2006/10/09

【Journey】洞爺湖~昭和新山~函館

◎一夜明けると曇り空。 台風が近づいているそうで、本州は大嵐だったとか。
幸い札幌は薄く日も差す天候。 朝餉を食んで、さっさと出発。
何しろ今日は函館まで走らなければいけない。 寄り道なし・渋滞なしでも4時間半はかかる長距離ドライブだ。

◎札幌から走ること2時間、虻田洞爺湖インターで降りて洞爺湖に着く。
平日で天気もあいにくと言うことで、あまり観光客の姿が無い。
昔は洞爺湖も水が澄んで綺麗だったそうだが、近隣の温泉宿の生活廃水で随分と水が汚れてしまったらしい。 薄霧の向こうに見える中島は幻想的ではあるのだが…
ちなみに遊覧船で中島に行くと、ジンギスカンをやっていたそうだ。 時間が無いのでパス。

◎洞爺湖から数分車で走ると昭和新山に着く。 昭和新山が噴火で形成されたのは昭和52年…つまり私の同期じゃないかw
山の高さは侵食等で年々低下はしているものの、火山活動自体は活発らしく、もうもうと煙を上げていた。
2000年には有珠山の西側でも噴火が起こったそうで、洞爺湖に抜ける道の途中では焼け野原の中を噴煙が上がる姿が見えた。


◎そんな昭和新山だが、山の横にはお土産店をはじめとした集落(?)がある。 そこでひときわ異彩を放った看板がコレ。

半額

一体熊の何を売っているんだろう…
かなり気になって、店の人に聞いてみようかとも思ったが、まるで店と一体化しているかのような威風堂々としたマタギ風の店主に圧倒され声をかけることすら出来なかった。
一体何を売っているんだ。 熊半額。

◎そんな昭和新山を離れて一路函館へ。 昼飯のホタテラーメンが異常に量が多く妻は夢の中だ。
高速は国縫までしか行ってないので、そこからは国道5号をひた走ることになる。
噴火湾を左手に見ながら海岸線をひた走る。 ごくたまに函館本線の列車も通っていくが結局2時間走って旅客列車は特急1回しか見なかった。 他は全部貨物。 さすが弩級ローカル線王国北海道だw
森の道の駅から函館の手前までは妻に運転を交代。 対向車を怖がって左に寄る癖は抜けないが、 全体的に運転はうまくなってきていると思う。 本人は必死のようだが…

◎寄り道で時間を食ったが5時過ぎに函館に到着。 ホテルチェックインを済ませて小休止。 日没を待って函館山に登ろうとすると「夏季マイカー規制中」とのこと。つっても冬場は雪が積もって、山登りなんか無理じゃないの?
と言うことで函館山ロープウェイで頂上へ。

◎函館山の夜景は日本3大夜景に数えられるだけあって非常に美しい。 札幌から見た夜景は広大さと明るさもあって「凄い」といった印象だが、函館のソレは両サイドから回り込む海岸線の闇と、街の明かりのコントラストが何ともいえない風情を出している。 うまく言葉では説明できないけど…
ちなみに函館山の山頂展望台にはスナックコーナーもあり、夜景を楽しみながらコーヒーブレイクもできる。

函館の夜編へ続く… Posted by Picasa

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