2007/12/09

【Sound Works】リハスタ録音2回目

◎某月某日某所にて、某バンドのリハスタレコーディング2回目が行われた。(もうちょっと具体的に書けよって?)
今回は前回出席出来なかったヴォーカルも参加するとの話だったので私とk-gotoh氏の「録音班」は必要以上に気合いが入っていたのだが、寸前になってヴォーカルとベースが参加出来なくなったとの連絡が…
まあいい。 今回は前回出来なかった「ドラムのマルチマイク録音」のテストも行わねばならんのだ。 と言うコトでともかく出陣。
ベーシストが居ないので、「ベーシストの自覚が無いベーシスト」(本人談)のk-gotoh氏を交え、ジャムセッション方式で行うコトに。

◎前回マイクを持ち込まなかった反省で、今回は自前のマイク(SHURE 588SDX 貰い物)とブームスタンド、モニター返し卓としてのMD4、前回の倍の量のシールド(笑)を持ち込み、スタジオでSHURE SM57-LCESM58それぞれ2本づつ借りてスタジオ入り。

◎オーバートップを何処に立てるかはかなり悩んだのだが、とりあえず今回は素直にドラムの正面側から、ドラマーの正面ぐらいの位置を狙う形でセット。 マイクは「SM57の特性を知りたい」ってことで今回は57を使用。
一方スネアには588SDXをセット…わざわざ廉価のSDXを使った理由は特に無いんだけれど。 あとはキックにマイクをセットして終了。
これらをスタジオ常設の卓に放り込むところまでは前回と同じだが、今回はミキサーがベリンガーMX3242Xってことで、ダイレクトアウトを持たないので、バス経由でAWに流し込む形を取った。

◎で、結果の方だが、カブリ対策で入れたエキスパンダーの設定をミスって(泣)やや余韻がブツブツ切れる部分はあったが、全体的には芯のあるドラムが録れていた。 前回の「カブリだけでドラムを録った」ものよりもタイトな感じが出せている。 まあ、当たり前か。
狭いリハスタなので周囲の楽器のカブリは避けようが無いのだが、それでもギターアンプ/ベーアンの向きを少し変えるだけでだいぶ良くなる。 次回はオーバートップの位置を変えてチャレンジする予定(ドラマーの後ろから狙う)なので、カブリは更に減らせると思う。
まあ、ドラムマイクへのカブリが少ない=ドラマーに音が聞こえない,なので、ドラマーにはやはりヘッドフォン返しを考えてあげる必要がありそう…

◎マイクに関しては,ある程度予想はしていたが「オーバートップにSM57は一長一短」であった。 58より高域が抜けるため金モノは奇麗に録れるのだが、57のもう一つの特徴である「低域の伸び」はオーバートップだと生きない。
キックはSM58でも行ける…というか多分,キックに57を使うとローが出過ぎて大変なことになりそうだ。
スネアは今回のでも悪く無いが、ヌケを重視するなら57かな?
ってことで、「あまりお金をかけずに良い録音」を目指す私としては
キック:SM58
スネア:SM57
オーバートップ;SM57×2
で行こうと思う。 …え、なんでそれ以外のマイク使わないのかって? 私が触った事が無いからだ! はっはっはw
コンデンサーは興味あるんだけど、レンタル料高いし、壊しそうだし,ファンタム面倒だし…最悪スネアに立てた57をドラマーにシバかれて弁償になっても、安いもんだしw

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