【Diary】8年土産…4年目
◎4年目の前半は実に「安定」した生活を送っていた。 働きはじめて4年が経過し、経済的にもやっと少し余裕が出てきて、まぁ「自分ひとり食わせていくには不自由しない」程度の収入が確保出来るようになった。 仕事もやっと「ある程度の流れ」が形成され、その中で「自分自身のために使う時間」が捻出され、自分の趣味や嗜好に対してもっともアクティブに動いていた。 しかしそれは逆に言えば生活のマンネリ化の反動で、この時期の日記を読むと、結構そのマンネリ化した生活に対する疎ましさを記した物が時々ある。
◎そんな状況が一変したのは夏が過ぎてからだった。 (結果的には)一度限りの音楽サークル「Orpheus Waltz」が結成され、私も楽曲政策とテクニカルアドバイザーとして参画。 さまざまな人たちと出会い、 自分の人生にとって転機となる出来事を二つ経験した。 おそらくこの年の初めと終わりで、自分自身の価値観や考え方と言ったものが大きく違っていると思う。
◎「自分のことで精一杯」な生活から、「ある程度確立されたシステムの中で自分が何をするべきか」と言う段階に変わってきたとも言える。 この年後半に起こった我武者羅な、あるいは偶発的、必然的な出来事たちは、そんな「自分はどうするべきか」と言う疑問に対する答えを導き出すチャンスであったと思う。 そして今それらの出来事を振り返り、それらを経験して来た事が、今の自分の大きな足跡になっているんだなぁと思えるわけだ。 オブラートに包んだような言い方しか出来ないが…
◎この年の事件と言えば交通事故。 不注意で信号を止まりきれず横断中の自転車を引っ掛けてしまったわけだが、幸い相手にケガも無く、保険金での示談で決着はついたが、免停食らって講習を受けるなど、ちょっと貴重な体験をした。 まぁ一歩間違えれば人生粉砕していたかもしれないので、クルマの運転が生活必需となった現在では、改めて気をつける次第である。
◎そして次は5年目。 4年目で燻った変化への流れが、一気に加速して行きます。
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