2005/12/07

【Diary】カメラ


◎左の写真をはじめとして、新婚旅行には妻の所有物であるOptio S4を持参した。 登場した当時は世界最小・最軽量の光学3倍ズーム搭載モデルとしてもてはやされていたものだが、今となってはやや時代遅れか。
と言っても私が持っている(もう壊れている)Finpixと比較すると性能差は明らかだが…

◎コンパクトデジカメは豊富なプリセットメニューを使用して簡単に高品位の撮影ができるのがウリで、実際一眼所有者がサブ機のコンパクト機の画質を見て自分の腕を呪う、なんてな話も聞く。
問題はプリセットの画質に満足いかなくなったときのパラメータ調整が面倒なことだが、Optioはファンクションキーに特定のパラメータを割り当てる事で、メニュー画面を呼び出すことなくパラメータ調整が出来る。
私の場合、ファンクションには露光調整を割り当て、ホワイトバランス・シャッタスピード・感度はカメラ任せ、フラッシュ禁止モードでの撮影が基本になる。
他に割り当てられるパラメータはいくつかあるが、実用的なのは露光調整と感度ぐらいだ。 シャッタスピードが手動調整できないのは痛いが、高速度撮影をしたければ感度を上げろよ、ということだ。 まぁコンパクトで高速度撮影に挑む人はそうそういないだろうから、結局は露光優先で問題ないだろう。

◎どのパラメータを手動調整に割り当てても、それ以外のパラメータが実用的な値に設定してくれるのである程度のフレキシビリティを持ったまま「そこそこの写真」が撮れるのだが、特に「これは良い」と思ったのがホワイトバランスのアルゴリズムだ。 Finepixでは色温度の低い室内撮影をしたりすると全体の色温度が高い側に飛ぶ傾向にあったが、Optioは低い色温度のまま撮影してくれる(室内撮影モードだと、同じように飛ぶ傾向はある)。 デジカメなんだから色温度なんぞいくらでもあとから修正はできる気もするが、モトの素材の再現性が高くないとこういうのは往々にして修正がうまく行かなくなるのはミキシングにも共通するところかw

◎実は今回の旅行前、Eos Kiss Digital Nの購入に踏み切るかどうか、かなり迷った。 どうせめったに行かない海外リゾートへの旅行なんだから、良い写真を残せればそれに越した事はない。 しかし私は自慢じゃないがカメラに関してほとんど素人だ。 露出とシャッタと感度の相関関係ぐらいはなんとなくわかるが、自分の思い通りにそれを制御する腕なんぞ持ち合わせていない。 もちろん初心者向けのキスデジなのでプリセットも充実してるしプログラムAEも優秀(らしい)ではあるが、旅行が終わればいつ使うとも分からないカメラに10万以上も出すのもどうかと思う。
(レンズキットではなく、ボディ+IS内臓標準ズームレンズを買おうと思っていた。 手ブレに対する自信が無いので…)

◎結局購入はしなかったが、Optioでマニュアル露光調整をする楽しみを覚えたので、いつまた購入意欲が首をもたげてくるか分からない状態である。
まぁ一眼である必要は無いが、Optioクラスの筐体で4倍程度の光学と、絞り/シャッタ優先AEを持ち、絞り/シャッタをダイレクト調整できる操作子を持つモデルがあったら、欲しいかもしれない… あ、できれば感度調整もメニューに入らないでできるとうれしいな。

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