいと言う事なんだろうか…(本格的にやってる人はそもそもクラビノーバなんて買いにこないしね)

◎iPad…なんだかんだ言って今回始めて触ったw 万が一欲しくなったらいけないので意図的に避けていたとも言うが、まあ冷静に考えてみれば「もし欲しくなったとしても電話機能は無いんだから、iPhoneと携帯の2台持ちよりは良い鴨」と思って意を決して見に行った訳だ。
で、アプリとかは割とどうでもいいので単純に写真・動画再生とウェブ閲覧機能、あとはキーボードをチェックしたが、なるほどこれは自分で使って楽しいし人と写真とか動画を「見て共有」するのにちょーどいいデバイスだ。 キーボードは配列に少しクセがあるのと画面の大きさ上どうしてもキーピッチが狭いが思っていたより悪くない。
ただなぁ…3Gモデル64Gがほぼ9万という価格がなぁ。 機能としては申し分ないし妥当な値段なのかも知れないけど、所謂ネットブックと比べるとどうしてもコストパフォーマンスに劣る感じがする。 これで記憶容量がせめて倍なら妥当かなとも思えるんだけど。 そしてやっぱり「9万円出して使う価値、使い道」がまだ私には見いだせない。何かキラーアプリが出てくればまた違うのかな。

◎iPhone4…これも今回始めて触った。 ってか結局はiPhoneなので、デザイン以外何も変わっていない(OSの事は知ったこっちゃ無いw)のだが、そのデザインがなんというか「超」私好み。「端末はプリミティブ・スクエアデザインのワンボディ・フルタッチスクリーン機」が理想な私のココロの琴線に触れるデザインだ。 今使ってるSH-04Aもデザイン面がすごく気に入ってるが、それより厚みが薄いというのはポイント高い。 あれだけ「やっちゃいけない」とココロに刻んでいる筈の2台持ちの誘惑に駆られる所だったw
ドコモが来春SIMロック端末を出すという「全く信頼出来ない情報」があるが(ドコモの言う事は実現するまで微塵も信頼出来ない)、iPhoneがSIMロックフリーになる日は来るのだろうか…なんかその頃にはLTEが主体になってる気もするが。

◎ところでTwitterにも書いたけど、iPhoneにしろiPadにしろ、現行モデルが次世代のデザインに移行するぐらいの時期になって,ようやっと日本の「一流家電メーカー(笑)」とやらが、現行モデルのデザインをさらに劣化コピーした、スペック至上主義で実用性皆無な、アンチAppleしか寄り付かない様なガラパゴス端末・ガラパゴスタブレットを作って「iPhone・iPad対抗機種です!!」とかやらかすんだろうなぁ。と予測。
現実問題としてこのテの「スマート」デバイスは、OSをAndroidやWindowsMobileで握られて、かつ「アプリケーション」の選択がユーザーに委ねられてる以上、端末デザインとハードウェアインターフェースとプリインストアプリで勝負するしか無いのだが、それって日本の「一流メーカー(笑)の商品企画部門(嘲笑)」が最も苦手とする分野だろう。技術ベースでしかモノを考えられない「一流メーカー(笑)」の限界がそこにある。

2010/06/19

【Car】RX-8再び入院

◎それは6/6のことであった。 都内某所の荷物搬送を手伝って、さあ帰宅しようかと思った矢先、エンジンをかけた所ふと見るとエンジンチェックランプが点灯。ありゃおかしいなと思いつつエンジンを再始動してみたが消えやしない。 去年の入院騒動でクラッチから後ろは全部交換されてるから、いよいよエンジンか?
兆候が無かった訳ではない。去年位から真夏の時期になってくると排気温センサの警告灯が時々点くようにはなっていた。ただ高負荷走行しない限り点灯しないし、すぐ消えるし、点検で2回ほど見てもらったが異常がないので放っておいたらこんななってしまった。

◎アイドリング安定、水温正常、アクセル反応も悪くなく、これといっておかしい感じはしないのだが、ともかく車屋にTEL。するとすぐ持って来いという。 おいおいここ都内だよ。 アンタ横浜じゃないか。 また空恐ろしい思いをしながら横羽線を走れというのか。

◎行きましたよええ。 横羽線。 まあ前回よりは気が楽だったけど、電気系統異常と言うコトで真っ先に思い浮かんだのが冷却ファンの故障(8にはタイベルという考え方が無いのでファンは独立駆動)かフライバイワイヤの信号系の故障。 特に後者はヤバい。いつでも止まれる様、周囲には少々迷惑ながら低速走行をさせて頂いた。 下道で行けばいいじゃんと思われるかも知れないが、逆に冷却ファン異常だとストップアンドゴーは危ない。低速ででも走り続けたほうが良いと判断したのだ。

◎ともかくその日は8を預けて、急遽用意していただいたビスタアルデオを代車に帰宅。 すると翌日車屋からTEL。 イグニッションコイルの故障らしい。そんなもん壊れるものなのか。 単なる変圧器じゃないか。 この時点では週内には帰ってくるとの事だった。 うん。 早くしてくれ。 何しろ借りといて文句言うのもどうかとは思うが、アルデオ、下り坂のアクセルオフでシフトが落ちるというステキ仕様のAT(※1)で、怖くて仕方が無いのだ。

◎で、いざ本日納車!! という時点になって車屋からTEL。
「あのー、申し上げにくいんですが、ナンバープレートの封印が外されてまして…」
なんだそりゃあああああ!! 何者かに盗まれたのだろうか。 間が悪い事にこの電話があったのが金曜日の夕方で、陸運局は閉まっている。 最速でも月曜夜にならないと戻って来れない。 しかしまあこの状態では公道は走れないのでともかく対応してもらうしか無い。 週末は車を使う予定があったのに…

◎そして不運はまだ続く。 今度は月曜昼過ぎに車屋からTEL。
「なんか今度はラジエータの警告灯が付いたんですけど…」
おい!! なんかだんだん展開が去年の「1ヶ月半帰ってこなかった事件」に似てきたぞ。
もうここまで来ると何者かが私の髪の毛を入手して藁人形を打ち込んでいるとしか思えないw とはいえラジエータの点検は先日定期点検でやったばっかで、LLCの水漏れは考えにくい。 ともかく原因を探ってくれと指示すると、直ぐに答えが。
「冷却水サブタンクのセンサーが死んだそうです」
まあセンサ交換で済むならいいか…と思ってたらサブタンク埋め込みでサブタンクごと交換になるそうな。 また手間がかかるなぁ…今度の修理完了予定は木曜日。 速攻でやってくれ!!

◎そして木曜日。 またどっか壊れやしないかと内心ビクビクしてたが不穏な電話は掛かってこず、結局その日の夜に8は無事帰ってきた。整備担当が言うには、8の部品交換で特に頻度が高いのが今回交換したイグニッションコイルと冷却水センサらしい。 あとはO2センサが時々出庫されるんだとか。 どれもエンジンルームの熱でやられてしまうらしい。
私の8の排気温センサに関しても、結局イグニッションの不調(2個死んでたらしい)で失火が起こり、生ガスが抜けてエキマニで燃えて排気温が高くなっていたらしい。アイドリングが安定してるしパワー抜けしてる感じが無かったのでまさか失火してるとは思わなかったが、そういうこともあるんだなぁ。

◎と言う訳で足掛け2週間ヨソの車に浮気して、やっぱり自分の車が死ぬ程乗りにくい車だと言う事を改めて実感w まあ乗りにくいっつーか、操縦特性がやたらとピーキーだってことなんだけどね。
ロータリーエンジンの実用寿命は8万kmなんて言われてるが、私の8はもうそろそろ9万kmに突入しようとしている。 とはいえ整備士が言うには8万も走った個体にしては状態が非常に良い(圧縮も殆ど抜けてない)らしく、まだまだイケるとの事。 まあ欲しい(魅力的な)車も無いし、とりあえず本気でブッ壊れるまで走り続けてもらおう。 頑張れRX-8。

(※1)おそらく、トルコンロックアップ&エンジン燃料カット時間を少しでも長く取る為にこういう仕様なんだろうが、下り坂でいきなり減速モーションに入るので怖いの何の。 追突されたら同寸念。

【Music Works】ピアノな日々

◎まずは、生存報告。 生きてます。 残念ながらw
いや、Blogの更新してるヒマ無かったのよ。 ここんところ、朝起きて1時間練習→仕事→帰宅→ふろめし→練習→寝る、のコンボで、家事をしてるかピアノ弾いてるかのどちらかしかしてない。 まあ合間を縫って日本中がカメルーン戦に盛り上がってる所一人で前日のF1カナダGPを見てたとか、船橋までゴロバン見に行ったとか、ホイドーズのライブ行ったとか、8が帰ってきたとか、細かいネタはあるんだけれども。
しかも仕事なんかちっとも忙しくない筈なのに先週に限って連日残業で、でもピアノの練習は毎日2時間かかさずやって、睡眠時間も確保して…とやってるとそれ以外に何も手がつかなくなるというw ま、火急で手をつけなきゃならないコトも無いし、それが無いからこそピアノ練習を始めたんだけれども。

◎と言うコトで毎日欠かさず練習なピアノマンな毎日である。中学生レベルまで譜を戻すと言われたので最初はバイエル・ツェルニーレベルまで落とされるのかと思ったらソナチネを買って来いと。ええ、買ってきました。 練習してます。 でも流石にこのレベルの譜面だと暗譜に全然時間を食わない。 譜読みは昔から不得意だけど、一応自主練でいろんな譜面弾いてるんで、ラクにゃラク。
練習メニューはハノンを変奏交えて20分程弾き続けて指のコリを取り、課題の音階・運指練習、自主練としてのコード・スケール練習、これまた自主練のワルツ曲練習、そして最後に課題のソナチネ練習、ここまでで約2時間。最近は朝も練習してるのでそれ含めるとだいたい日に3時間ぐらいは練習してる事になる。 外出等の用事があっても必ず1時間は弾く。我ながらバカなんじゃねえかと思う。

◎練習に使うのは勿論S90XS。 と言うかもしかしたらS90XSを買った時点でピアノ再開の流れは予定調和だったんじゃないかと最近思うんだがw
練習機材としてS90XSを見てみると、Natural Grand S6の音色は全く飽きが来ないのがイイ。フロントパネルでエフェクトを切れるので、マスターエフェクトやリバーブを切れば「素直」な音が出せる。 ダンパーレゾナンスがちゃんと効くのもイイ。
そいでもって、何より練習機材として優秀なのがボイスモードでも即座にクリックを呼び出せる点。 ハノンとかの運指練習では必須だからね。

◎悩みはあまり大きな音を出せない…というかハノンの単調な音階や練習中の音は近所迷惑以外の何者でもないのでヘッドホンを使うしかないことと、譜面台を正面に置けないので読譜を長くやってると首が痛くなってくる事。 お陰で暗譜は速いんだけどねw
さて、ある程度練習にも慣れてきたら,今度はピアノそのものに関する乾燥でも書いてみようか。

2010/06/02

【Camera】IXY Digital 30S

キヤノン:IXY 30S

◎実は1年ほど前からコンパクトデジカメを探している。 一眼持ってるのに何で? と言われそうだが、要は仕事で使いたいのだ。 ウチの職場のデジカメはなにしろ古いのでマクロ10cm位と言う体たらくの性能。 そこへきて他部署のIXYを借りたらマクロが寄れてデジタルマクロで拡大も出来て、写り性能としても申し分ない。 自腹を切ってでも買う価値はあるかなと。

◎ただ、一眼を持ってると、何かピカイチな性能でも持ってない限りなかなか踏ん切りがつかない。 そこへ来てこの30Sの登場である。
コイツが気になった「ピカイチ」点はなんと言ってもワイド端のF2.0という明るさと常用ISOが高い事。室内撮影メインで光量不足に陥り易い仕事使いでは、感度面+光学系の明るさは重要なのだ。
ただ、マクロ性能を重視せねばならないところ、現在のIXYはデジタルマクロ非搭載…一応デジタルズームでテレコン2.3倍の効果は得られるが、それでもデジタルマクロの4倍には敵わない。ちょっと微妙な所だなぁ…

◎仕事の事を抜きにしてもこれはなかなかいいモデルだと思う。 このサイズで720pハイビジョン動画+ステレオ音声が撮れるのはたいしたもんだ。マニュアルモードも充実していて、最近のIXYがロータリーエンコーダを持ってる関係で、エントリーコンパクト機なのにちゃんとAv・Tvでの撮影が出来る。 連写もモデルを考えるとかなり速い。唯一の不満は広角側画角が28mmという点だが、それより広角撮影したかったら一眼使えってことだよね要するに。

◎正直写真撮影が目的じゃなくても写真が撮りたきゃ一眼持ってくか携帯で妥協するかという選択を迫られていたので,これは良い選択肢なのかもしれない。 某所の価格が2万を切ったら購入検討しようかな。

【Music Works】三十路の手習い

◎かつて習っていたクラシックピアノを止めて15年ちょっと。 ふと思い立って再度、ピアノを習う事になった。
きっかけは4月頃に近所のショッピングモール内のアイスクリーム屋とレストランが潰れて音楽教室が出来た事だった。 4月と言えば、丁度S90XSを買ったのがその時期。 もともとS90XSは音楽制作と言うよりも鍵盤楽器という「趣味」の為に買ったようなものだったが、どうせ弾くなら目的を持ったほうが良い。それなら自主練でやるよりきちんとレッスン受けたほうが良いに決まっている。
どうせ、飯さえ作ってしまえばあとは平日ヒマだしね。 夜な夜なスナフキンごっこをやるより有意義だろうw

◎と言うコトで今日は早速、「無料体験30分レッスン」とやらを受けに行く事に。 「最後に弾いた教本を持ってきてください」との事だったのだが、最後に弾いていた楽譜は残ってないし曲も憶えてない。(当時、殆ど楽曲に興味がなかった)。 唯一印象に残っている、小学生時分に弾いていたショパンのワルツ集の楽譜と、とりあえずスナフキンごっこでも愛用しているハノン(ピアニストの基本だぁね)を持ってGo!!

◎とはいえ事前練習何もしないで行ったので何も弾ける訳が無く順当に片手づつ練習wもともと私は読符が苦手で初見で何かを弾くなんて夢のまた夢であるw とはいえ軽い練習と、ハノンでの運指チェックで指の運動能力やフォームには何ら問題ないとの診断。
むしろ、手首のフォームについて、子供の頃とは全く逆の事を言われたのが印象に残った。 子供の頃は何かと手首を下げるな下げるなと言われていたが、今回手首が上がり過ぎと言われたw 指先でカツンと弾こうとするとどうしてもそういうフォームになるんだよなぁ。 (指長いし…)下がってペタペタ弾くよりいいけどw

◎で、今後のレッスンの内容については、とりあえず一般中学生レベルの教本からやり直す事になった。別に楽曲に拘りは無いし、クラシックピアノをやりたくてピアノを再開する訳ではないので楽曲は何でも構わない。
本当にやりたい事はポピュラーピアノ…と言うかインプロビゼーションの訓練なのだが、指が動かんことにはどうしようもないし、動いた所で独学でやる事に限界があるのはこの10年程の音楽趣味で痛いほど判っているw ヘンな所にプライドを持つよりは、きちんと練習してリハビリして、それからやりたい事をやれば良いのだ。 毎晩のスナフキンごっこを止める気は無いし,そっちに何かしら広がりが出るかも知れない。

◎とりあえず、飯を作って食ったらピアノ練習である。がんばるぞー。

2010/05/21

【Mobile Diary 】週末の楽しみ

柏のジャズバーなう。やっとこういう遊びが出来るようになった。

2010/05/17

【Photo Works】祭りだ(#゚д゚)オラオラー!!(二日目)

※「続きは明日」と言いつつ1週間空けてしまった…

◎明けて二日目。 流石に宮出し(朝6時!!)から行く元気も無くこの日はのんびり寝て、遅めの昼飯(チキン南蛮定食(,,゚д゚)ウマー)を頂いて、元浅草あたりでバスを降りてポクポクと歩き出すと…いきなり本社神輿二之宮に遭遇。 そんなねー、町内会神輿なんて比べ物にならん迫力ですわ。祭りとはいえ、いや、祭りだからこそ皆様殺気立ってます。 罵声と怒号が飛び交う神輿。 「枠」と言えばそういうもんだろうし、見方を変えればこりゃ暴動だw
神輿が通り過ぎた後、いかにも「それっぽい」人が鼻血ドボドボ流して座り込んでたのが印象的だった。

◎浅草寺に近づく程、増えるわ増えるわ人人人!! 境内は人と屋台でごった返していた。 「ラーメンバーガー」と書かれた屋台に激しく首をひねるも食欲的に断念。ていうか今年は屋台で何も食わなかったな… 正直そういう気分でもなかったし。
ふと耳に入ってくるのは奉納太鼓。 ただこれ、曲の構成がど〜聞いても西洋音楽のソレだよなぁ…純邦楽は変拍子&ユニゾンが基本だと思ってたんだけど違うっけなぁ。 さすがにあれだけの人数で叩くと迫力あるけどね。

◎さて、そんなこんなで祭りもクライマックスな雰囲気。 夕方近くに浅草寺を後にしてさあ晩飯でも食おうかと思ったら物凄い人だかりに遭遇。 昼間にランデブーした本社神輿二之宮がまたまた登場。しかし昼間と違い、もう担ぎ手の体力もアルコール摂取量もイッパイイッパイ、神輿がまっすぐ進みませんw 場所的にちょうどTXの浅草駅のあたり。 浅草の街のそこら中を破壊しながらフラフラと神輿が進む。 ていうかバランスを崩した神輿が私のいる人だかりに突っ込んできてちょっとしたパニックw 勿論祭りだからこういうのも許されるんだろうなぁ。

◎まあ正直この活気は凄いなーと思ったし、神輿に乗るとかカタギでない人が暗躍してるとかいろいろ話は聞くけれど、そーいうのも含めて「江戸の喧嘩祭り」なんだと思う。 神聖さが必要なら相応のお祭りにでも行けばいい訳で、三社祭はやっぱりこーいう「粋」と言うコトバで形容された荒々しさ、言い換えれば猥雑さがある位が丁度いいと思う。
世の中「正しい事」だけでは進まないものなんだよ,とあらためて思いました。

2010/05/16

【Photo Works】祭りだ(#゚д゚)オラー!

◎と、言う訳で今年も三社祭である。 去年は写真を撮りにいったようなもんだったが、今年は素直に祭りを楽しもうと、土日にかけて出掛けてきた。 その為か撮った枚数自体は結構少なかったりする。
土曜日の浅草は見事な五月晴れ。雷門の前で早速神輿に遭遇。 青空と神輿のコントラストが美しかった。





◎祭りの合間に風鈴の音色。 ふと見てみると何やらブタさんがw 可愛いじゃねぇかこの野郎。 撮ってやるw こんな店の軒先でポートレート撮りをやる私はさぞかし怪しかったことだろうw 店員のひと、スイマセンw


◎弱くなく、強すぎない陽射しはなんでもキレイに照らしてくれる。 浅草名物、人力車の車列を狙ってみた。 しかもホントに「車輪の列」w。 基本写真のスタンスが「つまらないモノを撮ってしまった…」の私だが、これはかなりつまらないw 私の中でのつまらない自信作「ただタバコを撮っただけ」に匹敵するつまらなさだと思うのだがどうだろうw

…と言う所で(書いている)時間的にもアレなので今日はここまで。 続きは(たぶん)明日。

【Diary】生存報告

◎はいどうも、とりあえず生きてますw
バーチャル東京都民になったり仕事で追い回されたり胸をかきむしられてマジ凹みモードになったりとにぎにぎしく日々を過ごしておりますよ。
まあ最近Twitterのほうが活発なのでBlogは微妙に放置気味ですが、もともと更新周期が長い時は妙に長いのがこのBlogですからw

◎ていうかね、正直ネタが無いんです。週末はずーっとバーチャル東京都民なんで、その中で小ネタを拾う事も歩けどほとんどそれってTwitterネタで、Blog1本モノにまとまるほどの大ネタになかなか出会わないか、更新するヒマと気力が無いままネタの鮮度が失われてしまうか、ネタの内容的に直ぐに話す事が出来ないネタか・・・のどれかで、なかなか困ってるんです。
最近mixiボイスもやり始めて、Blog以降前とかにあったようなメンタル的ネタはそっちに移行してるし。

◎一応私の中の区切りとしては、
Blog…長文1本ネタ
Twitter…日々のニュースなます切りと小ネタ
mixiボイス…メンタル的雑感
と、切り分けてるわけです。Blogの文体が紋切り調なのも、基本長文1本の論文風ネタが多いのでどうしてもそういう論調になってしまい・・・しかもMacで打つと何故かそうなる。今日は出先のWindows機からの更新なのでちょっとテイスト違いますが。

◎最近一番のネタ元になりそうなs90XSは、日々弾き倒すばかりでさっぱり曲作りをしていない(アイデアが無いわけではないが、オケまで持ってく気力と時間がナイル川)ので、新ネタもなかなか出てこないわけです。基本ピアノかエレピの音色しか出さないしw
・・・なんて書いてたら今度はその「弾き倒し生活」のネタでも書きたくなってきたな。ちょっとネタ捻ってみるか・・・

2010/05/03

【Mobile Diary 】自転車

自転車で都心を走る。

気持ちいいなぁ

2010/04/29

【Sound Works】S90XSインプレ5:まとめ…原点回帰したSシリーズ

◎さて、延々5回に渡って誰も読んでいないのに、そして未来永劫誰も読む事がないであろうのにお送りして来たS90XSインプレ、前回までで一通りのS90XSの機能はナメた(まあプレイバックシーケンサとオーディオ機能は見てないが)ので、今回はまとめで行こうと思う。

◎「プレイヤーズ・シンセサイザー」としてS80から始まったSシリーズ、MOTIFが出る前、S80はかなり欲しいシンセだった。鍵盤楽器然とした風合いと、「演奏する事」だけに絞り込まれた機能、という、当時他には無かった個性が魅力だった。しかし母体がMOTIFに移行してからの2機種…S90、S90ESはなんだかんだ言っても結局「先行のMOTIF+ピアノ音色-シーケンサ」以上でも以下でもない、どこかしら没個性的になてってしまっていた。

◎その点S90XSは単純な「MOTIF XSの後追いモデル」でなく、初代S80への原点回帰的な、他にはないはっきりとした個性を二つの面で持っている。 それがMOTIFから外されたものと、MOTIFから変えられたものだ。
外されたものは…シーケンサは勿論の事、大型のLCDもやめたし、内部エディットも出来なくなった。プラグインボードも廃止され、フィジカルコントロール機能も無くなった。 …と「無い無いづくし」で書くとネガティブだが、これらはどれも「演奏する」ためには全て必ずしも必要の無い機能ばかりだ。 画面なんか見ないし、音色はコントロール出来れば良い。 音が良ければ音源方式なんてどうでもいいし、フィジカルコントロールなんてなのは音楽制作で必要な機能だ。 純粋に「弾いて楽しむ」のなら、煩わしい操作や設定や機能は取り払い、良い音と良い鍵盤があればいい。

◎そしてこれらの「外された機能」はPCの側に移行させ、PCとの連携性が高められた。たとえば音色エディットがPCでのみ行える点、勿論これを嫌がる人がいるのは事実だが、どうあがいたって単体のシンセがPCの持つ表示能力・入力/コントロール効率の高さに勝てる訳が無い。
それならまとめてPCに移行させてしまったほうが本体がすっきりするし、結局作業効率も良くなる。 要は「PCでやったほうが良い事はPCで、本体でやったほうが良い事は本体で」と言う適材適所の思想がはっきりしているのだ。

◎一方MOTIFにないものはそれまでのYAMAHAシンセに無かったナチュラルなピアノ音色、強力かつ実用的なパフォーマンスモードやA/Dインプット、MOTIFとは全く違うレイアウトで専用に用意された操作子、コントロール先を選ばないマスター・リモートモード等、「目や手や耳が演奏に直結する部分」だ。 煩わしさを排除し、いかに演奏に没頭でき、いかにそれを「楽しめるか」という点、今までの「MOTIFの塗り直し」のS90系にはなかった特徴だ。正直、ここまで「弾く」ということを考え抜いて設計されたシンセは無いんじゃないかと思う。

◎そして…何よりも私がS90XSを買って「良かった」と思えるのは、ここまで書いた様な機能面での個性、YAMAHAカラーが持つ音色の個性、落ち着きのあるデザインと佇まいが魅せる個性…と、かつてS80が持っていた「機材」でなく「楽器」としての個性を持ち合わせている点だ。 シンセサイザー…特にデジタルシンセにおいてはどうしてもその機能と出音にばかり目が行って、結果「音の出る機材」と見てしまいがちだが、S90XSに関してはそれ以上に様々な面での個性が強く、他のどの機材と比較しても似ていない。 音源部のベースモデルMOTIF XSとも全く違ったものに仕上がっていて、出音以外は似ても似つかない自己主張を持っている。
「それ」でしか味わえない特徴があり、「それ」でしか味わえない楽しさがある。 それが「音楽を奏でるモノ」なら、それは機材ではなく、立派な「楽器」と呼べるのではないだろうか。

2010/04/24

【Sound Works】ガチンコ勝負!! EXS24vsS90XSピアノ対決!!

◎珠玉のピアノ音色がウリのS90XS。 しかしその波形容量はたったの140MBにすぎない。 一方で今をトキメクソフトシンセの容量は年々肥大化し、数十GBを超える容量のピアノ音源まで出て来ている。 さも、波形容量でかい=音がいい、とでも言いたげな程に。
実は私はソフトシンセのピアノ…当時はThe Grandの最初だったかな…が出た頃からこの考えに物凄く懐疑的だった。 レイテンシーとかなんとかいう以前の問題で、当時から「全鍵サンンプリング!!」なんて謳ったソフトシンセのピアノの音が㌧でもなくショボかったからだ。(当時はCPUでのプロセッシングという考え方自体に懐疑的で、事実当時のPCの実力では使い物にならなかった)

◎さすがにウチにはそんな大容量サンプルは無いが、それでも私の手持ちのソフトシンセのピアノ容量は500M近い容量がある。 メインがMOTIF8だった頃は流石に時代遅れだったのでLogicのソフトシンセを弾いていたが、S90XSに切り替えて以後全く弾いていない。 どう聞いてもS90XSのほうが上だからだ。
「え、それはお前がハードシンセ信望者だからだろ?」…と思われるかも知れない。 そこでそれを聞いてもらうべく、今回の企画
「ガチンコ対決!! EXS24のピアノvsS90XSのピアノ 出音対決!!」となったわけだ。 ひゅーひゅー。 どんどんぱふぱふ〜。
…風邪っぴきで外でらんなくて退屈でヤケクソになって始めた、とも言うけど。

◎では、ここで比較条件を列挙する。

  • 演奏データ:「最高のピアノ音源スレより」から、MIDIデータ(PianoCompare.mid)を拝借し、冒頭のボリューム127指示のみ削除してLogicで再生。
  • 録音方法:S90XSは一旦AW4416のヘッドアンプを通してA/Dし、デジタルでemi2|6へ送ってLogicへ録音。 ゲイン調整はヘッドアンプ。
    EXS24は直接バウンスで書き出し。 ゲイン調整はEXS24のボリューム+インストゥルメントトラックのフェーダで微調整。
  • 変換方法:Logic内でノーマライズをかけた後、Logicから直接192kbps mp3で書き出し。
…っとこんな感じ。 S/Nの面ではアナログ段での増幅がある分S90XSのほうが不利であることを憶えておいて欲しい。
では聞いてもらおう!!
S90XS:
Natural Grand S6
Full Concert Grand
Concert Grand Piano

EXS24:
Grand Piano(Garageband)
Carnegie Hall(Logic Express)
Yamaha Grand Piano(Logic Express)
Steinway Grand Piano(ProSamples)
ソフトシンセの下3つはコンプ切り、EQそのまま、リバーブをウェット5%とした。

◎まずGarageBandのピアノとLogic Expressのピアノ、これはもう勝負になってない。 ガレバンのピアノなんて、実はS90XSより波形容量が多い(約180MB)にも関わらず完敗である。音色が明る過ぎるし、リリースも長過ぎる。 まあ、これGarageband Instrumentsの初期値の問題なんだけど。 少しいじればかなりイイ線には行くが、どうやったってS90XSのナチュラルさには敵わない。
それ考えるとたった30MBにしてはLogic Expressは健闘していると言える。ただやっぱり明る過ぎるし、厚みが無くて淡白。 そして何よりダイナミクスに乏し過ぎる。EX5以前のYAMAHAシンセのピアノがこんな感じだったなぁ。

◎さてここから本命。S90XSよりはるかに波形容量の多いYamaha Grand Piano(約460MB)は…やっぱり勝負になってない。音自体は悪くないのだが、6秒近辺で急激に音量が変わるのが解るだろうか。 これ実際弾くと解るが、ベロシティでの波形変動が急峻な為イキナリ音が代わり、むちゃくちゃ弾きにくい。 またダンパーレゾナンスを波形切り替えで表現しているため、非常にあざとく、切り替えも不自然だ。
一方こちらも全鍵サンプリングのProSample(約250MB)、こちらはえらくのぺーっとしたダイナミクスの無い音。ただし響きは強くなっている…のだが、これも実際弾くと波形が急激に変わり、かなり弾きにくい。

◎とはいえこのへんはEXS24のセッティング…特にフィルターのキー・ベロシティスケーリングを作り込んでやればそこそこ弾ける代物にはなるが、波形切り替えがベロシティスイッチのみで、フィルタ・EGを1系統で処理しなければならないEXS24では作りこみがどうしても甘くなる。S90XSは8エレメントの強みを生かし、ベロシティスイッチに頼る事無く各波形毎に最適なベロシティレンジ・フィルター・キースケーリングを施してあるため、音のつながりやダイナミクス変化が極めて「自然」なのだ。 ここはいくらMIDIデータを緻密に作り込んでもソフトシンセには到達できない領域だろう。
そして、それ以上に致命的な欠点がこの2つには存在する。

◎18秒〜23秒近傍をよく聞いて欲しい。高周波ノイズがハデに乗っている。 これ、波形に乗っかってるフロアノイズがペダル奏法で幾つも重ねられてフェージングを起こしているのだ。
要はソフトシンセの常套文句「波形ループのない自然な音色」とやらのために微弱なディケイ波形までサンプリングし、アンプEGを使わず波形だけで音量を低下させているためフロアノイズが消えないのだ。
ハードシンセはループ波形のためディケイ部はシンセ自身が音量を下げており、波形に乗っているフロアノイズも下がって行く。そのためどんな安物であってもこんな情けない現象は起こらない。
そもそも波形ループが諸悪のように言われるが、ループ部分というのはもともと波形・倍音変動の少ない箇所で、そこをループさせてもリアリティへの影響度は極めて少ない事をいみじくもS90XSが証明してしまった訳だ。 まさに「木を見て森を見ず」ではないだろうか。

◎と言う訳で今回の対決は音色キャラクターの話に行く以前の問題でS90XSの圧勝、という結果と判断している。まあ流石にivory程になってくると(最高のピアノ音源スレのデモを聞く限り)フェージング現象は無いと思うが…うん? The Grandはちょっとその傾向がある様な…?
まあいずれにしても、「サンプリング」である以上集音時のフロアノイズや音色のバラツキは避けられないし、大事なのはそれをいかに最適な信号処理を行って行けるかと言う事だ。
まあ、ソフトシンセはどうしてもハードシンセ程信号処理に潤沢な処理リソースを使えないので波形容量に走るしか無いのだが…
大事なのは数値でなく出音、と言う事だね。

〜〜〜
ところで、S90XSは比較の為に3つのピアノ音色を乗せた。 3つ目の「Concert Grand Piano」はあまり聞き慣れないが、これも実はS90XSの追加S6波形を元に作られたピアノである。 GMバンクの1番で、他2つと異なりフラットチューニングとなっている。んでまたこれもGMバンクなのに8エレメント構成、ダンパーレゾナンスもしっかり備えられている。この3つを聞き比べるのも面白い。

【Sound Works】S90XSインプレ4:遊べるシンセサイザー

◎今回はパフォーマンスモードについて。 まあDTM専用音源でも無い限り、この「パフォーマンスモード」は必ず実装されてるが、正直なとこ「何の為にあんの?」という人も多いんじゃないかと思う。(※1) パフォーマンスの機能というと、せいぜい音色プログラムをいくつか重ねてアルペジオが鳴って…つったって、そんなもんを一体何に使えっちゅーんじゃ。 だいたいレイヤーサウンドつったって、8エレメントもあるんならボイス単位でレイヤーサウンド作れるじゃん… なんて思うかも知れないが、S90XSのパフォーマンスモードは違う。 プレイヤーにもコンポーザーにもスナフキンごっこ愛好家(※2)にもマッチする、かなり「遊べる」シロモノなのだ。

◎その大きな要因にA/Dインプットとアルペジエータがある。 A/Dインプットはちょっと置いといてアルペジエータだが、普通アルペジエータと聞くと押さえた和音を分解してパラリラパラリラ…なんて思うかもしれないが、S90XSのそれはアルペジエータと言うよりフレーズ/パターンシーケンサーである。いやもっと言うと、こりゃちょっとしたQYシリーズだw まあ冷静に考えりゃ「コードを認識してフレーズを鳴らす」と言う時点でアルペジエータとフレーズシーケンサは似た様なものなんだけど。

◎「4系統同時使用可能なアルペジエータ」ってのは結局の所、このパターンシーケンサ的なものが4トラックあると思えば良い。これをパフォーマンスモードの各パートに割り当てると、アレンジャーキーボードのような演奏が出来る。
具体的には、あるパートに自分が弾きたい音色を割り当て、残りの3つにバッキング楽器、ベース、ドラムと割り当てる。 そしてその3つに適当なアルペジエータのパターンを設定すると…おお、こりゃホントにQYだw
S90XSの場合プリセットにもそういうプログラムが入っていて、アルペジエータで伴奏を鳴らしながら鍵盤でバッキングを弾いたりメロを弾いたり…おお、こりゃ一人ステージでもスナフキンごっこでも曲作りアイデア出しでもイケるぞ。

◎で、このパフォーマンス作りに重宝するのがパフォーマンスクリエータ。 これはボイスモードから呼び出す機能で、現時点でのボイスモードを元にレイヤー・スプリット・ドラムアサインといったパフォーマンスを作成できる。 例えばドラムアサインなら、現在のボイスをパート1として、ドラム音色がパート2にアサインされ、パート2のエディット画面に直接入る。 ここでドラム音色やアルペジエータパターンを指定すれば、ドラム伴奏がつくようになる、と言う訳だ。 パフォーマンスをイチから作る必要がないのでこれはラク。

◎ちなみにレイヤー・スプリット・ドラムアサインは同時に使えるので、例えばパート1のアコピとパート2のエレピをレイヤー、パート3はベースでC2以下の音域でアルペジエータフレーズを鳴らし、パート4をリズム、と言った風にできる。
またパフォーマンスに関しては本体でフルエディット可能…と言うかPCのエディターでパフォーマンスは操作できない。 これはこれで、曲作りやアイデア出しにS90XSだけに没頭できるのでいいと思う。

〜〜〜
◎さあこれで一人カラオケ、スナフキンごっこの準備はできた!! 後は歌うだけだ!! と言うコトで登場するのがA/Dインプット。 まあ、A/Dと言うよりマイクインプットなんだけど…ステージでの使用を考慮してか、XLR+フォーンのコンボコネクタではあるがファンタムは供給できない(=コンデンサマイクは使えない) まあ環境が良いとは言えない&なにが起こるか解らないステージでコンデンサ使う剛の者は居ないと思うけどw 普通にSM58か57でも突っ込んどけって話ですな。

◎で、このA/Dインプットのヘッドアンプゲイン調整はフロントパネルにデンと居座るノブで調整する訳だが、このヘッドアンプ、なかなか悪くない。音質的にこれといって見るべき点は無いのだが、普段使っているAW4416と比較するとフロアノイズがかなり低い。 この点だけでも大分使い勝手が良い。
そしてこのA/Dインプットからの信号は他のボイスと同様に2系統インサーションとリバーブ・コーラスを使用できる。(その分マルチでのエフェクト使用可能トラックが1トラック減るけど…)

◎ところでマイクからの声入力となるとコンプやEQはほぼ必須の機能になるが、インサーションエフェクトの中にこれらをまとめた複合エフェクトがある。
「MISC:Noise Gate&Comp&EQ」がそれで、その名の通りノイズゲートとコンプと3バンドEQを1系統のエフェクターで処理できる。 これがなかなか便利なのだが、ノイズゲートのホールドタイムが設定できないのと、EQであまり派手にローカットすると位相が狂いまくってしまうのが玉にキズ。

◎また、このA/Dインプットのエフェクト等セッティングはUtilityのVoiceから行う必要があり、ちょっとメニューの階層が深い。またここでエディットをするには流石に画面が小さい…と言う事で、A/Dインプットのセッティングはボイスエディターを使うのが一番手っ取り早い。 ここでの設定をStoreしておけばボイスやパフォーマンスの内容に関わらず保持されるので、特にそうそういじるものではないMISC:Noise Gate+Comp+EQなんかはオンにしたままStoreしておけば思いついた時に歌入れが出来る。 さあ、ここまでできたら後は思う存分弾け!! 歌え!!

〜〜〜

◎というわけで4回に渡って見て来たS90XSインプレ、これにて一件落着である。 え、もう終わり? そう。 もう終わりである。 これ以上ネタありません。 あと残った機能っつーとUSBレコーディングとプレイバックシーケンサーだが、どっちも私は使わないのでパス。(USBレコーディングなんかは、ステージではかなり使えそうだけど)
とはいえあと1回、最後にまとめを書こうと思ってるので、もう少しおつきあいをば。


※1:WaveStationやFS1Rのように、音色選択がパフォーマンス単位ってのも時々あるけど。
※2:近所の迷惑顧みず、たいしたことない腕前でピアノをかきならしつつ細々と歌って満足をしてしまう人の事。 要するに私。

2010/04/23

【Sound Works】S90XSインプレ3:使えるエディター・リモートモード

◎と言うコトで予告通り(今度こそ)エディターソフト及びリモートモード周りを見て行くことにする。
やや繰り返し気味になるが、これまでのシンセサイザーの付属ソフトはあくまでも「付属品」の扱いだったが、S90XSはスタンドアロンではコモンパラメータ以上の音色エディット等は出来ず、S90XSの持つ全機能を引き出すにはUSB接続されたPCが必須である。言い換えればエディターソフトまでを含めてS90XSとしてのコンポーネントを形成すると言って良い。
「えー、そんなのめんどくさいよー」と言う無かれ。 また従来までのエディターソフトで痛い目を見てアレルギーが有る(私自身も…)人も、そこらへんに投げ売りされてるネットブック1台買ってこよう。 それ位の価値はある。 つまり、出来が良いのだ。

◎セットアップに関しては前回を見てもらうとして、s90XSエディターはStudioManager経由での起動となる. 勿論DAWを起動したまま使用する事も可能で、Cubaseから直接起動させる事も出来る。
このエディターだが,パラメータがグループ毎に整理され,EGやスケーリング等数値だけでは感覚をつかみにくいものはちゃんとグラフィカル表示してくれる。ソフトシンセのエディット画面と似た様なもので、かなり出来が良い。
特に気に入ったのがEGで、ピッチ・フィルタ・アンプの各EGが重ねて表示される。この3つのEGの関係を把握するのが従来は難しかったが、こうしてくれるとお互いの関係を把握しやすい.

◎また、画像がそうであるようにマルチモードエディットから直接音色をエディット出来る点も大きい。音色エディット時にボイスモードに戻る必要がないので、曲作りと音色作りの作業を切り分ける必要が無くなる。
S90XS側でストア作業をしない限り音色やマルチはストアされないので、音色はS90XS側にストア、マルチはエディターで保存して楽曲呼び出し時に読み込んで音源リコール、といった事も出来る。
…Logicって、何故かファイル読み込み時にMIDIデバイスのリコールを行わないのよ…(一度でもトラック選択すればリコールするんだけど)
ていうかCubaseならこんな面倒な事する必要ないんだけどねw

◎操作性に関しても,よくある妙な「ツマミの再現」とかいう余計な仕掛けは無く,以外に素直. 勿論ロータリエンコーダやスライダ風のパラメータ表示ではあるが、, ポインタを乗せるとパラメータが拡大表示され,結構大きなストロークで操作できる. 勿論直接数値入力も可能で,少なくとも私が知る限り初代MOTIFのエディターよりずっと解り易く、使い易い.
そして何より通信速度・反応速度が非常に速い。まったくストレスが無く、マルチティンバーのソフトシンセをいじっているのと勘違いする程。今まで使ってきたMIDI経由のエディタソフトが悉く通信が遅かった(特にSoundDiverは酷かった…)のとは雲泥の差.

◎とりあえずまとめると、これまでの音色エディターが「まあしょうがねー、PCでも音色エディットできるようにはしといてやるよ」的なオマケ扱いだった(私が知る中で最悪だったのがローランドのXVエディター… あれホント最悪。)のに対しS90XSはそれ自体が必須の機能ということもあって、操作感覚・操作性、機能性、DAWとの親和性(同時使用含む)等の面でかなり作り込まれているのが良く判る。パネルデザインには賛否両論あるかもしれないが、私はそれほど気にならない。

〜〜〜
◎さてお次にリモートモードだ。リモートの仕様は前回書いた通りで、Port2から送出されるMackie Control互換プロトコルでのトランスポートコントロールと、Port1から送出される鍵盤・ノブ・スライダーでのMIDIコントロールが混在した仕様になっている。 このノブ・スライダーが送出するコントロールチェンジを割り当てるのがリモートエディターの仕事になる。

◎と、ここで。 LogicではMIDIコントローラから送出されるコントロールチェンジを、Logic内の任意のパラメータに割り当てる機能(コントロールサーフェス→アサインメント)がある。 これを利用すれば、ソフトシンセに限らずS90XSからLogicのトラックパラメータを操作する事が可能になる。
ともう一つ、Logic標準装備のソフトシンセは,外部コントロールチェンジでパラメータを操作する機能が設定されてない. KXシリーズにしてもs90XSにしてもLogic用ソフトシンセのコントロールテンプレートが存在しないのはこのためで,パラメータをコントロールするための設定はs90XS側でなくLogic側で定義する必要があるのだ.

◎…と言うことでまずはs90XSリモートエディターを使ってLogic用のコントロールテンプレートを作成する. もちろんこいつもDAWと同時使用可能で、パラメータ設定の為にDAWとエディターを開いたり閉じたりする必要は無い。
ノブとスライダーから何番のCCを送出するかは自由だが,とりあえず以下にした。
ノブファンクション1(Tone):CC74(カットオフ),71(レゾナンス),16,17
ノブファンクション2(Mic):CC7(ボリューム),11(パン),93(コーラス),91(リバーブ)
スライダ:CC73(アタック),71(ディケイ),79,75(リリース)
16と17は使用するソフトシンセによって割り当てを換える。 EXS24ではフィルタードライブとアウトプットボリュームに割り当てる事にした。

◎ちなみにこの割り当てにした理由だが、
・S90XSのパネルに書いてある機能(ToneとMicの欄)に合わせた
・Micのコントロール対象をトラックパラメータにする事で相手側がソフトシンセ・オーディオ・MIDIのいずれでも操作できるようにした
・スライダーがフェーダに使えないならスライダにADSRを割り当てたほうが判り易い、という判断。
・ソフトシンセ毎にテンプレートを換えるのがめんどくさいので共通化した
…といったところだ。人によって違うだろうが、一つの参考にどうぞ。
で、あとは以前ここで書いたのと同じ手順で、コントローラアサインメントを呼び出し、コントロールしたいパラメータ画面をクリック→ノブ・スライダ操作で割り当てて行く。前回と違うのは、「トラック」を「被選択」にすること。

◎…と、ここまでやった上での使い勝手だが…一言で「これはいい」。Mackie Controlで送られる機能が特に使い易く、カーソルキーでトラック選択できたり、A〜Hキーでスクリーンセットを変えられたり、ジョグダイヤルでトランスポートバーの位置を動かせるのは感動的。 うわー、MOTIFの時にハードウェアシーケンサーの操作性を思い出したと書いたが、それ以上w 主客転倒気味だが、S90XSにLogicが内蔵されてるんじゃないか? と思える使い心地。(私はもともとW5から打ち込みに入った人間だしね…)

◎そいでもってノブとスライダだが、初代MOTIFの時のように「どのスライダーがどのチャンネルに対応してるか」考えなくていいのがイイ。考えても見れば、たとえフィジコンのフェーダが8本あろうが10本あろうが、人間が1回にコントロールできるパラメータは一つなんだし、俯瞰して状態を確認するならミキサー画面で十分だ。 それよりも今アクティブなトラックに対して最小限の切り替え操作で様々なパラメータにアクセス出来るS90XSのリモート仕様のほうが合理的っちゃ合理的だ。
おそらくはKXもこの仕様なのだろうが、KXよりもファンクションが多い分、トラックパラメータに割り当てて「どのトラックでも同じ操作で同じパラメータを調節できる」のが物凄く便利だ。 いやーこれは使える!!

〜〜〜
◎ああ、分割したのにとんでもなく長くなってしまった… さて次回は、ステージパフォーマーから自宅スナフキンごっこ野郎(私)まで幅広く遊べるパフォーマンスモードとA/Dインプットについて見てみよう。

【Diary】 (,, Д )  ゜゜

◎死にそうな思いをしながら出社して…

そういえば今週末は給料日だった。 別にカツカツの生活をしている訳でもないのであまり給与明細は見ていないのだが、今日は給与明細ともう一通封書がついていた。 「基本給決定書」。 あーそうか変わるのかー、なんて思いつつとりあえず封筒を開いて中を見て

(,, Д )  ゜゜

↑まさにこんな状態になった。

人事考課昇給額 ¥0
昇格昇給額 ¥0
調整昇給額 ¥1,000


せんえん? たったの1000円? 俺去年の人事考課は決して悪くないのに1000円? ていうか人事考課ゼロって何? これは何かの間違いか?
それとも何か悪い事でもしたか? etcetc…
熱っぽい頭を18,000rpmブン回して考えた。 ここまで考えればポアンカレ予想の証明も出来るんじゃないかと言う位考えた。

◎…答えは極めて単純だった。 ウチの会社、昇給時期が1月だったwwww 今月行われたのは賃金制度見直しで調整が入っただけなのだ。 そういや年明けに普通に昇給してたわ… ああ、びっくりした。 熱上がるっちゅーねん。
ていうか、単に調整するだけの通知を年度の定型文使って、しかも4月に送ってくるなっちゅーねんw
まあ、忘れてた&勘違いしてた私が悪いんだけど。 カネに無頓着なのも考えものだよな…

2010/04/22

【Sound Wroks】MIDIインターフェース

◎ウチのMIDIインターフェース、UM-880、とっくの昔に生産終了しているコイツ、唐突な言い方でアレだが、


これはたとえ10万円積まれても売りたくない逸品なのではないか?


…と最近思い始めたw だってすんげぇ便利なんだもん。 スタンドアロンパッチャーにもなるしw 8ポートもあるしw

◎と言うのも、S90XSもマルチポートMIDIとはいえ外部に送出できるMIDIポートは実質1ポートのみだ。 相手側が1台ならいいが、複数のMIDIデバイスがあるとMIDIスルー端子でのシリアル接続はタイミングの問題があるので、複数のMIDIポートを同時送出できるマルチポートMIDIインターフェースか、複数のMIDI端子に信号を振り分けるMIDIパッチャーが必要になってくる。
ところがどっこい、外部音源でのDTM全盛期を過ぎた今、この「マルチポートMIDIインターフェース」が極端に少ない上、MIDIパッチャーとなるとほぼ皆無!! スタンドアロンで使えるのはMTPぐらいか? 高すぎるわそんなもん!!

◎「えーでも今時複数デバイスいっぱい持つ人なんてそんな居なくね?」…確かにそうかも知れない。 MIDIでなくMTCでの同期信号を取ろうと思ってる人もそうそう居ないかもしれない。 しかしあると無いとじゃ大違い。 特にA-880譲りのパッチベイ機能は便利極まりないのだから、やはりUM-880と550はディスコンにすべきでなかったと思うのだが…どうしてもハードウェアデバイスの事を考えてしまうあたり、やっぱり考え方が古いのかなぁ、私。

【Sound Works】s90XSインプレ2:MIDIまわりの仕様について

◎さて、インプレ第2回はエディター周りやリモート周りをインプレする予定でいたのだが、実際書き始めた所MIDI周りの設定だけで結構な情報量になったので分割することにした。 と言う訳で今回はS90XSのMIDI周りの仕様とセットアップについて。

◎まずs90XSとPCの接続についてだが、これはほとんど「USB接続専用」の仕様と考えたほうがいい。 と言うのも、S90XSは単体では音色やリモートテンプレートのエディットが出来ず、それらを行う為のPCエディターがマルチポート通信前提になっているからだ。
どういう事かというと… S90XSとPCをUSB接続・ドライバインストールすると、5つのポート作られる。 これらはそれぞれ、
Port1:内蔵音源部とのMIDI信号のやりとり
Port2:フィジカルコントローラーとしての信号のやりとり
Port3:s90XSのMIDI In・Out信号へのスルー出力
Port4:音色エディターソフトの通信ポート
Port5:リモートテンプレートエディターソフトの通信ポート
…と言う役割になっている。 勿論普通にPC→MIDIインターフェース→MIDIケーブルで接続、という事は可能(※1)なのだが、この場合Port1だけが使用されることになるため、他の機能は使えなくなり、DTM音源よろしくMIDIでの音源ドライブとコントロールチェンジを介しての音色調節しか出来なくなる。

◎困った仕様だなーと最初思ったが、エディターを使用すると何故この仕様になったか解る。 通信速度やエディターの反応速度がやったら速い上に、全ての機能を同時に使用できる。 特にSoundDiverやMOTIF Voice Editorでその遅さに悩まされた身としては通信速度の速さは驚かされた。 なるほどこの反応速度なら本体側のエディット機能はメリットないよなー。 PCのほうが解り易いし。(このへんは次回)

◎それともう一つ触れておきたいのがリモートコントロールの仕様。 DAW Remoteモードに入った時、初代MOTIFはMIDIコントローラとして複数チャンネルのコントロールチェンジを送信、MOTIF XSはフィジカルコントローラの動作プロトコルを送信する(ESは知らん)が、s90XSはその中間的な動作となる。 具体的に言うと、トランスポートやジョグダイヤル、カーソルや数値等の各種キーはフィジカルコントローラのプロトコルをPort2から送信するが、4つあるノブとスライダーはPort1から鍵盤と同一チャンネルのコントロールチェンジを送信する。

◎この仕様が、ノブ・スライダーの機能の違いとして出てくる。MOTIF系ではノブ・スライダの操作を複数チャンネルのコントロールチェンジやフィジカルコントロールプロトコルとして送信する事で、ある特定のパラメータ(トラックボリューム、パン、EQ等)を複数トラック同時にコントロールできる。 ただしノブ・スライダがコントロールできるパラメータは一種類なので、異なるパラメータを操作するときはキー操作でパラメータを切り替える必要がある。
一方S90XSのノブ・スライダが送出するコントロールチェンジは全て同一MIDIチャンネルで、「現在アクティブになっているトラック」に対するもののみとなるため、他のトラックを同時に操作する事は出来ない。 が、複数あるノブやスライダーに全て異なるコントロールチェンジを割り当てられる(※2)ので、今選んでいるトラックの様々なパラメータを最小限の切り替え操作(※3)でコントロールすることができる。

◎言わば、「MIDI鍵盤付きフィジカルコントローラ」のMOTIF XSと、「フィジコンプロトコルを一部利用するMIDIマスターキーボード」のS90XS、と捉える事ができる。 どっちがいい悪いは良く判らないが、MOTIF XSのようにミキサーのフィジコンとして動くんだったらムービングフェーダーじゃないと意味なくね?とか思う(※4)し、「マスターキーボード」として考えると、 操作対象がS90XS自身・ソフトシンセ・外部音源・オーディオトラックのいずれでも、同一の感覚で作り込んで行けるのが、いかにも「シンセサイザーを操作してる感」があっていいと思う。 最初は初代MOTIFとの仕様の違いに戸惑ったけど、解ってしまえばすんなり使えるからね。

◎ところで、このPort2のフィジコンプロトコルだが、DAW自体はCubase・Soner・Logic・DPに対応しているが、Cubase以外のDAWで使用する際にどの機種として動作するのか、マニュアル探したが発見できないw
こちらのBlog等を参考にさせて頂きながらやってみたところ…
結論を言うと、LogicではS90XSはMackie Controlとして認識される。 コントロールサーフェスセットアップでMackie Controlを手動インストールし、通信ポートをPort2にすれば動作してくれる。 参照先のBlogはポートの設定で躓いたらしいが、ウチは素直に動いた。

◎ただしこれだけではノブ・スライダーは動作してくれないので、送出されるコントロールチェンジに対応するパラメータをLogic側で指定する必要がある。 これのやり方に関してはこちらの記事でMOTIFの設定をやったのと同じく、コントロールサーフェス→コントローラアサインメントで設定する。 MOTIFと違うのは、コントロール対象が「被選択」であることのみで、やり方は全く同じで良い。
具体的な設定例は次回公開予定。

◎…と言う前提を踏まえた上で、次回こそエディターとリモートモードの使い勝手についてインプレする予定。 お楽しみに(誰が?)

※1:UtilityのMIDIでMIDI In/Outを「MIDI」にする必要がある
※2:この「操作するコントロールチェンジ」を設定するのがリモートエディタの仕事。
※3:ノブファンクションが2種類あるため、その切り替えは必要。
※4:コントロール対象のトラックを変える度にフェーダの同期操作が必要になるため。

2010/04/19

【Diary】右腕が笑う日々

◎S90XSがやってきて3週間程になるが、連日サルのように弾きまくっている。 どうせたいした腕前は無いので弾き散らしているといった風情ではあるがw
いやあ、「3回程ロードテストを書く」と言って全然更新してないが、一応2回目のロードテストの文面はある程度あるのだ。 …会社の昼休みとか使って書いてるんだけどw 部屋に戻るとめし作って食って洗ってあとは寝るまで弾き散らす→腕が疲れて寝る、の繰り返しで、この日記のヨウにベッドに寝っ転がって書ける程軽い内容でもないので結局更新が滞っている,という状態。

◎S90XS、何が良いってその「潔さ」。 飾りっ気一切ありません。シーケンサーもありません。 FireWireも積んでません。 本体だけだと音色のエディットもあまりできません。 となれば弾くしか無いじゃないかw
MOTIFのときはなーんとなく「シーケンサーもサンプラーも使わないのは勿体ないかなぁ…」なんて後ろめたさもあったけど、S90XSは全くそれがない。弾くしか能が無いシンセなんだから、弾きまくってこそ正しい使い方、である。
勿論MOTIF XSの方向性も否定するつもりは毛頭無いが、私の今の身の丈には一番合っているように思う。

◎そういえば総入れ歯。 このたび餅が最後の使命を全うし、近所のハードオフにドナドナされて行った。 何しろ鍵盤が壊れていたので既にジャンク品としての扱いにはなったが、まあ8年間弾き倒して塗装もボロンボロンになるまで使って、カネ払って粗大ゴミにされるよりは全然いいだろう。 二束三文の値しかつかなかったが特に不満も後悔も無い。 私の鍵盤ライフを形作ってくれたW7・W5・MOTIF、の歴代YAMAHAシンセ達に、最大の感謝を。

2010/04/17

【Mobile Diary 】チェア

置き場のある無しは置いといて、これはやばい。

2010/04/14

【Maclife】ぬはー、新型MBP。

◎今のMacbookが3年立つので、MBPがCore i5あたり搭載したら買おうかな〜なんて思ってた矢先に出やがったwwww
どうすんだよオイ!! s90XS買ったばっかだよオイ!!

◎とはいえ、もうここ数年ですっかりPCスペックに素人になってしまったワタクシ。(説得力ないな…)ここ3代、オンボードチップセットのGPUしか使ってなかったもんで、「GeForce GT 330M」とか言われても何が何だかさっぱりわかりませーん。 Core i5がCore2Dupと比較してどれぐらい速いのかわかりませーん。

◎そもそもそんな速度が自分に必要なのかもわかりませーんw 普通に現状でLogicが不足なく動いちゃってるしなぁ… 以前は3年もほっとけば、ソフトもハードもサービスも3年前のPCでは使い物にならんぐらいの世代交替をしてたのに、今じゃなんら不自由が無いしなぁ。 正直s90XSとの合わせ技でおさいふぴーぴーになる思いをしてまで買おうとは思ってない。
道端で30万円拾ったら買うかもw

◎ただ、ガラスタッチパッドが慣性スクロールに対応したのは良い事だと思う。 そして何の説明が無くても直感で「いい!! 欲しい!!」と思えてしまう所がMacの恐ろしい所であるw 実際今更Windowsノートに戻ろうと思ってないし… サブ機としてなら購入は考えてはいるけど。

2010/04/11

【Mobile Diary 】上野

不忍池なう いい天気。

2010/04/10

【Mobile Diary 】ぱすも

◎お出かけするときぱすものチャージはいつも二千円
何処に行くにも二千円

だから時々残高がすごいことになる

そんな残高を使ってチャージしないで電車に乗るとちょっとうれしい気分。

別に得はしてないのにね。

2010/04/09

【Sound Works】s90XSインプレ1:珠玉の音色と操作性

◎念願のs90XSがやってきて,家事も用事もそこそこに弾きまくっている.旧餅を「鍵盤楽器」として認識し出してから、ずーっと欲しかったsシリーズ。 珠玉のピアノと至高のタッチだけでも24万円の価値はあるが、逆に言えばシーケンサーもサンプラーも拡張性も無いシンプルなシンセサイザーである。 しかし音色も機能も、使い込むと結構奥が深い。
今までロードテスト形式での機材インプレなんてやらなかったが、書きたい事が単独エントリでは到底収まりそうにもないので私の気力が続く限りこういった形式でインプレしていこうと思う。(予定は3回)

◎さて、もう何度もこのBlogにも書いてきた,s90XSの最たる特徴「Natural Grand S6」だが,これを始めとしたS6グランドピアノ系の音色だけは別格…と言うか,完全に「音のキャラクターが違う」。 後述する「YAMAHAのシンセの音」をイメージしてるとモノの見事に裏切られ,もはやこれは他社のシンセなのではないかと思えるほどだ.
一番比較しやすいのがプリセット2番,MOTIF XSではプリセット1番を張っている「Full Concert Grand」だろう. Full Concert GrandはMOTIFらしい,派手で明るくクリアな音色だが,Natural Grand S6には殆ど派手さが無く,高域をやや押さえ,響板での「響き」を重視したウォーミーな音色で,最近の超大容量ソフトシンセのピアノに近い,ある意味とても「YAMAHAらしくない」。
勿論一概にどちらがいい悪いとは言えず,あえて二つを分けるなら「再現性のS6,個性のFCG」といった感じだろうか. 要は曲に応じて使い分けることが肝要,ということである.

◎そしてこの2音,BH鍵盤のタッチ・ベロシティ特性とのマッチングが素晴らしく,音色や倍音の変化の破綻が最小限に抑えられている. 実はこの2音,ベロシティスイッチを殆ど使っていないのだ. 8エレメントの強みを生かし,ベロシティ・音域毎に違うエレメントで構成され,それぞれの波形に最適なフィルター・スケーリング設定がされており. ソフトシンセのピアノの多くが波形切替ブレークポイントで全然音が変わってしまったり,隣り合う音階の音が全然違ったり,そもそもMIDIキーボードのベロシティ値と音源側の音量変化が全然マッチしていなかったり,といった「演奏と音色の関係の破綻」がある中,s90XSは極めてスムーズに音色が「つながる」. 単音や作りこんだMIDIフレーズでの聞こえはどうだか知らないが,鍵盤に指を下ろしての気持ちよさはソフトシンセにまったく負けることがない。

◎さて,新規追加のS6以外の音色に関してはどこまでも「MOTIF系の音」である. 特に初代から評判の良い繊細なエレピ, 擦弦音と厚さに特徴のあるストリングス,パワーのあるドラムは特筆モノで,従来弱いとされていた金管・木管・生ギター等もベロシティスイッチ+8エレメントの恩恵を受け格段にクオリティが上がっている.
ただ,以前MOTIF XSを初めて触ったときに書いたことだが,初代MOTIFで確立された「派手でクリアで太さがある」というサウンドキャラクターはだけは8年近くが経過してもほぼそのまま引き継いでいて,聞けば一発で「あ,YAMAHAの音だね」となる. かつて初代MOTIFが登場したときのような「え,これがYAMAHAのシンセ?」という驚きはないが,その分安心できる. それだけにYAMAHAらしさもMOTIFらしさも一切ないNatural Grand S6が一層特異に思えるほどだ.

◎ところでこの「YAMAHAらしい音」…高域の出まくった音ってのは,言い換えると「楽器音をそのまま目の前で聞いたときの音」を目指していると思う. ナニを言っているかと言うと, DTM界隈でもてはやされる音源の殆どは「CDから流れてくる楽器の音」の方向を向いていて,意図的に高域の倍音を削った音色が多いのだ. 殆どの人にとって楽器音を聞くのはCDなのだから,その音がリファレンスになるのは当然で,その傾向をもつ音源でアンサンブルを組めば自ずから気軽に「売り物音質」のアンサンブルは組める.ところが倍音がないのでEQしても一向に効かない.一方でMOTIF系の音はそのままアンサンブルを組むとやったら高域のうるさいサウンドになるが,軽く12~15kHzあたりを軽く落とすだけで一気に印象が変わる. 倍音が多い分,EQの効きがいいのだ.

◎初代MOTIFが出た頃はともかく,今は音源自体にもパートEQがあるし,DAWでパラ録り→EQとやるのにお金も時間もかからない.s90XSにはCubase AIも同梱されているのだから、そこそこの性能のPCと適当なオーディオI/Fさえあれば簡単にパラ録音してのEQの作りこみが出来るのだ。それならわざわざ音源側を「CDの音」にする必要はない。
ステージで使うにしても、これだけ高次倍音がきっちり出ていれば自然と音のヌケも良くなる。 基本ハコってのはギターの爆音ばっかり聞こえて鍵盤の音は聞こえない事が多いからね。
YAMAHAの音を嫌う人が結構いるのも事実だと思うが、きちんとツボを押さえれば、モトが「CDの音」よりもいろんな面で融通が利く、それがMOTIF以後のYAMAHAシンセの音のキャラクターなのだろう。

〜〜〜

◎さて、操作性に関してだが,とかくLCDの小ささが叩かれるが(少なくとも私は)さほど気にならない. どうせ弾いている最中に音色名なんて見ないしねw むしろ,スライダーやノブを動かした際に現在動いている操作子の設定値「だけ」が大きく表示されるのに好感を持った. MOTIF XSの時,画面の情報量が多すぎて何がなんだか判らなかったが,これはとても把握しやすい.
また触り倒しているとs90XSが「演奏すること」を主体に設計していることが良く判る. ことに大型になったノブと,鍵盤から非常に近い位置に配されたオクターブシフト・トランスポート・アサイナブルスイッチの操作性がとても良い. この位置だと,曲のキー変動に合わせて無理矢理キーを変えることもやろうと思えば出来てしまう. (音を止める必要があるが…)

◎それにしても,私が知る限り,オクターブシフトはともかくトランスポーズキーを装備したシンセサイザーはこれが初めてじゃないだろうか. (MIDIキーボード,ならほぼ必須の機能だが…) 演奏系シンセでトランスポーズ? 邪道じゃね? という感じもしないでもないが,考えても見ればギタリストだってカポタスト使って自分の弾きやすいポジションで演奏しているのである. ギターが良くて鍵盤がダメな理由はないだろうw 使ってくれと言わんばかりの位置にあるのなら,使わない手はない. まあそれでもやっぱり原キーで練習はしといたほうがいいと思うけど、手軽にトランスポーズしていろいろな調の曲を自分の指が憶えたポジションで気楽に弾くのはやっぱり楽しい。

◎…と、第1回はここまで。 次回は音作りに必須のエディターの使い勝手と、DAW環境でのマスターキーボード性能について見てみよう。

2010/04/07

【Diary】書き貯め日記2:酷寒のさくらまつり(笑)

◎さてお次は4/4。 松戸市は常盤平のさくらまつりに突撃。 何故松戸か? それは数日前に「どっか近郊のさくらまつり無いかな」と思ってネットで漁って発見し、イベント参加の団体名を見ていてふと「そういえばマイミクシィの某さんがここのイベント参加団体にいなかったけ」と思い出し、たったそれだけの情報でわざわざ松戸まで突撃したのだw さすがヒマ人だな俺w

◎この日の朝は天気が良かった。 天気が良いととてもテンションの上がる私。 さっさと洗濯機を回して外に干し、天気がいいからと春の装い+Pコート、という出で立ちで出発したら、だんだん雲行きが怪しくなってくる…ていうかすっかり曇ってしまい、常盤平に到着した頃にはすっかり曇り空+しっかり寒い。 この時点で既にコートの下が春の装いである事を後悔したが、今更遅いw とりあえず酒でも呑まなきゃやってらんねーよということでかけつけ1杯。

◎駅に到着してすぐ、横からお囃子が聞こえてくる。 何やら神輿もやってくる。 おお、あれだあれだ。 写真を撮りつつ待っていると某さんも横に居た。 目が合った…のだが明らかに不思議そうな目をしてるw もしかして俺と気がついていないのかw
後で声をかけたら、半信半疑で誰ですかとか言われる始末w
某さん曰く「こんな所に居る訳が無いと思った」そりゃそうだ。 普通茨城県民はこんなとこに来ないよねw

◎とりあえず今日の目的は半分は桜を見に来た、半分はお囃子を聴きに来たようなモノなので、ボチボチと桜並木を歩きながらお囃子の山車を待つ。しばらくするとやってきて、山車パレードのゆっくりしたペースにあわせてゆっくり歩きながら写真を撮りまくる。 半分桜、半分お囃子w
まあでも去年三社祭に行った時も思ったけど、こういう太鼓・お囃子ってイイね。あまり私は「和」属性の人ではないけれど、やっぱりDNAは日本人。 太鼓や笛の音色が心の琴線をはじく。 ていうか太鼓の音色と山車と神輿と桜、考えてみれば合って当たり前の組み合わせだけど、なかなか普段お目にかからない分それらのコントラストがなんとも楽しい気分にさせてくれるじゃないですか。

◎それにしても寒いっ!! 時間の経過とともにどんどん寒くなってくる。 お囃子は楽しいけれど、これは死ぬ…と言うコトで少し先に進み、じゃがバターなんぞを食みながら待ってると、おお、某さんが叩いてる!! うおーかっこいい。 これも写真に収めながら、山車と私は桜並木を練り歩く。
しかしどんどん下がる一方の気温。 春の装いの私。 良い加減寒くなって来たので先にパレードの終点近くまで行こうとしたら、今度はサンバカーニバルの集団に巻き込まれて身動きが取れなくなるw どうにかこうにかサンバを追い抜き終点にたどり着いたが、今度は休憩できそうな店が無い(´・ω・`)。
ガックリと肩をカカトまで落として戻ると山車が居ない。 どこいった!!

◎ふと見ると道端で山車と神輿がくつろぎモード。 ありゃー、終わっちゃったのかー(´・ω・`) と言うコトでお疲れさんメールを出したら返信が「休憩中」 おお、終わってないのか!! もうここまできたら最後まで行くぞ(#゚д゚)オラー!,と言うコトで今度は甘酒なんぞで寒さに対抗しつつ、山車と神輿の人だかりにもまれながら五香の駅までねり歩く。
すると…パレードの最後、五香の駅前でボルテージは最高潮に。 これはもう一種のトランスだね。 この瞬間だけは寒さを忘れた。

◎しかし、私の体力もここまでだった… どうにか喫茶店を見つけて飛び込み、このまま帰るかバカ船長のライブを見に行くか数分考え、「体力的にもう無理」…ってことでこの日は帰宅。 そしたら案の定翌日風邪引いたw 馬鹿だから風邪ひかないと思ってたのにねw

【DIary】書き貯め日記1:桜の季節


◎さていよいよ春本番。去年は桜なんて見てる余裕は無かったが、1年も経ってしまえば週末はおしなべてヒマ。まずは4/3、RX-8の85,000km点検の帰りに私が東京一美しいと勝手に認定している小石川・播磨坂の桜の監視にいってきた。
ここのさくらまつりは1週間前で、そのときは寒くて花見の宴会ももはや修行の域に達していたが、この日は抜ける様な快晴。 陽気に誘われて近隣住民が宴会を開き、お花見ムード一色。
この播磨坂、通りの雰囲気がいいし沿道のレストランがうまいんだこれが。

【Sound Works】いまどきSSW

Singer Song Writer 9.0 Professional

◎SSWかぁ…まあ,中部地方の某氏は小躍りして喜ぶかもしれないけど,これ新規顧客捕まえられるのかね? 昔SSWを使っていて,あまりにもバージョンアップされなくて難民化した人が飛びつく以外の需要がないと思うんだけど…
というのも,今売り出すシーケンスソフトとしてはあまりにも時代遅れ過ぎる. それこそ6年前なら良かったかもしれないが… iLifeの一部であるGarageBandや,YAMAHA基材のオマケであるCubase AIより機能が低いのではないか.
まさか今時外部MIDI音源…ってかGSやXG音源のドライブを主眼に置いた設計してたりしないよな? なんて不安になってしまうほどだ.

◎それでいて7万円って… Cubase AIなら2万円以下で手に入りますがw しかもオーディオI/Fごとw LogicExpressなんて3万円ですよ? ていうか7万あったらLogic Studio買えますよ?w 幾らなんでもボッたくりすぎ. ていうかこの機能でこの価格って、それこそCubase VSTのバージョン5の頃とか、そんな時代なら納得するけどさ… 当時高嶺の花だったLogic Platinum5より低機能で6万は明らかなボッタクリ。
いや、むしろ信者だったらカネ払うからってこんな強気な価格設定にしたのだろうか。

2010/04/01

【Music Works】S90XSがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

◎エイプリルフールネタではありません。本当に買っちゃったよS90XS。S80の登場以来、ずーっと憧れていた「S」を遂に購入である。鍵盤をきちんと購入したのは…日記をひっくり返すとなんと2002年の5月。8年も前の話じゃないか...
正直なところ餅にはまだまだ愛着もあるのだが、なにぶん鍵盤が壊れてしまっては致し方が無い。♪レとレの音が出な~い、どうしよどうしよパキャラマ~みたいな状態では弾きたくても弾けない。

◎しかしいよいよ購入となると10万を超える買い物は(たとえやもめになっても)腰が引ける自分。楽器屋にたどり着いて、試奏をしつつ考え込んでは、動物園の熊の如くぐるぐると歩き回って買おうかどうしようか思案に暮れる漆黒のロングコート32歳。 店員さんごめんなさい、どう見ても怪しかったよねw
まあ結局「餅の鍵盤が壊れてちゃぁどうしようもない」と言うのが最後の踏ん切りになったわけだ。

◎そういえば、購入が済んでから店員に聞いたのだが、S90XSって売れてないのかと思いきや、意外に売れているそうで、S90ES下取りに出してでも買う人もいたそうな。DTM板の評判はあてにならんなw 一方でS70XSはさっぱり売れていないらしい。
まあ、76鍵と88鍵の価格差を考えればね…

>◎おおよそ想像はしていたがやってきたS90XSの箱はデカくて重かった。 ただ、MOTIF8のそれよりは奥行き方向が一回り小さい。 そしてS90XS自体も、ひとまわり小さい。幅はほぼ同等だが、奥行きと高さが小さいのだ。88鍵シンセと言う事を考えれば、かなりコンパクトな部類だと思う。
とはいえ30杉のオッサン片足突っ込み野郎が餅の撤去とS90XSの設置をすると腰が悲鳴を上げそうなので、会社の後輩をタバコ2箱で買収して設置。 ありがとう後輩。

◎そしていよいよ試奏。 オマケでつけてくれたFC3(非売品って書いてあったな…何故か)を繋いで音を出す。 勿論音色はプリセット1番「Natural S6」。
…うおおおお(感涙)餅ピアノとは全然違う、どこまでも「ナチュラル」な音。特徴はあってもクセのない音。 これをソフトシンセの数十分の一の容量で実現しているのだ。
一方でプリセット2番、「Full Concert Grand」はMOTIF直系らしいローハイの上がった堅く力強い音。(MOTIF XSではこれがプリセット1番) レコーディング前提のモニター環境ではややハイが耳につくが、これを内蔵EQで軽く落とすと実に透明感のある音になる。 正直言って、この2音と珠玉の鍵盤の為に
20万円出したと言っても過言でない。

◎やはりこの力強くクリアーな出音とマルチサンプルのスムーズなつながり、至高のタッチと破綻のないコントロール性、そして指先・耳から全身に伝わる「高揚感」は、ソフトシンセ+MIDIコントローラには絶対真似の出来ない領域だ。正直KX8とかの「鍵盤だけ」にしてソフトシンセメインに移行しようかと思った時期もあったし、コスト的には絶対そっちのほうが有利なのだが、それだけでは埋められないものがS90XSには確実にある。(MOTIFが最新鋭だったころには、MOTIFにもあった)。ソフトシンセが「音源」なら、ハードシンセはやっぱり「楽器」なのだ。

◎そしてもう一つ、これまたMOTIF XS直系のパフォーマンスモード。 初代MOTIFの時点から強力なパフォーマンスモードを持っていたが、XSのそれは実は中身がQYシリーズなんじゃないかと思える程だ。 アルペジエータがもはやパターンシーケンサと呼べる程の出来で、それが4系統もあるので、事実上4トラックバッキングシーケンサとして機能する。 左手でルートを押さえてリズムとベースを鳴らしつつ、右手でバッキングを鳴らしてマイクで歌えば簡単に「ひとりライブパフォーマンス」の完成だ。 これは楽しい!!
これ、パフォーマンスクリエータで自分の好きなように組めるのかな。 それはそれで楽しそうだし、ライブ(私はしないけど)ですごく使えそう。

◎いやあ、音楽関係の投資は本当に久しぶりだけど、その分いい買い物をしたと思う。
まだまだ(夜を徹してでも)触りまくりたいし、Blogに書きたい事もいっぱいあるのだが、まだまだ全然触れてないし、やたら長文になりそうなので数回に分けてロードテスト的にインプレしていく予定。
とりあえず今言える事は、DTMの世界に足を突っ込んで十数年、やっと「音源」でない、面白みのある「楽器」に出会えた、ということだ。

【Diary】CP1を買いました

…はい、うそでーすw
流石に買えないよ…

2010/03/29

【Sound Works】スモール・ニアフィールドモニタ

◎譜面台を買いに行ったついでに、少し前に相談を受けていたニアフィールドモニタの試聴をしてきた。
相手方のリクエストはPCのスピーカにも使える、小音量でもちゃんと聞けるもので、DTMをやる訳ではないのでそこまで大型のものは不要…となると、民生用RCAを備えた小型のニアフィールドということになる。(例えば私のMSP5(旧型)位のサイズでは大きすぎるし、RCAも装備してない)以前ならこーいう用途はSONY SMS-1Pが鉄板だったのだが、今のモデルではどうなのだろう。

◎予算等も考えると(予算の提示は無いのだが)下記モデルを候補として試聴。サイズ的にはGENELECにもこの程度のものはあるが高過ぎるので除外。
YAMAHA MSP3
FOSTEX PM0.4
TASCAM VL-M3
Roland(Cakewalk) MA-15D
Studiophile AV40
このあたりのモデルはどれもシングルアンプのチャンデバ構成で、出力もせいぜい20W程度である。

◎まずダメなほうから行くとTASCAM VL-M3とRoland MA-15D。 VL-M3はやはりキャビネットが小さ過ぎて、低域不足の上中域のハコ鳴りが酷くて定位を全然掴めない。 リスニング用途ならともかく(私ならリスニングでもダメだが)、モニターとしてこれは使い物にならない。 ペア1万円切ってるのが唯一の救いか…
そこへ行くともっとダメなのは更に価格の高いMA-15Dか。 EDIROLのスピーカーは昔からオモチャに毛が生えた程度という認識だが、その傾向は相変わらず変わっていない。 安物バスレフ特有のバフンバフンとした低域はどうにかならんのか。 まるで90年代のバブルラジカセの音である。

◎その点流石にStudiophole AV40はヘンな共鳴も無く結構素直に鳴ってくれる。 ていうかむしろニアフィールドの小音量再生で共鳴してしまう時点でおかしいのだが…ただ全体的に音像がぼやけて聞こえるのと、微妙に高域に元気が無い。 最初は指向性の問題かと思ったがリスニングポイントをズラしてもそれほど変化が無い。 逆に言えばどう置いてもそこそこの鳴り方は期待出来るってことで、ニアフィールドモニタの「どう置かれるか解らない」と言う弱点に対する一つのアプローチかもしれない。

◎そしてFostexのPM0.4とMSP3。 今回聞いた中ではやはりこの2本がトップに来る。 どちらも解像度・定位感ともに良好で、小音量ならワンランク上のバイアンプタイプにも負けない。 その中で差をつけるとすれば、全体的な締まりはMSP、低域・高域の伸びはPM0.4に軍配が上がる、といった感じ。 私自身はMSPを押したい(笑)が、MSPの低域は100Hzぐらいの所に少しピークを感じるのと、上位モデル同様に指向性がシビアで、少しでもポイントを外れると高域の元気がなくなる特性がある。
ただバッチリはまれば相変わらず「目を閉じて目の前の音を掴み取りたくなる」程の明解な定位感がある。 PM0.4は若干ぼやけて聞こえる。 まあそれでも及第点だし、MSPの音は善くも悪くも「味気なさ過ぎる」ので、聞いていて楽しいのはむしろPM0.4のほうかもしれない。
価格を考えればPM0.4はたいしたものだと思う。(ペア2万切ってる)

◎ちなみにおまけで今回MSP5 StudioとHS50Mも聞き比べてみたが、この比較がまたMSP3vsPM0.4のようで面白かった。 HSの音は初めて聞いたが、MSPほどガチガチでなく、少しぼやけた様な音像で、聞き疲れしなさそう。MSP5クラスのミドルレンジ・ニアフィールドで汎用性のあるスピーカーが欲しければ、HSもアリだね。 私はMSPの音が好きだけどw

2010/03/26

【Diary】トリップ

◎自分が立っているような
座っているような

飢えているような
満たされているような

起きているような
眠っているような

生きているような
死んでいるような

ココロが何もかも空っぽになる。









◎…というような体験をした本屋の夜w

2010/03/18

【DIary】眼鏡


◎先週ライブに出掛けた際に都内某所に泊まり、そのままコンタクトを置き忘れてしまい、今週は眼鏡のまま1週間を過ごすことになったのだが、鏡に映る自分の顔を見るたびにコンタクトを取りに行きたくなる衝動にかられっぱなしw

◎考えてもみりゃー私のコンタクト生活は19歳から4年程やったのと、去年の冬に作って数ヶ月、という短い期間だけで、基本モノゴコロついてからず〜〜〜っと眼鏡の人。コンタクトに変えた時「何事か!!」と言われてしまう程周囲にも「眼鏡の人」と認識されてたし、アタマの中にも「眼鏡をかけた私」の顔しかインプットされていなかった。それなのに、今は眼鏡のある自分の顔に違和感があるw
眼鏡は顔の一部です〜♪、じゃなかったのかとw

◎まあ、今感じてる「眼鏡への違和感」は、コンタクトにしたことである程度踏ん切ろうとした「以前」に対する嫌悪感みたいなものなのかも知れない。 コンタクトにしたとき、「そうそう人間なんて変わるもんじゃないから、せめて見てくれぐらいは」という思いも無かったかと言われりゃ嘘になるしね。
人間、変わって行く事は出来ないけれど、学んで行く事は出来る。 わざわざ立ち止まる必要も後戻りする必要も無い、ってことなのかね。
…コンタクト忘れた位でそこまで考える必要もないかw

2010/03/14

【Mobile Diary 】コンコース

永遠に続くかのような長い通路

なんでこんな長いんだ@新御徒町

2010/03/07

【Sound Works】CP5

YAMAHA CP5

◎一度は日本語サイトから消滅したCP5が正式に発表。 国内発売しないのかと思ってたぜw 単純にCP1の機能削減モデルだと思っていたら、CP1にはないAWMボイスを持っていて、どちらかというと旧CP300に近い、ステージピアノと言うよりステージキーボードの雰囲気がある。 マイクインプットも持っているので、例えばソロでやる人なんかはこっちのほうが良いかもしれない。

◎と言うよりも、私自身が実は欲しかったりするCP5w と言うのもS90XSが欲しいと言っても、一度CP1に触ってしまうとやっぱりCP1がいい!!となってしまい、かといって単機能ピアノに50万も出す程カネもピアノにかける情熱も無い。 しかしCP5なら…CP1譲りのサウンドもNW鍵盤も期待できるし、微妙にS90XSよりも安いのもポイント。

◎以前こうは書いたがあらためてCP1のNW鍵盤に触れてみるとやっぱり「良い」のである。以前触ったときはマトモに音もチェックできなかったが、きちんと音が聞ける状態で試奏すると、理屈抜きでNWはいい鍵盤である。 「生楽器の代替」として見てしまうと、絶対的なタッチが少々軽いが、一つの鍵盤楽器として見ると、S90XSが僅差とはいえやっぱり色あせてしまうのである。 CP5の音源部はCP1よりも機能削減されているので、もしかしたらサウンドと鍵盤のバランスは少し変わっているのかもしれない。 しかしそれでも…と淡い期待をしてしまう。

◎不安があるとしたらCP5のピアノボイス以外の部分か。 MOTIF譲りのアーティキュレーションを持つS90XSと比較してどうなのか。 パート数も限定されているのでCP5をマルチティンバー音源として使おうという考え自体間違っているとは思うが、単一パートの音源として見てもCP5は使い物になるのか、それとも単にオマケなのか。 CP1で確認できない分、ここらへんは実際に実機を触ってみない事には何とも言えない。
早く触ってみたいなぁ。

2010/03/06

【Diary】改名

amane→(,,゚д゚)ウマー

◎もはや私をネット界隈で「amane」と呼ぶ人もそんなに居ないし、むしろ「(,,゚д゚)ウマー」で行動する事のほうが多いので思い切って改名。
ま、メルアド等には「amane」が残る訳ですが。

で、「(,,゚д゚)ウマー」って、どう読むかって?
どう呼んでもらっても結構ですw

気が向いたら戻すかもw

2010/03/04

【Diary】毎年春先は更新が止まる件について。

◎生存報告〜、ってかこのBlogを単体で読んでる人どれだけいるんだろうねw
いや、マジで忙しかった、ってか今もリアルタイムで忙しいのよ。 3月いっぱい、仕事は予定がびっしりこ。 まあ、お陰で1年半近くに渡る貧乏生活から抜け出せそうなカンジはするんだけどさ…

◎そんな合間を縫って牛鍋を食いに行ったり、ライブハウスにはちょくちょく顔を出してるんだけど、せっかく撮った写真も現像するヒマがない…今週中には何とかしたいんだけど。 待ってろよShida-X。
そしてもうすぐCP5が店頭に並びそうだというのに触っているヒマも無い。 ああ、弾きたい触りたい音聞いてみたい。 勿論本命はS90XSだけどさ。 MOTIFの鍵盤が日に日におかしくなって来てるんでそろそろ買い替えかなぁ…

◎そして最近の願望。 妙に旅行がしたい。 しかも日帰りw スパッとでかけて旅情を味わってうまい飯食ってさっさと帰る、みたいな旅行がしたいなぁ。 買い物ツアーでもいいや。 春も近いし、御殿場のプレミアムアウトレットでも行こうかしら。 こないだ買ったブルックスブラザーズのシャツ,まだ袖を通してないけど。

◎そしてタイトルの「毎年春先は更新が止まる」・・・ ホントに止まるんだよね。 と言うのもこのBlog移行したぐらいの時期から、どうにも春先はアップダウンが激しくて… そういえばかつてパッキーのお世話になったのもこれ位の時期で,多分その後遺症なんだろうね。 たぶん、一生続くんだろうね。 偏頭痛はもうほとんどしないけど、こればっかりは仕方が無いね。

2010/02/21

【Diary】今度こそ冬山進軍

◎先日進軍に出掛けたのに何も出来ずに帰って来たという大惨事に見舞われたのが精神的に実はかなりダメージだったらしく鬱々とした日々を過ごしていたが、やっと冬山進軍に出掛ける事が出来た。 今回は会社主催のスキーツアーで志賀高原へ。 ただどういう訳だが私の勤務する事業所から出席したのは実質私だけ(他にも居たのだが他事業所からの転勤組で、モトの事業所の連中と飲むのが目的)という状況で、だーれも知り合いが居ないまま道中ひたすら鉄拳6をやりまくっていた。 暗い奴だと思われただろーなー多分。

◎夜中に到着したのでひと眠りすると抜ける様な快晴。 これは絶好のスキー日和。 新調したウェアに着替えて、スキーレンタルコーナーへ…行ったら、なんと出て来た靴がリアエントリーw 今時無ぇよこんなの!!
さて、一人で滑ってるのも考えモノなので他バスに乗ってた見知った若手でも捕まえるか…と建物前で出待ちしてると一人だけ知り合いがいる妙にノリのいい若手組がいて、「知り合い誰もいねーよー」なんていったら同行を快諾してくれた。 感謝感謝。

◎若手組はボーダー中心で、一人だけいたスキーヤーが志賀に詳しい人だった。 私は志賀は初めてだったのですんなりついて行ったのだが、フタを開けてみれば奥志賀と寺子屋を除く殆どのエリアを回ったように思う。 メインで回っていたのは焼額と一の瀬のパーフェクター、あとはジャイアントに向かって降りるオリンピックコースって感じか。 いやー、いつも行ってたスキー場より全然雪イイね。 パウダースノー頂いてきました。 午前中は天気もよくてそれでも雪はパラついていて絶好のコンディション。ボーダーが多いのでコブ斜面は行かないし、何より志賀全体が(私にとっては)斜度がたいした事無く気楽に流せるコースが多くてのんびり滑れる。
ただし午後はかなり気温が下がってしまい、特に高天原は完全にバーンになってしまいエッジの効かないレンタルスキーやボードは大惨事に… ありゃほとんどスケート場だよ。

◎それにしても去年行った時も思ったけどスキー人口が減った…と言うかミーハーがいなくなって、閑散としたとは言わないけどあのバブルの頃の熱狂ぶりから比べると随分と滑り易い環境になったもんだ。 当時はリフト待ち1時間とかあったそうだし、メシも宿もバカ高い便乗値段で平気で売ってたし… なんというかね、たいして好きでもないのにファッションでスキーに出掛けたミーハー共にゲレンデが占領されて、出来もしないボーダーが緩斜面のど真ん中に座り込んで岩と化したあの荒れっぷりからすると随分正常化されたもんである。 当時は何から何までおかしくて、先程のリアエントリー靴もそうだがウェアも機能よりファッション重視。 去年行ったときはウェアが無くて急遽昔の奴を引っ張り出したのだが何せ時代錯誤だし、財布も携帯もポッケに入らないのが困った困った。とどめに寒い。 確かにシルエットは細身だけどさ…リアエントリー靴も結局見た目重視で、足首はホールドされるし前傾は取れないし…なんであんなのがもてはやされてたのか今から考えると凄く不思議。履き易い履きにくいなんて、どうでも良い事じゃない?

◎実際今回ツアーに参加した人でも、あのバブルの頃の熱狂振りに嫌気が差してスキーやめていた人ってのが結構居た。今から考えると結局ブームが演出されて、そのブームに乗ったバブル世代の連中がオトコ・オンナ探しに出来もしないスキーに出掛けてたってのが実態だったんだろうなぁ。 放っておいても客は来るもんだからサービスの質は低下し値段は上昇し、「ファッション」重視になるもんだからウェアも器具も見た目重視で機能性最悪&値段バカ高、そして来る側もそれでも「行かなきゃいけない」みたいな強迫観念にとらわれて借金してまでスキー場に車で押し寄せ、付近の道路は大渋滞&事故の嵐…様々な面で「異常な時代」だったんだなぁと実感。

◎それを考えると今は本当にスキーが好きな人しかいなくて、絶対数が少ないから滑り易いし、みんな解っている人ばっかりだからマナーも良くてボーダーと衝突しそうになることもない。 ボーダーの側も解ってるからヘタな所で飛んだり跳ねたりしない。スキー場の各種店舗もサービスの質を上げて接客に熱心になっている。 まさかリフト券売り場でクレジットカードが使えるようになってたとは思わなかった。行き帰りの高速の渋滞加減も知れていて、気軽に行って思いっきり楽しめて気軽に帰れる時代になったと思う。 ブームになる事が必ずしも良い事とは限らないという典型だと思う。
そしてそんなこんなでやっぱりスキーって私にとってはヘタでも楽しいものだなぁと再認識。 今シーズンはもう行けるかどうか解らないけど、シーズン2日ぐらいはコンスタントに行くようにしようかな… いっそ板と靴、買おうかなぁ。

◎ちなみに夜は宴会。 翌日も滑ろうと思っていたのだが合わない靴&ヘタな滑りでヘンに力んでいて筋肉痛。 特に足の筋肉痛は靴が合ってない分去年より酷い。 でも去年と違ってヒザは笑っていないので、それだけは上達(というかカンが戻った?)したのかもしれない。 とりあえず当面の課題は後傾の矯正だな…

2010/02/08

【Diary】酒と鍵盤と鉄拳6の日々

◎最近日々のボヤキや時事ネタがもっぱらTwitterに移行してしまってBlogが微妙に放置気味…とかいいつつ、もともと結構放置してただろこのBlog、と言われてしまうと反論のコトバが無い管理人ですコンバンワ。

◎最近はタイトル通り、酒と鍵盤と鉄拳6の日々。 酒…はもともとそんな呑まないけど、やもめ生活になってから晩酌する様になって前よりは酒に強くなり、しかも最近近所にちょっとお洒落げな飲み屋も見つけていい感じ。家で晩酌する時は、コドモの味覚を持つ男らしく肴がなんとアーモンドチョコ…これでよく太らないもんだと自分でも関心。

◎鍵盤は…一応ほぼ毎日弾いている。 これを練習と呼ぶのかどうかは知らないがとりあえず弾いている。たぶん、気合いいれて練習すればまた指も動く様になるのだろうが、仕事の気晴らしでやっているようなコトなのでそこまでの気は起こらない。(メシ作るので結構精神使っちゃってる、とも言う。)餅の鍵盤は先日の解体を経ていよいよおかしくなってきて、戻り辛い鍵盤がもう1個増えてしまった。 やっぱり買い替えるしか無いか…

◎そして鉄拳6。 先日の某鉄拳6大会で下段野郎への対処が弱い事にあらためて思い知らされ、最初はジュリアで下段対抗しようと思ったがとてもじゃないがPSPのパッドで66LP→23LPの入力が追い付かず断念。 やはり持ちキャラでちゃんと下段対処できるように練習せねばいかんな、と言うコトで日々精進中。
ちなみに持ちキャラはブライアン、ラース、リリ、フェン、仁。 最近アリサの練習でもしようかと考えているがまずやり込んでいるのはラース。浮かせ技はリスキーだしガード崩しもキツいがとりあえずカウンター崩れから70以上持って行ける火力が魅力。 もともとこういう「操作が忙しいキャラ」は好きなのだ。さばきからでも40近く持って行けるしね。 精進しよう。

2010/02/01

【DIary】雪山進軍!! のはずが…

◎今年も唐突に「すきぃ」なる雪山進軍に行った…筈だったのだが、なんと高速道路に乗る前に交通事故に巻き込まれて何も出来ずに引き返すという大惨事になってしまった。
運転していたのは私ではないのだが、ウェアまで新調したのに何だったんだろう…という感じ。

◎事故状況としては交差点の合流で、一旦停止側から左折で優先道路に入ろうとした所優先道路側から猛スピードで突っ込んで来た軽自動車に接触。 軽自動車はそのまま右側に振られて段差に乗り上げ天地ひっくり返り、こちらは衝突の衝撃で左側に振られて交差点の角にある自動車に突っ込む形になった。ひっくり返った軽自動車を見てドライバーが死んだかと思ったが、自力で這い出て来てて、その後の検査で特に異常無しの判断、こちらも運転者を含めて全員外傷・打撲等一切無しで無事だったのは不幸中の幸いか。

◎まだ調査中の事案なのであまり詳細は書かないが、一つだけ気になったのは双方ともブレーキ跡が無い事。 こちらのブレーキ跡が無いのは一旦停止直後の発進だからだが、相手は衝突の瞬間までブレーキをかけていない事になる。 それで、ドライ舗装では性能の落ちるスタッドレスだったとはいえ、6人乗車の四駆を振る程衝撃が大きかったので、相手側の軽自動車は相当のスピードで走っていてこちらを認識してもブレーキが間に合わなかったか、そもそも前を見ていなかったかのどちらかと考えられる。

◎しかしまあ、現場は修羅場だった。 破片が飛び散り軽自動車がひっくり返り、我々の車に突っ込まれた角の家の人は怒ってるわ、軽の運転手は救急車で運ばれるわ、こちらの同乗者は場慣れしてないのかオロオロするばかりで、しまいには泣き出してしまう子まで出る始末。 妙に場慣れした私と、こういう状況でも動じないこちらの運転手だけが冷静だったという感じ。酷寒の中現場検証や後片付けに奔走してくれた警察官・消防署の方々にはただただ頭が下がる思いである。

◎事故を起こしたのは早朝で、結局現場検証が終わって解散となった頃にはすっかり夜が明けていた。 突っ込まれたのが右前輪だったのでアライメントは完全に狂っていたがなんとか自走可能な状態だったので、そのまま警察署に行って調書を取ってとぼとぼ帰宅。 結局やる事も無く都内某所で鉄拳6に明け暮れ、荷物も預けてとぼとぼと帰宅したという次第。
あれだけの事故だったにも関わらず殆どけが人がおらず、車も自走可能な状態で保険も効く状態だったのは不幸中の幸いだったが、そうはいってもやっぱり帰り道に「今週末、なんだったんだろう…」と思ってしまった次第。
人を乗せての「事故」は、たとえ被害がなくとも、そういうつまらん思いをさせてしまうコトにもなる、と言う事を再認識した。
安全運転しよう。

2010/01/17

【Diary】結局買っちゃった…

◎結局、発売日に買ってしまった、PSPと鉄拳6…発売日にモノを買う様な人柱的なマネはやめようと思っていたのに、沸き上がる衝動を抑えきれませんでしたハイw。
PS3を買っても良かったんだけど、自分の性格上、据え置きゲーム機を買ってしまうと「全然やらなくなる」か「他のやるべき事全部放ったらかして、テコでも動かなくなる程ハマり続ける」かのどちらかなので、ここはスペックやらグラフィック性能やらを捨てて、いつでも遊べていつでも置いておけるPSPのほうが自分には(いろんな意味で)向いていると判断。
色、ものすごーく悩んだけど結局赤。 黒だとなんか、それっぽすぎる気がして… 白はマカーのプライドが許さなかったw

◎で、ゲーム屋の映像とか見てるとすっげーグラフィックは粗いわ動きはカクい(フレームレートが低いんだろうね…動画の)わで、正直大丈夫かなーもしかしたら地雷かなーなんて思ってたけど、いやいや奥さんこれがまた(誰に言ってるんだ)、結構デキがいいっす。 グラフィックの劣化やポリゴン数の削減は否めないけど、充分「鉄拳6」の雰囲気だし、何よりちゃんと「鉄拳6が遊べる」。そして何より、ロードが速い!! PS3版はデータインストールしても若干待たされるけど、PSPはインストールすれば全然ロードにストレスが無い。(ロード待ちが無い訳じゃない)。
操作性に関してだけど、PS3はアナログコントローラを使ったほうが操作しやすいけど、PSPは普通に十字キー操作のほうがやりやすい。 ちゃんと風神ステップ出来るよ。ていうかアナログが使い辛いんだよねPSP。

◎しかしまぁ、アドホックでの対戦のみ対応と言う事だったので都内某所でしか通信対戦できないかなーなんて思ってたら、こんなのあったのね。 しかも、プラネックスのUSBアダプタと、私持ってるんですけど…w これは「遊べ」ということか?

2010/01/11

【Sound Works】CP1弾いて来た!!

◎鉄拳6を買うかどうしようか迷って秋葉原に行ったついでに楽器屋でCP1を発見。早速いじり倒してみる事に。
まず見た目だが、迫力…と言えば良いのかな。 すっごい重量感。 実際の重量は餅8XSより若干軽い(餅:28.6kg CP1:27.2kg ちなみにCP300は32.5kg…)程度なのだが、デーンと置かれたCP1はもはや据え付けなんじゃないかと思える程。 それ位威風堂々としてて、んでまたインターフェースやUL管のディスプレイが雰囲気出してて、すっごく「楽器」っぽい。

◎で、鍵盤に指を下ろすと…「えっ?」と思った。 物凄く軽い。 CPというとどうしてもCP300のようなGH系の重鍵盤を連想していたので、このタッチには驚かされた。NW系の鍵盤とは聞いていたが、クラビノーバのNWとほぼ同じか若干軽い位のタッチ、そしてクラビノーバ・MODUS特有の底付き時のストンとした「フェルト」な感覚は抑えられていて、(GH・BH系程でないにしても)カチッとしている。
とはいえ基本はやっぱりYAMAHAの鍵盤であり、BH鍵盤のタッチを知っていれば全く違和感がない。イメージ的にはS90XSの鍵盤と似ていて、鍵盤の質感と底突き時の感覚が違う位だ。

◎で、音だけど…あまりいい環境で弾けていないので音がちゃんとチェック出来てないけど、それでも1音1音の質感…以上に、ハードシンセならではの音程間・ベロシティ間の滑らかさ、タッチに追随するダイナミクスは「この音源がタダモンじゃねぇ」ってことを容易に想起させてくれた。 ただ本当にウデがないとこれは弾きこなせないかも。週末なんちゃってピアニストにはS90XSでも充分だと思う。 まあ、今後廉価版のCP5が出るだろう(CP1発表直後に日本語版の製品情報あったけど、直ぐ消えたなぁ)が出た時にどうか、だなぁ。

◎ちなみに先日の俺的88鍵弾き比べランキングでは、CP1はNordStageと並んで、S90XSよりちょっと上、といった感じ。NordStageとS90XS・CP1はアプローチが違うので比較出来ないが、S90XSとCP1なら僅差でCP1が上。 この僅差の為にカネかけた鍵盤になってるんだなー、という印象。
とはいえ普通に弾くならS90XSも上等な鍵盤だけどね。

2010/01/06

【Diary】ビバ自炊生活

◎男やもめ生活に突入して半年以上、もうすっかり自炊が生活の一部になってしまった。 部屋に帰るとまず米炊いでるもんなー。 曲がりなりにも一度「普通の生活」を体験してるんで、まぁ飯のレベルはそこから落とさない…いやむしろ、凝る様になったかもw 男やもめ一人暮らしが必ず2品は作る。 和え物のよーに「リアルタイムで火を使わない」モノなら3品作る事も普通。 ていうか正直、メイン一品作る手間があったら、添え物をいくつか作ってもそんな手間変わらんしね。

◎以前…5年程前に初めて自炊をスタートした頃は何せ分量も手際も解らず「とにかく濃い味のものが大量に出来てしまう」と言う野郎自炊の典型コースを歩んだが、今ではすっかり一人分を作るのにも慣れた。 やっぱり煮物をやりだすと調味料の使い方が慎重になるね。 少量を作ると、ごまかしが効かないから… お陰で最初は鬼門としていた大根・ネギ・白菜等の大物野菜も余裕で扱えるようになった。 ただ今でも南瓜・蓮根・牛蒡に手を出す勇気はないけど…(そこらへんは惣菜か冷凍で済ます) 要は慣れよ。

◎んでまた、根が凝り性というか「ツール大好き人間」なので、自然と調理器具や台所用品が凝ったものになってくる。 調味料や粉モノは増える度にいちいちDROPPARに入れてあるし、またそれが並ぶ姿が楽しいので調味料やらスパイス類やら自体も増えてくる。鍋釜類は殆どIKEA365+のそれに統一してあるし、 包丁はこないだ延長契約した新聞の景品で一通り揃って刺身包丁まであるし、バットやらボウルやらは無印良品のそれに統一されつつある。(IKEAよりもデザインが素直なので。)少なくとも台所の賑やかさは「男のやもめ暮らし」のレベルは超え、ヘタな女子部屋より賑やかかもしれない…

◎しかしそれでも「鍋が足らん」ことがあるのが悩みどころ。 実際1lの片手鍋がもう1個あれば凄く便利なのだが、これ以上増やしてもなぁ…というのも正直な所。 同じ鍋を買ってもつまらないし、だからと言って2lの鍋は普段の調理状況からすると大き過ぎる…まあ、あったらあったで何かしら使いそうだけど。
またしばらく、IKEAのカタログ眺めてニヤニヤする生活でもしようかな。

2010/01/03

【Diary】新年

◎皆様あけましておめでとうございます。 気がつけばテキストサイト時代から含めて10年を突破しつつあるWeb界のエアーポケット、トラフィックの無駄遣いなこのサイト、まだまだ私が生存する限り気長に続きますので宜しくお願い致します。

◎さて年末年始。 12月の中旬から更新がパタッと止まっていたが単にBlogの1本ネタにする程の話題が無かっただけで、Twitterでは毎日のようにBlogで吐かない毒気と皮肉を吐きまくる日々だったわけだが、今回は30日から今日までバーチャル東京都民と化していた。 まあただ単に田舎に居ても仕方が無いので小石川の暇人宅に泊まり込んでいただけなのだが。
30日に移動して大掃除手伝って鉄拳6やって大晦日に鉄拳6やって自転車借りてライブ行って年が明けて鉄拳6やって2日に浅草寺に初詣に行って鉄拳6やって今日護国寺のお墓巡りをして散歩して鉄拳6やって帰って来た訳である。 要約すると食っちゃ寝しながら鉄拳6をやりまくっていただけであるw

◎12月に小石川の暇人が鉄拳6+Wii Fitを買って以来、鉄拳6にはまりまくっている。 鉄拳シリーズはPS版の鉄拳3をやっていたのと、アーケードで鉄拳TTを少々やったぐらいで殆ど素人の域…と言うか3D格ゲー自体が苦手だったのだが、長い間格ゲー自体から離れていたため結構すんなり入り込む事が出来た。
もともと使用キャラはブライアンだったのだが細かい差し合いが苦手なので初心者らしくリリにスイッチ。 まあ、奥は浅いが取っ付き易いし扱い易いキャラではある。これで三島家フェチの小石川の暇人を打倒すべく修行に励んでいる訳だ。
ちなみに最近ザフィーナも練習し始めた。 ワケワカランキャラだが、こういうワケワカランキャラ、実は好きなのだw

◎で、その鉄拳6をやるためにPS3を買うべきか、それとも14日まで待ってPSP版を買うべきか考え中。 まあ普通に考えりゃ普通に遊ぶならPS3を買えばいいのだが、単に練習するのが目的&あまり部屋にいない&部屋の中で居場所を固定されたくないので携帯ゲームの長所も生きるかな(かつて同じ考えでメインPCをノートに変えた)というキモチもあり、まぁPSP版の人柱報告が出そろうまでは小石川に通う日々が続きそうである。

◎あとはまぁ、やはり今年中のどこかで鍵盤は入れ替えたい。 特に最近は「とりあえず弾きたい」キモチが高まっているので、今後何をするとか目指すとかそういうの抜きで「やりたい事に投資する」のは悪くないかなと思っている。 20代の頃ほどイキオイで高い買い物をする思い切りは無くなってるが…ま、手に入ればいいかな、と。