【Maclife】iLife総動員大作戦! 結婚式DVDを作ろう! その2
その1はこちら
◎さてiMovie HDにムービークリップが読み込まれて、まず最初にやる事はクリップの分割だ。08だと範囲指定してプロジェクトに放り込めばクリップが出来上がるので比較的簡単なのだが、HDの場合クリップの分割位置に再生ヘッドを持ってきて「クリップを分割」を繰り返し、これをタイムラインに並べて行き、トランジションを繋げて行く。 08よりもトランジションの種類は豊富なのだが、あんまりゴテゴテとトランジションを多用するのも素人っぽくてイヤ(まあ、素人だけど)なので、殆どはクロスディゾルブで処理する。
ちなみにヘンなエフェクト入れたり字幕言えたりも殆どやっていない。 あんまりミーハーな作りで見た人がドン引きされても困るしね。
(まあ、結婚式のDVDなんて誰が見るんだよ、と言う気がしないでもないが…)
◎次にタイトル入れ。 せっかく08でなくHDを使うのだから、タイトルテーマを使ったインタラクティブな作品にしてやれ…と言う訳でテーマを読み込み、ドロップボックスに表示させたいクリップを放り込むと…あれ? どのクリップを放り込んでも、分割した最初のクリップの先頭から表示される。 なんじゃこりゃ?
細かい事は判らないがどうやらドロップボックスでのクリップ再生は「そのクリップの元になっているムービーファイルの先頭から」再生されるもののようなのだ。つまるところ、ドロップボックスで任意の場面を再生させたければ、その場面を別のムービーファイルとして一度書き出して再度読み込ませる必要が有るようだ。
◎と言っても作成自体は難しくない。 ドロップボックスで表示させたいムービーを含んだクリップをタイムライン上にコピー(元のクリップは残しておく)して、不必要な部分をトリミングして一度クリップライブラリに戻す。 あとはクリップを選択した状態でQuickTimeムービー(モト動画がDVなら、DV−NTSCストリーム形式)で書き出せば良い。
なお、このドロップボックスの仕様はiDVDも同一なので、あとあと使えそうな素材があったらどんどん書き出しておこう。 どうせ長くて10秒も無いので、書き出しは1分も有れば終わる話だ。
◎で、タイトルテーマを入れると、今度はタイトルテーマの中と、その後のムービーが同一の内容になり、なおかつ音声がいきなり始まってしまう。 これはこれで見てくれが良く無いので、尺合わせをする。
「リフレクション」のチャプターテーマは画面がぐぐーっと寄った後、白くフェードアウトして行く、と言うアニメーションなので後半のフェードアウトを切り飛ばし、アニメーション先頭からの時間を計測して、その後に続くムービーの先頭をトリミングする…だけだと合わなかったりするw最後は気合いで1フレームづつ調整して尺を合わせ、くっつけてからムービーの音声を抽出し、音声開始点をアニメーション先頭まで引き延ばす。 あとは適当にフェードインをかければ終了。 文章で書くとあっという間だが、この処理だけで1時間ぐらいかかったw
◎一通り出来上がったら,「iDVDに送信」でiDVDに書き出す。 すると自動的にiDVDが立ち上がって、再生メニューとチャプターメニューが構成されたDVDプロジェクトが生成される。 この時点でメニュー等のテーマは有り合わせのものになっているが、あとからいくらでも変更が利くのでこの時点では書き出し(とiDVDでのエンコーディング)が出来上がり次第、iDVDのプロジェクトファイルを保存しておく。
さて、次はスライドショー作りだ。
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