2009/06/14

【Diary】雑誌の解体

◎さりとてやる事の無い日曜日、溜まりに溜まったサンレコの解体をすることにした。 サンレコ自体、もう何年も読んでなかったのだが、そのままスパッと捨ててしまうには惜しい、「自分の知識として置いておきたいテクスト」があって捨てるに捨てられなかった(ここが雑誌のもどかしい所)のだが、余った時間にあかせて必要なページだけ分解し、残りを処分するのだ。

◎必要なモノはアイロン1個。 平綴じの雑誌はページの端部に接着剤を塗って表紙を貼付けているだけなので、これを加熱して溶かしてやれば良い。
アイロンの温度設定を最高にして、背表紙に押し当てる。 しばらくすると接着剤が溶けて「チリチリチリ…」と言う音がし始める。
端部から接着剤がはみ出してくるので、これは除去しよう。音がしなくなったら目的のページを開いて引っ張れば簡単に取れて行く。 加熱時間が短い(特に本の後端で起こり易い)と引っかかってしまうが、その場合は無理をせずもう一度加熱しよう。ページ単位の分割はティッシュペーパーを1枚敷いて行う。 そうしないとアイロンに接着剤が付着するからね。
慣れてくれば1冊数分で分解できる。 と言っても塗布してある接着剤の量に依存するので、結構バラツキはあるけど…
(アイロンの表面温度が上がり過ぎてサーモスタットが作動するとなかなか溶けてくれない。 気長に待とう)

◎タバコ休憩を挟んで2時間格闘して41冊、分解完了。 それで保存対象となったページはごくわずか…サンレコ1冊分にも満たない。 しかも傾向を見ると、新しい号ほど保存対象が少ない。 1冊丸ごと保存ページ無し、という号もあるぐらいだ。
まあ読まなくなった理由が「つまらなくなったから」なので当然なのだが、よくよく紙面を読み返してみると、後半に行けば行く程DAWの機能紹介とプラグインの機能紹介、あとは「プロが教えるEQ術!!」とかそんなのばっかりで、DTMマガジンとかそういうのと対して紙面構成が変わらないのだ。 これじゃつまらなく思う筈である。

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