2006/08/09

【Computing】 Mac OS X 10.5「Leopard」

WWDC2006においてMac OS X Leopardが発表された. 当初来年1月頃のReleaseと言われていたと記憶していたが,どうやら来年春ぐらいになりそうだ.
今後どうなるかは解からないが出す出すといいつつスケジュールが延び延びになりコア技術すら削る羽目になっているどっかのOSよりは信頼が出来るだろうなぁw

◎今回のプレビューは「ちょい見せ」といった感じで、機能面で出回っている情報は少ない,新規機能はシステム復元機能のTimeMachine,仮想デスクトップのSpaceの二つのみで,あとはDashboard/Spotlight/Mailの機能強化やBootcamp/Frontrow/PhotoBoothの標準搭載といったところ。
これだけ見ると現行Tigerからの変更点はそれほど多くないのだが,根幹的なところで何気に一番大きな変更点がIntelアーキテクチャへの64bit対応ではないだろうか. これでPowerPC版から劣っていた部分が解消される.
(PowerPC版はTiger時点で64Bit化していたが,Intel版は32Bitになっていた)

◎といっても現行ラインナップでIntel 64アーキテクチャを満たせるのは今回発表になったXeon搭載Mac Proのみだが、Leppardのリリース時期ごろにはiMac/MacBook・MacBook ProのCore 2 Duo化が進むと思われる。(さすがにMac MiniがCore2するかどうかは・・・CPUのラインナップ次第かな?)
いまいち盛り上がりに欠ける夏のApple新製品情報ではあったが、Leopardの(ほとんど触れられなかった)64BIt化については明るい展望が見えてきている感じがする。

◎ところでMac OS Xって、メジャーバージョンアップのたびにパフォーマンスアップと言うか速度向上が図られているそうな。
メジャーバージョンアップ(どころか、アップデートパッチの適用)をするたびに速度が落ちていくどっかのOSとは正反対ですなぁ・・・

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

>Mac OS Xって、メジャーバージョンアップのたびにパフォーマンスアップと言うか速度向上が図られている

私は家で10.1から使ってますが、確かに段々軽くなってますね。10.3までは同じマシンで使っていたので、確かだと思います。
軽くなっているのはいいことですが、最適化の余地もあったんでしょうね。まあ初期ver.はそれだけ最適化されてなかったと言うことでもあるわけです。
OSXが出た頃に店頭でいじった10.0.4は酷かったです。店頭マシンってことは最新機のはずなのに、Finderのメニューですらクリックしてしばらく間があってから反応するくらいでした。
Windowsは互換性が足枷になっているのでしょうね。数多くのハード、ソフトに対応しなければならないのは確かに大変でしょう。公取に睨まれる程の大きなシェアと引き替えの宿命です。vista進行状況報告の度に機能が減っていくのを見ると、一体何のためのOS ver.upなのか判らなくなってきます。
延期、延期、又延期。本当に発売される日は来るんだろうか?どっかのエロゲーじゃないんだから。

Unknown さんのコメント...

お、体験談乙っす

>機能が減っていく
それでなくてもMSのVistaサイトを見ていて、いったいVistaの機能がユーザに何をもたらすのかが概念的でよくわからんのです。
市場がかなり飽和して「別に2000でも(XPでも)ええやーん」と思っているユーザも多いだろうに、それらを(言葉は良くないが)「釣る」ための機能がどんどん削られてしまって…一体Vistaって何? ただUIが重くなっただけのOS? って感じがしてしまうわけで。

まして
>延期、延期、また延期
機能は削られ、ユーザは待たされ… 典型的な「ダメ製品」の道を歩んでいる気がします。
少なくとも、日程が延びているということは「機能実装している時間が無いから機能を削りました」と言う理由じゃないだろうし。
基礎設計や実装に不具合があったか、もともとも仕様にムチャがあったか…