2006/03/22

【Camera】単焦点の面白さ

◎引き続きEF50/F1.8Ⅱの話である。
所用で妻の実家に立ち寄る用事があり、そこで飼われている鳥を撮影させてもらった。
EF50/1.8Ⅱ 50mm F1.8 1/25 ISO100 JPG撮って出し。
照明が白熱灯しかなく、開放にしないとTvが得られない(ISO上げるの忘れてたってのもあるんだが)ので開放での撮影と相成ったが、やはり被写界深度は非常にシビア!!
結構タマは撃ったのだが、鳥全体にきちんとピンが合っているのはこれを含めて2枚程度しか無かった。 こりゃ修行が要る…
しかし、1.8と言うF値から来るボケの遠近感表現はさすがといったところか。

◎こちらは都内某所の生垣を撮影したもの。
EF50/1.8Ⅱ 50mm F2.5 1/40 ISO100 JPG撮って出し。
本当はもう少し絞らないと、芽のディティールが表現出来ない。 これも曇天撮影なのであまり絞り込めなかったのだが。
ただ同じような構図をEF-S17-85/4.0-5.6で撮るとやはりボケが普通になってしまうのでどちらを取るか? と言う選択になって来る。
3段絞ってF3.5ぐらいが一番使いやすいのかもしれない。

◎前回も書いたがこのレンズの最大のウリはその安さだ。 実売価格1万円しないレンズでここまで遊べるとは思わなかった。 MTF線図を見ると決して綺麗なカーブは描いていないのだが、端部でボケの乱れが極度に悪いと言う感じはしないし、そもそも深い被写界深度を必要とするような撮り方をするレンズでもない。 やはりモノの撮影やポートレイト撮影に威力を発揮する。
レンズ自体が恐ろしく軽いので、KDNとの組み合わせでの取りまわしも軽快なのもGoodだ。
うーん、なかなか面白いな。 単焦点。

◎悩みがあるとすれば、人物撮影をする機会が少ない事か?w

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