2006/06/06

【Camera】「SONY」で「α」

◎ソニーブランド初となる一眼レフデジタルカメラ「α100」と、ソニーブランドの交換レンズ郡が発表された。
言わずと知れたミノルタαの直系で、レンズマウントはαのそれを引き継いでいる。

◎価格はボディで10万円前後と、エントリーモデルにしては少し高いが、1020万画素APSサイズCCDや、撮像素子シフト式の手ブレ補正、目線入力型AF等の付加機能を考えると比較的安価と考えても良いかもしれない。
ノイズリダクションやローパスフィルターにも力を入れているらしいが、このへんは最近は当たり前の機能なので特に目新しいものではない。
なお、記録メディアはCFカードだが、アダプタ経由でメモリースティックDUOも使用できる。 むしろ、メモリースティックオンリーにならなかっただけ良かったと考えるべきだろうか。 SONYならやりかねない…

◎レンズに関しては、、高級レンズにはカールツァイスの名を使用しているがあくまで共同開発でありツァイスがどこまで介入しているかはよく分からないし、普及価格帯のレンズに関しては旧ミノルタ開発陣が加わっているのだろうか? SONY自体がカメラレンズというか光学危機全般にそれほど強いという印象を持たないし…

◎そして何より気になるのが品質関係である。俗説にしては信憑性の高いソニータイマー(笑)の心配ももちろんだが、SONYから供給されたCCDでニコンD200が縞模様問題を起こしてどえらい騒ぎになっていたりする。
そういえばサイバーショットは中国で販売停止を食らったっけ。
SONYのブランドを冠するということは、当然ながらそういったリスクも冠する可能性があるということだ。
はたしてこれが斜陽化するSONYの起爆剤になるかどうかは、これからどうなるか、という事なのだろう。
とりあえず私はKDN買ったばっかりだし、α系の操作系があまり好きになれなかったのだが。

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