2006/10/02

【Computing】Mac OS X 10.4.8

◎Mac OS Xのソフトウェアアップデートが行われ、バージョン10.4.8になった。
ITMediaの記事
Leopardのリリース直前という事で、変更点は主にセキュリティ系なのだが、ITMediaの記事には触れられていない重要な変更点が一つある。 それが【Rossetaの高速化】だ。

◎MYCOM PC Webで、Rossetaのベンチマークテストを行っている。
Mycom PC Webによるベンチマークの結果

>CPU Testでは、Rosettaモードにおけるスコアが約29%増と、ネイティブモード(約6%)に比べ大幅アップ。Rosettaの根幹ともいえるバイナリ変換効率を測るとき、CPU Testが重要な指標になることを考えると、その差は大きい。Thread TestとMemory Testはほぼ横並びだったが、QuartzGraphicsTest(約23%増)とUser Interface Test(約38%増)など、描画関連のスコアが伸びている。
◎主要なOS X対応アプリはUniversal binary化しているとはいえ、まだまだRossettaを活用するユーザーも多いことだろうし、互換性の確保という点でやはりRossettaは重要なコンポーネントだ。
(惜しむらくはIntel版がClassicを持たないことか…)
また、たった6%ではあるが、ネイティブモード自体のパフォーマンスも向上している点も見逃せない。
次期OS発表の直前でもしっかりとこういうところの作り込みをやる、というところは評価できると思う。
…パフォーマンス最適化なんて無縁のアップデートを繰り返し、ただひたすら重くなるどっかのOSに比べればw

0 件のコメント: