2008/05/03

【Maclife】iLife総動員大作戦! 結婚式DVDを作ろう! その3

その2はこちら

◎動画が仕上がったので、次はスライドショー作りである。 iMovieやiDVDでもスライドショーは作れるが、どうせ写真管理や補正でiPhotoを使うし、写真の順番以外特にこだわりはないのでiPhotoで作ってしまう事にする。

◎スライドショーを作る事自体は非常に簡単で、新規作成からスライドショーを作成し、使用する写真をフォトライブラリからコピーすれば良い。この時点でトランジションや写真の継続時間はデフォルト設定(初期値はトランジション:ランダム,継続時間3秒)が適用される。 勿論特定の写真だけ秒数やトランジションを指定してあとはデフォルトのまま、といった設定も可能だ。
写真の補正自体は通常のiPhoto同様の手順で出来る…が、実は今までRAW写真の補正は全てDPPで行っていて、iPhotoでの編集は初めてだったり。

◎iPhotoでの編集だが、ホワイトバランスの設定(基準白色の調整)が出来ない事意外は一通りの補正機能が揃っている。 このあたり、iPhotoをメインで使う人はAWBでの撮影が通常、と言う割り切りなのだろうか。 ただ実際の所いじるのは基準色温度とハイライト・中間調・シャドウの調整ぐらいなので、特に不自由する事はなかった。 どうせ普段からトーンカーブ調整なんかしないし、そういう微調整よりもはるかに「わかりやすい調整」が可能だ。

◎さてBGMだが、iTunesライブラリの曲を選択してBGMにする事は出来るものの、複数曲選択が出来ない。 であればBGMは別途、スライドショーの尺に合ったものを作ってやれ、と言うコトでGaragebandを使う。
iPhotoからスライドショーを一旦適当な解像度で書き出し、Garagebandに読み込ませる。
あとは2曲分のトラックを作ってそこにBGMとして使いたい曲を貼付けて、クロスフェードさせたい場所でトラックオートメーションを使ってフェードを行えば良い訳だ。

◎今回使った曲(画像見れば判るけど)は2曲目がかなり尺が長く、そのままやると2曲目の途中で尻切れとんぼにフェードアウトしてしまうので、一部切った貼ったをやって尺を短くしている。 ラジオエディットって奴ですかw
Logicのようにリージョン単位でのクロスフェードや急速フェードアウト等は使えないので、波形編集は結構神経を使う…と言いつつ、サンプル単位での切り出しが出来ないので結局はフィーリングで合わせてしまっている。 それでもプチノイズは出ないので、デフォルトで急速フェードイン/フェードアウト処理がされているのかもしれない。

◎BGMが出来たらこれをiLifeプレビュー付きで一旦保存し、iPhotoのメディアライブラリーでGaragebandの項目を見ると、スライドショーBGMとして貼付けられる状態になっている。 これを貼付けて、先に保存したiDVDのプロジェクトファイルを開いた状態でiPhotoから「iDVDに送信」すると、スライドショーがQuickTimeムービー形式で書き出され、iDVDに貼付けられる。
…と、この手順ならラクなのだが、この際に書き出されるQuicTimeはMPEG-4での圧縮がかかる。 画質を重視するなら、一度手動でH.264ムービーとして書き出し、iDVDに別ムービーとして貼付けた方が良いかも知れない。
さて、素材は揃った。 あとはiDVDでの書き出しだ!

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