【Column】なつやすみ日記まとめ書きその2:オリンピック(1)
◎おしなべてヒマなのでオリンピック中継を見ているが、民放の中継を見ていると正直げんなりする…と言うか、日本人選手を「応援しよう」と言う気が失せてしまうのは何故だろう。
とにかく「メダル」「メダル」「金」「金」と壊れたテープレコーダーの様に連呼する民放の放送姿勢を見ていると「応援しよう」どころか、「とっとと負けてしまえ」と言いたくなる程、げんなりしてしまう。(不謹慎だけど)
◎で、今回の日本人選手の結果を見ていると、悉く「メディア露出度の少ない選手・競技」程活躍していることに気がつく。(知名度ではない)
ボロ負けのサッカーに野球、「オグシオ」(笑)などというキャラクター作りをしたバトミントン、「ママでも金」を豪語して消極柔道に終始した俵…など、とにかく「メディアに作られた存在」は酷い結果になっている。
◎一方で例えば柔道。 俵以外の選手の動向や名前を何人の人が知っていたか?
例えば水泳。 LR騒動で北島の「名前」は上がったけど特にメディア露出もないし、バタフライ銅の松田の名前を何人知っていたか?
フェンシングに至っては日本人が出場していたことすら知らなかったのではないか?
そういやバトミントンも前田・末綱組が準決勝まで行った際、さも当然のようにメディアは「スエマエ」(笑)などと愛称をつけてアイドル扱いである。 今まで誰も注目していなかっただろうが。
◎ましてスポーツとは全然関係ないジャリタレ(笑)を司会にしてくだらないトークを展開する番組構成を見ていると、民放にとっては結局選手達も自分たちの為の客寄せパンダでしかない、と言う事なんだろうなぁ。
視聴率が取れさえすれば選手自身のことはどうでも良い、と考えているとしか思えないのだが。
こうなってくると、たとえ日本人の出ていない協議でもきっちり放映する、あるいはBS等の枠を使って「注目度の低い競技」もきちんと実況を付けて放送するNHKの姿勢が、実は本来あるべき「スポーツ中継」の姿なのではないかと思う。
◎次回2012年のオリンピックまでにはテレビ買い替えることになるから、そのときはBSも含めて契約しよう…
ていうか、私の場合NHKとCNNが見れればそれで良いのかも。
◎そうだ、一つ書き忘れた
どこの民放か忘れた(日テレだったかな?)けど、五輪放送の合間に入る宣伝が悉くパチンコ台の宣伝だったなぁ。
18歳未満遊戯禁止のモノがなんで白昼(下手すりゃ朝から)堂々とCMやってる訳?煙草も酒も自主規制やっていると言うのに。
…広告の方法論から言えば、「民放で五輪を見る人」には宣伝効果が高いと言う事なのだろうか。
そう思うと、余計に民放で五輪を見る(と言うか民放自体見る)気がしなくなったのであった。
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