2006/03/02

【Diary】子供の論理

◎メール問題だが、予想通りの「謝罪にならない謝罪」となった。 会見前から「誰に対しての謝罪なのか?」と言う点が気になっていたが、フタを開けてみれば「謝罪の言葉」を並べただけで一体何に対して謝罪をしているのかが明確でないばかりかこの期に及んでまだ「メールの内容については調査を続ける」と言う、まさに頭を下げるポーズだけの謝罪会見であった。 それをうけてか、新聞にすら「機械的に頭を下げた」と書かれる始末。 その後の両院協議会ではついに党代表がメールが「党として偽造を認める」と言う発言をするに至った。
まさに「寿康ちゃん!! あやまりなさい!!」「ヤダヤダボク悪い事してないよ~」の構図である。 コドモだな。

◎さらに寿康ちゃんはあろうことか両院協議会の席上で「私は民主党を愛しています!!」と絶叫したが、愛しているのなら、自分の存在が党にとって(今は)迷惑な存在である事を自覚し、素直に辞職するべきではなかろうか。 自らの責任の取り方を自ら決められないのではまさにコドモではないか。
小泉首相は「永田氏への除名勧告は死刑執行に近い」と言うコメントを出したが、私はコレは「だから除名勧告をするな」ではなく、「与党の死刑執行を食らいたくなければ、自ら辞めろ」と諭しているものと理解した。 まぁ子供の躾は大事だよな。

◎そういえば久康ちゃんは結局メールの情報元を明かしていない。 少なくとも「ライブドア関係者」と言うのは大嘘と言うのがはっきりしている。(この時点で詐称が成立する為、十分議員辞職に足るものなんだが) そもそもは情報提供者の「安全」を守る為だったらしいが、なぜ間違った情報を流した情報提供者まで隠蔽する必要があるのだろうか。
あまり憶測でモノを書くと寿康ちゃんと同じになってしまうので突っ込んでは書かないが、考えられる理由としては
①そもそも存在しない
②情報提供者を明かすことで寿康ちゃん、また民主党そのものにダメージを与えうる事実関係が発覚する
③情報提供者を明かすことで寿康ちゃんの生命が脅かされない状況にある
の、どれかと思われても仕方が無い、と言うか、情報提供者の保護、と言う理由は筋が通らなさ過ぎる。

◎そういや平沢勝栄もいろいろ言ってるなぁ、と言う事でもうしばらく、このニュースからは(喜劇を見る目で)目が離せなさそうです。

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