【Diary】大掃除
◎溜まってしまった有休消化の為何の脈絡も無くいきなり3日間の休暇に突入。 やる事無いかなぁ、なんて思っていたがそうは問屋が卸してくれなかった。 視界がハイビジョン化したら、目立つわ目立つわ部屋の汚れ!! よし、ここはひとつ少し早めの大掃除をしてやろうじゃないか。
◎最も汚れが酷いのは「床」…フローリングなのにね。 いや、フローリングだからこそ、スポットで固着した汚れが実に目立ってくる。 (特に台所回りなど)そういうときはクレンザーの出番である。 経験上一番良いのは「ジフ」。 漂白剤が入っているのか、ぞうきんでちょいちょいと磨けば固着した汚れもすっきり落ちる。 そのままだと若干研磨剤が残ってフローリングが白くなってしまうので、床全体をマイペットで拭き掃除→艶出し剤で拭いて回ればスッキリ奇麗なフローリングの完成。 一軒家とかでもうちょっと色の濃いフローリングだとワックスまで必要だが、賃貸のフローリングならこんなもんだ。
◎世間の主婦が頭を悩ませるレンジ回り・換気扇類は重曹を使う。 表面を掃除機で軽くあたった後、おもむろに重曹と水をふりかけ、濡らしたクッキングペーパーで拭うとあっという間に落ちる。ペースト状になった重曹が油をベリベリ剥がしてくれる。 あとは重曹水溶液に浸したスポンジで軽く表面を拭って、最後に水拭き。 所要時間15分。去年までスプレー洗剤を使っていたのが馬鹿馬鹿しくなるお手軽さ。 手も荒れないし。
◎シンクは「掃除」というよりも「研磨」の作業になる。 まず重曹で軽くあたった後、ジフで磨く。 タテに磨いたら今度はヨコ、何度も何度も磨いて、クレンザーが流れ落ちた後の状態を確認してはまた磨く。 しかし何度磨いても、長年使っているが故の「曇り」は取れない筈だ。 ステンレスは含有するクロムが空気中の酸素と結合して酸化皮膜を作る(これがステンが錆びない理由)が、シンクの場合ドライとウェットを繰り返すため酸化皮膜が均等に形成されず、不均一な「曇り」が出てくるのだ。
◎そこで金属研磨剤ピカールの出番。 水垢が完全に取れたらスポンジにピカールを少量含ませ磨いて行く。 要は金属表面を研磨しているのでどんどん金属臭がしてくるはずだ。 たまに「研磨すると減りそう」と言うが、0.1mmも削れないから安心したまい。
全体が磨けたら念入りに洗い流して、ピカールの油分を落とす為に中性洗剤でシンク念入りにを洗い、すすいだ後完全に拭き上げ、1時間程乾燥させれば出来上がり。 酸化皮膜が再形成され、均一で奇麗な鈍い輝きを持つシンクの出来上がりだ。 ピカールを洗い流す時点から、新品同様の撥水性が発揮されているのが解ると思う。(本来、ステンレス自身は撥水性がある)
◎家具類はプラスチック・金属・無垢木材ならマイペット、ニス仕上げのものは水でひたすら拭きあげる。 ガラスはガラスクリーナーか、入手出来るなら工業用のアルコールで磨くと奇麗になる。 世の中イロイロと専用洗剤ぽいものが売ってるが、基本的にマイペット、艶出し材、ガラスクリーナー、クレンザー、重曹があれば殆どの家庭汚れは落とせる筈だ。
◎と言う訳で足掛け2日、部屋中を磨き上げて、あとは「定期の掃除」でカバーできる範囲のみとなった。 大掃除をやったからと言って毎週の掃除をサボる気もないので、まあこんなものであろう。
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