2006/06/17

【Diary】曹洞宗

◎私から見て遠い遠い親戚の法要があり、神奈川:鶴見にある曹洞宗大本山 総持寺に行ってきた。
鶴見大学を敷地の一部とする、超々巨大なお寺である。
ちなみにここには石原裕次郎や芦田均、大西瀧治郎(第二次世界大戦の海軍中将。 神風特別攻撃隊の生みの親と言われる)といった著名人の墓も祀られている。

◎写真を撮ってこなかった(まさか喪服着てカメラ振り回すわけにもいかず…)のでリンク先の画像とこれをサテライトモードで見て欲しいのだが、とにかく巨大な寺院だ。
今日の気温は25度を超え、真っ黒の喪服で山門をくぐると険しくは無いがダラダラと長い坂道が続き、とにかく暑い。
そして広大な敷地の中に巨大な建造物が並び、さすが曹洞宗大本山の風格を持っている。

◎で、法要なのだがこれがまた巨大な本堂で行われ、僧侶の数は49人を軽く超えているだろうか。 これは別に盛大な法要というわけではなく、ココで法要をやるとこういうスタイルになるようだ。
(私は曹洞宗の法要は初めて体験する)
と、何やら読経しながら僧侶たちが立ち上がったかと思いきや、全員で行列を作り、渦巻きを作るように歩き回りながらお経を唱え始めたではないか!! これは正直腰が抜けるかと思った。 文字ではなかなかその異様さが伝わらないが、僧侶たちがせわしく走り回りながらお経を唱え、本堂は40人からの僧侶が走り回る音とドップラー効果の利いたお経で満たされる。
これは、現代で言うところのトランスミュージックの原型か?w

◎まぁ他にも鳴り物(おりんに梵鐘に巨大な木魚に…)がやけに多かったり、何かと修行僧が走り回ってたり、経典を運ぶ動作が異様に型式ばっていたりと、とにかく儀式的な雰囲気が強く、ちょっと圧倒されてしまった。
曹洞宗だからそうなのか、大本山だからそうなのか、不明だが…
もし機会があったら、総持寺の本堂を覗いてみるといいだろう。

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