2007/04/18

【Computing】PowerPoint

◎会社でPowerPointを使ったおエライさん人向けの資料作成をしていて、何故か内心イライラしている自分がいるのに気がついた。
はて。 別に資料作成自体が嫌な訳でもないし、資料の性格自体は社会主義時代のソ連よろしく
「計画、報告、計画、報告…もっと具体的な内容は無いのか!!」といいたくなるようなある意味末期症状的な内容ではあるのだが
さりとてそれにアレルギーがどうこうとかそんな話でもないし、はて何だろうか。

◎家に帰ってMacを開いた瞬間、その疑問は解けた。
「そうか、このフォントに苛ついていたのか!!」
そーなのである。Vistaはともかく、Win2000/XP(ClearType対応フォントは除く)のアンチエイリアシングのかかっていないフォントを、PowerPointのように巨大なフォントを扱うアプリケーションで見るのは、Macのアンチエイリアシングフォントに一度慣れてしまうととても汚く見えてしまう…ということに気がついたのだ。
なるほど、一部の狂信的Macユーザが「Winは汚い」と言っていたのはこういうことだったのか…
知らん間に洗脳されてる俺ガイル。 まぁ、10Pointを下回るような微小なフォントだと、MS UI Gothicのほうが明瞭に見えたりするんだけどね… Vistaのメイリオはどーなんだろうか。

◎それにしてもPowerpointは悪魔のソフトだなぁと思う最近。 このソフトは最早、長い文章が読めない上位管理職が喜ぶ報告プレゼン作成の為にあるとしか思えない。
PowerPointの存在のおかげで、一体どれだけの業務リソースが「無駄に」浪費されているんだろう…と思うとぞっとする。
しかもそーいうので見かけるのは裏付けの無い楽観見通しグラフと、スライドいっぱいに埋め尽くされた文字。
それはプレゼンテーションとは言わんだろう…と思うが、資料作成を前日に言われちゃ仕方が無いのかな。

◎まーそれでも経営の旗振りは上の仕事だし、上が旗を振ってくれなきゃ我々は「効果的には」動けないのだから、パワポのくっだらない資料作成もそれはそれで別に作るのは苦でもない。
問題は普段あまりパワポを使わない私にとって、あのパワポデフォルトのどぎつい配色とガタガタ文字、幾何学的なカクカク図形はかなり耐え難いものがある。 Office2007(Mac版はOffice2008)でだいぶそのへん改善されてる(される)らしいが、どんなもんなんだろうか。

◎…なーんて書いてたら、こんなニュースを発見。
ITmedia:Google、「PowerPointキラー」をこの夏公開へ

ワープロと表計算ソフト「Google Docs & Spreadsheets」を既に公開しており、Webメールサービスやオンライン予定表などとともに「Google Apps」として提供しているが、さらに、リアルタイムでの共有が可能なプレゼン作成機能が加わることになる

へぇ、さすがに業務での利用が出来るかどうかは微妙だけど、こーいうのが「出る」というのは面白そう。
私のストレスが幾分か解消されると良いのだけれど…はてさて。

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