2007/11/18

【Maclife】Mighty Mouseの清掃

◎MacのマウスといえばMighty Mouse。 スクロールボールに依る360°スクロールは一度使い始めると他のマウスには移行出来なくなる程便利なのだが、このスクロールボールが直ぐに「効かなくなる」。 指で直接弄る場所なので、すぐ手あかや油脂分やホコリがたまって感知しなくなってしまう。 特に使用頻度の高い下方向のスクロールは速ければ使用開始1ヶ月ぐらいで効きが悪くなってくる。

◎こうなると清掃したくなるのだが、Mighty Mouseは分解が一切出来ない。 組み立てに接着剤が使われているので、一度バラすと元に戻せなくなるのだ。 このためメンテは外部からの清掃しか無いのだが、Appleのサイトには以下のように記述されている。

スクロール操作がスムーズにいかなくなった場合は、マウスを裏返して持ち、ボールを強く転がしながら清掃してください。こうすることにより、ハードウェア内部にたまった細かいゴミを取り除くことができます
この方法も何回かやって来たのだが,それでも内部にゴミが溜まってしまうとこの方法だけでは除去出来ない。

◎と言う訳でイロイロ調べて、以下の方法で清掃をしてみた。
<用意するもの>
A4の普通紙(上質紙。 再生紙は紙粉が出易いので使用しない)、工業用アルコール(エタノール+IPA)
<方法1>
1)まず普通紙を1cm×1cm程度のサイズに切る
2)目方向(切り口がケバ立たない側)が円になるように、円筒状に丸めてカールをつける
3)スクロールボールの隙間に差し込む
4)突き当たったら、その状態で紙を回して内部のゴミをかき出す
5)抜き取る。 この際一気に抜くと紙が破れてしまうので要注意。

これを2~3回繰り返して内部のゴミを取る。

◎次に拭き掃除だが、これはAppleの方法を変形して以下の方法でやってみた。
1)残ったA4の紙を四つ折りにする
2)その上に工業用アルコールをぶちまける
3)マウスをひっくり返し、アルコールを撒いた紙の上に置く
4)軽く力を入れながらゴロゴロと転がす
ボールの回転に引っかかり感じなくなれば終了。 一応この方法でMightyMouseは完全復活した。
他のBlogなんかを見てみるとサラダ油を塗るとかシリコンオイルを塗るとか堅く絞った布で拭くとかいう記事もあったが、揮発性が高く内部残留の心配が無いと言う点でアルコールが使い易い。 カメラ用品店で売っているレンズクリーナーも効果がありそうだ。

0 件のコメント: