【Sound Works】Logic
◎曲作りをボチボチと始めているが、今回はほぼ初めてLogicでの全面作業をしている。 勿論目的は将来的なMacへの移行のための布石のようなものだが、最初はかなり難解だったもののある程度慣れてくる(&Environmentの環境が整ってくる)とMusicatorよりも作業効率は良いことに気がつく。
◎入力効率に関しては大手シーケンサーの中では唯一タイ入力に対応していると言うことで、少しの慣れとキー設定が必要ではあるが、かなり速く、かつ直感的な入力が行える。
ピアノロール(マトリクスエディタ)の分解能すらキー操作では変えられないCubase、Sonerとは大きな違いだろう。(Sonerは改善されているのかもしれないが、タイ入力はできないらしい)
◎むしろ一度シーケンスを作ってしまえば、エイリアスを使用していくことで【曲の骨格】はすぐに作れてしまう。 Logicでの曲作りがアレンジウィンドウ中心と言うのは本当で、Musicatorに慣れているとアレンジ(オーバービューウィンドウ)は単なる曲構成の表示とトラック情報の編集ぐらいにしか使わない癖がついていたが、Logicではアレンジウィンドウを非常に多用する。 むしろマトリクスウィンドウはノートの入力と編集ぐらいで、意外に出番が少ない。
◎最下位バージョンのAudioなのでオーディオ周りの機能は非常に貧弱で、せいぜいソフトシンセのホスト程度にしか使えない代物だが、「ソフトシンセの動くMIDIシーケンサ」と割り切って考えても、Logicならではの個性が光ってくる。
シーケンス単位でセットされる非破壊系のパラメータエディット(クオンタイズ等)や、条件設定で実行するMIDIイベント編集(トランスフォームウィンドウ)等を駆使すると、「細かいことを気にしないで適当にリアルタイムで打ち込んだデータ」をベースにして、きちんとしたMIDIトラックをあっという間に作れていく。
◎ソフトシンセはEXSP24 ぐらいしか使っていないが、EXSP24はSound Fontの読み込みに対応しているので、ネットに公開されているさまざまなSound Fontで音色を拡張していける。 勿論クオリティはピンキリだが、中には実在する機材の音を丸ごと取り込んだ超巨大ライブラリなどもあり、これらを漁っては自分の曲に放り込んでいくのも面白い。(上に張ってある画像も、入手したSound Fontのデータをいくつか使用している)
◎と言うことで、今更ながらLogicでの曲作りの効率の高さ、作業のやりやすさに驚いているところだが、これらは基本的に将来的なMac移行+Logic7移行への布石みたいなものである。 BootCampによるWindowsデュアルブート環境も整いそうなので、できれば音楽環境はMacに持っていきたいと思っているのだ。
そのあたりのLogic 7がらみの話は次回。
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