【Sound Works】ゴロバンCD,ついにリリース。
◎…と言う事で去る7/20、ゴロバンの復活祭に合わせて自主制作CD「Gorobahn」がついにリリース! …実はこのCDがどういう形で配布されるのかマスターアップまで知らなかった(笑)のだが、フタを開けてみればなんと無料配布。…とはいえ、ヘタなアマチュアバンド自主制作CDには有り得ない音質を目指して精魂込めて作った一作である。
と言うコトで、今日はその苦労話を。
◎とりあえずまず最初に悩んだのが「私がロックの音を知らない」ってのと「生楽器の集音経験がない」という2点。 そもそも私はミックスダウンでハデに音を創り込まないので「録ったままの音」がロックになってないと多分おかしなことになっただろうし、楽器録音経験が無いのでそもそもその「ロックの音」を録りきれるかどうかはすっごく不安があった。
◎しかし、それまでに何枚かバンドの自主制作CDやM3等での同人作成CDの音質を知っていたので、「とにかくアマチュアだからと音質の低いものを作るのだけはやめよう」と思った。人に聞いてもらうモノである以上、そこはやっぱりこだわりを持って作らないと。
と言うコトで録りは極力クリアに録れるように心がけたし、編集やレコーディングも「CDとしての完成度を高める方向で」(たとえそれがライブの方向性とは少し違うものになるとしても)作り上げる事を常に意識してきた。
◎結局の所「ロックの音を知らない」は、いざミックスダウンを始めて見ると透明度重視指向で、ハイとローをしっかり出してリズムの線をしっかり出して、複数の空間系を多用して馴染みと空間を創り出して…と言う、まるで開き直ったかの様な「私の音・私の音作り」をやってしまったw
しかし出来上がってみると古めかしくもない、でも新しすぎない「ゴロバンにマッチした音」が作れたと自負している。 これはもう、私と言うよりそういう音を奏でてくれたメンバーの功績だろう。
◎まあとにかく、みんな聞いてくれ! 作り手からの切実な願いです。
ただ、このCDをリリースした直後に同じLive Spot Pagodaをホームグラウンドとする、ホイドーズのミニアルバムCDを聞いて、「ああ、やっぱり売り物のクオリティには勝てないな」と思ってしまった次第。
音質面は好みの問題もあるのでどうとも言えないが、クリアさが全然違う…もっと精進しないと。
◎…と言う訳で今回のレコーディングでいろいろ得られた知見を何らかの形でまとめようと考えてます。
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