2007/05/31

【Sound Works】MWシリーズ

◎n12/n8と同時発表されたのがMWシリーズの新型。 入出力数により12/10/8のバリエーションが有り、12と8にはSPXリバーブ搭載機もある。 以前紹介したMW12/MW10のマイナーチェンジで、Cubase AIのバンドル、1-Knob Compressorの搭載などの新機能がある。

◎ミキサーとしての構成も多少変更されており、前回記事にした時に「不可解だ」と書いたバス構成が変更され、USBへの送りはステレオバスでなく専用レコーディングバスとなり、選択ソースのみをUSBに送り込む事が出来るようになった。 と言うかレコーディング環境で使う卓なら、それが普通だと思ったのだが。
もともとMWシリーズは「高い機能を要求しなければ、シンプルでよく出来たモニ卓」というのが私の中での評価だったが、今回の信号整理で使い易さが増した、と考えて良いと思う。 メイン作業をDAWで、かつフィジカルコントロールを考えない人には丁度良いと思う。

◎ユニークなのは8Inタイプはスタンドが有るという事。 ヴォーカルブースやステージでのモニ卓に使える,ということである。 8in機にリバーブがあるのも、ヴォーカル録り時のモニター返しにリバーブをかけられる点で評価できる。(カラオケと同じ理屈で、薄くリバーブをかけてモニターを返すと、ボーカリストは歌い易くなる) それだけのためにリバーブを積んだのか、という感じがしないでもないけど…

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