2009/03/20

【Apple】iPhoneソフトウェア3.0

アップル:iPhone OS 3.0のベータ版をプレビュー
今年のWWDCはiPhoneとSnow Leopardが目玉になりそうだが、そのうちiPhoneが先にプレビュー発表をした。
文書だけ読むと

iPhone OS 3.0ベータリリースには、In-App Purchases (アプリケーション内コンテンツ購入)、ピア・ツー・ピア接続、アクセサリのためのアプリケーションインターフェイス、iPod®ミュージックライブラリへのアクセス、新しいMaps APIそしてプッシュ型通知など1,000以上のApplication Programming Interface (API)を含むSoftware Development Kit (SDK)のアップデート版が含まれています。 アップルはまた、今年夏よりiPhoneとiPod touchのユーザに提供される100以上の新機能も発表しました。この中には、カット、コピー、ペースト機能、MMS*、横方向でも見ることができるMail、Textとメモ、ステレオBluetooth、メモのMac®およびWindows PCへの同期、シェイクでシャッフル、テレビ番組、ムービーやApp Storeからのアプリケーションのペアレンタルコントロール、そしてWi-Fiホットスポットでの自動ログインなどが含まれています。iPhone OS 3.0ベータリリースにはまた、新しいVoice Memoアプリケーションやすべての主要なiPhone用アプリケーションで使える拡張検索機能、そしてiPhoneまたはiPod touch内の情報のSpotlight™検索機能などが含まれています。
…うーん、わけがわからん。…と言うコトでCNetがいい解説記事を作ってくれた。
CNET Japan:
明らかになった「iPhone OS 3.0」--新機能を詳しくチェック
フォトレポート:絵で見る「iPhone OS 3.0」--新機能あれこれ

◎特にコピペの実装は、iPhoneの最たる「残念な点」だっただけに非常に歓迎だ。使い方はというと…
この機能を利用するには、まず、目的のテキスト上でダブルタップする。次に、グラブポイントを必要な位置まで移動させ、選択する文字列の量を調節する。「カット」または「コピー」オプションを選ぶ。新しいドキュメントを開き、「ペースト」ボタンをタップする。
とのことだ。 Mac使いとしてはダブルタップより2フィンガータップが良かった様な感じも…(Macノートでのコンテキストメニュー呼び出しは2フィンガータップ)
ちなみにUndoも実装しており、
間違った入力をしたような場合、iPhoneを振って取り消すことができる。
とのこと。 いいねいいね。

◎UIがらみで個人的に気に入ったもう一つの変更点が横向きキーボードの実装。 そういえば、無かったんだっけ…少々画面が狭めとはいえ、ともかくこれで「両手持ち両親指入力」も可能なわけだ。
他にもMail、Text、メモ、株価が横向き対応になった。

◎他にもプッシュ通知に対応したり、Spotlightでのデータ検索に対応したりと、全体的に見て「足りなかった所」が充実したなぁ、という感想。 ただ「何に対して足りなかったか」と言われると…スマートフォンとして? Macというコンピューターに対して?と、実はその基準が曖昧だったりするw。 (スマートフォンにSpotlightなんて必要かどうか微妙だし…)逆の言い方をすればそれだけiPhoneが特殊というか、どこのカテゴリにも属しづらい独特なデバイスである、と言う事でもあるのだが。

◎発表は多分夏頃になると思うが、気になるのがハードウェアの仕様である。 ヘビーなiPodユーザにとっては容量不足なストレージや、対九時間不足が取り上げられるバッテリ、そして何より通信キャリア(笑)がどのように変化するのかが非常に気になる。
SIMフリー化してくんねぇかなぁ…

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