2007/04/26

【Photo Works】DigitalPhotoProfessional Ver3

◎EOSに付属するRAW現像ソフト DigitalPhotoProfessional(DPP)がVer3にバージョンアップしていた。 「していた」というのは、バージョンアップしたことを知らなかったのだw 何の通知も来ないんだもんなー。

◎デジカメ付属のソフトなんぞせいぜい使い物にならない(事実、Picasaの時に書いたがCanon純正のImageBrowserは重過ぎて使い物にならない)ものが多いのだが、DPPに関しては現像・写真編集ソフトとしてはかなり「良い出来」だと思う。 とりあえずサクサクと動いてくれるし、初期現像の色合いもさすが純正と行った感じでカメラでプレビューしている時と同じ色合いになる。
(Picasaは少し淡白に,iPhotoは比較的どぎつい色合いで出る。 それでなくてもRAWは、アルゴリズムの差が出やすい)

◎機能面も結構充実していて、iPhotoやPicasaでは出来ないトーンカーブ調整(輝度・RGB)を含めた一通りの編集機能や(上の画像では使ってないが)ゴミ消しコピースタンプツール等を持つほか、純正の強みとしてカメラ内部の現像パラメータをそのまま使用できる。 露光調整・コントラスト・シャープネスをあとから変更できるのだ。 特に露光はハイライト飛びが起こりやすいD一眼では重宝する。 低め安定、で安直に撮れてしまうのも考えものかもしれないが。

◎で、Ver3の変更点として、主なところは
・表示速度がさらに向上(実際速くなった)
・ツールパレットにダストリダクションの項目が追加され、使いやすくなった
・メイン画面でツールパレットを使用できるようになった
・セレクト編集画面が単体編集画面同等になり、複数画像を一気に編集できるようになった
・メイン画面・セレクト画面でトリミング後の画像を表示するようになった
・ピクチャースタイルファイルが変わった(機種別が統合された)
といった感じ。

◎特に便利なのはセレクト編集画面の強化で、これまで単体編集とメイン画面を行き来しながら複数画像の処理を行っていたのが、一つの画面で行えるようになった。 またメイン画面でツールパレットによる編集ができるようになったのも大きい。
RAWで撮った場合、基本的には色が淡白過ぎて、「ネガとして保存しておく」にしても一定の編集をかけておきたい…その際に撮影した全ての写真に対して…場合が多いが、専用ダイアログを呼び出していた旧バージョンよりもはるかに使い勝手が上がっている。

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