2006/05/10

【Sound Works】YAMAHA, Steinberg製品の輸入・販売業務を開始

◎やっとかよ!! って感じがするが、YAMAHAが正式にSteinberg製品の輸入・販売元としての業務を開始することになった。 ピクナルからの株式取得から1年半近く経っているが、カメオとの調整に手間取ったのだろうか?

◎音楽製作の市場がソフトにシフトしていく中で、YAMAHAは自社でソフトを開発することよりもSteinの利益を株式配当の形で自社利益とする道を選んだわけだが、YAMAHAという企業の性格を考えると、CubaseやNuendoと自社製ハードの親和性を高めるようなソフト側の改造はあまりやらない気がする。
YAMAHAはYAMAHAでそれなりのソフト技術は持っているが、それが今後のCubaseに反映されることは無く、あくまでYAMAHAブランド(要するにYAMAHAの製品として)売り続けることになるだろうし、逆にSteinbelg製品をYAMAHAブランドに持って行くことも無いのではないだろうか。(自社の責任でホストアプリを開発し続ける上での経営的リスクの回避)
ただ、ハード側は判らない。 以前からMOTIFや01x等、ソフトとの親和性の高いハードを逐次開発してきた経緯から、Stein製ソフトに特化(あるいは比重を置いた)ハードウェア開発を行う可能性はそこそこ考えられる。
今後、YAMAHAがどう動くか。 ちょっと楽しみである。

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