【Computing】OneDriveの容量増加に思う事
The Official Microsoft Japan Blog : OneDrive の無料ディスク容量を 15GB へ増加します
◎少し前からアナウンスが出ていたが、OneDriveの無料利用枠が15GBに拡大した。さらにこれにスマートフォンのカメラバックアップ容量を追加すると18GBとなり、パーソナルデータの格納場所としては十分な容量を持つようになった。
今回の容量増の少し前から、Windows機のローカルファイル(Windowsでしか使用しないという意味での「Windowsローカル」)を順次OneDriveに移行させており、iCloudのフォトストリームや複合機のスキャンデータ等もOneDriveに直接保存するように設定していたのだが、今回の容量増で、「NASとして保存しておきたい大容量のメディアファイル」以外はほぼ全てクラウドストレージに移行した。 ますますWindows機の領分が狭くなりつつあるw
メールデータはプロバイダーメール含めてとっくにOutlook.comに移行済みだし。(Macではプロバイダメールは読み出していない)
◎それと平行してOneNoteの使用も始めている。基本的にパーソナルなノートデータはEvernoteを使っているのだが、通勤途中なんかで思いつく、ちょっとした「仕事面でのアイデア」なんかをiPadで書き留めたり、気分が盛り上がるとMacで追記したりしている。
もともと私自身「会社の外では仕事をしない」主義だし、会社のインフラ的にも情報が外に持ち出せない仕様なのだが、なんやかんや言って(善し悪しは置いといて)頭の中が仕事モードの時はWindowsのお作法のほうが慣れているので、「いつでもどこでも林檎信者でも」MicrosoftのUIでメモが取れるというのは大きなメリットだ。
本当はそこから直接仕事のPCにデータを流せれば良いのだが、それは出来ないので結局仕事場のPCでもう一度打ち込む必要は有るのだが…
◎振り返ってみれば私自身、OneDrive(SkyDrive)が台頭してくるまで、あまりクラウドストレージサービスを使っていなかった。GoogleDriveは持っていたが、ブラウザベースだったり操作性がGoogleのお作法だったりとあまり使い勝手が良くなく、Googleノートブックのサービス終了とともにほとんど放置状態となり、今では誰かとの文書や資料の共有ぐらいの用途にしか使っていない。
景気になったのはApple TVの購入とSkyDriveアプリ登場で、Apple TV導入以後めっきり起動機会の減ったWindows機をどうにか撤去出来ないか(NASに戻せないか)と考えた際に、オンデマンドでの使い勝手はNASよりもクラウドストレージのほうが良いし、いざ使ってみるとMetro UIの使い勝手も悪くない。容量も十分ある。何かの間違いでWindowsタブレットを買ったとしてもそのまま使える、というわけで今回の本格使用に踏み切り、ますますWindows機の起動機会が減る代わりに「いつでもどこでも林檎でも」データアクセス出来るという安心感を得るに至った訳だ。やっと時代が私の要求していたものに追いついて来たという感じ。