2007/03/18

【Journey】偕楽園

◎すっかり気候が春めいてきたので、水戸偕楽園の梅の監視に行ってきた。 茨城に越してから毎年恒例行事となっている…って、去年とまったく同じ書き出しだなぁw ちなみに去年のエントリはコレ
今年はゲストにk-gotoh氏を迎え、3人で行くことにしたのだが当日は朝から雨模様。 なんてこったい。 しかし雨にもめげず風にもひるまずたとえ火の傍水の脇。
去年の函館に比べれば全然問題ないよね!!」と言う何の根拠も無い自信と共に出発。この3人、「3秒黙ったら死ぬ」と言わんばかりに寄り集まるとマシンガントークが止まらなくなる。 特に私とk-gotoh氏は妻おいてけぼりのハイブロウトークを展開しながら、車は一路水戸へとひた走る。

◎雨の偕楽園もなかなかに風情があるのだが、千波湖畔には寒くて立っていられない。 早々に梅園に突入。 酷寒の影響で梅がさっぱり咲いていなかった去年と違い、今年はほぼ満開。 ただ白梅がほとんどで、紅梅はあまり見られなかった。
ところで上の梅の写真は私が撮ったものだが、ふと横を見ると妻が「距離をとりつつテレマクロで撮影」と言う小技をいつの間にか習得している。 ぬぬぅ、背景整理のワザを身に付けたか妻。 私も負けてはいられない、秘密兵器(でも1万円以下)の50mm単焦点で対抗だ…と思ったが、まさかこんな天気でもISO100 F3.2で1/4000上回るとは思わなかった。 以前ジムカーナの流し撮りに挑戦して以来、久しぶりに「NDフィルター欲しい」と思ってしまった。

◎傘を差しながら公園内を歩くのもアレなので、ふとした思い立ちで今まで立ち寄らなかった「好文亭」に立ち寄ってみる。 雨降りにこーいう「和のココロ」はよく似合う。 雨天の鬱蒼とした光と、日本家屋特有の陰影がなんともいえないコントラストを醸し出す。



◎しかし神は存在した。 好文亭を回っているうちに雨雲はすっかりどこかに消えてしまい、抜けるような晴天になったではないか。
強烈な日差しが好文亭の屋根を照らし、急速に蒸発する水分が屋根から立ち込める。
思わずカメラを取り出し、モノクロ現像にセットしてベストショットをじっと待つ。 結果、空の光と建物の影と、立ち上る湯気が織り成す一瞬を切り出すことが出来た。

◎さらに神は存在したのか、この日だけで「あの」鉄道マニアがこよなく愛する583系に、2度も遭遇してしまった。 おそらくは梅まつりの波動輸送で尾久から出張ってきたのだろうが、1度ならず2度までも遭遇できるとは…
隠れ(てない?)鉄道マニアな私とk-gotoh氏はまたもやそこで妻おいてけぼりのハイブロウトークを開始。
もちろんこんなレアもの車両が走る沿線には鉄道マニアのカメラの砲列が並ぶのだが、我々はそんな「鉄道マニアを眺める」のが面白かったりする。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私が小学生の頃(昭和57年頃)、常磐線には土曜日の午後にまだ木製の客車が走ってました。ドアは完全手動。最後部の車掌室に遊びに行ったものです。
特急「ひたち」にはボンネット型の先頭車両。これは相当後まで残っていて、我々沿線の子供はあれがごく普通の特急車両だと思っていました。
偕楽園は、茨城中部の子供なら1度は行っているはずです。家族と行ってなくても学校の行事で。私は幼児期に偕楽園のゴミ箱網に入っている写真が残っています。

匿名 さんのコメント...

あと、以前私が住んでいたアパートの前の道は、鉄道写真撮影のスポットとして有名だったらしく、休日の朝ともなるとその手の撮り鉄な人たちが鈴なりになってました。三脚が林立し、でかい望遠レンズが並びまくり。3路線が並んでいて交通量が多く、駅から近くて、しかも線路のそばまで寄れるのでみなやってくるのでしょう。
勿論、男ばっかり。

Unknown さんのコメント...

うおーボンネット特急!!
私が小学生の頃(昭和~平成期)は関西圏に居たので、
ボンネット特急を見かけるのは大阪駅13番ホーム、あの「雷鳥・白鳥」ホームでした。

まだ当時の「白鳥」は、大阪~青森間を1日1往復、ブッ通しで走ると言うキチガイダイヤで運行されていて、485系のボンネット。
新潟方面にスキーに行くのに何度か乗りましたが、当時乗り物酔いに弱かった私はとにかくぐったりしていて沿線風景の記憶が無い…
今から考えるととてももったいないことをしていた気もしますw ああ、今程頑丈であったなら…