【Diary】蘇州5日目:おねーちゃん
◎おねぇちゃん,と言っても飲み屋のオネーちゃんの話ではない. 仕事の話である. 出張先の工場は昼夜勤合わせて5000人程度の従業員がいるのだが,その8割近くは10代~20代の女性である. 工場内はオネーちゃん(しかも大体同じ髪型)の群れとなり,特に昼飯時や退勤時は通路が黒山の人だかり,と言うか蟻塚のような状態になる. そりゃぁこれだけ人がいれば大量生産もできるよな… と納得する.
◎で,今の仕事をやるにあたっての実作業要員として製造ラインから3人ほどおねぇちゃんを借りているわけだが, 言葉が通じない(英語も理解できない)レベルの子たちなので最初は3人とも特に個性も何も無かったのだが お互いの存在に慣れてくると結構,個性が見えてくる.
◎我々の間では3人を識別するために,「メガネちゃん」「パンツちゃん」「でっかい子」と愛称をつけている. まずメガネちゃん. もちろんメガネをかけているのでこの名前なのだが,この子は兎に角仕事が速い. 細かく見ると結構雑なのだが,結果をいち早く出すと言う意味では非常に早く,もくもくと作業をするタイプ. 物静かなタイプのようで,仕事の手が空くと仕事場でじっとしている. しかし休み時間には自前のMP3プレーヤーで何か音楽を聴いているようなので,まぁ,そういう系統の子なのかも.
◎パンツちゃんは,しゃがむとパンツが見えるのでその名がついた. ちょっと倉木舞衣に似ている. 元来お喋り好きなのか,何かこちらに意図を伝えようとするとジェスチャーや現地語を駆使(されても困るけど)して何かを伝えようとする. 仕事のスピードはそこそこなのだが細かいところに気がつくらしく,放っておくと何か手を動かしている. またリアクションも大きく,紙鉄砲爆弾を食らわしたところ大笑いしていた.(んなことするなよ)
◎そしてでっかい子は,見た目がボーっとしている感じでその実結構ボーっとしていて,ちょっと仕事は遅い. まだ仕事で組んだ事が無いのでどういう子かよくわからないが,とりあえず試験室の外でボーッと立っているのはよく見かける. ただ,私を見ると微笑んでくる(メガネは無表情)ので,1日仕事すればいろいろ見えてくるかもしれない.
◎さらに週明けからは4人追加されてかなりの規模での試験になる. さて,追加分のおねーちゃんたちはどんな個性があるのかな.
まぁおねーちゃんの個性なんぞ知らなくても普通に仕事はできるのだが,どうせこんな機会だからそんなことをして楽しんでいる.
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