【Photo Works】横浜港
◎その日は腹が立つぐらいいい天気だった。
MacBook購入時のポイントで保護フィルターその他を買いに行くべく、友人と待ち合わせのある妻を乗せて都心に向けて車を走らせていると某暇人(韓国帰り)からTEL。
「横浜港に日本丸撮りに行こ〜」
このやろう、どーして私が何かあればと思ってEOSを持っているときに限ってそういう電話をかけてくるんだw
…と言うコトで早急に用事を済ませて暇人を拾い、横浜港へ向かう。
晴天の週末なのに首都高速はガラガラ。 あっというまに桜木町へ。
海浜公園は春の陽気に誘われてレジャーシートを広げてお弁当タイム。しかし私は起きてから何も食っていない。 …このやろうw
◎実のところ、EF-S10-22 F3.5-4.5 USMを買ってから、その威力を試せる被写体になかなか出会えていなかった。 ウチの近所は田舎で殺伐としているので、建造物とか巨大オブジェクトとか、そーいう被写体が無いのだ。
という訳で今回の撮影は殆どEF-S10-22の独壇場。 強烈なパースペクティブは、帆船の巨大さ、力強さを表現するに十分だ。
ボディは同じ(KDN)でタムロン18-200mm F3.5-6.3使いの某暇人はフレーミングに苦労しているようだが、広角な私には全然問題ない…どころか近づけば近づくほど迫力が増す。
今回の写真は全てホワイトバランス/露光の補正はかけているが、色はいじっていない。
◎一応この日常用のEF-S17-85 F4.0-5.6も持ってきていて、某暇人のタムロン含めてイロイロとレンズを振ってみたのだが、やはりEF-S10-22は17-85/タムロンよりも色温度が高めに来るようだ。 ファインダー像も青く感じるし、実際撮影してみた画像もEF-S10-22は太陽光の描画が青く写る…というよりEF-S10-22以外が赤く(黄色く)写っている。 撮影したのは午後なので、カラーバランスとしては17-85/タムロンのほうが正確なのかもしれないが…
私はこの差をポートレイト向きであるかそうでないかの差かな、と思っている。 人を撮るなら色温度は低めに出た方が肌が美しく(健康的に)撮れるが、広角の撮影対象なら、色温度が高い方が透明感が増すからだ。
◎今回の撮影はワイド端をメインで使ったこともあって、かなり絞り込んでいる。 ピーカンであることもあったが、最低でもF10、ものによってはF18近くまで絞り込んでの撮影を行った。
理由は簡単で、周辺減光の低減だ。
以前も書いたがEF-S10-22もワイド端の周辺減光はそこそこあり、可能な限り絞り込んだ方が全体の光量は安定する。
もともとのFが明るい分、シャッタースピードを気にせず大きく絞り込めるので、広角撮影をするなら可能な限り絞り込んだほうが良い、というのが今日の収穫だった。
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