【Diary】8年土産…3年目
◎この年は何かと賑やかな年だった。 3年目ともなると流石に経済的な余裕が出てきて、購入物品だけを見てもPCがPC98からVAIOに変わり、パソコンラックが入り、音源が入り、コンポを買い…と、物欲散財が本格化。 休日も何かと理由をつけては部屋を飛び出しており、東京で暮らしていた頃の生活スタイルの基礎は大体この年に確立されたと言ってよい。 日記の更新頻度も比較的高く、日々の生活の充実度が伺える。 音楽に関してもこの年の暮れに当時の某サークルに楽曲提供をしたりしている。
◎この年のエピソードとして欠かせないのが落雷事件だ。 要は寮の避雷針に落雷したのだが、転寝していた私は「ついに核戦争が起こった!!」と寝ぼけた頭で勘違いしたものだ。 幸い部屋の機材類には何ら影響は出ず、建物全体も火事に至ったりはしなかったが、落雷に遭うなどと言うことはめったに経験できない(ていうか普通しない)。 ああそういえばこの年、楽曲提供のついでにコミケも参加して売り子をやったんだった。 これもまぁ、めったに経験できないことか…
◎この年は仕事においては大きな転機を迎えた。 昨年から続いていたプロジェクトが中止になってしまい、事業部の方針が大幅変更。 それまでとは全然毛色の違う製品を担当する事になり、ほとんど1から仕事は覚えなおし。 そうかと思えば中止にならなかった継続プロジェクトや、既に市場に出た製品の市場フォロー等に追われ、ほとんど週単位や日単位で異なるテーマの仕事を同時平行するという状態。 仕事にかかる精神的プレッシャーや負荷と言う意味では今のほうがはるかに大きいとはいえ、これだけ大量のテーマを抱えた年は他には無い。
◎と同時に、日記を読み返すと結構体調を崩している。 少なくとも2回は本気で体調を崩したようだ。 私は年に1回熱が出るか出ないかぐらいの健康優良児(って自分で言うかぁ?)なのだが、どうやら仕事のペースに体がついていかなかったようだ。
◎結局のところ「衣食住」や「仕事」「遊び」「趣味」といったものが一通りの歯車となって生活が軌道に乗ったのは、この年からと言えそうだ。 かなり「独身貴族」的な生活だと言える。 まぁ貴族と言うほどハデな遊びをしているわけではない(私は酒も飲まないし女遊びもしないし賭け事もしない。 一体何が楽しみで生活してるんだ? と言われそうだが…) しかし賑やかな一方、この年が一番変革が少ない、ある意味「惰性な1年間」だったかもしれない。 自分では結構この8年を激動で過ごしてきた感じでいたが、日々の生活が賑やかだった分、大きな変化は訪れなかったと言えるだろう。 と言うか、ここからの4年間が、まさに激動の4年間なのだ…。
4年目に続く…
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