【Music Works】秋茜 (Mix at StudioAllegretto2008)
MP3(192kbps VBR On)
◎…と言う訳で,数年間に及ぶ音楽活動休止状態からの脱却&Logic導入の練習を兼ねて「あのときのあの曲をもう一度」シリーズ第一弾、「秋茜」。 よく考えたらこの曲、録音は3回目だ… オリジナルに入っていたSEは無くなり、テンポも少し遅くなった(まあ、記憶頼りでやったらオリジナルより遅かったってだけだけど)程度の違いはあるが、アレンジの骨格は変えていない…のに毎回毎回,別物になるんだよなぁw
◎今回は以前の日記にも書いたように、全てのトラックを新規で作り直し。 で、使用した音源はGarageband Instruments。 (メロディベルのみEXSP24) もともとがDTM音源で作ってたってこともあってその差は歴然。 「AW…」は音源の性能をMixで補おうと頑張ったけど、今回はさしたる苦労も無く「納得の音色」になった。 …こんなのが追加音源無しで揃うんだから、やっぱLogicってパッケージは恐ろしいw
◎ミキシングに関しては、最初は本当に全部Logicだけで作業するつもりだったんだけど、空間系(PlatinumVerb)のデキに納得できず、リバーブのみM|Oneのステレオホールを薄く混ぜてやりました。 なんか録り直すたびにリバーブが深くなってる気がする… 最近は最低2系統はリバーブ使うのがデフォになってるしなぁ。
本当はちゃんとやるんだったらドライ音、リバーブ音、M|One送り出し音それぞれバウンスしてAWでミックスしてやるべきなんだろうが、そこまで手間をかけてないので処理落ちによるチリチリ音が所々入っちゃってます。そこはご愛嬌ってことで。
で、今回は比較を楽しむ、と言うコトで過去のMixもマスターWavからmp3を起こし直しました。
初代:MP3(192kbps VBR On)
AW版:MP3(192kbps VBR On)
今聞くと初代はすごくチープだし、AWMixはいまいち広がりに欠ける感じがする。 それぞれ作った当時のベストは尽くしたつもりなんだけどね… 曲調的には今回みたいにばぁ〜んと音場を広げる方が合うのかな。
◎で、両方に言える事として倍音不足で「クリア過ぎる」音がする。 シンセの音ってのは不必要な非整数次倍音は大体切り取ってしまうものだけど、EXSPやGaragebandはそういった音の「膜」のようなものがあえて残ってて、それが逆に味と言うか雰囲気と言うか、いいエスプリになってると思う。 これが波形容量の差、と言うやつなのかな。
◎と言うことで、「あのときのあの曲をもう一度」シリーズ、しばらく続けますんでおつきあいください。
…と言ってもMixの妥協がなかなか出来ないので、次は何時になるやら… Blog以外のWebサイト再構築も終わってないし…
2 件のコメント:
久々の曲うp乙です&また俺が遠い目になる懐かしい曲をw
こういう新旧比較は面白いですね。
ソフトシンセって波形容量ムダに食ってる割には(ハード音源に比べて)案外リアルな音じゃないなぁとか思いがちなんだけど、
こうやって聴き比べるとハードよりも違和感なく聴こえるというか。
何気にアコギとドラムのスネアが好みの音だなぁ、とかw
最も反応してくれるべき人が反応してくれて嬉しい限りですw
次回は親分がもっと遠い目になる曲をやる予定…w
>ソフトシンセ
最大の特徴はこれが「Garageband Insturumentsだ」ってとこなんですよ。
JamPack2と3…合計2万円
得られた音色…priceless
て感じで。
Garageband Instrumentsって、エフェクトも含めて音作りがされてて、そのエフェクト設定は全てLogicのプラグインエフェクトとしてミキサーに展開されるんで、
感覚的には大昔のワークステーションシンセ1台で曲作りをしている様な感覚ですね。
「音色作り」と「Mix作り」を切り分ける事無く作業する、って感じで。
>ハードシンセと比べて…
波形容量に任せた音作りをすれば「現実音の模倣」と言う意味でのリアルさはソフトシンセのほうが分が有りますね。
ただ表現力やニュアンス、個性(クセとか音の太さとか)といった面で、どっちが「楽器的なリアリティを持つか」だと、やっぱハードシンセかなぁ…。
まあ今回の新旧比較は、SC-8850vsGarageband、と言う勝ち目の無い対決になっちゃいましたがw
>アコギとスネア
上記の様な理由なので、「Garageband Instrumentsそのままの音」ではないです。
特にスネアは一度オーディオ化(トラックフリーズして、そのフリーズファイルを抜き出した。 作業時間20秒)して、EQ/コンプでしっかり作り込んであります。
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