2008/09/14

【Logic】Tips:MOTIF(初代)でのリモートコントロール設定

◎久々のLogicネタ。 と言うか最近またLogicをいじり始めたのでその身辺雑記も兼ねて。
我が家のマスターキーボード、MOTIF8には4つのアサイナブルノブ・アサイナブルスライダーがあり、これとトランスポートキーを使ってDAWのコントロールが出来る…のだが、MOTIFを買った当時シーケンサーはMusicator・Logic Audio5だったのでまったく使っていなかった。
んで、Logicに移った際にいざ使ってみようとしたのだが、MOTIF側のコントロールテンプレートはLogic Platinum5しか対応してないので、そのままお蔵入りになっていた。

◎しかしLogic7以降では、環境設定の「コントロールサーフィス」コマンドでMIDIメッセージをミキサー上の任意のパラメータに割り当てる事が出来る。
これを使ってMOTIFのリモートコントローラをLogic7に対応させよう、という訳。
まずMOTIF側の設定だが、これはリモートコントロールテンプレートを「Logic」にする。 極端この設定は送り出すCC番号の設定だけなので何でやっても構わないだろう。 あとはリモートコントロールモードをOnにすれば準備完了。

◎次にLogic側だが、コントロールサーフェスコマンドを実行するとダイアログが出るので「メッセージを設定」キーを押す。しかる後コントロールをアサインしたいパラメータ(この場合ミキサートラック1番のフェーダ)をクリックすると、左側画像のようにコントローラからの入力待ち状態になる。
このままスライダを動かしてもアサインされるが、「トラック」が「被選択」になっているのでこのままでは現在選択されているチャンネルしか変更されない。 これを防ぐ為に「トラック」に1番を入力する。(以後も同様に、現在設定しようとしているトラック番号を入力していく)

そこまでできたら、◎MOTIF側のトラックセレクトで1番を押し、一番左側のスライダを動かせばそのスライダがトラック1にアサインされる。
(メッセージの欄にMIDIチャンネル1のCC#7が登録されているのが確認出来る)
あとは同じ要領でトラック2〜4をアサインしていく。 トラック5以降は、MOTIF側のトラックセレクトの5〜8いずれかを押してアサインすれば良く、9〜12、13~16も同様の手順でアサインする。 これで4トラックづつ、16トラックのアサインが完了する。
ちなみにこのトラック番号はLogic側のトラックの種類に関係なく、アレンジウィンドウに並べられたトラックの順番になるので、それぞれのトラックの種類(オーディオなのかインストゥルメンツなのかMIDIなのか)を気にする必要は無い。

◎スライダは4本のスライダがそれぞれのトラックに対応するが、4つあるノブは全て「現在選択されているトラック」に対して4つのコントロールチェンジを送出する。 更にノブコントロールファンクション(ノブの左側にあるキー)でノブへの割り当てを最大4レイヤー切り替えられるのだが、一番左側のノブはどのチャンネルでもCC10で固定されている。 …つまりここにパンを割り当てろってことだねw
とりあえず現在はMOTIFのLogicテンプレートに従い、最初のレイヤー(一番上のランプ)のノブ1にパン、ノブ2〜4にそれぞれセンドレベル1〜3を割り当てた。 レイヤー2〜4のノブ2〜4はそれぞれEQになっていたのだが、Logic7のEQだと不足するので現在は何も割り当てていない。 なんかプラグインでも適当に割り当てようかな…

◎最後にトランスポートの割り当てだが、これはコントロールサーフェスではなく、キーコマンドで割り当てる。 特に難しい項目は無いのでササっと割り当ててしまおう。
これでMOTIFのリモートコントローラを使ってLogicを制御出来る。 使ってみた所、慣れていないからかフェーダの操作でよくチャンネルを間違える(笑)が、パンとセンドレベルのコントロールは非常にやり易くなったし、トランスポート機能も使い易い。 なんか大昔(W5)のハードウェアシーケンサで打込みをしている感覚に近い。…そういやLogicのステップ入力自体、W5のタイ入力と同じだわ…
10年かけてまたここに戻ってきたのかぁ、といった感じなのであった。

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