【Camera】冬の海
◎今日は妻が不在、と言う事でKDNを抱えて冬の海にくりだして見た。 前回夕焼けの撮影に向かったのと同じ東京湾だが、撮影ポイントは微妙に違っている。
天気は昨日同様に快晴、気温も高めで、風景撮影をするには絶好の日和。
現地に着いたのが12時過ぎと、少しベストの時間を外してしまった(光線が弱い)が、それでも撮影を楽しむには十分なコンディションを確保出来た。
と言うわけで今日の1枚目。 護岸ブロックに打ち寄せる波を撮ってみた。
85mm、F5.6 1/4000 ISO200 RAW現像処理。
◎アップロード用にダウンサイジングしてあるので解像力等は参考にならないと思うが、若干周辺減光があるのが分かると思う。 私は基本的に中央重点平均露光を使うので、このような構図で撮影するとややオーバー気味になり、余計に周辺減光が目立ちやすいようだ。
◎今日の2枚目。 少し高いところから海全体を撮影。
17mm、F10、1/2500、ISO200、RAW現像処理。
先程の周辺減光が更に際立って出ている。 全体的にアンダー気味に見えるのは現像時にそういう処理をしたからなのだが。
APS系は周辺減光が厳しい、と言うのは聞いていたが結構ハデに出るものだ。
前回「杞憂に終わるかな」と言ったが、一応撤回しておこう。
もう少し絞りを開ければ改善出来たかもしれない。
◎ワイド端の歪みについては正直よく分からない。 寧ろ、27mm相当の画角で歪まないほうが珍しいんじゃないか? と言う気もしないでもないが。
こういう撮影をするとなるとやはり広角側27mm相当ではちょっと不足を感じる。 EF-Sでは10-22(35mm換算16-35mm)と言うのがリリースされており、これの評判が結構良いらしいので、機会があったら買ってみようかな、とも思う。
お散歩撮影で使うなら17-85でも十分なレンジは確保できているのだが。
◎今日の3枚目。 テレマクロ撮影に挑戦してみた。
85mm F5.6 1/1600 RAW現像済。
これだけ天気がよいと数段絞っても十分なTvは確保できそうだが、あえて前開放で奥行き感を出してみた。
前回やったときもそうだがテレマクロ撮影の場合AFフレームの設定をちゃんとやってやらないと、奥ピンになってしまって手前の物体がボケたりする(特に開放で撮ると…)が、今回は花のディティールまでちゃんと描画できているようだ。
ボケ味描画はさすがに大型撮像素子の面目躍如と言ったところか。
ちなみにこいつも若干ながら周辺減光の影響を受けている。 ボケ描写部で減光しているのであまり気にならないが。
◎と言う事でテレ端、ワイド端、テレマクロの3パターンの作品を見てみたが、KDN+EF-S17-85 F4-5.6 IS USMの性能としてド晴天時の周辺減光の特性が見えてきた。 APS系撮像素子+ISによるレンズの暗さと言う点で、かなり厳しいといえば厳しいのかもしれない。
まぁ、値段相当・機能相当と言う事を考えると決して悪いレンズではないのだが。
(そんな良い描画がしたけりゃ10数万出してLレンズ買え、その前にフルサイズ系のボディ買え、ってこと)
◎とりあえず周辺減光に関しては測光モードをきちんと使いこなして、露出を正常露出に拘らないで撮影する、という点のほうが重要な気がする。 私は結構アンダー気味の撮影をするクセがあるようだが。(アンダー系・ハイコントラストの画が好み。 現像時点でも気がつくとそういう処理をしていたりする)
◎さて、明日は激しく動く被写体、しかも暗いライブハウスと言うかなり厳しい条件での撮影に挑むことになるのだが、果たして結果はどうなるか。 ちょっと楽しみである。
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