2008/03/09

【Sound Works】レコーディング・ついに本番(のようなもの)

◎やばい1週間どころじゃなく更新をさぼった…ってか、忙しかったのよ! 途中で風邪引くしw

◎バンドレコーディングは回を重ねて、ついに本テイク録りと相成った。 スタジオは今まで使ったスタジオ中広さ・設備とも最も良好な部屋(実は一番最初に入ったスタジオだったりする)を使用し、6時間ぶっ通しの作業。
今回は今までの録音で培ったノウハウを最大限に活用。 ドラムはキックにSM58、スネアとオーバートップにSM57を使用してオーバートップをフロント側両サイドから狙うセッティング。

◎ギターやベースは「録った時にベストになる音」を目指し、あえてアンプから音を出さずにアンプ経由のライン録りで、演奏者にはモニター返しで音作り…と思ってたらジャズコ(JC-160)のラインアウトがメインボリューム連動と判明。このバンドはオケ一発録りが基本なので、カブリ除去の観点からは極力アンプから音を出したく無いのだが…
結局写真のようにメンバー全員向かい合わせにして、ギターアンプをギタリストの「横から」音を出すようにして極力カブリを除去。
なんでステージ衣装で録音してるんだって? だってこういう人たちなんだもんw

◎モニター系やハウス卓との結線は、従来通りマイクソースをハウス卓(Onyx1640)に立ち上げ、ヘッドアンプからダイレクト出力してAWにブチこみ、AWのバスアウト信号をヘッドフォンアンプに、本線をOnyxに返してハウスモニターからプレイバックを鳴らすセッティング。 AWのヘッドアンプが安っぽい分、Onyxのヘッドアンプが良いんだよな。 暖かみがあって。前回使ったベリンガーのキンキンと高域のうるさい音とは大違い。

◎セッティングが決まったら、あとはひたすら録るべし録るべし! 何せ一発録りとは言えオケ録りとカブセ、5曲分を6時間で録ってしまおうと言う強行軍だ。 AWの側はしっかり前日にパッチングを仕込んでおいたから即録音開始可能だぜ…と思ってたら前日セーブを忘れて仕込んだセッティングが全部消えていると言う大惨事に!w
半泣きで再セッティングして事なきを得たが、時間ないっつーのに何やってんだ俺。

◎リハスタでの録音で、かつ時間制限もあるので録った音がどのような状態なのかゆっくり聞く時間が(いつも)無いのだが、今回は部屋に帰って聞き返してビックリ。 非常にクリアに録れているではないか。 一発録りで衝立も無し、ゲートも(ほとんど)かけずに非常にクリアに録れたので、これはミックスダウンのやりがいが有るぜ…と、その前に今回はやる事が有るんだった。 それは次のエントリで。

◎ちなみにこの埼玉県某所のスタジオ、機材もスタジオも非常にハイレベルなので私に限らずレコーディング目的で使う人が多いらしいのだが、隣のブースをふと見ると、iMacとモニタースピーカーと、机と椅子(!)を持ち込んでレコーディングに臨んでいるツワモノがいた。 自宅からMOTIF8を持ってきてエイコラと運び込むオジサマバンドも居たし…世の中,いろんな人が居るもんだ。

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