2009/05/17

【Diary】今日の1本:「The Da Vinci Code」

◎今日の1本っつーか…昨日テレビでやってたのを録画予約してたのすっかり忘れてて、今日見た訳だけれども…
何というかね。 率直な感想。「映画にしないほうが良かったんじゃないの?」
もともと原作のボリュームがかなりでかいのは知ってるが、それを3時間の尺に無理矢理詰め込んで、ストーリーを鬼の様な速さで説明口調でなぞって行くだけの、メリハリのない展開。 人物・真理描写が全くなく、まるでキリスト教聖地巡礼の旅番組を見ているかのようだ。
これでサスペンス? ミステリー? 単なる娯楽映画じゃないか。

◎唯一の救いは、ストーリーライン自体は悪くない事。 しかし脚本と演出と映像が全て台無しにしてる感じ… ってか、逆に「脚本と演出と映像」の事しか考えてないんじゃないかと。 そもそも銀残しをした様なあのハイコントラストの映像自体必要だったのか? 展開でメリハリがつけられない事が判っていたからあの明暗の強い映像で誤摩化そうとしたんじゃないか? と疑ってしまう。
「話が面白いのに、映画がつまらない」と言う貴重な体験をさせてもらったw

◎何より一番ショックなのが主演女優オドレイ・トトゥの劣化ぶり。 あまりに酷いオバハン扱いぶりに、これがあの「アメリ」「ロング・エンゲージメント」と同じ人かと思ってしまう…
そういやジャン・レノの扱いも良くないな。 やはり所詮はアメリカ万歳映画か?

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