2007/02/16

【Camera】18倍

ITmedia +D:世界初 光学18倍コンパクト機「CAMEDIA SP-550UZ」

>新開発の光学18倍ズームレンズは、35ミリ判相当で28~504ミリ(F2.8-F4.5)という広角からの高倍率ズームを実現
画角の割にはFが明るめだが,これは撮像素子サイズが1/2.5(5.7×4.3mm)とかなり小さいためだ.(大雑把に言えば,換算画角が同じなら,イメージサークルが小さいほうがFは明るい側にシフトする)

◎300mmを超えるような超望遠で何を撮るか?
パッと思いつくのが「近づきがたくて速いもの」…トリとか飛行機とかクルマとか列車とか,そんな感じか.
運動会で明け方から行列に並び場所取りに命を賭けるオトーさんにも,安眠を与えてくれるかもしれない.
単純に考えればF4.5なので,そこそこのシャッタースピードは確保できる. ISOの設定次第ではあるが,手ブレ補正もあるし,3脚さえあれば移動被写体対策はばっちりだ!!
・・・色味(特に階調性)やら,高倍率設計による収差問題は置いといて. こればっかりは実写してみないと何とも言えないけど・・・
◎もう1個考えられるのは、さすがに500mm相当ともなると、いくら撮像素子が小さくとも被写界深度はそれなりに浅くなるので、テレ側に寄せればポートレイト風の写真は撮れる、ということである。(実際、ハメコミ合成されている花の写真はちゃんと背景をボカしてある。 実写かどうか知らないけど)
ただ、ちょっと焦点距離が遠すぎるよなぁ… 200mm以上はズームさせないとボケは楽しめないだろうが、そうなるとワーキングディスタンスが… 実際、事情をわかっている人じゃないと、ポートレイト風に撮影する際に撮影者が「離れていく」と言う行動は、なかなか理解してくれなかったりするわけで。
◎ただ、基本性能はしっかりしているようで、秒間15コマ撮影やRAW記録、MotionJPEG動画記録等も可能なので、作品の仕上がりよりも「撮る」と言う行為を愉しみたい人には、面白いモデルだと思う。
つーか、動画撮影用と考えれば、実は最強かも…

0 件のコメント: