2006/09/23

【Sound Works】ミュージックオーサリング専門のサポートサービス

◎Cubase4の記事をじーっと読んでいたところ、Appleからプロオーディオ専門のサポートプログラムなるものがスタートしたというメールが入った。

>AppleCare Professional Audio Supportは、オーディオ制作プロジェクトにおいて、録音、ミキシング、マスタリング、ビデオスコアリングなどを円滑に行っていただくためのサポートプランです。


とのことだが、その適用範囲は
1)週7日、1日12時間対応、現行バージョンのLogic Pro、Logic Express、Soundtrack Pro、Wave
Burnerに関してサポート およびアップルハードウェアとMac OSに関するトラブルシューティング
(2)Core AudioおよびDigidesign TDMの構成を含めたオーディオI/O接続、Core MIDI経由のMIDI
I/O接続、RewireおよびIAC経由のアプリケーション間通信、ファイル交換プロトコルのOMF、AAF、標準MIDI、およびFinal Cut XML相互交換フォーマット、アップルが検証済みのAudio Unitプラグイン、ACID、REX、Apple Loopsなどのループファイルフォーマット、FireWireまたはDigital Cinema Desktop経由のLogic Proビデオ出力、クロックおよびタイムコードの同期、Logicがサポートするコントロールサーフェスの接続、Logic Proノードの接続に関するトラブルシューティング

と、かなり多岐にわたっている。

◎製品やアプリケーション単体のサポート・トラブルシューティングの範囲にとどまらず、ソリューション全体の技術サポート/トラブルシューティングまで行うというサポートビジネスモデルは、まぁソリューション・ビジネスの世界では当たり前だが、基本的に「ソリューションは自分で構築する」オーサリングの領域までこの考え方を持ってきたというのが画期的だ。
このあたり、ホストPCは自社製に限定でき、ホストアプリを自社で提供し、周辺機器もある程度絞込みが可能なため、互換性検証や再現テストが容易であるという「Appleの閉鎖性」がうまく活かされている。

◎製品だけでなく、そのサポートやトレーニングプログラムまでも「魅力的な製品」に仕上げる…
このあたり、Appleって商売うまいなぁ、と思う。 製品の姿が明らかになればなるほど魅力を失うどっかの企業とは大違いだw

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