【Photo Works】東京の街を切り取ろう〜第2弾:浅草・三社祭(その1)
◎広角レンズ1本で東京を撮りまくる企画第二弾、ネタは浅草・三社祭。 浅草寺には何度も足を運んでいたが、三社祭は見た事が無いし、EOSを持ってった事も無かった。(以前撮った逆光写真はコンデジの写真)
実は水曜日にも所用で浅草に来ていて(天丼ウマー)、そこで三社祭の情報を聞きつけやってきた、と言う訳だ。
◎しかし天気は生憎の曇り空。 出来上がった写真も最初は味気ないものだったのだが、ふとモノクロ現像してみると、浅草寺の朱色、神輿の黒が空に映える!! と言うコトで今回の写真はモノクロ多いです。
◎雷門を抜けて仲見世通りは溢れんばかりの行き交う人。 そんな人の流れをスローシャッターで狙う…のはいいが、一脚なんて持ってないので0.3秒手持ち。(まあ、10-22ワイド端なら1/10までは手持ちで行けるけど…) それにそもそもNDフィルターが無いので、撮った原図はすごい露光オーバー。 それをRAWで補正してこうなりました。 デジタル万歳。
◎宝蔵門の前に立つと、祭りの熱気が伝わってくる。 折り畳まれた大提灯の下を神輿が通り過ぎた瞬間を狙ってみた。
この日驚いたのは一眼レフ所有者の多さ。 いつもは浅草寺に一眼持ってくるのは老人ばかりなのに、若い男女が一眼レフ持って神輿を追いかけているのだ。 デジタル一眼もポピュラーになったなぁ…ただし装着レンズは8割がたキットレンズか18-200等の望遠系。
一方で私は広角1本。(この日はバッグも持たず、手ブラで行ったのだ) そんな酔狂な奴は私しか居なかったw
しかし!! こういう時こそ広角は面白いと思う。 被写体にさえ寄れれば、ダイナミックな構図が狙えるのだ。
◎そして今回一番やりたかったのがコレ。 神輿をスローシャッターで狙うのだ。 止め画で神輿を撮るよりも、ずっと臨場感が出る。 こういう表現ができるから一眼はいい…と言えば聞こえが良いが、これ1枚の為にいくつの神輿を追いかけ、いくつの失敗写真を量産したやらw
何せ人ごみの中での撮影である。 普通にやっても0.3秒のホールドはキツいのに、それを人ごみの中でやるのだ。 山程撮影して、結局正面からの撮影はどれ一つとして成功せず、唯一この「背面から」の写真が残った…と言う訳だ。
でもやっぱり出来上がってみると止め画より全然いい。 祭りは「動」だからね。
◎神輿の合間を縫って、本堂には参拝客が引きも切らず押し寄せてくる。本堂前には線香が炊かれ、風に乗って煙が舞う。 この日撮影できた、唯一の逆光構図がコレ。
撮ったのは間違いなく土曜日、21世紀の現代の筈なのに、モノクロにしてみると、何十年も前のような感じもする。 不思議な1枚になった。
その2に続く…(明日Up予定)
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